悪役令息に転生したから断罪ルート回避しようとした結果、王太子殿下を溺愛してる

琥月ルル

文字の大きさ
64 / 80

63.ハネムーン【9】♡

しおりを挟む
エドワードがシーツにつけていた背中を仰け反らせ、浅い呼吸を繰り返す。一粒の涙が瞳の端から零れて、ほろりと頬を伝っていく。
綺麗な顔を涙と汗でぐちゃぐちゃにしながら泣き喘いでいる姿もハッとするほど美しくて、俺は無意識のうちに獲物を狙う鷹のような目つきをしていた。

「はっ♡あぁっ、あぅっ♡あっ、ひっ……♡あ、あぁっ……♡」

バキバキに勃起したペニスを入口まで引き抜き、甘えるみたいに吸いついてくる媚肉を擦り上げながら、ぱちゅんっ♡と奥まで貫くという動きを何度も繰り返しているうちに、ぴくぴくっ♡とエドワードの下腹部が痙攣し始める。

「あっ♡おなか、へんっ……♡や、あっ♡だめ、なんか、きちゃっ……♡ひっ、あぁっ、くるっ♡へんなのきちゃうっ……♡」
「ふふ、可愛いね……怖がらなくて大丈夫だよ。ナカだけでイけそうなのかな?おなかのなか、気持ちいいのに集中してごらん。大丈夫、俺がいるからね」

一回り小さな彼の手を、ぎゅっと恋人繋ぎにして優しく握る。
とろりと蕩けたアイスブルーの瞳を覗き込んで微笑みかけると、彼は感じ入るように「あっ♡」とひどく無防備な嬌声を零した。

「ひっ、やらっ……♡だめ、りあむっ♡イく、イく、イぐっ……♡ひ、~~~~~っ♡」

そのまま腰を引いてゴリゴリッ♡と勢いよくしこりを擦り上げ、ばちゅんっ♡と結腸のくちびるに先端を押しつけると、エドワードは大きく体を震わせて絶頂を迎えた。
それと同時にナカがぎゅうっと締まり、柔らかな媚肉にペニスをしゃぶられて、思わず唇から低い呻き声が漏れる。

「ん、はっ……気持ちいい……エディ、俺も、もうイきそっ……」

俺は甘美な締めつけに抗うことなく、ぐぐっ…♡と深く腰を押し込んだ。
びくんっ♡とペニスが震えて、結腸のくちびるに優しく口付けた先端から熱い白濁がほとばしる。

「んっ、はぁっ……♡あ、んんっ……♡」

俺は胎の奥に種を植え付けるように、ねっとりと腰を回した。
ゆるやかな律動とともに胎内に塗り込まれる精液の感触に、エドワードは白い肌を桃色に染めながら感じ入っている。
俺たちは言葉もなく、ただ見つめ合って微笑みを交わし、どちらからともなく唇を重ねた。上唇を啄むように柔く食み、下唇に甘噛みしてからしっとり吸いつくと、彼は吐息だけで微笑んで俺のうなじを優しく撫でる。

「愛しているよ、俺の可愛いエディ……あぁ、あなたのこんなに可愛い姿、絶対に誰にも見せたくない」
「ふふ……私も愛しているよ、リアム。私たちは生涯を共にする伴侶だ。私は君だけのエディで、君は私だけのリアムなのだから、そんな嫉妬しなくていいのに。可愛いな……そういうところも大好きだよ」
「ちょっと恥ずかしい気もするけど、嬉しいな。俺も、あなたの可愛らしいところもカッコよくて男前なところも何もかも全部大好きだから……」

へにょんと眉を下げて照れ笑いをしながら、俺はエドワードの少し汗ばんで額に張りついた前髪を優しく撫でつけた。
事後特有の気だるい雰囲気のなかで、唇がくっつきそうな距離で愛を囁き合い、ゆったりとピロートークを楽しむ。
ほどよいところで蕩けた胎内からペニスを抜き、互いの体にサッと洗浄魔法をかけて清めた。
さっぱりとした彼の体を腕の中に抱き込み、額や頬に口付けてから唇に触れるだけのキスをする。
今日は日中もたくさん動いたからか、おやすみと言い合って目を閉じると、あっという間に睡魔がやって来た。
しおりを挟む
感想 37

あなたにおすすめの小説

【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる

路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか? いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ? 2025年10月に全面改稿を行ないました。 2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。 2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。 2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。 2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。 第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。

だから、悪役令息の腰巾着! 忌み嫌われた悪役は不器用に僕を囲い込み溺愛する

モト
BL
2024.12.11~2巻がアンダルシュノベルズ様より書籍化されます。皆様のおかげです。誠にありがとうございます。 番外編などは書籍に含まれませんので是非、楽しんで頂けますと嬉しいです。 他の番外編も少しずつアップしたいと思っております。 ◇ストーリー◇ 孤高の悪役令息×BL漫画の総受け主人公に転生した美人 姉が書いたBL漫画の総モテ主人公に転生したフランは、総モテフラグを折る為に、悪役令息サモンに取り入ろうとする。しかしサモンは誰にも心を許さない一匹狼。周囲の人から怖がられ悪鬼と呼ばれる存在。 そんなサモンに寄り添い、フランはサモンの悪役フラグも折ろうと決意する──。 互いに信頼関係を築いて、サモンの腰巾着となったフランだが、ある変化が……。どんどんサモンが過保護になって──!? ・書籍化部分では、web未公開その後の番外編*がございます。 総受け設定のキャラだというだけで、総受けではありません。CPは固定。 自分好みに育っちゃった悪役とのラブコメになります。

【完結】転生した悪役令息は、お望み通り近付きません

カシナシ
BL
「お前など、愛す価値もない」 ディディア・ファントム侯爵令息が階段から落ちる時見たのは、婚約者が従兄弟を抱きしめている姿。 (これって、ディディアーーBLゲームの悪役令息じゃないか!) 妹の笑顔を見るためにやりこんでいたBLゲーム。引くほどレベルを上げた主人公のスキルが、なぜかディディアに転生してそのまま引き継いでいる。 スキルなしとして家族に『失敗作』と蔑まれていたのは、そのスキルのレベルが高すぎたかららしい。 スキルと自分を取り戻したディディアは、婚約者を追いかけまわすのを辞め、自立に向けて淡々と準備をする。 もちろん元婚約者と従兄弟には近付かないので、絡んでこないでいただけます? 十万文字程度。 3/7 完結しました! ※主人公:マイペース美人受け ※女性向けHOTランキング1位、ありがとうございました。完結までの12日間に渡り、ほとんど2〜5位と食い込めた作品となりました!あああありがとうございます……!。゚(゚´Д`゚)゚。 たくさんの閲覧、イイね、エール、感想は、作者の血肉になります……!(o´ω`o)ありがとうございます!(●′ω`人′ω`●)

悪役令息の伴侶(予定)に転生しました

  *  ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。 BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃がはじまる──! といいな!(笑) 本編完結済、ロデア大公立学園編、はじめました! 本編のあと、恋愛ルートやおまけのお話に進まずに、すぐロデア大公立学園編に続く感じです。 きーちゃんと皆の動画をつくりました! プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。 本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけです! 名前が  *   ゆるゆ  になりました。 これからもどうぞよろしくお願い致します! 表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。

余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない

上総啓
BL
ある日トラックに轢かれて死んだ成瀬は、前世のめり込んでいたBLゲームの悪役令息フェリアルに転生した。 フェリアルはゲーム内の悪役として15歳で断罪される運命。 前世で周囲からの愛情に恵まれなかった成瀬は、今世でも誰にも愛されない事実に絶望し、転生直後にゲーム通りの人生を受け入れようと諦観する。 声すら発さず、家族に対しても無反応を貫き人形のように接するフェリアル。そんなフェリアルに周囲の過保護と溺愛は予想外に増していき、いつの間にかゲームのシナリオとズレた展開が巻き起こっていく。 気付けば兄達は勿論、妖艶な魔塔主や最恐の暗殺者、次期大公に皇太子…ゲームの攻略対象者達がフェリアルに執着するようになり…――? 周囲の愛に疎い悪役令息の無自覚総愛されライフ。 ※最終的に固定カプ

転生したら同性の婚約者に毛嫌いされていた俺の話

鳴海
BL
前世を思い出した俺には、驚くことに同性の婚約者がいた。 この世界では同性同士での恋愛や結婚は普通に認められていて、なんと出産だってできるという。 俺は婚約者に毛嫌いされているけれど、それは前世を思い出す前の俺の性格が最悪だったからだ。 我儘で傲慢な俺は、学園でも嫌われ者。 そんな主人公が前世を思い出したことで自分の行動を反省し、行動を改め、友達を作り、婚約者とも仲直りして愛されて幸せになるまでの話。

【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします

  *  ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!? しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です! めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので! ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)  インスタ @yuruyu0   Youtube @BL小説動画 です!  プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです! ヴィル×ノィユのお話です。 本編完結しました! 『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました! 時々おまけのお話を更新するかもです。 名前が  *   ゆるゆ  になりました。 これからもどうぞよろしくお願い致します! 表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。

【完結】流行りの悪役転生したけど、推しを甘やかして育てすぎた。

時々雨
BL
前世好きだったBL小説に流行りの悪役令息に転生した腐男子。今世、ルアネが周りの人間から好意を向けられて、僕は生で殿下とヒロインちゃん(男)のイチャイチャを見たいだけなのにどうしてこうなった!? ※表紙のイラストはたかだ。様 ※エブリスタ、pixivにも掲載してます ◆この話のスピンオフ、兄達の話「偏屈な幼馴染み第二王子の愛が重すぎる!」もあります。そちらも気になったら覗いてみてください。 ◆2部は色々落ち着いたら…書くと思います

処理中です...