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「友人の彼女を不快にさせた罰として、ワッフルの料金ください」
これです、とレシートを教授の目の前におけば、その値段を見て顔をひきつらせた。
「何とまぁ、今のワッフルってこんなにすんのか?」
「スペシャルですからね。彼女の機嫌直すのに使った額です。ください」
「えー何で俺が?」
「教授のせいだからですが、何か?」
ほら出してください、と教授にレシートを見せながら言っていたら、ノックの音がした。
「お?誰だ?こんな朝早くに」
「はーい、どうぞ」
外に向かって声をあげ、レシートはしっかりと教授の胸元へ押し付けた。
「失礼します」
えぇ?!と後ろから声がした気がするけど、気にせず研究室に入ってきた人物を確認すると、そこには学内で行われたミスコンで優秀賞を取ったらしい女子生徒がそこにはいた。
まさか教授に用だろうか。
「嶋貫先生いらっしゃいますか?」
「俺?」
まさかの俺に用とか何だ?
「はい………」
何故かもじもじとし始める女子生徒に、それを見てニヤニヤし出す教授。
「あ、あの……少しだけ、お時間、良いですか?」
これです、とレシートを教授の目の前におけば、その値段を見て顔をひきつらせた。
「何とまぁ、今のワッフルってこんなにすんのか?」
「スペシャルですからね。彼女の機嫌直すのに使った額です。ください」
「えー何で俺が?」
「教授のせいだからですが、何か?」
ほら出してください、と教授にレシートを見せながら言っていたら、ノックの音がした。
「お?誰だ?こんな朝早くに」
「はーい、どうぞ」
外に向かって声をあげ、レシートはしっかりと教授の胸元へ押し付けた。
「失礼します」
えぇ?!と後ろから声がした気がするけど、気にせず研究室に入ってきた人物を確認すると、そこには学内で行われたミスコンで優秀賞を取ったらしい女子生徒がそこにはいた。
まさか教授に用だろうか。
「嶋貫先生いらっしゃいますか?」
「俺?」
まさかの俺に用とか何だ?
「はい………」
何故かもじもじとし始める女子生徒に、それを見てニヤニヤし出す教授。
「あ、あの……少しだけ、お時間、良いですか?」
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