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弐:朝起きてみたらゼンタイ姿のようになっていた件

6.変態途中!

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 私は思わず顔をそむけてしまった。今の私は真っ赤な人型という恥ずかしい姿をしていても人間の娘の心は残っていたから。でも、男のアソコを私が受け入れたことはもう何度もあったけど。だから初見ではないけど隆治のアソコは・・・

 「これって、つまりは・・・?」

 「そう、俺も玲ちゃんと同じになるわけ・・・」

 「そうなの?」

 「たぶん・・・」

 「やっぱり私もそんな風に変わっていったのかしら?」

 「そう思うよ、たぶん」

 「寝ている間だったから気が付かなかった・・・」

 「ちょっと見てみる?」

 「嫌だけどそうする!」

 隆治のアソコがある腰から下は真っ青なゼンタイに浸食されているような感じになっていた。皮膚の上にアメーバーのようなものが憑りついて組織を改変していたのだ。改変が終わったところは私と同じようなゼンタイみたいな体表になっていた。

 「なんだか、綺麗だね。触ってもいい?」

 私は友人にしか見ていない隆治のアソコを臆することなく触り始めた。その触り心地はよかった。これが噂で聞いたゼンタイフェチの醍醐味なんだと勝手に理解していた。そんな悦に入っていたら隆治がこんなことを言い出した。

 「お願いだけど、スマホかデジカメでも良いから俺がゼンタイ人間化する様子を撮影してもらえない?」

 「へえ? なんのために?」

 「そうすれば玲ちゃんが元の姿に戻れる方法がわかるかもしれないから!」

 「そお?」

 そう言われたけど、私の心の中に恐ろしい思いが芽生えているのに気付いていた。もう人間に戻りたくない! この姿でいたい! と。私の精神は侵されているようだった。でも隆治の頼みは聞くことにした。

 私はスマホで隆治の変化を記録することにした。隆治は着ているものを全て脱いだが、ヘソから下と膝から上がすっかり真っ青になっていた。傍から見るとスパッツを穿いているようにみえるのだが、実際はゼンタイのようにアメーバに覆われていた。

 「それにしても隆治のオチンチンのサヤって大きかったんだね、気が付かなかったわ」

 隆治のアソコは真っ青な棒に変貌していた。それはスポイラーかなんかの部品にしかみえなくなっていた。有機物のはずなのに既に無機質な性質に変化しているようだった。

 「関心するのはそこなんか玲ちゃん? 結構エッチな娘だと思っていたけど」

 「そんなことを思っていたの隆治君?」

 「そうだよ! でも、いまはもっとエッチに感じるぞ! 声はそのままだけどイヤラシイよボディラインが露わになっているぞ!」

 「しかたないでしょ! こんな姿になりたくってなったんじゃないんだよ! でも気持ちいいわよ!」

 「気持ちいい? その姿が」

 「ええ! もうすぐわかるわよ、あなたも」

 そう言ってなぜか私は隆治の下腹部に頬ずりしていた。
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