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あの夏の日へ
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道の駅を出発するとひたすら暗い夜道だった。国道を北上しているが、道幅は広くても右へ左へとカーブがあって起伏があった。それに対向車も時々しかなく、時々民家があってもすぐ明かりは見えなくなるので。ほどんど真っ暗な空間にいるような感覚だった。
途中で大きなループ橋があって下りだしたかと思うと、突如国道から横道へといった。そこは狭い対向車が離合できそうもなさそうな道であったが、それでも県道のようだった。新幹線を降りてから二時間近くたった午前零時近くになって目的地についたようだった。
そこは山奥らしいが、目の前に川があるようでせせらぎの音が聞こえていた。そこはまるで限界集落もしくは消滅集落のようだった。その集落の一軒家の前で止まった。智子は「チップも含まれます」といって二万円を渡していたが、千佳が知っている母はいつも金欠だったのに、そんなことをするのが信じられなかった。
「千佳ちゃん、お疲れ様ね。ここに来てくれて」
案内された家は比較的大きな農家であったが、そこには他に誰も居なかった。
「ここって、いったい?」
「ここはね、映画の撮影の時に宿舎として使っていた家だよ。ちょっと前まで空き家だったけど、今は私のものよ」
「私のもの? いつのまに?」
千佳の頭は疑問だらけだった。いろんなことを聞きたかったけど智子にこういわれてしまった。
「今日は遅いから早く寝ましょう。明日またね」
疑問の解決は明日まで待たないといけないようだと思う千佳だった。
途中で大きなループ橋があって下りだしたかと思うと、突如国道から横道へといった。そこは狭い対向車が離合できそうもなさそうな道であったが、それでも県道のようだった。新幹線を降りてから二時間近くたった午前零時近くになって目的地についたようだった。
そこは山奥らしいが、目の前に川があるようでせせらぎの音が聞こえていた。そこはまるで限界集落もしくは消滅集落のようだった。その集落の一軒家の前で止まった。智子は「チップも含まれます」といって二万円を渡していたが、千佳が知っている母はいつも金欠だったのに、そんなことをするのが信じられなかった。
「千佳ちゃん、お疲れ様ね。ここに来てくれて」
案内された家は比較的大きな農家であったが、そこには他に誰も居なかった。
「ここって、いったい?」
「ここはね、映画の撮影の時に宿舎として使っていた家だよ。ちょっと前まで空き家だったけど、今は私のものよ」
「私のもの? いつのまに?」
千佳の頭は疑問だらけだった。いろんなことを聞きたかったけど智子にこういわれてしまった。
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疑問の解決は明日まで待たないといけないようだと思う千佳だった。
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