やっと出来た彼氏がゼンタイフェチだったので私もゼンタイフェチになることにした。

ジャン・幸田

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4.ゼンタイ初体験

27.ゼンタイ初体験.1

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 ミチルと私はほぼ一回り位年齢が離れていたけど、登録していた派遣会社から同じ時期に勤務を始めたので同期入社みたいなものだった。しかもミチルは女らしい風貌で、二人ともほぼ同じぐらいの年齢と見られる場合もあった。しかも、何故か気が合うのでごく普通に職場で付き合っていた。

 ただ、それは職場だけのことでプライベートでの付き合いがなく、どこで暮らしているのか知らなかった(実家で両親と三人暮らしというのは知っていたけど)し、休みの日は何をしていて趣味はなんなのか、そう言った事は知らなかった。なのに、いま私は彼女と接点を持ってしまった。チャイちゃんとニャイとして! でも私ってなんて似たようなニックネームをつけてしまったんだろう・・・

 私はミチルことチャイちゃんに案内され、狭いロッカーに案内された。ここは「我楽多」の数少ない女性専用の着替え場だった。そこでチャイちゃんは服を脱ぎ始めた。

 「なにボーとしているの? 今日は見学だけではないんでしょ」

 「そうだけど・・・」

 後で聞いた話では、ゼンタイというものはどんなものかを知るために、最初のうちはゼンタイ姿の男女を見学するだけというコースもあったようだけど、そんなの聞いていなかったので、もう着るしかなかった! もっとも、彰いやチャオと同じになろうと決心していたのでそんな選択肢なんかなかったけど。

 「あなた、付き合っているんでしょチャオさんと! なんかおかしいと思っていたけど彼ってあの人だったので。本当に分からないもんだね。ゼンタイフェチの男にあなたのような女が惹かれるとはね」

 チャイちゃんの言葉が突き刺さったけど、おかしなことに気付いた。じゃあどうしてチャイちゃんがここにいるんだよ!

 「それは・・・わたし知らなかったのよ! 彼がゼンタイフェチだったなんて」

 「そうなんだあ。でもゼンタイフェチだと知っていたらあなたどうしたの?」

 「それは・・・」

 私は言葉に詰まってしまったけど、そういえば私って彰という表の顔に惚れたので付き合い始めたけど、もしチャオというゼンタイフェチと知っていたらどうなっていたのかな? もっとも、そんな接点が生じる事なんてありえなかったかもしれないけど、それは神様の気まぐれによりけりじゃないのかしらん?

 「そうそう、私にはねえ彼氏がいるんだから! 同じ通信制大学に通う人なんだけど、私は彼に私がゼンタイフェチ女なんて話できていないから、チャオさんは羨ましいわねえ。こうして彼女が付いてきてくれるから」

 そう言っている間にチャイちゃんは下着を脱ぎ始めてしまい、生まれたままの姿になってしまった!
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