やっと出来た彼氏がゼンタイフェチだったので私もゼンタイフェチになることにした。

ジャン・幸田

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6.金色夜会

異形な人たち

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 金色夜会は仮装パーティーのようなものだった。仮装すれば入場料が半額になるし、それに普段出来ない過激なコスプレが許されるからだ。もっともある意味「常識」の範囲内であるけれど。

 だからゼンタイはまだ大人しく感じる方だった。怪獣の着ぐるみやラバースーツ、美少女着ぐるみやロボットスーツを着ている者、なかにはどこの国か分からないけどなんかの民族衣装(大昔の漫画であった、そうジャングル大帝レオに出たような)を着用している者もいた。とにかく、カオスのようだった!

 そんなわけで私はゼンタイに着替えたけど、さっきのヒョウ柄ゼンタイは借り物だったけど、今度もチャイちゃんから借りた青と赤のストライプのゼンタイを着ていた。こんなことしなくても良いように今度自分のゼンタイを購入しよう、出来れば特注で納得できるものを!

 そう、私は本当に自分のゼンタイが欲しくなっていたのだ。それでいろんな事をしてみたいと。ゼンタイですることといえばスリスリしたりチョメチョメしたりするほかにも、コスプレとして使う場合があると聞いたからだ。

 賛否があるようだけど、人によっては大自然の中でゼンタイのある風景写真といったものを撮影する人もいるということだったので、被写体は無理でも撮影しているところを見てみたいと考えていた。

 それはともかく金色夜会はどちらかといえばフェチのイベントだったようだ。私はこんなフェチですといったことをカミングアウトする人がいたり、また様々な衣装をまとっていたり、女装子の人がいたりと人物観察をしたら飽きそうになりそうもないほど楽しい所だった。

 でも、こんな風に真夜中に起きているのはあまりないので眠たくて仕方ないのでウトウトしていた。すると突然起こされた!

 「ニャイちゃん、ちょっとアチャ君とやってほしいことがあるんだよ。こっちに来てくれないかな?」

 そういって案内された先には大きなビニール袋と掃除機のようなモノを持ったゼンタイ姿の男女がいた。その中にはチャイちゃんもいた。

 「こちらはねえ、ゼンタイフェチ界の長老みたいな方なのよ。今日は試作のバキュームベットを用意してくれたのよ。このバキュームベットって大型化したから二人同時に入れるんだけど、折角だからゼンタイのカップルと入れたいという事だから」

 私はバキュームベットとは何の事なの? そんなクエスチョンマークで頭がいっぱいになっていた・
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