81 / 91
4
しおりを挟む「ぅあ、あ。ひぁ、あぁ、あぁあ!」
内壁が逆らって摺られ、露希は誠の手をきつく握った。
ぎりぎりまで引き抜かれ、また中に押し挿れられる。
「んあッ! あぁあん!」
抽挿は次第にテンポよく速まり、露希は啼くようになってきた。
「あ、はぁ、あ。あぁ、んッ! あぁッ、あぁッ、あぁあ!」
「露希。……露希ッ!」
「あぁ、誠さん。まこ、と、さぁあんッ!」
互いを呼び合い昇りつめ、何度も何度でも精を吐いた。
何度イッたかも、解らない。
愛する人との交歓を、ただひたすらに貪った。
「はぁ、あ。ひぅ、ふぅ、うぅ、んぅう……」
失神寸前の露希から、誠は引き抜いた。
腹に収まり切れなかった精が、とろとろとシーツに流れ出る。
誠は、脱力して動けない露希に、口移しで水を飲ませた。
体をきれいに拭き清め、そっとパジャマを着せてやった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
33
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる