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第6話 デイジー、美少年に遭う
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美少女改め、美少年の名前を聞き、デイジーは驚愕した。クロでさえ目をまるくしている。
「る、る、る」
「?」
ルーファスはデイジーの変化に小首をかしげた。サラサラの髪の毛がサラリと流れるのさえ美しい。
「ル…、ルーファスくんっていうのか~!かっこいい名前だね~!」
デイジーは全力で面の皮を厚くした。
ルーファス・カレイドス。大賢者。氷帝。エンドタイム(終わりの時間)。氷の悪魔。怪物。二つ名は数あれど、とにもかくにもデイジーを5000回は殺している人物だ。
恨みがないといえばウソになる。痛かったし。
絶対勝ってやると闘志を燃やしたこともあった。
その憎き相手の子供時代が、今目の前にいるこの美少年だというのか!?
…言われてみれば、ルーファスって美形だったかも。もうそんなことは超越していたから気にしていなかったが。
いや、まだそうと決まったわけじゃない!たまたま名前がおなじ可能性だって捨てきれない!
デイジーは一縷の望みをかけて聞いた。
「…もしかしてだけど、魔法学園とか通ってる?」
「あ、はい。ユグドラシルに通ってます」
「う、そうか…。おなじ名前の人とかいる?」
「どうでしょう?ルーファスくらいならいるかも。人数多いからわからないけど」
「フルネームで一緒の人は?」
「う~ん、たぶんいないんじゃないでしょうか。なんでですか?」
「い、いや、聞いただけだよ。ちなみに何歳?」
「10歳です!デイジーさんはおいくつですか?」
「じゅ、10歳…」
「へぇ!おない年なんですね!すごいなあ、10歳で店を構えているだなんて!」
「あ、ありがとう…」
確定だ。兄のジェイソンとおなじユグドラシル魔法学園に通っている10歳のルーファス・カレイドス君は、のちの大賢者ルーファス・カレイドスしかいない。
クロが心中お察しするというかのように、頭に肉球を置いた。
「あの…」
ルーファスがモジモジとしている。よく見ると頬もほんのり紅い。
「いやぁ、ルーファス君はホントに美少年だねぇ…」
思わず心の声が漏れていた。美少年の力はとてつもない。自分を5000回殺した男になるとわかっていても、抗いがたい美をデイジーは感じた。
「え、あ、ありがとうございますぅ…」
頭から湯気でもでそうな様子で真っ赤になった。
「100点!!」
デイジーはつい勢いで100点をあげてしまった。
「ばかじゃないの?」
クロが冷ややかに頭に置いた肉球から爪をだした。血抜きでもして落ち着けということかもしれない。
「はは、さっきから肩に乗っているのは精霊ですか?」
「え?」
「すごいですね。魔法使いには精霊がつく稀有な例があると聞いたことがありますが、実物を見たのは初めてです」
「えっ!?クロのこと見えるの!?」
「クロさんっていうんですか?たしかに黒いですよね。まるくて、おでこに宝石がついてて。ぼんやりと見えたり見えなかったりなんですけど、見えますよ。あと、たまにしゃべりますよね。それも聞こえたり、聞こえなかったりですけど…」
デイジーとクロは驚愕して目を見合わせた。
「おいおい、こいつマジか」とクロ。
「はじめてじゃない?」
「おう」
「前から見えてたのかな?」
「そんな素振りはなかったがな」
「てゆーか、クロって精霊だったの?」
「オレも初めて知った」
「あの…そろそろ」
「え?」
見ると、ルーファスは手を見ていた。
つながれた手を。デイジーとルーファスはずっと握手していたのだった。
「あ、ごめ~ん」
「いいえ…」
ルーファスは緊張から解放されたかのようにホッと息をついた。
なんだろう、はっきり言って、このルーファスチョロそうだ。
デイジーはゴクリと生唾を飲んだ。
今なら、今回ならルーファスに勝てるかもしれない。5000回も殺され、一度も勝てなかった相手に。
5000回も殺されているのなら、1回くらい殺してもいいはずだ。
デイジーは自然と前かがみになる。臨戦態勢だ。“理合”はなにもカウンターだけではない。
じりっ、つま先に体重が乗る。
「あはは、女の子と手をつないだの初めてだから、緊張しちゃいました」
ルーファスは照れ笑いを浮かべて言った。
「え?初めてなの?」
意外な言葉にデイジーはつい聞いた。
「はい。汗とかかいてなかったらいいんですけど…」
ルーファスは白手袋が汚れていないか心配しているようだ。
デイジーは気にする必要はないというメッセージを伝えるために、白手袋を嗅いだ。
「うん、いい匂い」
「え」
「ヘンタイ」
ルーファスには絶句され、クロには罵られた。
デイジーは人間関係はむずかしいと思った。
善かれとおもってやったことなのに…。
「…あ、ボク、そろそろ帰りますね。お代はおいくらですか?」
「あ、そう?えーと、そうだな~。う~ん、ごめん、まだ決めてなかったや。だから、お客様第一号ってことでタダでいいよ」
「えっ!そんな、わるいですよ」
「いいの、いいの。ポーちゃん治ってよかったね」
「…はい!ありがとうございます!」
ルーファスはキラキラした瞳で帰っていった。
「…殺るかと思ったよ」
クロがルーファスに手を振っているデイジーに言った。
「う~ん、毒気抜かれちゃったよ。それに、この生でのルーファスはわたしに何もしてないもんね」
「フッ」クロは口の端をあげて笑った。そして「100点だな」と褒めてくれた。
「えへへ」
デイジーはクロの頭に自分の頭を寄せた。
「ポーちゃん可愛かったね~」
「なんだ?嫉妬か?」
「バッカじゃないの」とデイジーは言い、ふたりは笑った。
「それを言うなら、お前はルーファスにデレデレだったな」
「いやぁ、あれはヤバい…」
「まあ、気持ちはわからんでもない」
「ね」
今生でのルーファスはまだまだ可愛い、いや、とても可愛い美少年だった。
美少女だと思っていた時は友達になりたいと思ったが、ルーファスだと知ってから吹っ飛んでしまった。
「まあ、またポーちゃんの口が不調になったらやってくるかな?」
「来るんじゃね?ずいぶん感動してたし」
「そうね。ねえ、クロ。もしかしたら、今生では、ルーファスと友達になれるかもしれないわね」
「フフッ、それはなかなか素敵な考えだな」
「うん!」
ルーファスの小さくなった背中を見送りながら、デイジーは明るい未来に思いを馳せた。
次の日、ルーファスがまたやってきた。
「あれぇ?どうしたの?」
手にはカゴも持っていない。服装も昨日とは違い魔法学園の制服を着ている。ベレー帽がこんなに似合う子もめずらしい。
正装という感じだった。
「あの、お願いがあります」
「え?なにかしら?」
ルーファスは思い切った様子で言った。
「弟子にしてください!」
「はあ!?」
ルーファスはまっすぐに曇りのないキラキラした目を向けてくるのだった。
「る、る、る」
「?」
ルーファスはデイジーの変化に小首をかしげた。サラサラの髪の毛がサラリと流れるのさえ美しい。
「ル…、ルーファスくんっていうのか~!かっこいい名前だね~!」
デイジーは全力で面の皮を厚くした。
ルーファス・カレイドス。大賢者。氷帝。エンドタイム(終わりの時間)。氷の悪魔。怪物。二つ名は数あれど、とにもかくにもデイジーを5000回は殺している人物だ。
恨みがないといえばウソになる。痛かったし。
絶対勝ってやると闘志を燃やしたこともあった。
その憎き相手の子供時代が、今目の前にいるこの美少年だというのか!?
…言われてみれば、ルーファスって美形だったかも。もうそんなことは超越していたから気にしていなかったが。
いや、まだそうと決まったわけじゃない!たまたま名前がおなじ可能性だって捨てきれない!
デイジーは一縷の望みをかけて聞いた。
「…もしかしてだけど、魔法学園とか通ってる?」
「あ、はい。ユグドラシルに通ってます」
「う、そうか…。おなじ名前の人とかいる?」
「どうでしょう?ルーファスくらいならいるかも。人数多いからわからないけど」
「フルネームで一緒の人は?」
「う~ん、たぶんいないんじゃないでしょうか。なんでですか?」
「い、いや、聞いただけだよ。ちなみに何歳?」
「10歳です!デイジーさんはおいくつですか?」
「じゅ、10歳…」
「へぇ!おない年なんですね!すごいなあ、10歳で店を構えているだなんて!」
「あ、ありがとう…」
確定だ。兄のジェイソンとおなじユグドラシル魔法学園に通っている10歳のルーファス・カレイドス君は、のちの大賢者ルーファス・カレイドスしかいない。
クロが心中お察しするというかのように、頭に肉球を置いた。
「あの…」
ルーファスがモジモジとしている。よく見ると頬もほんのり紅い。
「いやぁ、ルーファス君はホントに美少年だねぇ…」
思わず心の声が漏れていた。美少年の力はとてつもない。自分を5000回殺した男になるとわかっていても、抗いがたい美をデイジーは感じた。
「え、あ、ありがとうございますぅ…」
頭から湯気でもでそうな様子で真っ赤になった。
「100点!!」
デイジーはつい勢いで100点をあげてしまった。
「ばかじゃないの?」
クロが冷ややかに頭に置いた肉球から爪をだした。血抜きでもして落ち着けということかもしれない。
「はは、さっきから肩に乗っているのは精霊ですか?」
「え?」
「すごいですね。魔法使いには精霊がつく稀有な例があると聞いたことがありますが、実物を見たのは初めてです」
「えっ!?クロのこと見えるの!?」
「クロさんっていうんですか?たしかに黒いですよね。まるくて、おでこに宝石がついてて。ぼんやりと見えたり見えなかったりなんですけど、見えますよ。あと、たまにしゃべりますよね。それも聞こえたり、聞こえなかったりですけど…」
デイジーとクロは驚愕して目を見合わせた。
「おいおい、こいつマジか」とクロ。
「はじめてじゃない?」
「おう」
「前から見えてたのかな?」
「そんな素振りはなかったがな」
「てゆーか、クロって精霊だったの?」
「オレも初めて知った」
「あの…そろそろ」
「え?」
見ると、ルーファスは手を見ていた。
つながれた手を。デイジーとルーファスはずっと握手していたのだった。
「あ、ごめ~ん」
「いいえ…」
ルーファスは緊張から解放されたかのようにホッと息をついた。
なんだろう、はっきり言って、このルーファスチョロそうだ。
デイジーはゴクリと生唾を飲んだ。
今なら、今回ならルーファスに勝てるかもしれない。5000回も殺され、一度も勝てなかった相手に。
5000回も殺されているのなら、1回くらい殺してもいいはずだ。
デイジーは自然と前かがみになる。臨戦態勢だ。“理合”はなにもカウンターだけではない。
じりっ、つま先に体重が乗る。
「あはは、女の子と手をつないだの初めてだから、緊張しちゃいました」
ルーファスは照れ笑いを浮かべて言った。
「え?初めてなの?」
意外な言葉にデイジーはつい聞いた。
「はい。汗とかかいてなかったらいいんですけど…」
ルーファスは白手袋が汚れていないか心配しているようだ。
デイジーは気にする必要はないというメッセージを伝えるために、白手袋を嗅いだ。
「うん、いい匂い」
「え」
「ヘンタイ」
ルーファスには絶句され、クロには罵られた。
デイジーは人間関係はむずかしいと思った。
善かれとおもってやったことなのに…。
「…あ、ボク、そろそろ帰りますね。お代はおいくらですか?」
「あ、そう?えーと、そうだな~。う~ん、ごめん、まだ決めてなかったや。だから、お客様第一号ってことでタダでいいよ」
「えっ!そんな、わるいですよ」
「いいの、いいの。ポーちゃん治ってよかったね」
「…はい!ありがとうございます!」
ルーファスはキラキラした瞳で帰っていった。
「…殺るかと思ったよ」
クロがルーファスに手を振っているデイジーに言った。
「う~ん、毒気抜かれちゃったよ。それに、この生でのルーファスはわたしに何もしてないもんね」
「フッ」クロは口の端をあげて笑った。そして「100点だな」と褒めてくれた。
「えへへ」
デイジーはクロの頭に自分の頭を寄せた。
「ポーちゃん可愛かったね~」
「なんだ?嫉妬か?」
「バッカじゃないの」とデイジーは言い、ふたりは笑った。
「それを言うなら、お前はルーファスにデレデレだったな」
「いやぁ、あれはヤバい…」
「まあ、気持ちはわからんでもない」
「ね」
今生でのルーファスはまだまだ可愛い、いや、とても可愛い美少年だった。
美少女だと思っていた時は友達になりたいと思ったが、ルーファスだと知ってから吹っ飛んでしまった。
「まあ、またポーちゃんの口が不調になったらやってくるかな?」
「来るんじゃね?ずいぶん感動してたし」
「そうね。ねえ、クロ。もしかしたら、今生では、ルーファスと友達になれるかもしれないわね」
「フフッ、それはなかなか素敵な考えだな」
「うん!」
ルーファスの小さくなった背中を見送りながら、デイジーは明るい未来に思いを馳せた。
次の日、ルーファスがまたやってきた。
「あれぇ?どうしたの?」
手にはカゴも持っていない。服装も昨日とは違い魔法学園の制服を着ている。ベレー帽がこんなに似合う子もめずらしい。
正装という感じだった。
「あの、お願いがあります」
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