霜月は頭のネジが外れている

性描写の探究心

　今更だが、霜月はえっちという事実に気づく。



　このエッセイを読んでる人は既に気づいていたのかもしれない。





　セックスも嫌いじゃない（あんた何言ってんの）




　だから、性描写を書くことに抵抗がなかった。



　書く上で、性への探究心が湧いた。




　そもそもBL小説を読まない。




　BL漫画もえっちなシーンがあるものはほぼ読まない。
　まぁこれはただの趣向。




　その上で、えっちなシーンを書くには知識がない。




　ふむ。




　検索してあらゆるBL知識を取り入れた。




　そこで、気になったこと。濁点喘ぎ。



　ハート喘ぎというものはなんとなく理解はした。



　語尾にハートマークが付く喘ぎ声を書く手法らしい。近年のBLではよく使われるらしいが、好きな人と、嫌いな人にはっきり分かれてしまうとか。



「あっ♡  あっ♡ ぁあっ…♡」って感じでしょうか。



　今、書いて思った。ないな。
　ちょっとかわいいけど。



　濁点喘ぎとは籠ったような声を表現する手法らしい。声の枯れや、突っ込まれた時に使ったりとか。ゴリラ的に感じてしまう人もいるらしく、苦手な人もいるとか。



「ンア゛！！」（？）



　ごめん、イメージできなかった。
　濁点喘ぎ、よく分からないやw




　調べていくと、
　濁点喘ぎや♡喘ぎを使わず、えっちを表現できる小説は張宝されるとか。



　ほぉ。
　使わない方がOKってこと？



　そもそもBL小説読まないから分からんけど、使う、使わない以前に、喘ぎだけ書いておけば、性的描写は成立しているということなのだろうか？



　以前、なろうのコミカライズされた漫画を読んだ。



　おまけで、小説が漫画に記載されており、読んだ。



　小説はなんともお粗末なものだった。



　感想は『会話文しかない』



　誰が何してるのか、どんな表情なのか良くわからない。



　台本を読んでいるかのようで、つまらなかった。



　こんなものがコミカライズされるのか、と思った。その漫画自体も、悪役令嬢ものにしては、面白いと言えるものではなかったが。



　話を戻そう。



　そう、気になった。
　だから見に行ったのだ。アルファポリスの上位のBL小説を。




　ほーーーー。



　会話文しかねぇ！！！



　衝撃。



　ポイントの高い小説ほど会話文のみ。





　え、てことは霜月の小説って重いの？（？）



　R18も見てみた。



　こ、これが♡喘ぎ！！！



　なんだろう、エロくない！！（？）



　俺のクリがどうのこうの、なんとなく描写はあるけど、会話文とぬちゃ♡ぬぷ♡じゅぷ♡じゅぷ♡が基本構成！！！



　如月さんと違う！！！



「あっ♡  あっ♡ ぁあっ…♡」が♡喘ぎかと思ったけど、なんか違った！！



「あ゛ッ～～～～♡イグッ♡♡」的なものだった。



　というか、こんなんでいいの？！



　てか、これ、私書けない！！！
　無理かも！！



　BL小説の壁を感じた瞬間。



　何にエロスを感じるのかは人それぞれ。
　私には上位層のようなBLは書けそうにないと悟る。