17 / 23
第十七話
しおりを挟む
「……何の音かしら?」
昼食後、自身で刺繍を施した花嫁衣装をウキウキで試着していたマリアは、外から聞こえてくる聞き覚えのない音に気が付いて視線を窓に向けた。
ベルガー領では日常的に領民が暇潰しに力比べをしたり、傭兵たちが訓練を行なっていたりするので、人の雄叫びだとかそういうものは何度か聞いているのだが、今聞こえているのはそれとはまったく違う音だ。
金属を打ち鳴らすような音だが、このように大きな音を鳴らすのだから何か意味があるはずだろう。
ローザが首を傾げながら立ち上がり窓の外を見てみても、屋敷の端にあるこの部屋からでは表の様子はよく見えなかった。
ちなみにこの部屋はマリアが王都から持参した花嫁衣装やヴェール、アクセサリー、靴、専用の下着類に至るまでを全て保管しており、マリアの私室とは別に用意された支度部屋である。
壁には他の部屋のように武器の類は飾られておらず、代わりに山羊が草を喰む様子が織り込まれた牧歌的なタペストリーが飾られている。マリアの為になんかちょっと良い感じの可愛いものをとベルンハルトが職人に依頼して作らせたものだ。オーダーがざっくり過ぎて職人は泣いたがしっかり仕上げてくる辺りが職人魂である。
さて、屋敷の中でもこの部屋はほとんど別棟とも言ってもいい位置にあるため、周りの様子がわからず二人は何が起こったのかとお互いに顔を見合わせるばかりだった。
「お嬢様、様子を確かめてまいりますね」
「えぇ、お願い」
姿見で念入りにドレスを確認しているマリアを部屋に残してローザが廊下に出てみれば、何やら本館の方が騒がしい。
元々賑やかな気質のある領民たちではあるものの、子爵邸の使用人たちはよく教育されており、今日までこのような騒がしさはなかった。それがあるから余計に現状が気にかかる。
(何かトラブルかしら)
聞こえる騒めきの種類が良くないもののような気がして、ローザは一刻も早く状況を確認せねばと淑女としてはしたなくない程度の早足で廊下を進んだ。
ちょうど昼食が終わったばかりというタイミングである。
食事のために食堂へ行っていた間に支度部屋の掃除も終わり、食後のお茶を支度部屋に持って来てもらった直後だったのでマリア付きの使用人は皆一時的に出払っていた。
それでも本館の広間か、使用人たちが使う使用人ホールに行けば誰かしらいるはずだ。
あまりマリアを一人にしておきたくはないことも気を焦らせ、勢いよく廊下の角を曲がったローザは反対側からやって来たらしい人物と思い切りぶつかって尻餅をついてしまった。
「きゃっ!」
「うわぁ!」
「わ、若様!」
「若様、ご無事ですか」
幾つかの声が同時に上がり、ローザがぱちりと目を瞬かせるその視線の先には、自分と同じように尻餅をついている青年がいた。
青年は驚きに目を丸くしていたが、ローザの姿を視認すると慌てて立ち上がって手を差し出した。
「大変失礼致しました、レディ。お怪我は」
「いえ、大丈夫ですわ。こちらこそ失礼致しました」
ちょっとした仕草が宮廷風であるのを見て、目の前の青年がベルガー領の人間ではないと察する。おそらくは王都に長くいたのだろう。
彼の後方には初老の男性と若い男性の二人の従者が控えていたが、彼らはそれぞれ何やら包みを持っており、咄嗟に主人を助け起こすことが出来なかったらしい。
青年の手を借りて立ち上がり改めて己の不注意を詫びたローザは、青年の顔に見覚えがある気がして数秒記憶を辿る。
そして王都での夜会でマリアと共に挨拶したことがあったと思い至った。
「あの、失礼ですが、ザイゼル伯爵家のトビアス様では……」
「はい。父の名代でお祝いの品をお届けに上がったのですが、急にこんなことになって……。あなたも避難するところなのでしょう?」
「避難? 何があったのですか」
「まさかご存知ないのですか?」
「若様、お早く」
「あぁ。わかっている」
トビアスは二人の従者に急かされ、自身もちらと後ろを確認してから早口に言った。
「今、この領は賊の襲撃を受けています。僕は屋敷に到着したところで襲撃を知って避難してきました。あの、ベルガー子爵の執務室に行くように言われたのですが、こちらは方向が違いますか?」
「えぇ。こちらは別棟に向かう廊下になりますから、執務室は反対側の本館です。でも賊だなんて」
お嬢様、と口の中で呟き、ローザは反射的に来た道を戻ろうと踵を返す。
こんな時に自分が側にいなくてどうするのだ。
きっと屋敷の誰かが護衛を寄越してくれるはずだが、あの部屋はとにかく屋敷の端にあるのだ。
ローザはトビアス達を振り返り、彼らがやって来た廊下の先を示しながら言った。
「皆様方はこの廊下を戻って本館へ。誰かしら案内をしてくれるはずですわ」
「貴女は」
「私はお嬢様のもとへ戻ります」
「では我々も参ります。レディ一人で行かせる訳にはいきません」
「しかし」
「皆でラカン男爵令嬢を迎えに行って、皆で執務室へ移動した方が安全です」
安全という言葉にローザは一瞬揺らぎ、そしてトビアスの言う通りだと頷いた。
「こちらです」
「急ぎましょう」
そして一行はマリアがいる支度部屋へと駆け出したのだった。
(どなたも部屋にいらっしゃらなかったのは、賊の対応に追われていたからかしら)
走りながらローザはこれがベルガー領で生活するという事なのだと痛感した。
傭兵を生業とするこの子爵領は国内でも強いことで有名ではあるが、同時に敵も多いのだ。
それなのにまだこの領に不慣れな自分達は身を守る術さえ知らない。
(私としたことが……! 緊急事のこともきちんと確認しておかなければならなかったのに!)
きっと自分も愛するお嬢様の結婚に浮かれてしまっていたのだ。
己の失態に強く唇を噛み、ドレスの裾をからげる勢いでローザは廊下を進んだ。
「お嬢様! ご無事ですか!」
「きゃっ! なぁに、ローザ。そんなに大きな声を出してどうしたの?」
ノックもなしに支度部屋のドアを開け放ち、中の様子を確認する。
部屋を出た時と同じように、マリアはにこにこしながら花嫁衣装のまま姿見の前に立っていて、今は髪飾りを吟味しているところだった。
主人の変わりのない様子にホッとしたのも束の間、ローザは表情を強張らせてマリアに現状を報告した。
その報告にマリアは顔を青褪めさせてうろうろと辺りに視線を向ける。
「そんな、賊が? それはたくさんいるの? 皆は無事かしら」
「きっと大丈夫です。お嬢様も早く避難しましょう。ミア様のいらっしゃる執務室まで行けば安全ですわ」
「え、えぇ、そうね。あ、でも私、試着の最中だったから……」
花嫁衣装を着たままであることにマリアは躊躇した様子だったが、今は避難が先だとローザが言えばすぐに頷いて、手早く一番外側に着ていたローブを脱ぎ捨てるとドレスの裾を持ち上げて部屋を出た。
「ラカン男爵令嬢。お手を」
「え……?」
廊下で初めてトビアスに気付いたマリアはきょとんと彼を見上げて固まった。
この領に来てからはベルンハルトとヴォルフの他には領の人間にしか会っていない。
突然の貴族の登場に驚いたのだろうと察したローザは助け船のようにひそりとマリアに耳打ちした。
「お嬢様。ザイゼル伯爵家のトビアス様です。以前王都でご挨拶なさいました」
「そうなの?」
戸惑いながらもマリアは挨拶したことがあるのなら、とトビアスの手を取り、ローザにも手伝って貰い本館の執務室を目指す。
ボリュームのあるドレスにはたっぷりと生地を使っているのでそこそこの重量があるが、日頃からこうしたふわふわのドレスに慣れているマリアはどのように動くのが最も効率的であるかを熟知している。
ドレスの長いトレーン部分だけ引き摺らないようにローザが抱え、必死に走ってもうすぐ本館というところで前方から数人の使用人がモップや箒片手に駆けて来るのが見えた。
あぁ、迎えに来てくれたのだ。そう思ってマリアとローザは小さく安堵の息を吐いた。
「お嬢様! ローザさん!」
「皆!」
「皆さん、ご無事で……」
無事で良かった、と続くはずのローザの言葉は、顔を引き攣らせたメイドの悲鳴にも似た叫びによって遮られた。
「──早く離れて! そいつら、侵入者です!」
その言葉を聞いて目を見開いたローザの喉元にひたと冷たいものが押し付けられた。
振り返ろうとした動きが一瞬止まり、その腕の中からマリアのドレスのトレーン部がどさりと落ちる。
「あーぁ、意外と早くバレちゃったなァ」
隣で小さくマリアが悲鳴を上げ、次いでトビアスが喉の奥で低く笑ったのが聞こえた。
昼食後、自身で刺繍を施した花嫁衣装をウキウキで試着していたマリアは、外から聞こえてくる聞き覚えのない音に気が付いて視線を窓に向けた。
ベルガー領では日常的に領民が暇潰しに力比べをしたり、傭兵たちが訓練を行なっていたりするので、人の雄叫びだとかそういうものは何度か聞いているのだが、今聞こえているのはそれとはまったく違う音だ。
金属を打ち鳴らすような音だが、このように大きな音を鳴らすのだから何か意味があるはずだろう。
ローザが首を傾げながら立ち上がり窓の外を見てみても、屋敷の端にあるこの部屋からでは表の様子はよく見えなかった。
ちなみにこの部屋はマリアが王都から持参した花嫁衣装やヴェール、アクセサリー、靴、専用の下着類に至るまでを全て保管しており、マリアの私室とは別に用意された支度部屋である。
壁には他の部屋のように武器の類は飾られておらず、代わりに山羊が草を喰む様子が織り込まれた牧歌的なタペストリーが飾られている。マリアの為になんかちょっと良い感じの可愛いものをとベルンハルトが職人に依頼して作らせたものだ。オーダーがざっくり過ぎて職人は泣いたがしっかり仕上げてくる辺りが職人魂である。
さて、屋敷の中でもこの部屋はほとんど別棟とも言ってもいい位置にあるため、周りの様子がわからず二人は何が起こったのかとお互いに顔を見合わせるばかりだった。
「お嬢様、様子を確かめてまいりますね」
「えぇ、お願い」
姿見で念入りにドレスを確認しているマリアを部屋に残してローザが廊下に出てみれば、何やら本館の方が騒がしい。
元々賑やかな気質のある領民たちではあるものの、子爵邸の使用人たちはよく教育されており、今日までこのような騒がしさはなかった。それがあるから余計に現状が気にかかる。
(何かトラブルかしら)
聞こえる騒めきの種類が良くないもののような気がして、ローザは一刻も早く状況を確認せねばと淑女としてはしたなくない程度の早足で廊下を進んだ。
ちょうど昼食が終わったばかりというタイミングである。
食事のために食堂へ行っていた間に支度部屋の掃除も終わり、食後のお茶を支度部屋に持って来てもらった直後だったのでマリア付きの使用人は皆一時的に出払っていた。
それでも本館の広間か、使用人たちが使う使用人ホールに行けば誰かしらいるはずだ。
あまりマリアを一人にしておきたくはないことも気を焦らせ、勢いよく廊下の角を曲がったローザは反対側からやって来たらしい人物と思い切りぶつかって尻餅をついてしまった。
「きゃっ!」
「うわぁ!」
「わ、若様!」
「若様、ご無事ですか」
幾つかの声が同時に上がり、ローザがぱちりと目を瞬かせるその視線の先には、自分と同じように尻餅をついている青年がいた。
青年は驚きに目を丸くしていたが、ローザの姿を視認すると慌てて立ち上がって手を差し出した。
「大変失礼致しました、レディ。お怪我は」
「いえ、大丈夫ですわ。こちらこそ失礼致しました」
ちょっとした仕草が宮廷風であるのを見て、目の前の青年がベルガー領の人間ではないと察する。おそらくは王都に長くいたのだろう。
彼の後方には初老の男性と若い男性の二人の従者が控えていたが、彼らはそれぞれ何やら包みを持っており、咄嗟に主人を助け起こすことが出来なかったらしい。
青年の手を借りて立ち上がり改めて己の不注意を詫びたローザは、青年の顔に見覚えがある気がして数秒記憶を辿る。
そして王都での夜会でマリアと共に挨拶したことがあったと思い至った。
「あの、失礼ですが、ザイゼル伯爵家のトビアス様では……」
「はい。父の名代でお祝いの品をお届けに上がったのですが、急にこんなことになって……。あなたも避難するところなのでしょう?」
「避難? 何があったのですか」
「まさかご存知ないのですか?」
「若様、お早く」
「あぁ。わかっている」
トビアスは二人の従者に急かされ、自身もちらと後ろを確認してから早口に言った。
「今、この領は賊の襲撃を受けています。僕は屋敷に到着したところで襲撃を知って避難してきました。あの、ベルガー子爵の執務室に行くように言われたのですが、こちらは方向が違いますか?」
「えぇ。こちらは別棟に向かう廊下になりますから、執務室は反対側の本館です。でも賊だなんて」
お嬢様、と口の中で呟き、ローザは反射的に来た道を戻ろうと踵を返す。
こんな時に自分が側にいなくてどうするのだ。
きっと屋敷の誰かが護衛を寄越してくれるはずだが、あの部屋はとにかく屋敷の端にあるのだ。
ローザはトビアス達を振り返り、彼らがやって来た廊下の先を示しながら言った。
「皆様方はこの廊下を戻って本館へ。誰かしら案内をしてくれるはずですわ」
「貴女は」
「私はお嬢様のもとへ戻ります」
「では我々も参ります。レディ一人で行かせる訳にはいきません」
「しかし」
「皆でラカン男爵令嬢を迎えに行って、皆で執務室へ移動した方が安全です」
安全という言葉にローザは一瞬揺らぎ、そしてトビアスの言う通りだと頷いた。
「こちらです」
「急ぎましょう」
そして一行はマリアがいる支度部屋へと駆け出したのだった。
(どなたも部屋にいらっしゃらなかったのは、賊の対応に追われていたからかしら)
走りながらローザはこれがベルガー領で生活するという事なのだと痛感した。
傭兵を生業とするこの子爵領は国内でも強いことで有名ではあるが、同時に敵も多いのだ。
それなのにまだこの領に不慣れな自分達は身を守る術さえ知らない。
(私としたことが……! 緊急事のこともきちんと確認しておかなければならなかったのに!)
きっと自分も愛するお嬢様の結婚に浮かれてしまっていたのだ。
己の失態に強く唇を噛み、ドレスの裾をからげる勢いでローザは廊下を進んだ。
「お嬢様! ご無事ですか!」
「きゃっ! なぁに、ローザ。そんなに大きな声を出してどうしたの?」
ノックもなしに支度部屋のドアを開け放ち、中の様子を確認する。
部屋を出た時と同じように、マリアはにこにこしながら花嫁衣装のまま姿見の前に立っていて、今は髪飾りを吟味しているところだった。
主人の変わりのない様子にホッとしたのも束の間、ローザは表情を強張らせてマリアに現状を報告した。
その報告にマリアは顔を青褪めさせてうろうろと辺りに視線を向ける。
「そんな、賊が? それはたくさんいるの? 皆は無事かしら」
「きっと大丈夫です。お嬢様も早く避難しましょう。ミア様のいらっしゃる執務室まで行けば安全ですわ」
「え、えぇ、そうね。あ、でも私、試着の最中だったから……」
花嫁衣装を着たままであることにマリアは躊躇した様子だったが、今は避難が先だとローザが言えばすぐに頷いて、手早く一番外側に着ていたローブを脱ぎ捨てるとドレスの裾を持ち上げて部屋を出た。
「ラカン男爵令嬢。お手を」
「え……?」
廊下で初めてトビアスに気付いたマリアはきょとんと彼を見上げて固まった。
この領に来てからはベルンハルトとヴォルフの他には領の人間にしか会っていない。
突然の貴族の登場に驚いたのだろうと察したローザは助け船のようにひそりとマリアに耳打ちした。
「お嬢様。ザイゼル伯爵家のトビアス様です。以前王都でご挨拶なさいました」
「そうなの?」
戸惑いながらもマリアは挨拶したことがあるのなら、とトビアスの手を取り、ローザにも手伝って貰い本館の執務室を目指す。
ボリュームのあるドレスにはたっぷりと生地を使っているのでそこそこの重量があるが、日頃からこうしたふわふわのドレスに慣れているマリアはどのように動くのが最も効率的であるかを熟知している。
ドレスの長いトレーン部分だけ引き摺らないようにローザが抱え、必死に走ってもうすぐ本館というところで前方から数人の使用人がモップや箒片手に駆けて来るのが見えた。
あぁ、迎えに来てくれたのだ。そう思ってマリアとローザは小さく安堵の息を吐いた。
「お嬢様! ローザさん!」
「皆!」
「皆さん、ご無事で……」
無事で良かった、と続くはずのローザの言葉は、顔を引き攣らせたメイドの悲鳴にも似た叫びによって遮られた。
「──早く離れて! そいつら、侵入者です!」
その言葉を聞いて目を見開いたローザの喉元にひたと冷たいものが押し付けられた。
振り返ろうとした動きが一瞬止まり、その腕の中からマリアのドレスのトレーン部がどさりと落ちる。
「あーぁ、意外と早くバレちゃったなァ」
隣で小さくマリアが悲鳴を上げ、次いでトビアスが喉の奥で低く笑ったのが聞こえた。
12
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢は嫁き遅れていらっしゃる
夏菜しの
恋愛
十七歳の時、生涯初めての恋をした。
燃え上がるような想いに胸を焦がされ、彼だけを見つめて、彼だけを追った。
しかし意中の相手は、別の女を選びわたしに振り向く事は無かった。
あれから六回目の夜会シーズンが始まろうとしている。
気になる男性も居ないまま、気づけば、崖っぷち。
コンコン。
今日もお父様がお見合い写真を手にやってくる。
さてと、どうしようかしら?
※姉妹作品の『攻略対象ですがルートに入ってきませんでした』の別の話になります。
しつこい公爵が、わたしを逃がしてくれない
千堂みくま
恋愛
細々と仕事をして生きてきた薬師のノアは、経済的に追い詰められて仕方なく危険な仕事に手を出してしまう。それは因縁の幼なじみ、若き公爵ジオルドに惚れ薬を盛る仕事だった。
失敗して捕らえられたノアに、公爵は「俺の人生を狂わせた女」などと言い、変身魔術がかけられたチョーカーを付けて妙に可愛がる。
ジオルドの指示で王子の友人になったノアは、薬師として成長しようと決意。
公爵から逃げたいノアと、自覚のない思いに悩む公爵の話。
※毎午前中に数話更新します。
【完結】いつも微笑んでいる侯爵様とニコリともしない伯爵令嬢のお話
まりぃべる
恋愛
アルフォンシーナ=ソルディーニは、滅多に笑わない。何故ってそれは、あるトラウマがあるから。
外見は怖いけれど、いつも微笑みを絶やさない侯爵令息は社交界で女性達から人気がある。
アルフォンシーナはその侯爵令息と話す機会があり、そしていつの間にかトラウマが解消されて昔のように可愛く笑う事が出来るようになり、溺愛されつつ結婚する事となりました。そんな二人のお話。
☆現実世界とは異なる世界です。似たような表現、名前、地名、などはあるかと思いますが、現実世界とは異なります。
☆まりぃべるの世界観です。現実世界とは似ている単語をなんとなくの世界観で造る場合があります。
☆設定は緩い世界です。言葉遣いも、緩いです。そのように楽しんでいただけると嬉しいです。
☆話は最後まで出来上がっていますので、随時更新していきます。全31話です。
二年後、可愛かった彼の変貌に興ざめ(偽者でしょう?)
岬 空弥
恋愛
二歳年下のユーレットに人目惚れした侯爵家の一人娘エリシア。自分の気持ちを素直に伝えてくる彼女に戸惑いながらも、次第に彼女に好意を持つようになって行くユーレット。しかし大人になりきれない不器用な彼の言動は周りに誤解を与えるようなものばかりだった。ある日、そんなユーレットの態度を誤解した幼馴染のリーシャによって二人の関係は壊されてしまう。
エリシアの卒業式の日、意を決したユーレットは言った。「俺が卒業したら絶対迎えに行く。だから待っていてほしい」
二年の時は、彼らを成長させたはずなのだが・・・。
ストーカー婚約者でしたが、転生者だったので経歴を身綺麗にしておく
犬野きらり
恋愛
リディア・ガルドニ(14)、本日誕生日で転生者として気付きました。私がつい先程までやっていた行動…それは、自分の婚約者に対して重い愛ではなく、ストーカー行為。
「絶対駄目ーー」
と前世の私が気づかせてくれ、そもそも何故こんな男にこだわっていたのかと目が覚めました。
何の物語かも乙女ゲームの中の人になったのかもわかりませんが、私の黒歴史は証拠隠滅、慰謝料ガッポリ、新たな出会い新たな人生に進みます。
募集 婿入り希望者
対象外は、嫡男、後継者、王族
目指せハッピーエンド(?)!!
全23話で完結です。
この作品を気に留めて下さりありがとうございます。感謝を込めて、その後(直後)2話追加しました。25話になりました。
前世の記憶しかない元侯爵令嬢は、訳あり大公殿下のお気に入り。(注:期間限定)
miy
恋愛
(※長編なため、少しネタバレを含みます)
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、少々…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※安定のご都合主義、独自の世界観です。お許し下さい。
※ストーリーの進度は遅めかと思われます。
※現在、不定期にて公開中です。よろしくお願い致します。
公開予定日を最新話に記載しておりますが、長期休載の場合はこちらでもお知らせをさせて頂きます。
※ド素人の書いた3作目です。まだまだ優しい目で見て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
※初公開から2年が過ぎました。少しでも良い作品に、読みやすく…と、時間があれば順次手直し(改稿)をしていく予定でおります。(現在、146話辺りまで手直し作業中)
※章の区切りを変更致しました。(9/22更新)
花言葉は「私のものになって」
岬 空弥
恋愛
(婚約者様との会話など必要ありません。)
そうして今日もまた、見目麗しい婚約者様を前に、まるで人形のように微笑み、私は自分の世界に入ってゆくのでした。
その理由は、彼が私を利用して、私の姉を狙っているからなのです。
美しい姉を持つ思い込みの激しいユニーナと、少し考えの足りない美男子アレイドの拗れた恋愛。
青春ならではのちょっぴり恥ずかしい二人の言動を「気持ち悪い!」と吐き捨てる姉の婚約者にもご注目ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる