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四章
レオという男 4
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◆◆◆
アルフェルに教えてもらった通り、アレンは二つに分かれている廊下の角を曲がった。
まっすぐに進んだ先は似たような景色が広がっていたが、段々と使用人の気配が強くなっていた。
(隠れないと……!)
どちらにしろこのまま直進するのは無理だったようで、アレンは短く息を詰めた。
角を曲がると同時に辺りには清潔な空気が漂い、ここまで走ってきた代償なのか、息も切れ切れになりながらも胸いっぱいに空気を吸う。
アレンはきょろきょろと辺りを見回しながら、一つ目の扉に手を掛けた。
(あ……っ)
声が漏れそうになるのをすんでのところで耐え、きゅうと唇を噛み締める。
アルフェルの言う通り鍵が開いている手応えを感じ、しかしまだ油断はできない。
もう一度左右を確認して使用人の気配が、特にこちらの廊下を通る者がいないと無いと分かると、細く扉を開けて隙間へ身体を滑り込ませた。
「っ、けほっ」
部屋に脚を踏み入れると同時に埃っぽい空気を吸い込んだようで、アレンは堪らず咳き込む。
そこは薄暗く、あまり手入れがされていないのが見て取れる。
あちこちに蜘蛛の巣が張っているのか、服や頭に貼り着く錯覚すらあった。
けれどせっかく一人きりになれる場所を見つけた手前、すぐに退室するのは嫌で、手探りで周囲に何があるのかを探す。
そろそろと手を動かしながら歩幅を小さくして歩いていると、何か硬いものが爪先を掠めた。
「なんだ……?」
重心を低くして、慎重にその何かに触れようとする。
ふわりと沈み込む手の感触はここ最近になって覚えたもので、瞬時にベッドだと理解した。
(客室、なのかな。にしても使ってないのか)
片方の手をベッドに触れさせながら、慎重に座ると包み込むような感触があった。
部屋の中でもベッドだけは質がいいのか、アレンの居た部屋とあまり変わらない。
明かりを探そうにも小さな窓があるだけで、それがなければ暗闇の中だろう。
「……レオ、は」
どうしてるかな、とあてもなく考える。
自分の意志で部屋を出ただけならず、城の外へも出ようとしてると知れたらどう思うだろうか。
(いや、いつも自分勝手なんだ。俺を抱く、時……も)
そう考えた瞬間、燃えるように頬が熱くなった。
ゆっくりと撫でてくる大きな手の平が壊れ物を扱うようで、まるで恋人にするように愛されるのも、頭が混乱してしまうのもいつもの事。
それだけでなく愛おしげに名を呼ぶのも、アレンの気持ちがいい場所を的確に突き上げるのも最初から変わらなかった。
「っ……」
アレンは堪らず膝の上に顔を伏せ、それだけでは飽き足らず背後の尻尾に触れる。
ふわふわとした艶のあるそれは、毎日使用人にされるがまま手入れされているからで、都に来た時とは段違いの輝きを放っていた。
いくら『大丈夫』と言っても『陛下の御前でみっともないお姿ではいけません』としか返されず、今は大人しく終わるのを待っているだけだった。
「……どうしよう」
アレンはぽつりと誰にともなく呟く。
このまま戻らなければ、使用人はもちろんレオが心配するだろう。
しかし同時に城から出なければいけない、という本来の目的がゆっくりと浮上する。
なのにレオが自分を好いている──そんな夢にまで見ていた感情を抱くには、十分な時間が経っていた。
アレンが城の一室に半ば軟禁されるようになり、実に一ヶ月が経とうとしている。
毎日のように快楽を与えられ、今となっては痛みよりもむしろ悦楽の方が上回っていた。
だというのに身体の変化を心はまだ受け入れておらず、声を我慢する方法を模索している。
(でも、レオは俺を閉じ込めたんだ。あんなことするのも、きっと何かあるはずで)
脳裏にレオの笑みが浮かぶ。
しかしそれはすぐに霧散していき、残ったのは焦燥と言葉にし難い感情だった。
(なんで俺、こんなとこに居るんだろう)
アレンはベッドの縁に座ったまま、膝に置いた手を見つめる。
自分の今置かれている状況は十分に理解しているが、それこそ高位の貴族や王族と同等なほど厳重に守られているも同然だった。
自分はただスラム街から都に出てきた肉食系獣人でしかなく、この場に留め置いてもレオにはなんのうま味も無い。
アンナを殺した獣人を見つける、という目的もレオの許可が無ければ満足に城の外を出歩けないのだ。
これでは何もしていないのも同義で、なのにレオは『力になる』と言ってくれない。
それだけならばいざ知らず、最近はレオが部屋に訪れても少し会話をするだけで、以降は悦楽に塗り潰されている記憶しかない。
同じ肉食系獣人であってもレオの体力は無尽蔵なのか、満足する頃にはこちらが先に疲れ果てていた。
そもそもレオと身体を繋げる時は耳だけでなく尻尾も垂れ下がり、完全な『服従』の姿勢を取っている。
口を開こうにもレオにとって都合が悪い事は聞こえない振りをされ、早々に組み敷かれているのが主だ。
「ごめん。ごめん、なさい……母さん」
何もできない無力な自分に、レオに反論する勇気を持ち合わせていない自分に、今はいない母に向けてあてもなく謝罪の言葉を繰り返す。
本当ならば今頃自分が何をしているのか想像もつかないが、まだ犯人の足取りを追っている事だけは分かる。
都は肉食系獣人がほとんどを占めており、そう簡単に見つけ出せない事が明白だからだ。
けれどレオが一言『必ず見つけ出す』と約束してくれさえすれば、心に多少の余裕が持てる。
それができないから次第に鬱屈とした気持ちが大きくなり、こうして部屋を出てきてしまったのだが。
ただ、城の外へ出るにはまだ勇気が持てないのも悲しいかな、紛れもない事実だった。
アルフェルのような獣人やその手の者に出くわす場合もあり、とてももう一度走る気にはなれない。
先程はなんとか切り抜けられたものの、改めて顔を合わせてしまえば上手く話せる自信がなかった。
元々アレンは初対面の獣人とはすぐに打ち解けられない性分で、加えて城には己の本音を取り繕っている者が多い──そう、マナが部屋に軟禁されて二日経った頃に教えてくれたのだ。
『あ、でも私の言ったことはすべて本音なので! あの、だから気分を悪くされないでくださいね……?』
小さな身体を更に小さくさせるだけでなく、瞳を潤ませて言うものだから少し笑ってしまった。
事実、マナはその言葉を体言するように、よく話してよく笑う。
本当の意味で気を許せているとは言えないが、少なくともマナには少しずつ本音を打ち明けられる気がした。
(アルフェル、さん……か)
膝に置いている手を、ぎゅうと力の限り握り締める。
どうしても隠し切れない顔の傷を抜きにしても、アルフェルは柔和な笑みを絶やさなかった。
しかしその瞳は笑っていないように見えて、恐怖が今になってやってくる。
一人にはなりたくなくて使用人を呼ぼうとしても、ここはレオに与えられた部屋ではない。
部屋の灯りがどこにあるのかも分からないが、ややあってアレンはベッドに横になった。
そろりと瞼を閉じ、細く息を吸っては吐いてを繰り返す。
(……ちょっとだけ寝よう)
身体を包み込むベッドはいつもとあまり変わらず、次第に睡魔がやってくる。
今はただ、何も考えたくなかった。
それこそアルフェルや周囲の年老いた獣人らが、わざとアレンにも聞こえるように陰口を言っていたことも。
レオが何を考えて城に留まらせているのか、一度は『セオドアに会わせてやる』と言ってくれてから音沙汰がないことも。
短い間で色々な事が一度にあり過ぎたからか、少しでも脳を休めなければやっていられなかった。
ただ、アレンが空き部屋に居る事をレオは知らないのだ。
(手間を取らせて、怒られるかもしれないけど)
常に監視されている部屋よりも、誰も知らない場所で眠る方が落ち着く。
アレンは自身を守るようにして身体を小さく丸めると、ゆっくりと力を抜く。
ほどなくして柔らかな睡魔が襲ってきた。
アルフェルに教えてもらった通り、アレンは二つに分かれている廊下の角を曲がった。
まっすぐに進んだ先は似たような景色が広がっていたが、段々と使用人の気配が強くなっていた。
(隠れないと……!)
どちらにしろこのまま直進するのは無理だったようで、アレンは短く息を詰めた。
角を曲がると同時に辺りには清潔な空気が漂い、ここまで走ってきた代償なのか、息も切れ切れになりながらも胸いっぱいに空気を吸う。
アレンはきょろきょろと辺りを見回しながら、一つ目の扉に手を掛けた。
(あ……っ)
声が漏れそうになるのをすんでのところで耐え、きゅうと唇を噛み締める。
アルフェルの言う通り鍵が開いている手応えを感じ、しかしまだ油断はできない。
もう一度左右を確認して使用人の気配が、特にこちらの廊下を通る者がいないと無いと分かると、細く扉を開けて隙間へ身体を滑り込ませた。
「っ、けほっ」
部屋に脚を踏み入れると同時に埃っぽい空気を吸い込んだようで、アレンは堪らず咳き込む。
そこは薄暗く、あまり手入れがされていないのが見て取れる。
あちこちに蜘蛛の巣が張っているのか、服や頭に貼り着く錯覚すらあった。
けれどせっかく一人きりになれる場所を見つけた手前、すぐに退室するのは嫌で、手探りで周囲に何があるのかを探す。
そろそろと手を動かしながら歩幅を小さくして歩いていると、何か硬いものが爪先を掠めた。
「なんだ……?」
重心を低くして、慎重にその何かに触れようとする。
ふわりと沈み込む手の感触はここ最近になって覚えたもので、瞬時にベッドだと理解した。
(客室、なのかな。にしても使ってないのか)
片方の手をベッドに触れさせながら、慎重に座ると包み込むような感触があった。
部屋の中でもベッドだけは質がいいのか、アレンの居た部屋とあまり変わらない。
明かりを探そうにも小さな窓があるだけで、それがなければ暗闇の中だろう。
「……レオ、は」
どうしてるかな、とあてもなく考える。
自分の意志で部屋を出ただけならず、城の外へも出ようとしてると知れたらどう思うだろうか。
(いや、いつも自分勝手なんだ。俺を抱く、時……も)
そう考えた瞬間、燃えるように頬が熱くなった。
ゆっくりと撫でてくる大きな手の平が壊れ物を扱うようで、まるで恋人にするように愛されるのも、頭が混乱してしまうのもいつもの事。
それだけでなく愛おしげに名を呼ぶのも、アレンの気持ちがいい場所を的確に突き上げるのも最初から変わらなかった。
「っ……」
アレンは堪らず膝の上に顔を伏せ、それだけでは飽き足らず背後の尻尾に触れる。
ふわふわとした艶のあるそれは、毎日使用人にされるがまま手入れされているからで、都に来た時とは段違いの輝きを放っていた。
いくら『大丈夫』と言っても『陛下の御前でみっともないお姿ではいけません』としか返されず、今は大人しく終わるのを待っているだけだった。
「……どうしよう」
アレンはぽつりと誰にともなく呟く。
このまま戻らなければ、使用人はもちろんレオが心配するだろう。
しかし同時に城から出なければいけない、という本来の目的がゆっくりと浮上する。
なのにレオが自分を好いている──そんな夢にまで見ていた感情を抱くには、十分な時間が経っていた。
アレンが城の一室に半ば軟禁されるようになり、実に一ヶ月が経とうとしている。
毎日のように快楽を与えられ、今となっては痛みよりもむしろ悦楽の方が上回っていた。
だというのに身体の変化を心はまだ受け入れておらず、声を我慢する方法を模索している。
(でも、レオは俺を閉じ込めたんだ。あんなことするのも、きっと何かあるはずで)
脳裏にレオの笑みが浮かぶ。
しかしそれはすぐに霧散していき、残ったのは焦燥と言葉にし難い感情だった。
(なんで俺、こんなとこに居るんだろう)
アレンはベッドの縁に座ったまま、膝に置いた手を見つめる。
自分の今置かれている状況は十分に理解しているが、それこそ高位の貴族や王族と同等なほど厳重に守られているも同然だった。
自分はただスラム街から都に出てきた肉食系獣人でしかなく、この場に留め置いてもレオにはなんのうま味も無い。
アンナを殺した獣人を見つける、という目的もレオの許可が無ければ満足に城の外を出歩けないのだ。
これでは何もしていないのも同義で、なのにレオは『力になる』と言ってくれない。
それだけならばいざ知らず、最近はレオが部屋に訪れても少し会話をするだけで、以降は悦楽に塗り潰されている記憶しかない。
同じ肉食系獣人であってもレオの体力は無尽蔵なのか、満足する頃にはこちらが先に疲れ果てていた。
そもそもレオと身体を繋げる時は耳だけでなく尻尾も垂れ下がり、完全な『服従』の姿勢を取っている。
口を開こうにもレオにとって都合が悪い事は聞こえない振りをされ、早々に組み敷かれているのが主だ。
「ごめん。ごめん、なさい……母さん」
何もできない無力な自分に、レオに反論する勇気を持ち合わせていない自分に、今はいない母に向けてあてもなく謝罪の言葉を繰り返す。
本当ならば今頃自分が何をしているのか想像もつかないが、まだ犯人の足取りを追っている事だけは分かる。
都は肉食系獣人がほとんどを占めており、そう簡単に見つけ出せない事が明白だからだ。
けれどレオが一言『必ず見つけ出す』と約束してくれさえすれば、心に多少の余裕が持てる。
それができないから次第に鬱屈とした気持ちが大きくなり、こうして部屋を出てきてしまったのだが。
ただ、城の外へ出るにはまだ勇気が持てないのも悲しいかな、紛れもない事実だった。
アルフェルのような獣人やその手の者に出くわす場合もあり、とてももう一度走る気にはなれない。
先程はなんとか切り抜けられたものの、改めて顔を合わせてしまえば上手く話せる自信がなかった。
元々アレンは初対面の獣人とはすぐに打ち解けられない性分で、加えて城には己の本音を取り繕っている者が多い──そう、マナが部屋に軟禁されて二日経った頃に教えてくれたのだ。
『あ、でも私の言ったことはすべて本音なので! あの、だから気分を悪くされないでくださいね……?』
小さな身体を更に小さくさせるだけでなく、瞳を潤ませて言うものだから少し笑ってしまった。
事実、マナはその言葉を体言するように、よく話してよく笑う。
本当の意味で気を許せているとは言えないが、少なくともマナには少しずつ本音を打ち明けられる気がした。
(アルフェル、さん……か)
膝に置いている手を、ぎゅうと力の限り握り締める。
どうしても隠し切れない顔の傷を抜きにしても、アルフェルは柔和な笑みを絶やさなかった。
しかしその瞳は笑っていないように見えて、恐怖が今になってやってくる。
一人にはなりたくなくて使用人を呼ぼうとしても、ここはレオに与えられた部屋ではない。
部屋の灯りがどこにあるのかも分からないが、ややあってアレンはベッドに横になった。
そろりと瞼を閉じ、細く息を吸っては吐いてを繰り返す。
(……ちょっとだけ寝よう)
身体を包み込むベッドはいつもとあまり変わらず、次第に睡魔がやってくる。
今はただ、何も考えたくなかった。
それこそアルフェルや周囲の年老いた獣人らが、わざとアレンにも聞こえるように陰口を言っていたことも。
レオが何を考えて城に留まらせているのか、一度は『セオドアに会わせてやる』と言ってくれてから音沙汰がないことも。
短い間で色々な事が一度にあり過ぎたからか、少しでも脳を休めなければやっていられなかった。
ただ、アレンが空き部屋に居る事をレオは知らないのだ。
(手間を取らせて、怒られるかもしれないけど)
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