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朔真(さくま)はブラック企業に勤めており、今日も嫌々ながら会社へ行くはずだった。
しかし準備をしている途中に気絶し、次に目を開けた時には環境だけでなく姿も変わっていた。
どうやら、アルト・ムーンバレイという公爵位の肩書きを持つ貴族に転生したらしく、ここリネスト国での有力貴族らしい。
それだけでなく、王太子であるエルと自分は婚約しているようで──
目覚めたら異世界で、王太子から逃げ出したい公爵VS絶対結婚したい王太子の幕が開ける──
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R-18シーンは★で区別しています
攻めの口調が変わりますが、大丈夫な方のみお読みください
文字数 73,929
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.03.21
明治二年、五月。
神宮寺凛(じんぐうじ・りん)は未開の地、蝦夷は箱館に居た。
最愛の人間が逝き、思い返す事はまだ争いのなかった楽しかった日々。
当時はただのか弱い女子という「肩書き」が嫌だった。
もっと強く、叶うならば男のように強くありたかった。
それもこれも、特例により「奥詰」となったあの日から凛のすべては変わったのだ。
しかし、最愛の人が逝った今、凛に頼る縁は無い。
あまりにも多くの事が一度で起き、絶望の淵に立たされて意識が飛んでしまった。
次に目が覚めるとそこは過去で──
唯一の女剣士が最後に摑むものは恋か、剣か、はたまた──
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カクヨムでも連載しているもので、そちらの方は全年齢です
R-18は二章〜 ★で区別しています
無理矢理に見える行為、自慰シーンがありますのでご注意ください
文字数 63,899
最終更新日 2024.04.07
登録日 2023.02.04
白川紗耶(しらかわ・さや)は、ファッション業界の雑誌編集者だ。
幼い頃の出来事により男性恐怖症となってから、必要以上に異性と話さずに生きてきた。
ほとんどが女性の職場に入社して二年目。
とある企画で同僚と共に、若手俳優である黒木悠牙(くろき・ゆうが)の記事を任せられる。
紗耶は最初こそ尻込みするも、いざ会ってみると初対面なのに親しげに接する悠牙に戸惑ってしまう。
企画を通して二度三度と悠牙と対面したある日。
最終打ち合わせのため職場の空き部屋へ同僚と悠牙と共に行くと、ほどなくして「トラブルがあった」と連絡が来る。
紗耶は打ち合わせを一人でこなし、ある程度確認が終わると不意に「俺のこと覚えてる?」と問われた。
初対面だと答えると、それまでの甘い笑みが豹変して……
悠牙──幼馴染みの甘い言葉に、優しい指先に、紗耶は段々と堕ちていく。
文字数 41,959
最終更新日 2024.03.15
登録日 2023.05.22
時代は大正初期。
「来世こそ一緒に生きよう──必ず見つけ出すから待っていて、愛しい人」
心から慕っていたその人は、桜が舞い落ちる日に息を引き取った。
もしこの世に神が居るのなら私も一緒に連れて行って。何度願ったのか分からない。
時は過ぎ去り、20××年。ひらり、はらりと桜が舞う日。
今世、烏丸葵として転生した。
高校2年に進級したある日。桜の樹の下で出会った少年は前世の夫───あれ、小さい?
聞けば今の名は八坂麗というらしく、この春から小学生だという。
葵と麗の温かくも|愛《かな》しい物語が、ここから始まる。
現代と過去を行き来する物語
主人公の過去からお送りします。
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*章ごとに視点が切り替わります。基本的に葵、麗の二人でたまに第三者。これらが大丈夫な方のみお進みください*
カクヨム、小説家になろうでも投稿しています
文字数 180,544
最終更新日 2023.02.27
登録日 2022.07.06
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