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二章 温泉の街ハイクベレイ

十一話 フェラチオ指導 一日目 ☆

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◇ アレクside

「それでは失礼いたします」

 メイドのノエルさんが僕の前に跪き、僕のズボンに手をかける。ズボンも下着も一緒に下げられ出てきたのは10cm程の僕のちんぽ。萎えていてもこの大きさは結構大きいらしい。

「まぁ、素敵です。では頂きますね……はむ、ちゅる……ぢゅるる」

 手を使わず垂れさがるちんぽを舌と唇を使い、巧みに咥え込むノエルさん。その仕草のひとつひとつが男性を興奮させようと洗練されていて美しく見えた。僕のちんぽを根元まで咥えながらノエルさんの舌がぞりぞりとちんぽ全体を舐めまわす。

「うぁ……凄い……ぁああ……」

 なんで根元まで咥えながらそんなとこまで舌が届くのかと思ってしまうくらい色々なところを舐められた。この人……舌使いが上手い!

 ずるりとノエルさんの口から出てきた僕のちんぽは、たった三十秒ほどのフェラでバキバキに勃起していた。15cmほどに勃起した僕のちんぽを、ノエルさんをはじめシャーロット様やソフィア様達が見つめてくる。

 ちらりと一番反応が気になるカルマ様を見る。僕の尊敬する世界一の男娼。

 僕は三日間ずっと部屋の前でカルマ様が出てくるのを待機していた。部屋から出てきたガウンを羽織ったカルマ様の体にクリーンをかけて、部屋の後処理をするのが僕の仕事だった。防音の魔道具で行為中の部屋の音は聞こえなかったが、後片付けの為に部屋に入れば部屋中に雄と雌の濃厚な匂いが充満していた。

 ベッドの上にはいつも大量の精子に溺れるように眠る女性がいた。それを一日中繰り返すカルマ様は間違いなく男娼として神のようなお方だった。その女性の満足そうな顔と痙攣し続ける腰を見て、同年代の男性より性欲のある僕は興奮せずにはいられなかった。

 もちろんカルマ様の抱かれた女性に手を出すなど恐れ多くて出来るはずもないが、女性をここまで満足させ幸せそうにさせるカルマ様に強烈に憧れた。

 そんなカルマ様に失望されたりしないだろうかと不安になりながらも、その顔を見ると僕のちんぽを見ていらして、その後僕と目が合った。ニッっと笑って頷いてくれた。

「中々いいモン持ってるじゃないか。立ち方もいい。素質あるよアレク」

「ぁ、ありがとうございます!」

 するとカルマ様の前に跪くマイラさんが不満そうに呟いた。

「偉そうに……あれは十分大きなイチモツじゃないか。そういうお前はどうなんだ?」

 そういってカルマさんのズボンを強引に引き下ろす。その瞬間マイラさんの顎をナニカがぶん殴ってマイラさんの顔がアッパーを食らったように浮き上がった。

僕もノエルさんもマイラさんも、もちろんシャーロット様もソフィア様もエマ様も、全員の視線がソレに集中した。驚いていないのは婚約者のマリーさんとクロエさんくらいだろうか。

 マイラさんの顔をカチ上げる程、力強く勃起したカルマ様のちんぽは長く太くそそり立ち、一瞬で濃厚な雄の匂いを周囲にまき散らしていた。

 あんな……あんな子供の腕みたいなのが女性に入るのか!?

 いや落ち着け、僕は何度も見てきたじゃないか。アレを入れられたであろう女性たちの姿を。アレが数多くの女性を精液漬けにして肉欲に溺れさせてきたカルマ様のイチモツか……!

「なぁっ……馬鹿な……なんだこれは……」

「まぁ……すごいわねソフィア、ちゃんと見ておくのよ。アレが貴女を女にするのよ?」

「ひっ……なによあれ……お母様あれは本当に人間なの……?」

「あらあら、凄く立派ねマリー。貴女あんなに素晴らしいおちんぽを捕まえていたの?」

「だからお母様に見せたくなかったんです……絶対に欲しがるから……」

 周りの皆様が動揺している。そして僕のちんぽを再び咥えた状態で見てしまったノエルさんの口が止まっていた。止まっているのにノエルさんの口の中で唾液が大量に分泌され、ドプリと僕のちんぽがお風呂に浸かった時のように温かい液体に包まれた。

 凄い……ノエルさんはカルマ様のちんぽを見ただけでこれだけの唾液を出すほど発情したのか……?

「大丈夫ですか?マイラさん無理しなくていいですよ。俺のは舐めるのも大変だと思いますし」

「馬鹿にするな……!で、できるとも……んっ……んぶっ!!ゲホッゲホッ……」

 無理に咥えたマイラさんがむせてしまう。その姿に唖然としていると僕の下半身からじゅるりと蠢く音が聞こえた。


◇ ノエルside

 いけませんね。予想外の人外ちんぽにマイラさんが完全に呑まれています。マイラさんでは太刀打ちできないでしょう。これは素早くこちらを処理して救援に向かうべきですね。

 不覚にもあのデカチンを目にして私の口が唾液を大量に分泌してしまいましたがこれは好都合です。

「じゅずずずず……ぶぢゅるるるっ!ぢゅぼぼぼっ!」

 ほら早く出しなさい。私は舌を絡め裏筋を舐め回し、顔を引き出した時はカリ首を舌先でつつく様にしゃぶり、逞しいおちんぽを追い詰めていく。これで射精さなかった男性はいない。こちらの男性は新人で経験など殆どないと聞いている。ならこれには耐えられないだろう。

「じゅぞぞぞ、じゅるるるる!ぢゅるぞぞぞっ!」

「ぐぁ……ノエルさん……で、でちゃいます……射精るっ!」

「んぶっ!……こく……こく……ぢゅるっ!……ふぅ、ご馳走様です」

 ハンカチでおちんぽを拭き、ズボンを履かせて差し上げ、私はマイラさんの救援に向かいます。

「カルマ様……ここからはどうか私にご奉仕させて頂けますでしょうか。マイラさんではカルマ様を満足させられないかと思います」

「俺はいいですけど……マイラさんとシャーロット様が許可してくれたらいいですよ」

 ちらりとシャーロット様に視線を送り、頷いてくださるのでマイラさんの耳元で彼女を説得します。意固地な彼女の事ですから自分では力不足などと言えば認められないでしょう。しかしシャーロット様が交代を希望していると告げると渋々ながらも場所を譲りました。

 改めて至近距離で見上げるカルマ様の男性器……思わず身震いしてしまいそうですね。確かにこれは覚悟と技術が必要なようです。

「ノエルと申します。精一杯ご奉仕致しますのでよろしくお願い致します」

「うん、よろしくね。アレク近くでよく見ておくんだ」

 カルマ様がアレク様に指示を出し近くに控えさせます。気にならないというと嘘になりますが、今は目の前の剛直に集中しましょう。

「失礼いたします……んちゅ……ふぅ、ふぅ……ぢゅる……じゅるる」

 その時の私はまだわかっていませんでした。なぜこのちんぽを見た時に私の口が唾液を大量に分泌したのか。なぜ指示されてもいないのにマイラさんと交代して私がフェラをして差し上げようと動いたのか。

「アレク、フェラの時に男性に出来ることは少ない。クンニも出来る体勢なら話は別だが仁王立ちでフェラをさせる……いや、される時は基本的に頭を撫でるか、前かがみで少々無理をして胸を触るくらいしか出来ないだろう。ただ胸を触るのは女性を高まらせる効果もあるが、舐め辛くなるから相手によって対応は臨機応変にな。ただ頭を撫でるんじゃなくて耳や頬を撫でたりと変化をつけて相手の反応をみるのも重要だ」

「んじゅ……じゅずずず……んっ♡……ぢゅぅう、ぢゅるるっ♡」

「ノエルさんは耳の裏が感じるみたいだ。男性からも女性を気持ちよくなって欲しいと思う気持ちは常に忘れないようにな。撫でるだけでも力加減で意思を伝えることは出来るから、よく見て自分の中で考えて経験にしていくんだ」

 なんですかこれ……♡耳が弱いなんて自分自身ですら知らなかった……あっ気持ちいい……♡

 今までわざわざ誰も触ろうとしなかった耳の裏。自分でも意識して触ることなんてないのに……なんでこの方はそんなところが気持ちいいなんてわかるのだろう。

 いけません。口いっぱいに頬張った剛直がビクビクと暴れています。口を目一杯広げてやっと咥えられる剛直は、強制的に鼻で息を吸うしかなく強烈な男性とおちんぽの匂いで頭がクラクラしてしまいます。

 今まではフェラなんて……

「フェラなんて女性が男性を気持ちよくさせるだけの行為だと思ってる人は多いけど、女性から舐めたいと思えるフェラは確かにある。そう思わせるのも男性の技術テクニックだからな」

 ドキリとした。私の思考が読まれている?私がどこで感じ、何を考えているか把握されている?私が主導権を握っているはずのこの行為が、いつの間にかカルマ様に主導権を握られていた……?そんな馬鹿なことが、と否定したいけれど今の私はどうだろうか?

 今までよりも頬を赤らめ、丁寧に、熱心に舌を絡めてちんぽに唾液をまぶし奉仕する私は……

「んじゅ♡ぢゅっずずず♡……じゅぞぞぞぞぞっ♡♡じゅっぷ♡……ぢゅっじゅぞぞ♡♡」

 耳からカルマ様の手が離れる。あっ!っと残念そうな声を出してしまった。小さな声だったが、きっとカルマ様には聞かれていただろう。頭を優しく撫でてくださる……上目遣いで見つめるとおしゃぶりする私を見つめるカルマ様と目が合った。恥ずかしい……熱心にしゃぶりついている顔を見られている。私の顔だけでなく首や体全体が熱を帯びていく。デカチンが震える、カルマ様が少し苦しそうな顔をされた。射精そうなのですか?射精したいのですか?

 射精してくださいっ!ザーメン飲ませてください!と伝えたくて必死で見つめながら吸い上げる。

 カルマ様が頷き、暴れん坊なおちんぽがビクッとお口の中で跳ねました。

 伝わった!……やっぱり射精したかったんだ!!それを感じ、私の返事を察してくださった!見つめるだけで察してくださるんだ!!

 いつの間にか私はカルマ様に喜んで欲しくて夢中で奉仕をするようになっていた。

 こんなに奉仕したくなることなんて今まで一度も無かった。こんなに奉仕が心地よくて気持ちよくて満たされるなんて知らなかった。その瞬間・・・・が待ち遠しくて私は、はしたない音も気にせず夢中でしゃぶりつく。

「んじゅるるる♡♡ぢゅぷ♡ぢゅぷ♡ぢゅぞぞぞぞ♡♡ずぞぞぞぞ♡♡」

 カルマ様の手が私の後頭部に当てられた。痛くはないけど決して弱くない力加減の手から伝わってくるカルマ様の気持ち――

――射精すから飲め、こぼすなよ、逃がさないからな

 それを悟った瞬間、私の喉奥で凶悪なおちんぽが爆ぜた。ドパッ!!っという音が脳に響くような錯覚の中、熱くてプリプリでコッテコテのカルマ様の濃厚ザーメンが私の喉に焼き付いていく♡
あ、これイキそう♡……ダメ、イク……イクッ♡

「んぶぅっ♡♡♡ぶっ……ゴクッ♡んんっ♡♡……ゴクッ♡♡フーフー♡♡……ゴクッ♡♡」

 息が出来ません♡飲み込んでも飲み込んでも止めどなく追加されるザーメンに溺れつつ、必死で息継ぎしながら飲み干していきます♡触ってもいない膣と子宮がキュンキュン収縮して絶頂しています♡気持ちいい♡なのに私の頭を抑えていた手が私の頭を撫でてくれます♡なんで今そんなことするんですか……クセになったらどうしてくれるんですか♡♡

「ふーふー♡……じゅる♡カルマ様……いかがでしたでしょうか?♡けぷっ♡……し、失礼しました♡」

 うぅ恥ずかしいです。ゲップをしてしまうなんて……ゲップと同時に精液の匂いが鼻を内側から抜けてまたイキそうになってしまいました。これは暫くこの性臭を嗅ぐだけで濡れて疼いてしまいそうですね。慰めるように頭を優しく撫でるカルマ様の手が心地いい。それだけで許される気がします。

 少し落ち着いた私はシャーロット様とソフィア様の様子を見ます。今回の温泉地での休暇にはソフィア様の成人を祝い男性経験をつけさせ、めぼしい男性がいたら種付けまでお願いする予定です。カルマ様ならきっとシャーロット様の御眼鏡に適うでしょう。

 予想通りシャーロット様は満足気に微笑み、ソフィア様は真っ赤な顔でカルマ様を睨んでいらっしゃいます。まだ男性に心を許すのは苦手なのでしょう……心配ですがソフィア様の意固地なところもカルマ様なら解きほぐして差し上げられるのではと期待してしまいますね。

「ありがとうノエルさん、とても気持ちよかったです。アレクこんな風に男性だけでなく女性も同時に絶頂させられるようにするのが目標だぞ」

「え、カルマ様、ノエルさんも絶頂したのですか……?」

 バ、バレてる……!?大きなおちんぽで口を塞ぎ声も出していなかったはず……なのに絶頂したと断言された。

 私は未だ硬くそそり立つちんぽの前に跪きながらカルマ様とそのちんぽに畏怖を覚える。

 カルマ様……あなたは一体何者なんでしょうか。
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