自然食品店の熟女店長とパートのボクの切ない恋物語

しらかわからし

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第5話 その1:勤務2日目、花と野菜と優しさに囲まれて

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僕の部屋のベッドで、由香里さんと二人で朝を迎えた。
彼女はすでに目を覚ましていて、僕が目を開けると「朝食、どうする?」と優しく聞いてきた。

「スーパーに出勤してからでいいですよ」と僕が答えると、由香里さんも「そうね」と微笑んだ。

歯磨きを済ませた後、僕はベランダに出て、育てている野菜やハーブに水をやった。

由香里さんが後ろからそっと覗き込んで、「ちゃんとやってるじゃない?」と褒めてくれた。

「自分で育てた野菜は美味しいですから」と僕が言うと、彼女も「そうよね」と頷いた。

その後、由香里さんのアパートに一緒に向かい、彼女は着替えと化粧を済ませてから職場へ。

スーパーでおにぎりと牛乳を買い、簡単な朝食を済ませた。

店に着くと、まずは花の水やり。
ショーケースの中の花の水も替え、瑞々しさを保つように丁寧に作業した。

今日は由香里さんが、在庫の鉢植えの名前や、それぞれの栽培方法を教えてくれた。
僕は彼女の説明を聞きながら、ノートに一つひとつ書き記していった。

「これらは農場の温室で育てているから、季節はあまり関係ないのよ。一度に全部教えるのは大変だから、少しずつ覚えていってね」と由香里さんは優しく言った。

接客については、まだ初日同然なので、今日は由香里さんの横に立って、彼女の対応を見ながら学ぶことになった。

花の香りと、由香里さんの落ち着いた声に包まれながら、僕は少しずつこの職場に馴染んでいく感覚を覚えていた。

つづく。


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