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アリシアの身体から力が抜ける。
「はあ、はあ、はあ」
息を乱すアリシアをジーンはギュッと抱き締めた。
「達したな…はあアリシアかわいい…」
「…ジーン」
アリシアが蕩けた眼差しをジーンに向ける。
ああ、もう、めちゃくちゃにしてやりたい。
ジーンは乱暴な気持ちを押し殺してキスをする。
「アリシア…挿れたい…」
痛いくらい硬くなった屹立をアリシアのお腹に擦り付ける。アリシアは小さく頷いた。
屹立をアリシアの秘所に押し付け前後に動かす。蜜を纏った屹立は自身の先走りも混じりテラテラと光る。
「はあ…これだけでもイキそうなくらい気持ちいい…」
アリシアの頭を抱き締めて恍惚とする。
「あ…あ…」
括れが花芯を刺激して、アリシアも甘い声を上げる。ジーンに回した手が背中を撫でた。ゾクゾクとジーンの腰から背中へ快感が駆け上がる。
「はあ…アリシア…」
ジーンは屹立に手をやると、軽く扱きながらアリシアの蜜の溢れる場所へ押し当てた。
「痛いと思うけど…ごめん」
「ジーン…」
グッと押し進める。
「う…」
アリシアが呻き声を上げる。背中に回った手に力が入る。
「痛い?」
アリシアは頷きながらも「…大丈夫」と囁く。
ああ、熱い。
ゆっくり押して、少し引いて、また押す。何度も繰り返しながら少しづつ進む。
「ん…う…」
アリシアが苦しそうに呻く。アリシアを抱き締めてキスをする。
「アリシア…」
名前を呼ぶと背中に回った手に力が入る。
「はっ…アリシア…はあ…」
「あっ」
引っ掛かりを感じるが強引に押し進む。アリシアが眉を寄せてジーンに抱きつく。
「…全部入った…アリシア大丈夫?」
ジーンがアリシアの顔を覗き込むと、涙を浮かべたアリシアが微笑んだ。
「…ジーン…嬉しい…」
ジーンはアリシアを強く抱きしめた。
「アリシア、アリシア俺も…」
嬉しいと言おうとして涙が溢れて言えなかった。
自分の手の届かない所へ行ってしまうはずだった。姿を見る事も、会話を交わす事もできなくなるはずだった。自分でない男と結ばれて子をもうける様を遠くから眺める事しかできないはずだった。
でも、アリシアは今、ジーンの腕の中にいる。
「ジーン」
涙がアリシアの髪を濡らす。アリシアもポロポロと涙を流しながらジーンを抱きしめる。
「…ジーン」
「もっと呼んで」
震える声で言うと、アリシアはくすりと笑う。
「ジーン…大好きよ。ジーン…」
「俺も…」
愛してる。アリシア。
やはり、声にならなかった。
互いに涙に濡れた瞳で見つめ合って微笑み合う。
ジーンはアリシアの頬に頬擦りすると腰をゆっくりと揺する。
「あっ」
「痛い?」
アリシアは首を横に振る。
「痛くないけど、圧迫される感じ…」
「そうなんだ。今日は無理だろうけど、その内気持ち良くなる」
小刻みな動きを少しづつ早くする。
「そうなの?…ん」
「…アリシアの中すごく熱い」
「ん…ん…はあ…ジーン…」
「ん?」
少しづつ動きを大きくする。
「あ…は…」
「はあ、アリシア…」
めちゃくちゃに抽送したいが、初めてのアリシアに負担にならないよう我慢する。
それでも熱くて柔らかくてとてつもなく気持ちいい。
「アリシア…」
名前を呼びながら細い身体を抱き寄せる。胸の膨らみを揉み、先端を摘む。
「あっ…あ…」
アリシアが甘い声を上げ、きゅうっと屹立が締め付けられた。
「うっ、あっ…はあ…」
気持ちよさで脳が絞られるような気がした。
ああ…もっと奥、アリシアの一番深い所へ行きたい。
ぐりぐりと腰を押し付ける。
「ん…ああ…」
ああ、かわいい。愛しい。
俺だけの、アリシア。
「うっ…アリシア…」
ジーンはアリシアをぎゅうぎゅう抱きしめながら屹立を押し込み、吐精した。
「はっはあ…アリシア、ごめん。…気持ちよすぎて訳わからなくなった」
ずるりと自身を引き抜く。その刺激でアリシアがふるりと震えた。
「…痛くなかった?」
アリシアの顔を覗き込むと小さく首を振る。
「大丈夫…」
潤んだ瞳でジーンを見つめる。
ああ、愛しい。
ちゅっとキスをするとアリシアを抱きしめた。
「ありがとう」
「これは男の仕事だよ」
アリシアの身体を拭い、赤い染みのついたシーツを片付け、ベッドに戻ったジーンは改めてアリシアを抱き締める。
「ジーンって…は、初めてじゃないの?その…こういうの」
アリシアがジーンの胸に顔を埋めながら言う。
「ん?」
「…何か慣れてる」
胸に額を押し付けていて顔は見えないが唇を尖らせているらしい。
「妬いてる?」
ジーンが言うと、アリシアはジーンの胸を拳で叩く。
「はは、アリシアかわいい」
ジーンはアリシアを抱き込む。
「うー」
唸りながらもジーンの背中に手を回す。
「…ないよ」
「え?」
「こういうの、アリシアが初めて」
「…本当?」
アリシアが顔を上げてジーンを見る。目尻に涙が光っていた。
「泣くほど嫌だった?」
ジーンはアリシアの目尻に口付けて涙を吸い取る。アリシアは無言で頷いた。
ああ、かわいい。
「アリシア以外好きになった事ないし。アリシアが殿下と結婚するまでは俺も結婚なんかする気もなかったし、結婚してからも多分…もし離縁されたら、とか、殿下が早逝したら、とか、色々ありもしない可能性考えて、でもゼロじゃない限り、結局結婚とかしなかったんじゃないかな」
「ジーン…」
アリシアが潤んだ瞳で見つめる。
ジーンはアリシアの額へ口付ける。
「愛してる。アリシア」
今度はちゃんと言えた。
ジーンはアリシアを抱きしめた。
アリシアの身体から力が抜ける。
「はあ、はあ、はあ」
息を乱すアリシアをジーンはギュッと抱き締めた。
「達したな…はあアリシアかわいい…」
「…ジーン」
アリシアが蕩けた眼差しをジーンに向ける。
ああ、もう、めちゃくちゃにしてやりたい。
ジーンは乱暴な気持ちを押し殺してキスをする。
「アリシア…挿れたい…」
痛いくらい硬くなった屹立をアリシアのお腹に擦り付ける。アリシアは小さく頷いた。
屹立をアリシアの秘所に押し付け前後に動かす。蜜を纏った屹立は自身の先走りも混じりテラテラと光る。
「はあ…これだけでもイキそうなくらい気持ちいい…」
アリシアの頭を抱き締めて恍惚とする。
「あ…あ…」
括れが花芯を刺激して、アリシアも甘い声を上げる。ジーンに回した手が背中を撫でた。ゾクゾクとジーンの腰から背中へ快感が駆け上がる。
「はあ…アリシア…」
ジーンは屹立に手をやると、軽く扱きながらアリシアの蜜の溢れる場所へ押し当てた。
「痛いと思うけど…ごめん」
「ジーン…」
グッと押し進める。
「う…」
アリシアが呻き声を上げる。背中に回った手に力が入る。
「痛い?」
アリシアは頷きながらも「…大丈夫」と囁く。
ああ、熱い。
ゆっくり押して、少し引いて、また押す。何度も繰り返しながら少しづつ進む。
「ん…う…」
アリシアが苦しそうに呻く。アリシアを抱き締めてキスをする。
「アリシア…」
名前を呼ぶと背中に回った手に力が入る。
「はっ…アリシア…はあ…」
「あっ」
引っ掛かりを感じるが強引に押し進む。アリシアが眉を寄せてジーンに抱きつく。
「…全部入った…アリシア大丈夫?」
ジーンがアリシアの顔を覗き込むと、涙を浮かべたアリシアが微笑んだ。
「…ジーン…嬉しい…」
ジーンはアリシアを強く抱きしめた。
「アリシア、アリシア俺も…」
嬉しいと言おうとして涙が溢れて言えなかった。
自分の手の届かない所へ行ってしまうはずだった。姿を見る事も、会話を交わす事もできなくなるはずだった。自分でない男と結ばれて子をもうける様を遠くから眺める事しかできないはずだった。
でも、アリシアは今、ジーンの腕の中にいる。
「ジーン」
涙がアリシアの髪を濡らす。アリシアもポロポロと涙を流しながらジーンを抱きしめる。
「…ジーン」
「もっと呼んで」
震える声で言うと、アリシアはくすりと笑う。
「ジーン…大好きよ。ジーン…」
「俺も…」
愛してる。アリシア。
やはり、声にならなかった。
互いに涙に濡れた瞳で見つめ合って微笑み合う。
ジーンはアリシアの頬に頬擦りすると腰をゆっくりと揺する。
「あっ」
「痛い?」
アリシアは首を横に振る。
「痛くないけど、圧迫される感じ…」
「そうなんだ。今日は無理だろうけど、その内気持ち良くなる」
小刻みな動きを少しづつ早くする。
「そうなの?…ん」
「…アリシアの中すごく熱い」
「ん…ん…はあ…ジーン…」
「ん?」
少しづつ動きを大きくする。
「あ…は…」
「はあ、アリシア…」
めちゃくちゃに抽送したいが、初めてのアリシアに負担にならないよう我慢する。
それでも熱くて柔らかくてとてつもなく気持ちいい。
「アリシア…」
名前を呼びながら細い身体を抱き寄せる。胸の膨らみを揉み、先端を摘む。
「あっ…あ…」
アリシアが甘い声を上げ、きゅうっと屹立が締め付けられた。
「うっ、あっ…はあ…」
気持ちよさで脳が絞られるような気がした。
ああ…もっと奥、アリシアの一番深い所へ行きたい。
ぐりぐりと腰を押し付ける。
「ん…ああ…」
ああ、かわいい。愛しい。
俺だけの、アリシア。
「うっ…アリシア…」
ジーンはアリシアをぎゅうぎゅう抱きしめながら屹立を押し込み、吐精した。
「はっはあ…アリシア、ごめん。…気持ちよすぎて訳わからなくなった」
ずるりと自身を引き抜く。その刺激でアリシアがふるりと震えた。
「…痛くなかった?」
アリシアの顔を覗き込むと小さく首を振る。
「大丈夫…」
潤んだ瞳でジーンを見つめる。
ああ、愛しい。
ちゅっとキスをするとアリシアを抱きしめた。
「ありがとう」
「これは男の仕事だよ」
アリシアの身体を拭い、赤い染みのついたシーツを片付け、ベッドに戻ったジーンは改めてアリシアを抱き締める。
「ジーンって…は、初めてじゃないの?その…こういうの」
アリシアがジーンの胸に顔を埋めながら言う。
「ん?」
「…何か慣れてる」
胸に額を押し付けていて顔は見えないが唇を尖らせているらしい。
「妬いてる?」
ジーンが言うと、アリシアはジーンの胸を拳で叩く。
「はは、アリシアかわいい」
ジーンはアリシアを抱き込む。
「うー」
唸りながらもジーンの背中に手を回す。
「…ないよ」
「え?」
「こういうの、アリシアが初めて」
「…本当?」
アリシアが顔を上げてジーンを見る。目尻に涙が光っていた。
「泣くほど嫌だった?」
ジーンはアリシアの目尻に口付けて涙を吸い取る。アリシアは無言で頷いた。
ああ、かわいい。
「アリシア以外好きになった事ないし。アリシアが殿下と結婚するまでは俺も結婚なんかする気もなかったし、結婚してからも多分…もし離縁されたら、とか、殿下が早逝したら、とか、色々ありもしない可能性考えて、でもゼロじゃない限り、結局結婚とかしなかったんじゃないかな」
「ジーン…」
アリシアが潤んだ瞳で見つめる。
ジーンはアリシアの額へ口付ける。
「愛してる。アリシア」
今度はちゃんと言えた。
ジーンはアリシアを抱きしめた。
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