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第二章 浄化の旅
掠れたバリトンボイスは凶器 R18
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「ローゼン…?」
ぐ、と腰を手前に引かれてローゼンに密着する。素肌が触れ合って、汗でしっとりしてるのが何だかドキドキして。
「あ…っ」
ローゼンの太い指が2本、後孔を拡げたかと思えば次に当たるのは熱くて硬い何か。何かってもうこれはローゼンの…ですよね。
耳元で、腰を落として、って囁かれたらもう堪らない。腰が砕け落ちそうになるけど、この凶器を一気に入れたらあとでどエライ事になるのは分かりきってるから、震える足を叱咤してローゼンの首に抱き付いて、ゆっくりゆっくり腰を落とす。
合間合間に俺の中が蠢いて、ちゅ、ちゅ、と微かに中に引き込む音をさせてるのが恥ずかしいんだけど。
でも、おっきくて、気持ちいい…っ!!
「あ…っ、は、あぁぁーーー…ッ!」
首筋の、多分ギリギリ服で隠れる辺り。ヂュ、と音がするくらい強く吸われるのと同時についに足から力が抜けて残り半分が一気に入ってきて、涙を飛ばしながら仰け反ってしまった。ついでに腹の間で弾けた白濁がローゼンの胸下からとろり、と垂れてくるのを目にしてしまって、
「ん…っ」
きゅぅ、と後孔が締まる。
だ、だって何かえっちだったから…!
「…大丈夫ですか?」
「ローゼン、の、…っ、おっきぃ…」
ひぇぇぇ…!!!?だから何でこのタイミングで大きくなるの!!?ディアと言いローゼンと言い!
というかあの凶器にまだ上があるの…!?俺の尻大丈夫!?
ローゼンも質量が増した事はわかってるのだろう。困ったように微笑んで、俺の目蓋や頬にキスしてから
「お願いです。あまり煽らないで」
なんて言ってくる。
煽ったつもりはないんですよ!ただ事実を述べただけで!
でもわかったぞ。こういう時大きいとか言ったら駄目なんだな?今後気を付けよ。
「あ…っ、あん…っ!ろ、ぜん…っ、あ!急に、だめ…っ!!」
ちょっとちょっと!急に人の腰持って動かさないでもらえますか!!まだ心の準備というか体の準備というか…とにかくまだ待ってほしいのに!
だけどローゼンの剛直がぬるぬると出入りする度にどんどん体が熱くなって、気持ち良くて、気が付いたらローゼンの首に抱き付いて自分で腰を振ってしまってた。
うぅぅ…こ、こんなの恥ずかしいのに…!気持ち良くて腰、止まらないー!
「あっ、…あんっ、ひ、あ…っ、あぁ…ッ」
「イイですか…?」
「んぁ…っ!み、みみ、やだぁ…!」
直接耳の中に拭き込むように唇をくっつけてひそ、と囁かれると腹の奥がきゅんと疼いて中にいるローゼンを締め付けてしまう。そしたらもう形だとか中でドクドク脈打ってるのだとか、中を通して感覚が伝わってきて
「ひ、ーーーあぁぁぁぁ…ッ!!」
またイッてしまった。
毎回、俺こんな早漏だった…!?ってくらいすぐイッちゃうんだけど…。ま、まぁいつも恋人の右手が相手だったし、実体験ないから何とも言えませんが。
くた、とローゼンの肩に頭をつけて息を整えてたのに。
「ふぇ…!?あ…っ、ま、まって、やぁ!あっ、あん…っ!んやぁぁっ」
「すみません…っ」
匂いが、と一言呟いてころん、と寝床に倒されてしまう。いつの間にか腰の下に引き寄せられたクッションで浮いた体の上にのし掛かったローゼンは、さっきまでめちゃくちゃ我慢してたんだな、ってわかる激しさで俺の中を擦って掻き回す。
動きに合わせてぐちゅぐちゅと音がして、何度も中の膨らみをゴリゴリ押し潰されて、耳からも体の中からも犯される感じに怖いのと気持ちが良いのとごちゃまぜになって涙が止まらない。
「スナオ様…っ」
「あぁ…!あ、あっ、き、もちぃ…っ、ろー、きもちいい…っ!!もっと…あん、もっとして…、んあぁぁっ!」
興奮して掠れたローゼンのバリトンボイスで絶対もう腰が砕けたと思う。全身気持ち良さでへろへろになって、シーツを握る指先にも全く力なんか入ってなくて。
「あ…っ、ーーーーーーーーッ!!!」
ガクガク震える体を掻き抱いたローゼンがまた俺の肌に吸い付くもんだから、俺は声も出せずに仰け反って白濁を自分の腹に散らした。
「ひ…っ、い、やぁ…!ローゼン、や、いま、イッたぁ…っ!あ!あん!だめ…っあっ、だめ…っ!!!あぁ!!」
余韻に浸る間もなくガツガツ最奥を貫かれる感覚に目を見開いて首を振る。俺の首筋に顔を埋めたままのローゼンから、すみません、と掠れた謝罪は聞こえたけど腰の動きは止めてくれなくて、力の入らない手でローゼンの頭に縋って、待って、待って、と懇願してたのがいつの間にやら
「あ!はぁ、あぁ!ろ、ぜん、もっとぉ…っ!!!もっと、おく、ついてぇ…っ」
に変わってるのに遠ーーーいところにいる冷静な自分が、もう無理だって!やめとけって!と叫んでたけど。
でももうお互い止められない。ローゼンの切羽詰まった
「スナオ様…っ」
という声に合わせて、中で脈打つ剛直から熱い飛沫がぶしゃり、と最奥に注がれて。
「ぁ…っ!!!」
俺は5度目の絶頂を迎えて、くったりと弛緩した。
眦から溢れる涙をローゼンの唇が拭う。多幸感に包まれながら、でも俺は思った。
もう無理だ。これ以上されたら死ぬ…!
ぐ、と腰を手前に引かれてローゼンに密着する。素肌が触れ合って、汗でしっとりしてるのが何だかドキドキして。
「あ…っ」
ローゼンの太い指が2本、後孔を拡げたかと思えば次に当たるのは熱くて硬い何か。何かってもうこれはローゼンの…ですよね。
耳元で、腰を落として、って囁かれたらもう堪らない。腰が砕け落ちそうになるけど、この凶器を一気に入れたらあとでどエライ事になるのは分かりきってるから、震える足を叱咤してローゼンの首に抱き付いて、ゆっくりゆっくり腰を落とす。
合間合間に俺の中が蠢いて、ちゅ、ちゅ、と微かに中に引き込む音をさせてるのが恥ずかしいんだけど。
でも、おっきくて、気持ちいい…っ!!
「あ…っ、は、あぁぁーーー…ッ!」
首筋の、多分ギリギリ服で隠れる辺り。ヂュ、と音がするくらい強く吸われるのと同時についに足から力が抜けて残り半分が一気に入ってきて、涙を飛ばしながら仰け反ってしまった。ついでに腹の間で弾けた白濁がローゼンの胸下からとろり、と垂れてくるのを目にしてしまって、
「ん…っ」
きゅぅ、と後孔が締まる。
だ、だって何かえっちだったから…!
「…大丈夫ですか?」
「ローゼン、の、…っ、おっきぃ…」
ひぇぇぇ…!!!?だから何でこのタイミングで大きくなるの!!?ディアと言いローゼンと言い!
というかあの凶器にまだ上があるの…!?俺の尻大丈夫!?
ローゼンも質量が増した事はわかってるのだろう。困ったように微笑んで、俺の目蓋や頬にキスしてから
「お願いです。あまり煽らないで」
なんて言ってくる。
煽ったつもりはないんですよ!ただ事実を述べただけで!
でもわかったぞ。こういう時大きいとか言ったら駄目なんだな?今後気を付けよ。
「あ…っ、あん…っ!ろ、ぜん…っ、あ!急に、だめ…っ!!」
ちょっとちょっと!急に人の腰持って動かさないでもらえますか!!まだ心の準備というか体の準備というか…とにかくまだ待ってほしいのに!
だけどローゼンの剛直がぬるぬると出入りする度にどんどん体が熱くなって、気持ち良くて、気が付いたらローゼンの首に抱き付いて自分で腰を振ってしまってた。
うぅぅ…こ、こんなの恥ずかしいのに…!気持ち良くて腰、止まらないー!
「あっ、…あんっ、ひ、あ…っ、あぁ…ッ」
「イイですか…?」
「んぁ…っ!み、みみ、やだぁ…!」
直接耳の中に拭き込むように唇をくっつけてひそ、と囁かれると腹の奥がきゅんと疼いて中にいるローゼンを締め付けてしまう。そしたらもう形だとか中でドクドク脈打ってるのだとか、中を通して感覚が伝わってきて
「ひ、ーーーあぁぁぁぁ…ッ!!」
またイッてしまった。
毎回、俺こんな早漏だった…!?ってくらいすぐイッちゃうんだけど…。ま、まぁいつも恋人の右手が相手だったし、実体験ないから何とも言えませんが。
くた、とローゼンの肩に頭をつけて息を整えてたのに。
「ふぇ…!?あ…っ、ま、まって、やぁ!あっ、あん…っ!んやぁぁっ」
「すみません…っ」
匂いが、と一言呟いてころん、と寝床に倒されてしまう。いつの間にか腰の下に引き寄せられたクッションで浮いた体の上にのし掛かったローゼンは、さっきまでめちゃくちゃ我慢してたんだな、ってわかる激しさで俺の中を擦って掻き回す。
動きに合わせてぐちゅぐちゅと音がして、何度も中の膨らみをゴリゴリ押し潰されて、耳からも体の中からも犯される感じに怖いのと気持ちが良いのとごちゃまぜになって涙が止まらない。
「スナオ様…っ」
「あぁ…!あ、あっ、き、もちぃ…っ、ろー、きもちいい…っ!!もっと…あん、もっとして…、んあぁぁっ!」
興奮して掠れたローゼンのバリトンボイスで絶対もう腰が砕けたと思う。全身気持ち良さでへろへろになって、シーツを握る指先にも全く力なんか入ってなくて。
「あ…っ、ーーーーーーーーッ!!!」
ガクガク震える体を掻き抱いたローゼンがまた俺の肌に吸い付くもんだから、俺は声も出せずに仰け反って白濁を自分の腹に散らした。
「ひ…っ、い、やぁ…!ローゼン、や、いま、イッたぁ…っ!あ!あん!だめ…っあっ、だめ…っ!!!あぁ!!」
余韻に浸る間もなくガツガツ最奥を貫かれる感覚に目を見開いて首を振る。俺の首筋に顔を埋めたままのローゼンから、すみません、と掠れた謝罪は聞こえたけど腰の動きは止めてくれなくて、力の入らない手でローゼンの頭に縋って、待って、待って、と懇願してたのがいつの間にやら
「あ!はぁ、あぁ!ろ、ぜん、もっとぉ…っ!!!もっと、おく、ついてぇ…っ」
に変わってるのに遠ーーーいところにいる冷静な自分が、もう無理だって!やめとけって!と叫んでたけど。
でももうお互い止められない。ローゼンの切羽詰まった
「スナオ様…っ」
という声に合わせて、中で脈打つ剛直から熱い飛沫がぶしゃり、と最奥に注がれて。
「ぁ…っ!!!」
俺は5度目の絶頂を迎えて、くったりと弛緩した。
眦から溢れる涙をローゼンの唇が拭う。多幸感に包まれながら、でも俺は思った。
もう無理だ。これ以上されたら死ぬ…!
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