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第1章 念願の国外追放
頭パーン
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結局オーナーが戻って来たのはそれから3日経ってからだった。
その間食堂は臨時休業、お店自体はシーラ姉さんが仕切ってくれて、僕は――。
「とっても役立たず……」
あの日からベッドの住人のままだ。
一応マリオットが毎日来て頭よしよしして帰っていくけど、一度Subドロップ起こしてる体はそんなもんじゃ元に戻んなかったんだ。
α×Domのティールはいるけど、信頼関係なんて皆無だもんね!何だったら魔王の天敵なんだから!
勇者×魔王の薄い本がなんだか頭に浮かんだからもしかしたら前世そんな本を読んだことがあるのかも知れないけど、僕がウルな以上ティールは天敵だ。
オーナーが帰ってきてくれて良かったよ。何か知らないけどマリオットと入れ違いにやって来てはあれこれ世話焼いてくるからすっごい困ってたんだ。
「ほら、むくれてないでこっち来い」
何の役にも立ってない事が申し訳なくてしょぼくれてたんだけどオーナーを見てちょっと元気になる。
着替えは支給されたのか元からどこかで保管してたのか、オーナーが着てるのはいつものくたびれたシャツじゃなくて丈夫そうな生地のシャツ(防御力+2らしい)と革の胸当て。
肘下辺りからの革手袋に背中にはまだあのどデカイ大剣を背負ってる。
見た目革のブーツは歩くとコツコツ音がしてるから靴先とかに鉄板か何か仕込んでありそうだ。
いつも無造作に結んでる髪はほどいてあってワイルド感増し増しで鼻血が出そう。
そんな推しが手を広げて待ってくれてる。その逞しい大胸筋に今すぐ飛び付いて雄っぱいを揉みしだきたいのは山々なんだけど……。
「でも僕汗くさい……」
熱が下がらなかったからまともに風呂入る元気なかったんだよね……。
一応体はアロマオイル垂らした湯で拭いてたんだけど、頭痛が酷すぎて適当だったし。
なんてモジモジしてたら自分の頭ガシガシ乱暴に掻いたオーナーが僕の脇の下に手を突っ込んであっさりと抱き上げてしまった。
「ひょわあぁぁぁぁぁ……!」
口から変な悲鳴が出るけどそれどころじゃない。
慌ててしがみついてしまった所為で!推しの!顔が!目の前にぃぃぃぃ!!!
しかも、すん、なんて鼻鳴らして嗅がないでください!!
「別に臭くないじゃないか」
むしろ俺の方がまだ風呂入ってないんだけどな、なんて笑うから思わず僕も嗅いでしまう。
「……うん。臭い。血の臭いがする」
オーナーの芳しい匂いの中に混ざる血生臭さでちょっと気分が悪くなった。
装備を解いてからと思ったけどマリオットからウルがダウンしてるから早く帰れって魔導速達が届いてたからすぐ帰ってきてくれたんだって。
オーナー優しすぎる!流石僕の推し!!あと僕の親友が優秀過ぎる。ありがとうマリオット。
「……魔物、たくさんいた?」
マリオットがやってくれたみたいによしよしと頭を撫でてくれる大きな手。
いつもと違って血生臭いけどその中にあるいつものオーナーの匂いを探してくんくんしながら訊いてみる。
聞いた所でどうしようもないんだけど。だって僕は魔王じゃないし、そもそも万が一僕が魔王になったとして魔物って魔王に従うんだろうか?
いや!魔王にはならないけどね!?その為にここまで頑張ってきたんだから!
「普段群れない魔物が群れで襲ってきた。王城では魔物増殖が起きてるんじゃないかって問題視されてるみたいだな」
「ギフト情報?」
「ああ。王族は魔王が誕生してる可能性がある、って言ってるらしい」
「僕じゃないよ!?」
「お前はすぐ過剰反応するな……。わかってるよ」
しまった。ついつい反応してしまった!
オーナーが変に思わなかったかな?ってちらりと見上げるけど、その夕焼けみたいな綺麗な目には僕の間抜けな顔がうつるばっかりで考えてる事はわかんない。
ただ気付いたことがある。
「オーナーの髭がない!!」
何で!?あの男らしい無精髭結構気に入ってたのに!!
「今かよ」
呆れたようなオーナーの突っ込みも聞き流し、ツルツルの頬やら顎やらを触る。
ない……!じょりじょりが……!頭擦り付けると気持ちのいいじょりじょりが……ない……!!!
「王族の前に出るのに髭はダメだって言われて剃られた」
「え、王族の前に出たの?」
「ん?言ってなかったか?ギフトの直属上司は第2王子だぞ」
何だって!?そんな情報知らないよ!!そういやこの間も王子の付き添いで辺境伯の所に行ってたもんな。あれは付き添いで、っていうより直属上司だから着いてきてたのか……!
え、やっぱりギフトってティールより出世してない!?あれ?小説でもそんな情報あったっけ!?
「ギフトが世話になってるから挨拶のひとつくらいしとかないと、後で何言われるかわからんからな……」
「……オーナー、顔怖いけど……」
気にするな、って言われたら気になるけど背中からいつぞやのドラゴンオーラがはみ出してるから訊くのはやめておいた。
僕は空気が読める男なんだ。オーラが怖かったとも言うけど!
まだ熱っぽい体はオーナーから離れたくない、って言ってたけど流石にオーナーも血生臭いまま食事したりは無理だろうから磁石を剥がす時みたいに無理矢理離れて大人しくベッドに戻る。
何だかオーナーが戻って安心してうとうとして……飯は、風呂は、って何度か声かけられたけど起きられなくて。
ただあんなに下がらなかった熱はオーナーによしよしされてからあっという間に下がったから僕の体はとっても現金だ、なんて呑気に思いながら気持ち良く微睡んでたんだけど。
「なんだこれ」
訝しげな声にふ、と目を開けて。
オーナーの手に握られたそれを3度見くらいして。
無言でスッと取り上げてもう一度枕の下に隠してみたけどもう遅い。
マリオットが見つけた大人のオモチャ(初心者用)を枕の下に入れたまま忘れてた!!
「ウル?」
むに、っと両頬を片手で摘まんでくるからアヒルみたいになった口をモゴモゴさせる。
言い訳を……!何か言い訳を探さなくては……!
「1人でしたのか?」
「ひてまひぇん」
「誰かにしてもらった?」
そんな相手いるわけないじゃん!
いたらそもそもオーナーが帰るまでにSubドロップからの体調不良治ってるよ!
「未使用の貰い物……」
「店はやってなかったから……あいつらの誰かか」
はぁ、とため息をつかれてびくりとする。
嫌われた?
こんなの使ったって入れるつもりもないのに、って思われた?
どうしよう、って思ってるのに口が笑ってしまう。
「こ、こんなのがあるなんて知らなくてびっくりしちゃった!これ動くんだって!」
しかも勝手に洗浄までしてくれる優れものだよ!って商品説明してる僕の頭をオーナーの手が引き寄せる。
ごん、って当たったのはもちろんムッキムキに逞しいオーナーの胸でお風呂上がりのオーナーからは僕があげたハーブ石鹸の良い香りがしてる。
「怒っても呆れてもないから落ち着け」
あとそれしまえ、って言われてとりあえずもう一度枕の下に入れた。
「他に隠し場所なかったのか」
なんて苦笑した感じの声で訊かれる。
「タンスに隠してたのにマリオットがみつけてきたんだ……」
しかもその後熱が出て動けなくて忘れてて。
いやまさかいきなりオーナーに見つかるなんて思わないじゃん。
そりゃベッドは一緒ですから?枕も長いやつ2人で使ってるし。無意識に自分の頭が当たらない位置にやってたんだろうな~。
……って僕の大バカ!!熱があってもこれだけはもう一度隠しとくべきだっただろーーーー!!
急に恥ずかしくなってきてキャーっと顔を覆った僕に大笑いした後でくるん、って体が回る感覚がしてびっくりして目を開ける。
頭の下にはちょっと異物感がある柔らかな枕。
視界の先には天井とオーナーの顔。
あれ、これオーナーに押し倒されてない?
「この唇は?」
親指がゆる、っと僕の唇を撫でる。かさぶたになったけどまだ傷の残る唇にオーナーの武骨な指が……。
推しの!雰囲気が!エロい!!
僕の頭が許容量を超えてパーンって弾けた。
その間食堂は臨時休業、お店自体はシーラ姉さんが仕切ってくれて、僕は――。
「とっても役立たず……」
あの日からベッドの住人のままだ。
一応マリオットが毎日来て頭よしよしして帰っていくけど、一度Subドロップ起こしてる体はそんなもんじゃ元に戻んなかったんだ。
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着替えは支給されたのか元からどこかで保管してたのか、オーナーが着てるのはいつものくたびれたシャツじゃなくて丈夫そうな生地のシャツ(防御力+2らしい)と革の胸当て。
肘下辺りからの革手袋に背中にはまだあのどデカイ大剣を背負ってる。
見た目革のブーツは歩くとコツコツ音がしてるから靴先とかに鉄板か何か仕込んでありそうだ。
いつも無造作に結んでる髪はほどいてあってワイルド感増し増しで鼻血が出そう。
そんな推しが手を広げて待ってくれてる。その逞しい大胸筋に今すぐ飛び付いて雄っぱいを揉みしだきたいのは山々なんだけど……。
「でも僕汗くさい……」
熱が下がらなかったからまともに風呂入る元気なかったんだよね……。
一応体はアロマオイル垂らした湯で拭いてたんだけど、頭痛が酷すぎて適当だったし。
なんてモジモジしてたら自分の頭ガシガシ乱暴に掻いたオーナーが僕の脇の下に手を突っ込んであっさりと抱き上げてしまった。
「ひょわあぁぁぁぁぁ……!」
口から変な悲鳴が出るけどそれどころじゃない。
慌ててしがみついてしまった所為で!推しの!顔が!目の前にぃぃぃぃ!!!
しかも、すん、なんて鼻鳴らして嗅がないでください!!
「別に臭くないじゃないか」
むしろ俺の方がまだ風呂入ってないんだけどな、なんて笑うから思わず僕も嗅いでしまう。
「……うん。臭い。血の臭いがする」
オーナーの芳しい匂いの中に混ざる血生臭さでちょっと気分が悪くなった。
装備を解いてからと思ったけどマリオットからウルがダウンしてるから早く帰れって魔導速達が届いてたからすぐ帰ってきてくれたんだって。
オーナー優しすぎる!流石僕の推し!!あと僕の親友が優秀過ぎる。ありがとうマリオット。
「……魔物、たくさんいた?」
マリオットがやってくれたみたいによしよしと頭を撫でてくれる大きな手。
いつもと違って血生臭いけどその中にあるいつものオーナーの匂いを探してくんくんしながら訊いてみる。
聞いた所でどうしようもないんだけど。だって僕は魔王じゃないし、そもそも万が一僕が魔王になったとして魔物って魔王に従うんだろうか?
いや!魔王にはならないけどね!?その為にここまで頑張ってきたんだから!
「普段群れない魔物が群れで襲ってきた。王城では魔物増殖が起きてるんじゃないかって問題視されてるみたいだな」
「ギフト情報?」
「ああ。王族は魔王が誕生してる可能性がある、って言ってるらしい」
「僕じゃないよ!?」
「お前はすぐ過剰反応するな……。わかってるよ」
しまった。ついつい反応してしまった!
オーナーが変に思わなかったかな?ってちらりと見上げるけど、その夕焼けみたいな綺麗な目には僕の間抜けな顔がうつるばっかりで考えてる事はわかんない。
ただ気付いたことがある。
「オーナーの髭がない!!」
何で!?あの男らしい無精髭結構気に入ってたのに!!
「今かよ」
呆れたようなオーナーの突っ込みも聞き流し、ツルツルの頬やら顎やらを触る。
ない……!じょりじょりが……!頭擦り付けると気持ちのいいじょりじょりが……ない……!!!
「王族の前に出るのに髭はダメだって言われて剃られた」
「え、王族の前に出たの?」
「ん?言ってなかったか?ギフトの直属上司は第2王子だぞ」
何だって!?そんな情報知らないよ!!そういやこの間も王子の付き添いで辺境伯の所に行ってたもんな。あれは付き添いで、っていうより直属上司だから着いてきてたのか……!
え、やっぱりギフトってティールより出世してない!?あれ?小説でもそんな情報あったっけ!?
「ギフトが世話になってるから挨拶のひとつくらいしとかないと、後で何言われるかわからんからな……」
「……オーナー、顔怖いけど……」
気にするな、って言われたら気になるけど背中からいつぞやのドラゴンオーラがはみ出してるから訊くのはやめておいた。
僕は空気が読める男なんだ。オーラが怖かったとも言うけど!
まだ熱っぽい体はオーナーから離れたくない、って言ってたけど流石にオーナーも血生臭いまま食事したりは無理だろうから磁石を剥がす時みたいに無理矢理離れて大人しくベッドに戻る。
何だかオーナーが戻って安心してうとうとして……飯は、風呂は、って何度か声かけられたけど起きられなくて。
ただあんなに下がらなかった熱はオーナーによしよしされてからあっという間に下がったから僕の体はとっても現金だ、なんて呑気に思いながら気持ち良く微睡んでたんだけど。
「なんだこれ」
訝しげな声にふ、と目を開けて。
オーナーの手に握られたそれを3度見くらいして。
無言でスッと取り上げてもう一度枕の下に隠してみたけどもう遅い。
マリオットが見つけた大人のオモチャ(初心者用)を枕の下に入れたまま忘れてた!!
「ウル?」
むに、っと両頬を片手で摘まんでくるからアヒルみたいになった口をモゴモゴさせる。
言い訳を……!何か言い訳を探さなくては……!
「1人でしたのか?」
「ひてまひぇん」
「誰かにしてもらった?」
そんな相手いるわけないじゃん!
いたらそもそもオーナーが帰るまでにSubドロップからの体調不良治ってるよ!
「未使用の貰い物……」
「店はやってなかったから……あいつらの誰かか」
はぁ、とため息をつかれてびくりとする。
嫌われた?
こんなの使ったって入れるつもりもないのに、って思われた?
どうしよう、って思ってるのに口が笑ってしまう。
「こ、こんなのがあるなんて知らなくてびっくりしちゃった!これ動くんだって!」
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ごん、って当たったのはもちろんムッキムキに逞しいオーナーの胸でお風呂上がりのオーナーからは僕があげたハーブ石鹸の良い香りがしてる。
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「他に隠し場所なかったのか」
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……って僕の大バカ!!熱があってもこれだけはもう一度隠しとくべきだっただろーーーー!!
急に恥ずかしくなってきてキャーっと顔を覆った僕に大笑いした後でくるん、って体が回る感覚がしてびっくりして目を開ける。
頭の下にはちょっと異物感がある柔らかな枕。
視界の先には天井とオーナーの顔。
あれ、これオーナーに押し倒されてない?
「この唇は?」
親指がゆる、っと僕の唇を撫でる。かさぶたになったけどまだ傷の残る唇にオーナーの武骨な指が……。
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