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Who are you?(貴方は誰?) 4
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登記所を出たラチアたちは中央通りにある一軒の本屋の前で足を止めていた。
「本?」
ラヴィがラチアを見上げながら訊き返した。
「あぁ。俺がいつまでもオマエを養っていけるという保証はないからな。俺になにかあったときでも生きて行けるよう、職能を今のうちに身につけておいたほうがいい」
「それが、本を読むこと?」
ラヴィは別にそこまで考えてはいなくて単純にラチアと一緒に暮らすことができればそれで良かったのだけれど、自分の将来をきちんと考えてくれているラチアの気持ちが嬉しくてラヴィは話の流れに逆らわなかった。
「本を読むというより字を覚えるのが目的だな。普通は読み書きが出来るのは貴族だけで教育を受けていない一般人は文字を読むことも書く事もできない」
「へぇー……」
「でも、遠方に住まう親族からの通信で一般人の間でも手紙の往来はある」
「文字が読めないのに?」
「そうだ。だから届けられた手紙は文字が読める者に読んでもらって、文字が書ける者に返事を書いてもらう必要が出てくる。それが商売になる。『代読』『代筆』だ」
「じゃあ、読み書きができればボクでもお金を稼ぐことができるようになるの?」
「そうだ。オマエはウサギタイプのアニオンだから成長したら人間とほぼ同じ体に成長する。そうしたらペンが持てるようになるから文字も書けるだろう。ラヴィはどう見ても畑仕事とかの肉体労働には向いてないからな。こういった仕事が出来るようになっておいたほうがいい」
「じゃあ、あたしがおチビちゃん向けの本を選ぶね!」
パイラが本を選ぶ役に立候補した。
そもそもラヴィに本なんて高価な物を買い与える流れになったのは、犀の鎮圧に貢献したラチアにそれなりの報奨金を贈るようパイラが警備部隊の連隊長に強く進言したからだ。
想定していなかった臨時収入。しかもかなりの額を貰えた。
それを惜しみなくラヴィのために使おうとしているラチア。
『むむぅ、いいね。いいね。やっぱ先輩は良い男だよ。自分のモノを買うより子育て優先かぁ、きっと将来いいお父さんになるね。むふふぅ~』
パイラは自分の将来の家族計画に思いをはせてニヤニヤとしながら並べられている本を一つ一つ手にとって吟味した。
書店に並べられている商品はまだ羊皮紙を使った巻物が多くあって店内は古い革の匂いが漂っているけれど、半分ほどは貴重品の紙を使用している高価な本だ。
「どれがいいかなー……。おチビちゃんだとあまり難しいのはダメだし……将来はきっと私と先輩の子も読むことになるんだからちゃんと選ばないと……」
「余計な計画も交じっているように聞こえたが、気のせいか?」
「……うふふ?」
体をくねらせながら照れ笑いをするパイラ。
きっと両想いの相手ならこんな反応も愛おしく感じるところなのだろうけれど、
「……」
ラチアは、ただただイラッとした。
「あ、あのね、ボクだって、将来大人になったら畑仕事くらいできると思うよ? 本を読むとか字を書くとかそれだけじゃなくてね、もっと頑張るよ? 肉体労働だってするよ?」
ラヴィはラチアの好意を嬉しく思う反面、今の自分では何もお返しができないのが心苦しかった。
少しでも多くのことでラチアのお役に立てるようになりたい。だから頭脳労働だけに限定されないよう一生懸命にやる気をアピールした。
「にひっ、別の意味での肉体労働は、愛いおチビちゃんにはさせたくないだろうしねぇ……って、痛ったーい! 今の本気チョップだったでしょ先輩!? めちゃくちゃ痛かったですよ!?」
「ろくでもないことを言うからだ」
もし「《別の意味での肉体労働》ってなに?」ってラヴィに無垢な瞳で訊かれでもしたら、説明しなければならない立場にいるラチアにとって冗談で済まない事態になる。
「う~……。ちょっとした冗談だったのに……」
「その『ちょっとした』ことが大惨事なることもあるんだ」
ぶつぶつ不平をこぼしているパイラに本選びを任せて、ラチアとラヴィのふたりは店の外に出た。
「パイラって、楽しい人だね」
「……そうか?」
ラチアはひどく嫌そうな顔をした。
「うん。ボク、パイラが好きだよ」
「まぁ、俺も嫌いではないが……時々ひどく鬱陶しいんだ。それさえなければな……」
「パイラって、昔からあんな感じだったの?」
「会ったばかりの頃は今よりももう少し控えめで大人しい感じだったな。ところがある時期から急にああなった。理由は俺にも分からない。それからずっとあのテンションだ。もう朝からうるさいし、夜でもうるさい。きっと寝言も騒々しいことだろう」
それはちょっと相手するのが大変そうだな……と思ったラヴィだけれど、それをラチアの前で口にしないくらいの気遣いはできる子だった。
パイラが本を選び終えるのを待っていると店の前を美々しい鎧をつけた兵士が馬に乗って小さな鐘を鳴らしながらゆっくりと通り過ぎた。
兵士が通り過ぎた後、通りに出ていた人たちは慌ただしく通りの端に寄って片膝をつき、通りの中央に向かって頭を垂れた。
「みんな何してるの?」
「王族がこれからここを通るんだ。ラヴィも俺と同じようにしろ。じゃないと不敬罪で牢屋にブチ込まれるぞ」
ラチアが他の人と同じように通りの端に寄って身を屈めたのでラヴィもその横で小さく蹲り、ぺこりと頭を下げた。
「馬車が通り過ぎるまで絶対に頭を上げるなよ」
「うん」
「わちゃ! こんなときに王族通過かぁ。めんどいなぁ……」
パイラは店を出てくるなり眉を寄せてラヴィとラチアの間に割り込んで膝をついた。
「どんな本を選んだんだ?」
「『シンデレラ』にしました。挿絵も可愛くてこれならおチビちゃんも楽しめるかなって」
「パイラにしてはまともだな」
「パイラにしてはってなんですか。なんだか先輩の中でのあたしの評価が気になるんですけど」
「気にしなくていい。俺の中でのオマエの評価は少しも変わってないから」
「やだ、先輩ったら。こんなところで愛の告白だなんて」
「……」
本当にコイツはどう言ったら……とラチアは頭を抱えたくなったが、何を言っても無駄だと経験則で分かっているので言うのはやめた。
「本?」
ラヴィがラチアを見上げながら訊き返した。
「あぁ。俺がいつまでもオマエを養っていけるという保証はないからな。俺になにかあったときでも生きて行けるよう、職能を今のうちに身につけておいたほうがいい」
「それが、本を読むこと?」
ラヴィは別にそこまで考えてはいなくて単純にラチアと一緒に暮らすことができればそれで良かったのだけれど、自分の将来をきちんと考えてくれているラチアの気持ちが嬉しくてラヴィは話の流れに逆らわなかった。
「本を読むというより字を覚えるのが目的だな。普通は読み書きが出来るのは貴族だけで教育を受けていない一般人は文字を読むことも書く事もできない」
「へぇー……」
「でも、遠方に住まう親族からの通信で一般人の間でも手紙の往来はある」
「文字が読めないのに?」
「そうだ。だから届けられた手紙は文字が読める者に読んでもらって、文字が書ける者に返事を書いてもらう必要が出てくる。それが商売になる。『代読』『代筆』だ」
「じゃあ、読み書きができればボクでもお金を稼ぐことができるようになるの?」
「そうだ。オマエはウサギタイプのアニオンだから成長したら人間とほぼ同じ体に成長する。そうしたらペンが持てるようになるから文字も書けるだろう。ラヴィはどう見ても畑仕事とかの肉体労働には向いてないからな。こういった仕事が出来るようになっておいたほうがいい」
「じゃあ、あたしがおチビちゃん向けの本を選ぶね!」
パイラが本を選ぶ役に立候補した。
そもそもラヴィに本なんて高価な物を買い与える流れになったのは、犀の鎮圧に貢献したラチアにそれなりの報奨金を贈るようパイラが警備部隊の連隊長に強く進言したからだ。
想定していなかった臨時収入。しかもかなりの額を貰えた。
それを惜しみなくラヴィのために使おうとしているラチア。
『むむぅ、いいね。いいね。やっぱ先輩は良い男だよ。自分のモノを買うより子育て優先かぁ、きっと将来いいお父さんになるね。むふふぅ~』
パイラは自分の将来の家族計画に思いをはせてニヤニヤとしながら並べられている本を一つ一つ手にとって吟味した。
書店に並べられている商品はまだ羊皮紙を使った巻物が多くあって店内は古い革の匂いが漂っているけれど、半分ほどは貴重品の紙を使用している高価な本だ。
「どれがいいかなー……。おチビちゃんだとあまり難しいのはダメだし……将来はきっと私と先輩の子も読むことになるんだからちゃんと選ばないと……」
「余計な計画も交じっているように聞こえたが、気のせいか?」
「……うふふ?」
体をくねらせながら照れ笑いをするパイラ。
きっと両想いの相手ならこんな反応も愛おしく感じるところなのだろうけれど、
「……」
ラチアは、ただただイラッとした。
「あ、あのね、ボクだって、将来大人になったら畑仕事くらいできると思うよ? 本を読むとか字を書くとかそれだけじゃなくてね、もっと頑張るよ? 肉体労働だってするよ?」
ラヴィはラチアの好意を嬉しく思う反面、今の自分では何もお返しができないのが心苦しかった。
少しでも多くのことでラチアのお役に立てるようになりたい。だから頭脳労働だけに限定されないよう一生懸命にやる気をアピールした。
「にひっ、別の意味での肉体労働は、愛いおチビちゃんにはさせたくないだろうしねぇ……って、痛ったーい! 今の本気チョップだったでしょ先輩!? めちゃくちゃ痛かったですよ!?」
「ろくでもないことを言うからだ」
もし「《別の意味での肉体労働》ってなに?」ってラヴィに無垢な瞳で訊かれでもしたら、説明しなければならない立場にいるラチアにとって冗談で済まない事態になる。
「う~……。ちょっとした冗談だったのに……」
「その『ちょっとした』ことが大惨事なることもあるんだ」
ぶつぶつ不平をこぼしているパイラに本選びを任せて、ラチアとラヴィのふたりは店の外に出た。
「パイラって、楽しい人だね」
「……そうか?」
ラチアはひどく嫌そうな顔をした。
「うん。ボク、パイラが好きだよ」
「まぁ、俺も嫌いではないが……時々ひどく鬱陶しいんだ。それさえなければな……」
「パイラって、昔からあんな感じだったの?」
「会ったばかりの頃は今よりももう少し控えめで大人しい感じだったな。ところがある時期から急にああなった。理由は俺にも分からない。それからずっとあのテンションだ。もう朝からうるさいし、夜でもうるさい。きっと寝言も騒々しいことだろう」
それはちょっと相手するのが大変そうだな……と思ったラヴィだけれど、それをラチアの前で口にしないくらいの気遣いはできる子だった。
パイラが本を選び終えるのを待っていると店の前を美々しい鎧をつけた兵士が馬に乗って小さな鐘を鳴らしながらゆっくりと通り過ぎた。
兵士が通り過ぎた後、通りに出ていた人たちは慌ただしく通りの端に寄って片膝をつき、通りの中央に向かって頭を垂れた。
「みんな何してるの?」
「王族がこれからここを通るんだ。ラヴィも俺と同じようにしろ。じゃないと不敬罪で牢屋にブチ込まれるぞ」
ラチアが他の人と同じように通りの端に寄って身を屈めたのでラヴィもその横で小さく蹲り、ぺこりと頭を下げた。
「馬車が通り過ぎるまで絶対に頭を上げるなよ」
「うん」
「わちゃ! こんなときに王族通過かぁ。めんどいなぁ……」
パイラは店を出てくるなり眉を寄せてラヴィとラチアの間に割り込んで膝をついた。
「どんな本を選んだんだ?」
「『シンデレラ』にしました。挿絵も可愛くてこれならおチビちゃんも楽しめるかなって」
「パイラにしてはまともだな」
「パイラにしてはってなんですか。なんだか先輩の中でのあたしの評価が気になるんですけど」
「気にしなくていい。俺の中でのオマエの評価は少しも変わってないから」
「やだ、先輩ったら。こんなところで愛の告白だなんて」
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