70 / 94
第四幕 みんなが子猫を探して上や下への大騒ぎ
雷蔵は子猫たちに追いついた
しおりを挟む
「え? 何? 私以外みんな知ってたのかい? お愛ちゃんが愛姫だって事を」
「当然。姫様は霧たちがお城から連れ出した、なの」
「城から連れ出した拙者たちが愛姫の正体を知っているのは当然でござるが、なぜ商家の番頭がこの事を知っているのでござるか」
改めて雷蔵を警戒する百合丸に対して雷蔵はフッと軽く笑うと、彼女の問いには答えずに愛姫に向かって片膝を着いて恭しく頭を下げた。
「改めまして名乗りをさせていただきます。わたくしは日本橋で両替商を営んでおります狐屋の大番頭雷蔵と申します。狐屋は表向きには単なる両替商ですが、時には本業と違う雑事や人助けなども請け負っております」
「ほほぉ、おぬしらの本業は両替商であったか。にしても副業とはいえなかなかに面白い仕事をしているのう。今回青太郎が受けておる猫探しの仕事を妾も手伝わせてもらっているが、とても楽しませてもらっているぞ」
「おそれいります」
雷蔵は青太郎たちが猫探しに至った顛末について心の中で色々と思うところもあったが、苦々しさを心の内で噛み殺して微笑んだ。
「おそらく当家の主人以外のお三方には既にお察しの事でしょうが――」
「おい、私が軽くコケにされている気がするんだけど?」
「用事を言いつけられた丁稚に代わって大番頭のわたくしがカゴを持ってきたのはあくまでもついでの事」
そうだろうな、と得心顔で頷く利発な三人娘とは対照的に「え? そうなの!?」と、間の抜けた顔で心底驚いている己の主人の存在が雷蔵には少なからず恥ずかしかった。
「察するに狐屋に幕府からの依頼でもあったのか? 妾を探し出せ、と」
「いえ、残念ながら狐屋はまだ幕府要人との繋がりがありませんので仕事の依頼はありません。今回はとある大名家からの依頼です」
愛姫はまだ抜刀したままの百合丸に刀を収めさせて雷蔵の前に出た。
「とある大名からか。ということはこの身は一時的にその大名家のお預かりという形になるのじゃな。……それは少々面倒なことになりそうだのう」
幕府の依頼を受けて来たものではなく、他大名家の依頼で愛姫を探しに来た者に自分の身柄を預けた場合。その場合に生じる面倒事を想像して愛姫は辟易とした表情になった。
「少々面倒なこと、ですか。残念ながら今は既に少々どころではないほどに面倒なことになっております」
「どういう意味じゃ?」
「姫様が城を出られたことはその日のうちに方々へ知れ渡っております。中にはこの機に現将軍の唯一の継嗣を亡き者にしようと画策する者が……」
「つまり、妾の命を狙う者がいると?」
「へい。いえ、はい。今朝までは姫様の正体が、その、なんというか、ものすごい勘違いで別人と思われていたために無事だったのですが、今日の昼前にそれが間違いだったと露見しました。それによって姫様を保護しようとしている者と、姫様を害そうとしている者が同時に動き出したのです。わたくしは幸運にも当家の主人が姫様と行動を共にしていると事前に知っていたのでこうして誰よりも早く駆けつけることが出来ましたが、おそらく姫様の命を狙う者たちも時を置かずにやってくることでしょう」
「それは……まいったのぅ」
愛姫は今ここにいる面々を見回して眉を寄せた。
確認するまでも無く同行者は子供ばかりで、もしここに暗殺者が来たら、あっという間に斬り伏せられてしまいそうな顔ぶれだ。
「そういう状況であれば是非もなし。疾くと、逃げるしか手はなさそうじゃな」
「はい。それが最善かと」
雷蔵はそう返事をしながら内心でホッと胸を撫で下ろしていた。
世間知らずの姫様に無茶な要求をされたりゴネられたりしたらどうしようかと案じていたのだが、愛姫は想像以上に物わかりの良い利発な子供だった。そんな彼女の隣で青太郎が「え? じゃあ暗殺者とか来るのかい?」と子ネズミのように震えながら狼狽えているので余計に彼女の利口さが際立って見える。
「逃げるにしても妾たちはここまで来た道を引き返すしか順路は知らぬ。しかし今の状況で引き返せば妾を害そうと追跡して来ている刺客と鉢合わせになるのは必然じゃ。雷蔵、妾たちはどう逃げたら良いと思う?」
「引き返せば敵と当たるのは仰られる通りですが、わたくしもここは初めて訪れた場所。まさか江戸の真下にこのような大穴があるとは知りませんで……。むしろここをズイズイと進んでいる愛姫様こそこの場の道筋をご存じなのかと思っていたのですが」
「妾たちは猫を追って来ただけじゃ。先は知らぬ……と、言いたいところじゃが、実は少しあてがある」
愛姫は江戸城から脱出する際に使う秘密の抜け路の存在を雷蔵たちに教えて、ここがそうなのではないかという推論を披露した。
「え? じゃあここが秘密の抜け路なの――うわっ!?」
青太郎が愛姫に気安く訊くと、青太郎は膝裏を雷蔵に突かれて転びそうになった。
「お、おまっ、いきなり何をするんだい」
膝カックンされて転びそうになったのをギリギリで踏みとどまった青太郎は背後の雷蔵を睨みつけた。
「何をじゃありやせんぜ。このお方は将軍様の一人娘。商家の若旦那ごときが対等な口をきいて良い相手じゃねぇって事ぐらい分からないんですかい」
雷蔵は青太郎を厳しい目つきで睨んだが愛姫は片手を上げてそれを制した。
「良い、青太郎は今まで通りで。昨日からの付き合いしかない仲じゃが、その喋り方をされるのに慣れてしもうた。今さら変えられるのも気持ちが悪い。それよりもこの急場をしのぐ策が急ぎ必要じゃ。雷蔵、おぬしはどうやら頭が切れる。今は余計なことに気を回さずにここから逃れる方策のみを考えよ」
「……はっ!」
雷蔵は頭を下げつつニヤリと苦笑で口元を歪めた。
『なんて子だい。他家の依頼で来ただけのあっしに、さも当然のように命令をしやがる。天下人の子はやはり普通とは違う育ち方をしているようだな。金を貰ってないのにああしろこうしろと命令されるのは癪に障るが、どのみちこの子を生きたまま依頼人に引き渡さないと紙問屋の株を握れなくなる。ここはお姫様の意思に従うふりををして上手く誘導してやるのが上策だな』
「当然。姫様は霧たちがお城から連れ出した、なの」
「城から連れ出した拙者たちが愛姫の正体を知っているのは当然でござるが、なぜ商家の番頭がこの事を知っているのでござるか」
改めて雷蔵を警戒する百合丸に対して雷蔵はフッと軽く笑うと、彼女の問いには答えずに愛姫に向かって片膝を着いて恭しく頭を下げた。
「改めまして名乗りをさせていただきます。わたくしは日本橋で両替商を営んでおります狐屋の大番頭雷蔵と申します。狐屋は表向きには単なる両替商ですが、時には本業と違う雑事や人助けなども請け負っております」
「ほほぉ、おぬしらの本業は両替商であったか。にしても副業とはいえなかなかに面白い仕事をしているのう。今回青太郎が受けておる猫探しの仕事を妾も手伝わせてもらっているが、とても楽しませてもらっているぞ」
「おそれいります」
雷蔵は青太郎たちが猫探しに至った顛末について心の中で色々と思うところもあったが、苦々しさを心の内で噛み殺して微笑んだ。
「おそらく当家の主人以外のお三方には既にお察しの事でしょうが――」
「おい、私が軽くコケにされている気がするんだけど?」
「用事を言いつけられた丁稚に代わって大番頭のわたくしがカゴを持ってきたのはあくまでもついでの事」
そうだろうな、と得心顔で頷く利発な三人娘とは対照的に「え? そうなの!?」と、間の抜けた顔で心底驚いている己の主人の存在が雷蔵には少なからず恥ずかしかった。
「察するに狐屋に幕府からの依頼でもあったのか? 妾を探し出せ、と」
「いえ、残念ながら狐屋はまだ幕府要人との繋がりがありませんので仕事の依頼はありません。今回はとある大名家からの依頼です」
愛姫はまだ抜刀したままの百合丸に刀を収めさせて雷蔵の前に出た。
「とある大名からか。ということはこの身は一時的にその大名家のお預かりという形になるのじゃな。……それは少々面倒なことになりそうだのう」
幕府の依頼を受けて来たものではなく、他大名家の依頼で愛姫を探しに来た者に自分の身柄を預けた場合。その場合に生じる面倒事を想像して愛姫は辟易とした表情になった。
「少々面倒なこと、ですか。残念ながら今は既に少々どころではないほどに面倒なことになっております」
「どういう意味じゃ?」
「姫様が城を出られたことはその日のうちに方々へ知れ渡っております。中にはこの機に現将軍の唯一の継嗣を亡き者にしようと画策する者が……」
「つまり、妾の命を狙う者がいると?」
「へい。いえ、はい。今朝までは姫様の正体が、その、なんというか、ものすごい勘違いで別人と思われていたために無事だったのですが、今日の昼前にそれが間違いだったと露見しました。それによって姫様を保護しようとしている者と、姫様を害そうとしている者が同時に動き出したのです。わたくしは幸運にも当家の主人が姫様と行動を共にしていると事前に知っていたのでこうして誰よりも早く駆けつけることが出来ましたが、おそらく姫様の命を狙う者たちも時を置かずにやってくることでしょう」
「それは……まいったのぅ」
愛姫は今ここにいる面々を見回して眉を寄せた。
確認するまでも無く同行者は子供ばかりで、もしここに暗殺者が来たら、あっという間に斬り伏せられてしまいそうな顔ぶれだ。
「そういう状況であれば是非もなし。疾くと、逃げるしか手はなさそうじゃな」
「はい。それが最善かと」
雷蔵はそう返事をしながら内心でホッと胸を撫で下ろしていた。
世間知らずの姫様に無茶な要求をされたりゴネられたりしたらどうしようかと案じていたのだが、愛姫は想像以上に物わかりの良い利発な子供だった。そんな彼女の隣で青太郎が「え? じゃあ暗殺者とか来るのかい?」と子ネズミのように震えながら狼狽えているので余計に彼女の利口さが際立って見える。
「逃げるにしても妾たちはここまで来た道を引き返すしか順路は知らぬ。しかし今の状況で引き返せば妾を害そうと追跡して来ている刺客と鉢合わせになるのは必然じゃ。雷蔵、妾たちはどう逃げたら良いと思う?」
「引き返せば敵と当たるのは仰られる通りですが、わたくしもここは初めて訪れた場所。まさか江戸の真下にこのような大穴があるとは知りませんで……。むしろここをズイズイと進んでいる愛姫様こそこの場の道筋をご存じなのかと思っていたのですが」
「妾たちは猫を追って来ただけじゃ。先は知らぬ……と、言いたいところじゃが、実は少しあてがある」
愛姫は江戸城から脱出する際に使う秘密の抜け路の存在を雷蔵たちに教えて、ここがそうなのではないかという推論を披露した。
「え? じゃあここが秘密の抜け路なの――うわっ!?」
青太郎が愛姫に気安く訊くと、青太郎は膝裏を雷蔵に突かれて転びそうになった。
「お、おまっ、いきなり何をするんだい」
膝カックンされて転びそうになったのをギリギリで踏みとどまった青太郎は背後の雷蔵を睨みつけた。
「何をじゃありやせんぜ。このお方は将軍様の一人娘。商家の若旦那ごときが対等な口をきいて良い相手じゃねぇって事ぐらい分からないんですかい」
雷蔵は青太郎を厳しい目つきで睨んだが愛姫は片手を上げてそれを制した。
「良い、青太郎は今まで通りで。昨日からの付き合いしかない仲じゃが、その喋り方をされるのに慣れてしもうた。今さら変えられるのも気持ちが悪い。それよりもこの急場をしのぐ策が急ぎ必要じゃ。雷蔵、おぬしはどうやら頭が切れる。今は余計なことに気を回さずにここから逃れる方策のみを考えよ」
「……はっ!」
雷蔵は頭を下げつつニヤリと苦笑で口元を歪めた。
『なんて子だい。他家の依頼で来ただけのあっしに、さも当然のように命令をしやがる。天下人の子はやはり普通とは違う育ち方をしているようだな。金を貰ってないのにああしろこうしろと命令されるのは癪に障るが、どのみちこの子を生きたまま依頼人に引き渡さないと紙問屋の株を握れなくなる。ここはお姫様の意思に従うふりををして上手く誘導してやるのが上策だな』
0
あなたにおすすめの小説
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
織田信長IF… 天下統一再び!!
華瑠羅
歴史・時代
日本の歴史上最も有名な『本能寺の変』の当日から物語は足早に流れて行く展開です。
この作品は「もし」という概念で物語が進行していきます。
主人公【織田信長】が死んで、若返って蘇り再び活躍するという作品です。
※この物語はフィクションです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる