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戦国筑後川合戦
祝宴
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蓮池にいる鍋島勝茂の下にも、その日のうちに情報が伝わる。
「そんなに簡単に勝ったのか」
立花宗茂のことを疑っていたわけではないが、散々苦労していた一揆軍の主力をあっさりと壊滅させたという情報には舌を巻く。
「さすがは立花宗茂というべきか。そこに真田幸村もおるとあってはのう」
「鍋島様には当初の予定通りに動いていただきたいとのことです」
「ああ、有明海を渡って諫早あたりを突けという話だな。承知しておる」
実際は半信半疑であったが、快勝の報告を聞いた以上はやらないわけにはいかない。船は用意していたので、あとは兵糧と兵士の割当てをすれば明日にでも行ける。
「そうだ。誰か、唐津の一揆軍に情報を教えてやってくれ」
「よろしいのですか?」
「現時点で島原支配に乗り出すは時期尚早だ。さっさと伝えて、さっさと島原まで帰ってもらうに限る」
「分かりました」
伝令がすぐに蓮池から北へと向かっていった。
その日の夜。
黒田長政らは久留米城で祝杯をあげていた。
「いやぁ、この半年近く、憂鬱な話題ばかりで、ようやく憂さ晴らしができたわい」
長政は上機嫌である。もちろん長政だけではない。栗山利安も井上之房も笑顔であった。
「立花殿が城を無視して攻撃をせよと言った時には、正直大丈夫なのかと思ったが、さすがの手腕でござった」
「おお、立花殿、盃が空いておりますぞ」
田中吉興も酒を注いで回っている。
「これはしたり。いただきます」
「ところで立花殿。弟のことを聞いておりますか?」
「弟というと、柳河にいる侍従殿のことか?」
「はい。切支丹に言い含められて、一揆に協力していたのではないかという話が出ております」
吉興の言葉に、離れたところで聞いていた長政達も顔をしかめる。
宗茂は落ち着いた様子で尋ねる。
「田中殿、それは何らかの証拠があっての申し出であるか?」
「あ、いや、証拠はないのではあるが…」
「証拠がない以上、我々に前将軍様が任じられた大名を処分することはできぬ。それは江戸にいる家光様だけに許されたこと」
「…もちろん、そうではございますが…」
吉興は未練があるような様子である。
信綱が忠直に耳打ちした。
「隙あらば、柳河をいただこうという算段なのでしょうね」
「そのようだな」
吉興には徳川軍に協力した事実があるので、忠政が追い出されれば後釜に収まる可能性がある。
「しかし、そうだとしても、そういうことを以前柳河城主だった立花殿に言いますかね?」
「確かにそうだな…」
「明日は柳河に進軍します。侍従殿は恐らく何もしてこないとは思いますが、残っている切支丹などが反抗するかもしれませんので、侮ることはないようにお願いいたします」
「承知した」
宗茂の言葉に忠直が頷く。
「越前様!」
そこに伝令が駆け込んできた。
「細川様からの書状をお持ちしました」
「細川忠興から?」
忠直が書状を開き、読み進めるにつれて表情が明るくなる。
「長宗我部盛親殿が豊後に1500人ほどの兵士を率いて到達したそうじゃ。細川殿は日田に向かうように伝えたらしい」
一同から歓声があがる。
「では、日田から筑後川を久留米まで来ていただくようにお伝え願えますか?」
「承知いたしました」
宗茂の言葉を受けて、伝令が戻っていく。
「盛親が来てくれれば、わしらも大分楽になるが、次はどう動けばよいだろうか?」
「はい。今、私もどうすべきかまだ決断がつきません」
「すぐに動くのは無理であろうが、年が明けたら一揆軍の本拠地天草と島原を奪い取るか、あるいは熊本城を攻めとるかになるのではないかと思うのだが」
「はい。ただ、天草は統治するのに非常に苦労している土地でございます。戦国時代を通じても半独立の状態でございましたし、その後、佐々成政、小西行長も苦労いたしました。となると、天草や島原まで攻め入るかどうか、ここで迷っております」
「そうか…。今のわしらであれば、仮に支配したとしても、またすぐに一揆を起こされるかもしれぬということか」
「左様でございます。また、島津でございますが、向こうには最後まで戦い抜くつもりは毛頭ないでございましょうし、我々としても琉球のことを考えれば島津を滅ぼすというのも現実的ではありません。となりますと、一揆軍をもう一度叩き、熊本まで奪ったところで外交で島津をねじ伏せ、日向を返還させるという形がよいのではないかと思います」
「ふむ。立花殿の考えは分かったが、それを他の九州の大名が承知するかどうかであるな」
「はい。そのためのやり方は私の方でもう少し考えてみたいと思います」
「うむ。よろしく頼むぞ」
「真田殿と松平殿も協力していただいてよろしいだろうか?」
幸村と信綱が顔を見合わせる。
「我々は九州には詳しくないが…」
「構いませんよ。特に江戸がどのような判断を下すのかということは私には分かりませんので」
「え、私の意見が江戸の意見となるのですか?」
信綱が思わず一歩後ずさった。
「当たり前であろう。その方はわしと家光の連絡役としても期待されておるのだから」
「は、はあ…」
「もし、自分の言葉に重みがないと思っているのなら、伊豆守を名乗れるように手配してもよいが」
「いや、それはいいですって」
「ならば、松平信綱として江戸の意見を代表してくるがよい」
「…越前様、他人が困っているとなると本当に楽しそうですね」
「そうか? わしは徳川家のためを思い、真摯にだな…」
「全く信用できませんが、江戸の方でどういう判断がされるかは考えてみたいと思います」
信綱も同意し、宗茂、幸村とともに別の部屋で善後策を練ることとなった。
その日の深夜。
肥前・唐津城の蘆塚忠右衛門の下に、佐賀の鍋島家の動向が伝わってきた。
「鍋島家が有明海を渡る準備をしておるだと? 一体どういうことだ?」
首を傾げているところに、今度は筑後からの情報がもたらされる。
「久留米を攻めていた甚兵衛が大敗をしただと?」
「はい。お味方は8割近くが失われました」
「…とすると、一旦天草で勢力を立て直すしかないというわけか。うむ? 待てよ」
そこで初めて、鍋島家の動きの意図が読めてくる。
「そうか…。わしらの本拠地である島原をつつく構えを見せることで、軍の不安を煽ろうというわけか」
溜息をついて、森宗意軒を見た。
「どうした方がいいと思う?」
「唐津はなじみのないところじゃ。ここにおって、鍋島勢が島原に向かえば、士気が下がってしまう」
「それはわしにも分かる。ただ、鍋島軍は本気で島原を支配するつもりはないであろう。いっそ、ここで待機するというのも手ではないだろうか?」
「いや、我々が島原に戻れば鍋島は撤退するだろうが、我々がここにいる場合には黒田が攻め寄せてくる可能性はある。その場合に、わしらがこの地で戦うことができると思うか?」
「……」
「一度出直すしかなかろう」
「やむをえぬ、か」
「うむ。機会はまたあるはずだ」
二人は同意し、翌朝に島原方面に撤退する方針で決定した。
「そんなに簡単に勝ったのか」
立花宗茂のことを疑っていたわけではないが、散々苦労していた一揆軍の主力をあっさりと壊滅させたという情報には舌を巻く。
「さすがは立花宗茂というべきか。そこに真田幸村もおるとあってはのう」
「鍋島様には当初の予定通りに動いていただきたいとのことです」
「ああ、有明海を渡って諫早あたりを突けという話だな。承知しておる」
実際は半信半疑であったが、快勝の報告を聞いた以上はやらないわけにはいかない。船は用意していたので、あとは兵糧と兵士の割当てをすれば明日にでも行ける。
「そうだ。誰か、唐津の一揆軍に情報を教えてやってくれ」
「よろしいのですか?」
「現時点で島原支配に乗り出すは時期尚早だ。さっさと伝えて、さっさと島原まで帰ってもらうに限る」
「分かりました」
伝令がすぐに蓮池から北へと向かっていった。
その日の夜。
黒田長政らは久留米城で祝杯をあげていた。
「いやぁ、この半年近く、憂鬱な話題ばかりで、ようやく憂さ晴らしができたわい」
長政は上機嫌である。もちろん長政だけではない。栗山利安も井上之房も笑顔であった。
「立花殿が城を無視して攻撃をせよと言った時には、正直大丈夫なのかと思ったが、さすがの手腕でござった」
「おお、立花殿、盃が空いておりますぞ」
田中吉興も酒を注いで回っている。
「これはしたり。いただきます」
「ところで立花殿。弟のことを聞いておりますか?」
「弟というと、柳河にいる侍従殿のことか?」
「はい。切支丹に言い含められて、一揆に協力していたのではないかという話が出ております」
吉興の言葉に、離れたところで聞いていた長政達も顔をしかめる。
宗茂は落ち着いた様子で尋ねる。
「田中殿、それは何らかの証拠があっての申し出であるか?」
「あ、いや、証拠はないのではあるが…」
「証拠がない以上、我々に前将軍様が任じられた大名を処分することはできぬ。それは江戸にいる家光様だけに許されたこと」
「…もちろん、そうではございますが…」
吉興は未練があるような様子である。
信綱が忠直に耳打ちした。
「隙あらば、柳河をいただこうという算段なのでしょうね」
「そのようだな」
吉興には徳川軍に協力した事実があるので、忠政が追い出されれば後釜に収まる可能性がある。
「しかし、そうだとしても、そういうことを以前柳河城主だった立花殿に言いますかね?」
「確かにそうだな…」
「明日は柳河に進軍します。侍従殿は恐らく何もしてこないとは思いますが、残っている切支丹などが反抗するかもしれませんので、侮ることはないようにお願いいたします」
「承知した」
宗茂の言葉に忠直が頷く。
「越前様!」
そこに伝令が駆け込んできた。
「細川様からの書状をお持ちしました」
「細川忠興から?」
忠直が書状を開き、読み進めるにつれて表情が明るくなる。
「長宗我部盛親殿が豊後に1500人ほどの兵士を率いて到達したそうじゃ。細川殿は日田に向かうように伝えたらしい」
一同から歓声があがる。
「では、日田から筑後川を久留米まで来ていただくようにお伝え願えますか?」
「承知いたしました」
宗茂の言葉を受けて、伝令が戻っていく。
「盛親が来てくれれば、わしらも大分楽になるが、次はどう動けばよいだろうか?」
「はい。今、私もどうすべきかまだ決断がつきません」
「すぐに動くのは無理であろうが、年が明けたら一揆軍の本拠地天草と島原を奪い取るか、あるいは熊本城を攻めとるかになるのではないかと思うのだが」
「はい。ただ、天草は統治するのに非常に苦労している土地でございます。戦国時代を通じても半独立の状態でございましたし、その後、佐々成政、小西行長も苦労いたしました。となると、天草や島原まで攻め入るかどうか、ここで迷っております」
「そうか…。今のわしらであれば、仮に支配したとしても、またすぐに一揆を起こされるかもしれぬということか」
「左様でございます。また、島津でございますが、向こうには最後まで戦い抜くつもりは毛頭ないでございましょうし、我々としても琉球のことを考えれば島津を滅ぼすというのも現実的ではありません。となりますと、一揆軍をもう一度叩き、熊本まで奪ったところで外交で島津をねじ伏せ、日向を返還させるという形がよいのではないかと思います」
「ふむ。立花殿の考えは分かったが、それを他の九州の大名が承知するかどうかであるな」
「はい。そのためのやり方は私の方でもう少し考えてみたいと思います」
「うむ。よろしく頼むぞ」
「真田殿と松平殿も協力していただいてよろしいだろうか?」
幸村と信綱が顔を見合わせる。
「我々は九州には詳しくないが…」
「構いませんよ。特に江戸がどのような判断を下すのかということは私には分かりませんので」
「え、私の意見が江戸の意見となるのですか?」
信綱が思わず一歩後ずさった。
「当たり前であろう。その方はわしと家光の連絡役としても期待されておるのだから」
「は、はあ…」
「もし、自分の言葉に重みがないと思っているのなら、伊豆守を名乗れるように手配してもよいが」
「いや、それはいいですって」
「ならば、松平信綱として江戸の意見を代表してくるがよい」
「…越前様、他人が困っているとなると本当に楽しそうですね」
「そうか? わしは徳川家のためを思い、真摯にだな…」
「全く信用できませんが、江戸の方でどういう判断がされるかは考えてみたいと思います」
信綱も同意し、宗茂、幸村とともに別の部屋で善後策を練ることとなった。
その日の深夜。
肥前・唐津城の蘆塚忠右衛門の下に、佐賀の鍋島家の動向が伝わってきた。
「鍋島家が有明海を渡る準備をしておるだと? 一体どういうことだ?」
首を傾げているところに、今度は筑後からの情報がもたらされる。
「久留米を攻めていた甚兵衛が大敗をしただと?」
「はい。お味方は8割近くが失われました」
「…とすると、一旦天草で勢力を立て直すしかないというわけか。うむ? 待てよ」
そこで初めて、鍋島家の動きの意図が読めてくる。
「そうか…。わしらの本拠地である島原をつつく構えを見せることで、軍の不安を煽ろうというわけか」
溜息をついて、森宗意軒を見た。
「どうした方がいいと思う?」
「唐津はなじみのないところじゃ。ここにおって、鍋島勢が島原に向かえば、士気が下がってしまう」
「それはわしにも分かる。ただ、鍋島軍は本気で島原を支配するつもりはないであろう。いっそ、ここで待機するというのも手ではないだろうか?」
「いや、我々が島原に戻れば鍋島は撤退するだろうが、我々がここにいる場合には黒田が攻め寄せてくる可能性はある。その場合に、わしらがこの地で戦うことができると思うか?」
「……」
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