71 / 155
戦国筑後川合戦
柳河始末①
しおりを挟む
翌日。
松平忠直を先頭に一行は柳河へと向かった。
柳河城主・田中忠政にも、柳河の切支丹を代表する立場である長崎純景にも、もはや選択の余地はない。これまで通り徳川家大名とその城下町の人間という立場で徳川軍を迎え入れる。
柳河城に入った松平忠直は上座に案内され、その下に田中忠政がひれ伏している。
「田中筑後守」
「ははっ」
「おおまかのことは黒田殿、立花殿から聞いた。祖父の禁教令を無視して切支丹を保護していたというのは真のことであるな?」
「は、はい…」
「だが、そのことによって今回の一揆衆の中に柳河の者はほとんどおらなんだ。ということは、そちのやり方は時勢に適ったものではあったのだろう。祖父も亡きことであるし、このことについては九州郡代松平忠直の名前においてなかったこととみなす」
忠政が「えっ」と顔をあげる。
「引き続き徳川のために励んでもらいたい」
「ま、真でございますか?」
「何が真じゃ? 筑後守、そなたはわしがこんなところで冗談を言うような男と思うておるのか?」
「思いそうですよねぇ」
後ろにいる信綱が小声でつぶやいたのを聞きつけ、扇子で膝をぴしゃりと叩く。
「と、とんでもございません。切支丹を許していたことを責め立てられるかと思いましたので」
「祖父や前将軍なら、そうしていたかもしれぬ。しかし、今は事情も変わっておる。それぞれに事情があることはわしも分かっておるし、その事情を無視して徳川の都合ばかり押し付けるわけにもいかん。従って、禁教令についてはここまでじゃ。次に一揆について聞く」
「ははっ」
「そなたの対応が幸いして、柳河の切支丹はほとんど一揆に参加しなかったと聞く。一方で難事を避けるため、一揆衆に対して柳河の通行を自由に認めておったのは真であるな?」
「はい。何らの協力もしない場合、敵であるとみなされることとなりますし、そうなりますと切支丹同士で相争うやもしれませぬし、城内の切支丹が内応して完全に支配されることにもなりかねませんでしたので」
「…要はぎりぎりの決断であったと言うわけだな?」
「…少なくとも、それがしの手に負える事態ではございませんでした。一揆衆の者とも交渉をもちましたが、その中でそれがしが九州の切支丹王となり、切支丹と一揆をまとめてほしいというような話もございましたし…」
忠直もそれは初耳で、「おおっ」と声をあげる。
「九州の切支丹王か。そうなっておれば、打ち首は免れなかったな…」
「……」
「なっておらぬのであれば、特に問題はなかろう。ところで一つ、筑後守に頼みたいことがある」
「何でございましょうか?」
「うむ。今、別室に真田殿が控えているのだが、柳河の切支丹の代表と会わせてもらいたい。本当の頼み事はそこで真田殿の方から出されるはずだ」
「…かしこまりました」
「わしは一旦久留米に戻って長宗我部殿を迎えに行く。その間わしの名代は立花殿と信綱ということにしておいてほしい」
忠直はそういうと、すぐに立ち上がり、城の外へと向かっていく。
忠政は、忠直が広間から出て行ったのを確認すると、大きな溜息をついて脱力した。
ふと、顔をあげると立花宗茂と視線が合う。新旧の柳河城主であり、ほぼ確実に奪われると思っていた相手である。
「立花殿、そなた、納得しているのか?」
とはいえ、話がうますぎるという考えも忠政の中にはあった。一揆軍の指導者益田好次と交渉をもっていたことや、実現はしなかったものの、前日の戦いで徳川方の者が柳河に来た場合は応戦することにも承諾していたこともある。
「納得とは?」
「…以前、貴殿はこの柳河の領主であった。今回、戦果をもって返り咲きたいと思っておるのではないのか?」
「ふむ…」
「ふむ、と他人事のようであるな?」
「単純なことを申しましたら」
控えていた松平信綱が出てくる。
「現状、九州よりも奥州の方がより広大な地を取れる見込みは高いです。と申しますのも、会津の蒲生家や山形の最上家には問題が多々出ておりまして、早晩改易か領地削減となる見込みがございます。会津は棚倉にも近いですし、場合によっては会津60万石くらいを立花殿に与える可能性もありますね」
「そうであったか…」
「あと、立花殿は田中殿を厳しく処置することで島津が硬化することも嫌っておりました。ですので、田中殿に対しては強くは当たらないようにと越前様に働きかけておりました。ですので、本来なら田中殿は立花殿に感謝しなければならないのですよ」
「左様であったのか…」
「それがしは進言しただけでござる。それを受け入れたのは越前様でありますよ」
宗茂が振り返るように言う。
「ここ九州には、越前様ほど適任な方はおりませぬ」
「越前様が適任?」
忠政だけでなく、信綱も疑問を呈する。
「左様。例えば、ここに江戸にいる老中や大老などがいたとしましょう。あるいは井伊殿でもいいかもしれませぬな。彼らは徳川家の方針が全てでございますから、それこそ禁教令違反で田中殿を処分していたかもしれませぬ」
「…そうですね。そんなことはありえませぬが、私が越前様の立場にいたら、柳河の立場云々など関係なく、徳川の方針に逆らったということで処分しなければならなかったでしょうし」
松平信綱が頷き、田中忠政は「うーん」と唸っている。
「翻って越前様は徳川家の中では傍流に位置していたこともあり、色々不満も抱えておりました。もちろん、それでも徳川家に謀反をするつもりなどはないでしょうが、徳川宗家が絶対に正しいとは思っておりませぬ。この絶対に正しいと思っているわけでないことが重要なのでありまして、結局他の者もそうなのだろうということを越前様は分かっていらっしゃる。故に田中殿には田中殿の考えがあり、島津にも島津の立場があることも分かっていただけるわけです」
「絶対的に従わせる必要はなく、仕方ないから従おうくらいで良くて、それならこのくらいまででいいと」
「はい。そうでなければ今の九州を短期間で治めることは叶いませぬので、な。また、そういう考えだからこそ豊臣秀頼公を四国に連れ出そうという気にもなったのでしょうし」
「ですから、一揆衆と田中殿のやりとりの書状などを見ても、不問に処したわけですね?」
信綱の言葉に、忠政が「えっ」と声をあげる。信綱がニヤリと笑って一枚の書状を出した。
「昨日の夜に豊前兵―宗茂の指示で高良山を先に出て南に向かっていた兵士達―が生津城跡地を探していたら、置き捨てていた書状などが見つかりまして。何でも、徳川方の別動隊が柳河を向かったら、食い止めることになっていたのだとか?」
「……」
忠政は思わず顔を伏した。一体どうすればいいのか、見当もつかない。大量の冷や汗が浮き上がっているのが分かる。
「越前様がこう言っていましたよ。こちらが口先だけのつもりであっても、相手が資料を残すかもしれないとなると怖いのうと。以後、ご注意なされよ」
信綱が楽しそうに笑い、書状を忠政の方に差し出す。
「ああ、そうだ。早く真田殿を切支丹の代表の方に会わせていただかないと。別室で待たせきりでした。私も同行していいですかね? 真田殿が切支丹の代表に何を言うのか、楽しみです」
「ということです、田中殿。頼みましたぞ」
宗茂もそう言って立ち上がった。
「は、ははっ」
忠政は書状を懐中に収めて急いでついていく。
(これ以上不興を買ってしまったなら、わしは確実に打ち首か…)
そう思っていた。
久留米への途上、忠直は三度ほどくしゃみをした。
「…何じゃ。誰かが噂をしているのか…」
「柳河城で話題になっているのかもしれませんね」
長宗我部忠弥が笑いながら言う。
「だとすると、信綱あたりがいらぬことを言っておるのだろうなあ」
顔をしかめながらも、そのまま歩を進めた。
松平忠直を先頭に一行は柳河へと向かった。
柳河城主・田中忠政にも、柳河の切支丹を代表する立場である長崎純景にも、もはや選択の余地はない。これまで通り徳川家大名とその城下町の人間という立場で徳川軍を迎え入れる。
柳河城に入った松平忠直は上座に案内され、その下に田中忠政がひれ伏している。
「田中筑後守」
「ははっ」
「おおまかのことは黒田殿、立花殿から聞いた。祖父の禁教令を無視して切支丹を保護していたというのは真のことであるな?」
「は、はい…」
「だが、そのことによって今回の一揆衆の中に柳河の者はほとんどおらなんだ。ということは、そちのやり方は時勢に適ったものではあったのだろう。祖父も亡きことであるし、このことについては九州郡代松平忠直の名前においてなかったこととみなす」
忠政が「えっ」と顔をあげる。
「引き続き徳川のために励んでもらいたい」
「ま、真でございますか?」
「何が真じゃ? 筑後守、そなたはわしがこんなところで冗談を言うような男と思うておるのか?」
「思いそうですよねぇ」
後ろにいる信綱が小声でつぶやいたのを聞きつけ、扇子で膝をぴしゃりと叩く。
「と、とんでもございません。切支丹を許していたことを責め立てられるかと思いましたので」
「祖父や前将軍なら、そうしていたかもしれぬ。しかし、今は事情も変わっておる。それぞれに事情があることはわしも分かっておるし、その事情を無視して徳川の都合ばかり押し付けるわけにもいかん。従って、禁教令についてはここまでじゃ。次に一揆について聞く」
「ははっ」
「そなたの対応が幸いして、柳河の切支丹はほとんど一揆に参加しなかったと聞く。一方で難事を避けるため、一揆衆に対して柳河の通行を自由に認めておったのは真であるな?」
「はい。何らの協力もしない場合、敵であるとみなされることとなりますし、そうなりますと切支丹同士で相争うやもしれませぬし、城内の切支丹が内応して完全に支配されることにもなりかねませんでしたので」
「…要はぎりぎりの決断であったと言うわけだな?」
「…少なくとも、それがしの手に負える事態ではございませんでした。一揆衆の者とも交渉をもちましたが、その中でそれがしが九州の切支丹王となり、切支丹と一揆をまとめてほしいというような話もございましたし…」
忠直もそれは初耳で、「おおっ」と声をあげる。
「九州の切支丹王か。そうなっておれば、打ち首は免れなかったな…」
「……」
「なっておらぬのであれば、特に問題はなかろう。ところで一つ、筑後守に頼みたいことがある」
「何でございましょうか?」
「うむ。今、別室に真田殿が控えているのだが、柳河の切支丹の代表と会わせてもらいたい。本当の頼み事はそこで真田殿の方から出されるはずだ」
「…かしこまりました」
「わしは一旦久留米に戻って長宗我部殿を迎えに行く。その間わしの名代は立花殿と信綱ということにしておいてほしい」
忠直はそういうと、すぐに立ち上がり、城の外へと向かっていく。
忠政は、忠直が広間から出て行ったのを確認すると、大きな溜息をついて脱力した。
ふと、顔をあげると立花宗茂と視線が合う。新旧の柳河城主であり、ほぼ確実に奪われると思っていた相手である。
「立花殿、そなた、納得しているのか?」
とはいえ、話がうますぎるという考えも忠政の中にはあった。一揆軍の指導者益田好次と交渉をもっていたことや、実現はしなかったものの、前日の戦いで徳川方の者が柳河に来た場合は応戦することにも承諾していたこともある。
「納得とは?」
「…以前、貴殿はこの柳河の領主であった。今回、戦果をもって返り咲きたいと思っておるのではないのか?」
「ふむ…」
「ふむ、と他人事のようであるな?」
「単純なことを申しましたら」
控えていた松平信綱が出てくる。
「現状、九州よりも奥州の方がより広大な地を取れる見込みは高いです。と申しますのも、会津の蒲生家や山形の最上家には問題が多々出ておりまして、早晩改易か領地削減となる見込みがございます。会津は棚倉にも近いですし、場合によっては会津60万石くらいを立花殿に与える可能性もありますね」
「そうであったか…」
「あと、立花殿は田中殿を厳しく処置することで島津が硬化することも嫌っておりました。ですので、田中殿に対しては強くは当たらないようにと越前様に働きかけておりました。ですので、本来なら田中殿は立花殿に感謝しなければならないのですよ」
「左様であったのか…」
「それがしは進言しただけでござる。それを受け入れたのは越前様でありますよ」
宗茂が振り返るように言う。
「ここ九州には、越前様ほど適任な方はおりませぬ」
「越前様が適任?」
忠政だけでなく、信綱も疑問を呈する。
「左様。例えば、ここに江戸にいる老中や大老などがいたとしましょう。あるいは井伊殿でもいいかもしれませぬな。彼らは徳川家の方針が全てでございますから、それこそ禁教令違反で田中殿を処分していたかもしれませぬ」
「…そうですね。そんなことはありえませぬが、私が越前様の立場にいたら、柳河の立場云々など関係なく、徳川の方針に逆らったということで処分しなければならなかったでしょうし」
松平信綱が頷き、田中忠政は「うーん」と唸っている。
「翻って越前様は徳川家の中では傍流に位置していたこともあり、色々不満も抱えておりました。もちろん、それでも徳川家に謀反をするつもりなどはないでしょうが、徳川宗家が絶対に正しいとは思っておりませぬ。この絶対に正しいと思っているわけでないことが重要なのでありまして、結局他の者もそうなのだろうということを越前様は分かっていらっしゃる。故に田中殿には田中殿の考えがあり、島津にも島津の立場があることも分かっていただけるわけです」
「絶対的に従わせる必要はなく、仕方ないから従おうくらいで良くて、それならこのくらいまででいいと」
「はい。そうでなければ今の九州を短期間で治めることは叶いませぬので、な。また、そういう考えだからこそ豊臣秀頼公を四国に連れ出そうという気にもなったのでしょうし」
「ですから、一揆衆と田中殿のやりとりの書状などを見ても、不問に処したわけですね?」
信綱の言葉に、忠政が「えっ」と声をあげる。信綱がニヤリと笑って一枚の書状を出した。
「昨日の夜に豊前兵―宗茂の指示で高良山を先に出て南に向かっていた兵士達―が生津城跡地を探していたら、置き捨てていた書状などが見つかりまして。何でも、徳川方の別動隊が柳河を向かったら、食い止めることになっていたのだとか?」
「……」
忠政は思わず顔を伏した。一体どうすればいいのか、見当もつかない。大量の冷や汗が浮き上がっているのが分かる。
「越前様がこう言っていましたよ。こちらが口先だけのつもりであっても、相手が資料を残すかもしれないとなると怖いのうと。以後、ご注意なされよ」
信綱が楽しそうに笑い、書状を忠政の方に差し出す。
「ああ、そうだ。早く真田殿を切支丹の代表の方に会わせていただかないと。別室で待たせきりでした。私も同行していいですかね? 真田殿が切支丹の代表に何を言うのか、楽しみです」
「ということです、田中殿。頼みましたぞ」
宗茂もそう言って立ち上がった。
「は、ははっ」
忠政は書状を懐中に収めて急いでついていく。
(これ以上不興を買ってしまったなら、わしは確実に打ち首か…)
そう思っていた。
久留米への途上、忠直は三度ほどくしゃみをした。
「…何じゃ。誰かが噂をしているのか…」
「柳河城で話題になっているのかもしれませんね」
長宗我部忠弥が笑いながら言う。
「だとすると、信綱あたりがいらぬことを言っておるのだろうなあ」
顔をしかめながらも、そのまま歩を進めた。
1
あなたにおすすめの小説
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる