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第5章 ニューヨーク
ミートパッキング・ディストリクト
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「悲劇は、君の口座の中だけで起こっているようだな」
翌週ジェレミーがいつものようにFXの取引を指示すると、リサは「資金がないので発注できません」と答えた。昨日彼の命令を無視して、価格が下落している最中にもかかわらず、買い増しを続けた結果がこの始末だ。
価格抵抗帯を突き抜けた場合には、損切りをするよう言い聞かせてあった。なぜ彼女がそんな無謀なことをしたのか、ジェレミーに全く想像がつかないわけではない。おそらく自分の判断だけでどこまでできるか、試してみたかったのだろう。あげくに初心者の最も陥りやすい罠に落ちてしまったというわけだ。
そこはマンハッタンの南西、ミートパッキング・ディストリクトと呼ばれる地区だった。
古いゴシック様式の建物が並び、地名のとおり精肉工場がたくさんあり、最近は有名ブランドの店やレストランが続々と進出している。
今日ジェレミーは、NBCドラマの撮影を見に来ていた。
コレット女史がパリを離れ、アメリカを訪れた第一次世界大戦中には、高級アパートが建ち並ぶ富裕層の住宅地だったこの地区だけれど、女史がパリへ戻った十数年後、しだいに労働者エリアへと変わっていった。
その名残として今現在もチェルシーに残されている高級アパートの建物からコレットが出てくるシーンを撮るため、ディレクターやカメラマンから、照明、音声にいたるまで大勢のスタッフがリハーサル中だった。主役を演じるシェリルの姿は見えなかったが、彼女によく似た背格好の女優がいる。
「たぶんあの人が、ダブルを演じてるみたい」
ジェレミーがここに来ていることを、テレビ局は知らない。今こちらへ向かっている営業部長のカイルが到着したら、三人そろって現場に顔を出す予定だ。それまでジェレミーとリサは、通りを挟んだレストランから、打ち合わせをしながら撮影の様子を窺っているところだ。このような予告なしの訪問は、ルイス・エンタープライズのNBCに投じた資産が、有効に使われているかどうかを偵察するに、とても効果的な手段なのだ。
その間にさっそくリサに金融取引を指導しようとデバイスを立ち上げたところ、彼女のFX口座の残高が半分以下に減っているのを発見したジェレミーだった。
「これ以上価格が下がらないって信じて買い増しをしたのに、何度も何度も裏切られて、私の気持ちなんて無視して落ち続けるんです。そのうちにどんな目にあわされても何も感じなくなってしまいました。事態がだんだん酷くなって行くのがかえって心地よいくらいに……」
いったい何に対して言ってるのかと思いながらも、とりあえず彼は取引を始めた価格までは戻らなくとも、下落途中に留まっていたところまで戻したあたりで決算するよう指示をした。そうすれば、資金は半減しても再び取引できるだけの金額が手元に残るからだ。
リサは瞳を潤ませ、揺れる睫毛を伏せた。
初めてジェレミーから外貨取引で成功するストラテジーを教わった時、三種類、四種類と同時に数種の通貨を多方向から予測することにより、次第に先読みができるようになっていく……、そんな数学の魔法を解き明かされているような感動を覚えたのだ。学ぶべきことは、まだまだ奥が深い……。
向かいの通りに目をやると、ロケのスタッフが何やら話し込んでいるのが見える。
交差点を渡った西側には、白亜に輝くデザイナーズ・ショップ、そのすぐ隣の精肉店では、厳めしい顔つきの老職人が、若い助手に大声で厳しく指導していた。彼らは、配達された手足の無い牛の胴体だけの肉の塊をつり下げたカートを、店内へと押していくところだった。奥の部屋で、あの獲物と格闘するのだろうか。
隣接するデザイナーズ・ショップからは、ブランドのロゴがはいった買い物袋を下げて客たちが出てくる。
対照的な不思議な光景……。
けれどニューヨーカーたちが望んでいるのは、その異なる二つの世界の共存だ。後から進出してきたファッショナブルなビジネスは、決して精肉工場を全部追いやってしまおうとはしない。そんな風に極限まで微妙なバランスを保った感性は、いつかどこかで崩れかねないのだが、その相互関係はまるでニューヨークという社会の縮図みたいだとリサは思った。
大きく広がる空……。
ハドソン・リバーも近いミートパッキング地区には高い建物がない。だから、空間がさえぎられずにどこまでも果てしなく続いている。石畳の車道と、古びた倉庫……。ここにいると、こんな大きなミスをした後でも、悪びれることなくジェレミーに自然なまなざしを向けられる。
「私は君に、金儲けやギャンブルを教えているんじゃない。自分を守るために、どこかで見切りをつけることを絶対に忘れてはいけない。その後で捨てない方が、良かったと思うこともある。それでも、チャンスを逃したとか取り残されたと考えてはいけない。自分の判断で取引を終わらせたことに自信を持て。ものごとは自らが余裕を持って制御している限り、成功に導くことが可能だ。それができたら君は、一人でもやっていけるだろう」
彼の言っていることは、まるで現実の生き方に対する教理のようにも聞こえた。
もっとも今ジェレミーが偉そうにしていられるのは、彼自身も同じようなミスを繰り返したからだった。そう、人は誰しも失敗を重ねてものごとを学んでいくのだ。
「これに懲りて取引を止めるとか、言い出すんじゃないだろうね」
「まさか、私はそんなに弱い人間じゃありません。教えていただいたルールを守っていれば、続けて行けるんですから。学んだビジネスの知識と私情を混同したりなんてしません」
たとえ何があっても、一度ジェレミーから教えられたものは、もう決して忘れてしまうことはできない。
レストランで選び抜かれた料理を味わう機会を与えられ覚えた味覚も、記憶から消せないし、それから……、
椅子の背にもたれ、ジェレミーはリサを見つめた。
リサは前から美しかったけれど、ここへ来てからますます艶めいてきた。色香を奏でるとでも表現すべきだろうか。今まさに生涯で最もみずみずしい時期を迎えんとする彼女を、表現するための言葉をジェレミーは探している。
それは、満たされたから……だろうか。
彼女が彼に求めるのと同じものを、他の男にも望むわけではないことをジェレミーは知っている。たとえいつかリサを手放すことになっても、他の誰一人、ジェレミーと同じ立場にはなり得ない。
「どうやら、パワーランチを終える時間がきたようだ」
それはまるで「経営者が投資家を招待して行なう昼食会」という意味の「パワーランチ」みたいに聞こえた。
リサの口から軽い笑みがこぼれる。
ちょうどレストランの入り口で、営業部長のカイルが車から降りてくるところだった。
翌週ジェレミーがいつものようにFXの取引を指示すると、リサは「資金がないので発注できません」と答えた。昨日彼の命令を無視して、価格が下落している最中にもかかわらず、買い増しを続けた結果がこの始末だ。
価格抵抗帯を突き抜けた場合には、損切りをするよう言い聞かせてあった。なぜ彼女がそんな無謀なことをしたのか、ジェレミーに全く想像がつかないわけではない。おそらく自分の判断だけでどこまでできるか、試してみたかったのだろう。あげくに初心者の最も陥りやすい罠に落ちてしまったというわけだ。
そこはマンハッタンの南西、ミートパッキング・ディストリクトと呼ばれる地区だった。
古いゴシック様式の建物が並び、地名のとおり精肉工場がたくさんあり、最近は有名ブランドの店やレストランが続々と進出している。
今日ジェレミーは、NBCドラマの撮影を見に来ていた。
コレット女史がパリを離れ、アメリカを訪れた第一次世界大戦中には、高級アパートが建ち並ぶ富裕層の住宅地だったこの地区だけれど、女史がパリへ戻った十数年後、しだいに労働者エリアへと変わっていった。
その名残として今現在もチェルシーに残されている高級アパートの建物からコレットが出てくるシーンを撮るため、ディレクターやカメラマンから、照明、音声にいたるまで大勢のスタッフがリハーサル中だった。主役を演じるシェリルの姿は見えなかったが、彼女によく似た背格好の女優がいる。
「たぶんあの人が、ダブルを演じてるみたい」
ジェレミーがここに来ていることを、テレビ局は知らない。今こちらへ向かっている営業部長のカイルが到着したら、三人そろって現場に顔を出す予定だ。それまでジェレミーとリサは、通りを挟んだレストランから、打ち合わせをしながら撮影の様子を窺っているところだ。このような予告なしの訪問は、ルイス・エンタープライズのNBCに投じた資産が、有効に使われているかどうかを偵察するに、とても効果的な手段なのだ。
その間にさっそくリサに金融取引を指導しようとデバイスを立ち上げたところ、彼女のFX口座の残高が半分以下に減っているのを発見したジェレミーだった。
「これ以上価格が下がらないって信じて買い増しをしたのに、何度も何度も裏切られて、私の気持ちなんて無視して落ち続けるんです。そのうちにどんな目にあわされても何も感じなくなってしまいました。事態がだんだん酷くなって行くのがかえって心地よいくらいに……」
いったい何に対して言ってるのかと思いながらも、とりあえず彼は取引を始めた価格までは戻らなくとも、下落途中に留まっていたところまで戻したあたりで決算するよう指示をした。そうすれば、資金は半減しても再び取引できるだけの金額が手元に残るからだ。
リサは瞳を潤ませ、揺れる睫毛を伏せた。
初めてジェレミーから外貨取引で成功するストラテジーを教わった時、三種類、四種類と同時に数種の通貨を多方向から予測することにより、次第に先読みができるようになっていく……、そんな数学の魔法を解き明かされているような感動を覚えたのだ。学ぶべきことは、まだまだ奥が深い……。
向かいの通りに目をやると、ロケのスタッフが何やら話し込んでいるのが見える。
交差点を渡った西側には、白亜に輝くデザイナーズ・ショップ、そのすぐ隣の精肉店では、厳めしい顔つきの老職人が、若い助手に大声で厳しく指導していた。彼らは、配達された手足の無い牛の胴体だけの肉の塊をつり下げたカートを、店内へと押していくところだった。奥の部屋で、あの獲物と格闘するのだろうか。
隣接するデザイナーズ・ショップからは、ブランドのロゴがはいった買い物袋を下げて客たちが出てくる。
対照的な不思議な光景……。
けれどニューヨーカーたちが望んでいるのは、その異なる二つの世界の共存だ。後から進出してきたファッショナブルなビジネスは、決して精肉工場を全部追いやってしまおうとはしない。そんな風に極限まで微妙なバランスを保った感性は、いつかどこかで崩れかねないのだが、その相互関係はまるでニューヨークという社会の縮図みたいだとリサは思った。
大きく広がる空……。
ハドソン・リバーも近いミートパッキング地区には高い建物がない。だから、空間がさえぎられずにどこまでも果てしなく続いている。石畳の車道と、古びた倉庫……。ここにいると、こんな大きなミスをした後でも、悪びれることなくジェレミーに自然なまなざしを向けられる。
「私は君に、金儲けやギャンブルを教えているんじゃない。自分を守るために、どこかで見切りをつけることを絶対に忘れてはいけない。その後で捨てない方が、良かったと思うこともある。それでも、チャンスを逃したとか取り残されたと考えてはいけない。自分の判断で取引を終わらせたことに自信を持て。ものごとは自らが余裕を持って制御している限り、成功に導くことが可能だ。それができたら君は、一人でもやっていけるだろう」
彼の言っていることは、まるで現実の生き方に対する教理のようにも聞こえた。
もっとも今ジェレミーが偉そうにしていられるのは、彼自身も同じようなミスを繰り返したからだった。そう、人は誰しも失敗を重ねてものごとを学んでいくのだ。
「これに懲りて取引を止めるとか、言い出すんじゃないだろうね」
「まさか、私はそんなに弱い人間じゃありません。教えていただいたルールを守っていれば、続けて行けるんですから。学んだビジネスの知識と私情を混同したりなんてしません」
たとえ何があっても、一度ジェレミーから教えられたものは、もう決して忘れてしまうことはできない。
レストランで選び抜かれた料理を味わう機会を与えられ覚えた味覚も、記憶から消せないし、それから……、
椅子の背にもたれ、ジェレミーはリサを見つめた。
リサは前から美しかったけれど、ここへ来てからますます艶めいてきた。色香を奏でるとでも表現すべきだろうか。今まさに生涯で最もみずみずしい時期を迎えんとする彼女を、表現するための言葉をジェレミーは探している。
それは、満たされたから……だろうか。
彼女が彼に求めるのと同じものを、他の男にも望むわけではないことをジェレミーは知っている。たとえいつかリサを手放すことになっても、他の誰一人、ジェレミーと同じ立場にはなり得ない。
「どうやら、パワーランチを終える時間がきたようだ」
それはまるで「経営者が投資家を招待して行なう昼食会」という意味の「パワーランチ」みたいに聞こえた。
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