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おまけのお話 皆でおひる!
皆と一緒
しおりを挟む「リユィはかわいー」
拳を握るアルフォリアの目が、きらきらだ。
「僕のこと、ちっともすきそうじゃないのは、とっても残念だよ」
水の髪を揺らしてキーザが吐息して、隣のジェミは頷いた。
「激しく同意する」
ちょっと赤くなるキーザがかわいー!
「応援してるから、キーザ!」
細い指を握ったら、真っ赤になったキーザがわたわたする。
「ち、ちちちち違う、ぼ、僕は攻めであって、決して受けでは──!」
「えっちな薬を使ったら是非! 感想を聞かせてね♡」
はちみつの髪を揺らして、メファが笑った。
「薬を使うのはいいけど、お前、下半身の節操のなさは、どうにかした方がいいぞ。
いくら断ったら可哀想だからといって、滅茶苦茶だ。性病も心配だし」
ジェミに性病の心配をされたキーザが、蒼くなってしおしお悄気る。
「……リユィが頑張ってくれたから。
ぼ、僕も、ちゃんと断れるようになったと思う──!」
「えー! キーザさま、だめです──!」
「キーザさまの節操は、皆無でいいんです!」
「僕たちを断ったりなさいませんよね!?」
涙目の美少年たちに縋りつかれたキーザは、涙目だ。
「う、あ、あ、あの…………」
「キーザさま、すんごい♡から♡」
「もう他の男なんて、考えられないですぅ♡」
「捨てないで、キーザさま!」
美少年たちに腰に抱きつかれたキーザに、俺の顔がちょっと熱くなる。
「キーザ、すんごい♡んだ……」
アルフォリアの顔もジェミの顔も、ちょっと赤い。
更に蒼くなったキーザがわたわたして、美少年たちは紅い頬できゃわきゃわした。
「こ──ら──! リユィ!」
ぶすっと膨れたディゼが降ってきて、ぎゅう! と細い腰に抱きついた。
「ディー♡」
ジャストフィット!
はー♡
ディーのにおい、最高♡
頭がとろんてして、お尻の奥がきゅんきゅんする♡
は!
ちがう!
これからオムライスだった!
「はやく学食行かないと!」
ディーと手を繋いで、あわあわスキップを再開する俺に、皆が肩を揺らして笑う。
俺と一緒にスキップをすることになったディゼの顔が、真っ赤だ。
かわい──♡♡♡
めろめろする頭を振って、あわてて向かった学食の食券販売機の前には既に行列ができていて、最後尾にちょこんと並ぶ。
「うお! ちっちゃいの来た!」
「ちっちゃい言うな!」
ぷりぷり拳を掲げたら、なぜか拍手された。
…………もしかして、芸人さんの定番ネタみたいに思われてる?
ふ、不服だ!
抗議だよ!!
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