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05 催眠 ※
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そう思うのにクルトの体はまったく言うことを聞かない。
自ら進んで黒竜の硬い体に腰をくっつけようとする。
『ふふ。イイぞ。実に良い腰のくねらせ具合だ。そんなに我のが、ほしいのか? うん?』
黒竜の二本そそり立つ性器に自分の腰をまとわりつかせ、ゆる勃起した自分の竿もくっつける。
互いに向き合った状態でそんなものを見せられるのは屈辱だった。
『ほう。まだ我に怒る余裕があるのか。ではこれはどうだ? 我の肉竿とそなたのを一緒にしごくというのは?』
「──だれが、そんな命令……っ!」
淫紋のせいで体の自由が奪われているとはいえ、相手は宿敵。先程まで殺しあっていた相手だ。
進んでやる気など毛頭ない!
しかし──。
『ははは! 愉快、愉快。そんなに我のと共にしごきたかったか。愛い奴よ。ほうれ、はさんでやろう』
「やめ──ろ! きたな……ぃ……!」
反論している間に、二本の肉竿の間に絡ませられて、亀頭をつっつきあう。
黒光りする肉竿と桃色の肉竿がみっちりとすき間なく触れ合い、
さきっぽからこぼれた液体で互いに白く汚されていく。
(ありえない! こんな……モンスターと交尾するなど!!)
いっそ顔をそむけて、耳もふさぎたかった。
そこへ黒竜の底冷えした声が聞こえる。
『ほぉ、この我をモンスターなどと呼ぶのか。ケダモノたちを超越する存在たる我を、モンスターと貶めるか』
その声には本気の怒りがまざっていた。
今までの遊び半分とはまったく違う。
金色の目がつめたく細められた。
『少し、仕置きをしてやろう』
ぱん、と黒竜が手のひらを叩いた瞬間、意識が飛んだ。
■□■ ■□■ ■□■
『ほら。お前の名はなんだ?』
「っ……私は、黒竜さまの伴侶になるニンゲンです……♡」
『そうか。ではやる事は分かっているな?』
「はい。む、チュ。この、たくましい、おちんちんに御奉仕することです」
先程までの抵抗が嘘のようにクルトは黒竜の体を抱きしめる。
催眠状態にしたのだ。
もはや彼は完全に黒竜の支配下にあった。
この大洞くつで独り戦い抜いた孤高の騎士は今いない。
自分と黒竜の肉棒を互いの下腹部にくっつけさせている。唾液で濡らした指で、黒竜の手前の肉棒をしごき、亀頭を指の腹でぐりぐりと押した。
『ぐぅっ。イイぞ。もっとだ、もっと、やれ!』
「はいっ♡」
催眠状態のクルトは従順だった。自然と舌を絡めてくるし、黒竜の長舌もおいしそうにほおばる。
ぴんとたちあがった乳首を押し付けて、腰を揺らす。
『ふん。健気な動きもできるではないか。なあ、騎士どのよ』
クルトの尻たぶを持ち上げて、さらに体を密着しあう。
むちゅ、ちゅうう、ちゅぷぷぷ。
互いの腹に抑え込まれた肉棒たちが苦しげに亀頭から精液を吐き出す。
『このまま出すのも良いが、それでは芸がない。しゃがめ』
「はいっ♡」
満面の笑みを浮かべてしゃがむクルトの口に、肉竿の一本をしゃぶらせた。
もう一本は手できつくしごかせる。
んちゅ、むちゅ、ずぢゅぅぅううう!!
『我のはうまいか? クルトよ』
「はいっ♡ ンぅ、むちゅ。男らしい匂いがして、すごく硬くて、熱い……ッ……ンンっ……!」
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