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12 遅い告白 ※
しおりを挟む『遅い』
黒竜にじと目で睨まれた。
そうは言うが思い出しようがない。
反論しようとしたが、黒竜の長舌に唇をふさがれてしまう。
『ずーっと、ずうぅーっと待ってたのに! もう人間の国には絶対、帰してやらない』
先ほどまでの余裕綽々だった口調は消えて、懐かしい甘えた口調で攻められる。
「っ……だって、おまえ、あんな――!」
屈辱に満ちていた思考を一気にひっくり返されて、どう応えればいいかも分からない。
確かに彼と約束した。騎士は約束をたがえない。
(だが、こういう結末は予想していない!)
こうなると妹は彼に知恵を貸しただけだろう。
武者修行が終わったあと、妹によくその冒険譚を話した。
宮廷闘争ではないと分かりほっとしたが、自分の状況がまずいことに変わりはない。
『ここでずぅーっとぼくのお嫁さんとして暮らすんだっ』
どぷちゅん!
黒竜に前と後ろ同時に責められる。
今までは単なる敵だと思っていた。しかしそれが間違いと分かった今、抵抗する必要もない。
(しかし、こんな――っ……。~~っッ♡♡)
『ぜったいにぼくの子ども産んでもらうんだから。クルト』
「ぁぁああ! なまえ、よぶ、な……っ……♡」
またメスイキしてしまう。
そうすると体内に入りこんだ黒竜の肉竿二本ともきつく締めあげることとなり、その太さ、重量、熱すべて感じることとなる。
『何回でもイかせてあげるから。孕むまで出してあげる』
にんまりと細められた目はかつて見たいたずらっ子そのままだ。
『ふっうぅ……! 出す、よ……クルト、クルト! 何十回でも種付けしてあげる!』
「ぃ――やぁぁぁぁぁあああ――!!!! ……っ……ぅ……う♡♡ ぁ、ひっ……ンん♡♡」
どたぷんっ!!
今までで一番ねっとりと濃い精液がぶちまけられる。
生温かい液体はなんべんも出され、子宮を満たしていく。
亀頭はしっかりと子宮口に吸い付いて離れない。
ぬぷぷ、と子宮の内側が黒竜の若く新鮮な精液に叩かれて反応する。
耳元で何度も名前をささやかれて、中出しされている間じゅうずっとメスイキさせられる。
と同時に尻穴にも黒竜の精液をたっぷりと種付けされて、抜かれた時には空気を孕んだ音を聞かされた。
「ぁ、ぁ、ぁ――♡♡ っ、ぅんン……もぉ、むり――ぃぃ♡♡」
音を上げたが、二十年ぶりの再開がこの程度の内容で終わるはずもない。
黒竜が精液でべっとりと濡れた肉竿を下腹部や内ももにぬりたくる。
『もう一回やろう』
黒竜の金色の瞳が妖しくきらめいた。
(完)
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おもしろかったら、ひとこと感想をもらえると嬉しいです。
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