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妃候補の二人はできている!?
可憐な瞳に映る花
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翌日
あれが夢なら覚めてくれと、あの日から何度も願いました。
でも、夢どころか...
「ローズ様ローズ様、これ、うちのシェフに習って私が作ったんです。
お口に合うかわかりませんが、よろしければ召し上がってください。」
悪化しました。
ほおを赤く染め、モジモジとしながら私にカゴを差し出す
差し出されるカゴの中には、沢山のラズベリージャムのクッキー。
ハート型。
私は咳払いをつするとリリー様に物申した。
「リリー様、プレゼントは私に渡すより皇太子殿下にお渡しした方が自分のためですわ。」
そう伝えると、リリー様はむくれて
「皇太子様は関係ありません!
私は、ローズ様にこれを召し上がっていただきたいのです!」
リリー様は力瘤を作って私に訴える。
百歩譲って、皇太子殿下云々は置いておいても
ただ、無条件にこれを受け取るわけにもまいりません。
お妃様候補のライバルなのですから。
「それに、手作りは毒の混入を疑われる可能性がございます、然るべき手続きをして…」
そうじゃないことはわかるけど、人の心はわからない。
「ひ、ひどい、心を込めたお菓子を…そんな…そんな…毒を疑うようなことをいうなんて…」
お?
今のは私にしては珍しく、ただの注意のつもりでしたのですが…
効果的面ではなかろうか
厳しいことを言う、そうすると傷つく、傷つくことを言う人を普通は嫌う。
これはたった!嫌われフラグが!!!
「もっと罵ってください、
食べていただけないのはとても悲しいですが、そんなことよりもそのお言葉がとても嬉しいです」
折れた。
フラグが折れた。
心もおれる、だって、注意も聞かない、嫌ってもくれない。
なんなら鼻息があらい。
どうして?
どうしてそんなに私に好意を抱くの?
なんかいつの間にか、クッキーの入ったかご受け取っちゃったし。
リリー様はいつの間にか腕に引っ付いてるし。
その状況に困り果てていると、
「やあ、ローズにリリー、噂通り仲がいいね」
と声をかけられた。
私たちは振り返るとそこには皇太子殿下がいらっしゃった。
「これは、皇太子殿下、ごきげん麗しゅう。」
これはチャンスだ。
原作と照らし合わせると、この時期に皇太子はリリーにお熱をあげているはず。
皇太子殿下はこの後リリーと2人で話すに違いない。
そうなればとりあえずこの腕にくっついたリリー様と離れることができますわ!
さあさあ、皇太子殿下!
愛しのリリー様をさっさと連れていってくださいませ!
「リリー」
「はい、なんでしょう?」
きたーーーー!!!
リリー様お呼び出し!!!!
と思ったのですが
「私は今から、ローズと大事な話がある。
ローズを貸してもらえないだろうか。」
呼び出されたのは、リリー様ではなく私でした。
「え、私でございますか?」
「そうだよ」
「えー、いくら皇太子様といえど、ローズ様をお渡しする気にはなれませんわ」
そういうとリリー様はまた私の腕を一段と強く締め付けた。
もう一度力を入れられたら折れてしまいそうだ。
「頼むよリリー、レフレイムの取り仕切る領についての話なんだ、ライレイニに聞かれたら僕が怒られてしまう
あとでちゃんとローズは返すから。」
そう言うとリリー様は「絶対ですよ」とようやく私の腕を離し、場所を移ってくれた。
まぁ、呼び出しがリリー様でなかったことは意外でしたが、
はなれてくださればなんでもいいですわ。
「皇太子殿下、ありがとうございます」
「君はいつも他人行儀だな、スペクトルって呼んでよ」
「妃候補如きには畏れ多いですわ。」
そう言うと私は皇太子殿下ことスペクトル・サンセンタ様に頭を下げる。
この金の髪と瞳が美しく、彼の美貌は女子生徒が悲鳴を上げるほどのなのだが、
やっぱりなんか惹かれないのよね。
なんでだろう、優男だからかしら。
筋肉は訓練でついてるはずなんですけれどね…
まぁ、今はそんなことはどうでもいい。
「皇太子殿下、この度は噂の件でご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません
4聖貴族の一員としてお詫び申し上げます。」
「僕は別に気にしてないけど、見てて面白いし。
しかし、噂以上にべったりなんだな」
何をこの人は呑気なことを言っているのだろう。
自分に関わることだと言うのをわかっているのだろうか。
「そもそもこの由々しき状態は、皇太子殿下がリリー様のお心を掴んで置かないからではなくて?」
私はそう皇太子を腐した
ちゃんとリリー様を射止めていれば、こんなことにはなっていないのだ。
大体、妃候補を射止められないなんて、皇太子としていかがなものなんだろうか。
そう思って、皇太子を睨む。
しかし本人はキョトン顔だ。
あれが夢なら覚めてくれと、あの日から何度も願いました。
でも、夢どころか...
「ローズ様ローズ様、これ、うちのシェフに習って私が作ったんです。
お口に合うかわかりませんが、よろしければ召し上がってください。」
悪化しました。
ほおを赤く染め、モジモジとしながら私にカゴを差し出す
差し出されるカゴの中には、沢山のラズベリージャムのクッキー。
ハート型。
私は咳払いをつするとリリー様に物申した。
「リリー様、プレゼントは私に渡すより皇太子殿下にお渡しした方が自分のためですわ。」
そう伝えると、リリー様はむくれて
「皇太子様は関係ありません!
私は、ローズ様にこれを召し上がっていただきたいのです!」
リリー様は力瘤を作って私に訴える。
百歩譲って、皇太子殿下云々は置いておいても
ただ、無条件にこれを受け取るわけにもまいりません。
お妃様候補のライバルなのですから。
「それに、手作りは毒の混入を疑われる可能性がございます、然るべき手続きをして…」
そうじゃないことはわかるけど、人の心はわからない。
「ひ、ひどい、心を込めたお菓子を…そんな…そんな…毒を疑うようなことをいうなんて…」
お?
今のは私にしては珍しく、ただの注意のつもりでしたのですが…
効果的面ではなかろうか
厳しいことを言う、そうすると傷つく、傷つくことを言う人を普通は嫌う。
これはたった!嫌われフラグが!!!
「もっと罵ってください、
食べていただけないのはとても悲しいですが、そんなことよりもそのお言葉がとても嬉しいです」
折れた。
フラグが折れた。
心もおれる、だって、注意も聞かない、嫌ってもくれない。
なんなら鼻息があらい。
どうして?
どうしてそんなに私に好意を抱くの?
なんかいつの間にか、クッキーの入ったかご受け取っちゃったし。
リリー様はいつの間にか腕に引っ付いてるし。
その状況に困り果てていると、
「やあ、ローズにリリー、噂通り仲がいいね」
と声をかけられた。
私たちは振り返るとそこには皇太子殿下がいらっしゃった。
「これは、皇太子殿下、ごきげん麗しゅう。」
これはチャンスだ。
原作と照らし合わせると、この時期に皇太子はリリーにお熱をあげているはず。
皇太子殿下はこの後リリーと2人で話すに違いない。
そうなればとりあえずこの腕にくっついたリリー様と離れることができますわ!
さあさあ、皇太子殿下!
愛しのリリー様をさっさと連れていってくださいませ!
「リリー」
「はい、なんでしょう?」
きたーーーー!!!
リリー様お呼び出し!!!!
と思ったのですが
「私は今から、ローズと大事な話がある。
ローズを貸してもらえないだろうか。」
呼び出されたのは、リリー様ではなく私でした。
「え、私でございますか?」
「そうだよ」
「えー、いくら皇太子様といえど、ローズ様をお渡しする気にはなれませんわ」
そういうとリリー様はまた私の腕を一段と強く締め付けた。
もう一度力を入れられたら折れてしまいそうだ。
「頼むよリリー、レフレイムの取り仕切る領についての話なんだ、ライレイニに聞かれたら僕が怒られてしまう
あとでちゃんとローズは返すから。」
そう言うとリリー様は「絶対ですよ」とようやく私の腕を離し、場所を移ってくれた。
まぁ、呼び出しがリリー様でなかったことは意外でしたが、
はなれてくださればなんでもいいですわ。
「皇太子殿下、ありがとうございます」
「君はいつも他人行儀だな、スペクトルって呼んでよ」
「妃候補如きには畏れ多いですわ。」
そう言うと私は皇太子殿下ことスペクトル・サンセンタ様に頭を下げる。
この金の髪と瞳が美しく、彼の美貌は女子生徒が悲鳴を上げるほどのなのだが、
やっぱりなんか惹かれないのよね。
なんでだろう、優男だからかしら。
筋肉は訓練でついてるはずなんですけれどね…
まぁ、今はそんなことはどうでもいい。
「皇太子殿下、この度は噂の件でご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません
4聖貴族の一員としてお詫び申し上げます。」
「僕は別に気にしてないけど、見てて面白いし。
しかし、噂以上にべったりなんだな」
何をこの人は呑気なことを言っているのだろう。
自分に関わることだと言うのをわかっているのだろうか。
「そもそもこの由々しき状態は、皇太子殿下がリリー様のお心を掴んで置かないからではなくて?」
私はそう皇太子を腐した
ちゃんとリリー様を射止めていれば、こんなことにはなっていないのだ。
大体、妃候補を射止められないなんて、皇太子としていかがなものなんだろうか。
そう思って、皇太子を睨む。
しかし本人はキョトン顔だ。
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