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妃候補の二人はできている!?
皇太子の心はまだ決まらず
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「なんでリリーの心を僕が掴まないといけないの?」
妃候補に対して、そんなことを言われては困りますわ。
婚約が決定するまでは候補をたぶらかすくらいがちょうどいいのです。
でも、仮にお妃様のことを抜きにしても少し引っかかるセリフ、少し冷や汗をかく。
私は皇太子殿下に伺ってみることにしました。
「…まぁ、別に、確かにリリー様である必要はございませんけれど、
でも仲が宜しかったではありませんか。」
小説でも、リリーが皇太子殿下と仲がいいからローズは嫉妬したと告白していた。
と言うことは、いじめるよりも前…
いいえ、ヘタをするとアカデミーに入る前からリリー様と皇太子殿下は仲がよろしかったはず。
なのに
「まあ、候補者とは昔からの仲だから、世間話くらいするよ。」
なんでこんなに、リリー様に興味を持っているような発言がないのでしょう。
私は念のために聞いてみた。
「皇太子殿下、伺わせていただきたいのですが、
あなた、リリー様のに妃を決めているのではなくて?」
「まだ、誰にも決めてないよ」
まだ…誰にも決めていない…………?
馬鹿な!そんなことがあるわけが、なぜ!?
なぜリリー様に好意を抱いていないの!?
そこまで考えて、一つの可能性にたどり着いた。
そうだ。
小説では、リリー様は私にいじめられたことを皇太子殿下に相談していた描写があった。
愛が育まれたのはそこから…………ひたむきなリリー様に皇太子殿下が惹かれていくのですわ。
でも。
今のリリー様は皇太子殿下に泣きついてない!
なぜか痛めつけても
そうかだからか!!
この段階ではまだ愛が育まれていないのね!
なんと言うこと…………
今のままでは、皇太子様はリリー様を選ばない
「皇太子殿下!あなたまもなく18を迎えるのでしょう!?
心に決めている女性がいないでは困りますわ!!
さっさとリリー様に惚れてください」
「ローズ、君は自分も妃候補であることを忘れているのではないか?」
「私のことはどうでも構いませんわ、リリー様を幸せにしてあげてくださいまし」
「君がそんなに優しいなんて何か裏でもあるのかい?
それとも興味ないの?あんなに厳しいお妃様の教育受けて
もうちょっと僕に好意を持ってくれてもいいんじゃないの?」
「私、優男は興味ございませんの。
ただ、文句は完璧にやりこなした者のみ許される権利だと思っておりますので
いやいや受けた教育にすぎませんわ。」
それに私、前世は財閥の令嬢でしたの。
語学などの学問は、前世とは気と知識が違うのでまあまあ厳しかったですが、
礼儀・作法・教養・習い事等々は意外にも前世との違いはあまりなかったので、覚えるのに苦労はしませんでしたわ。
おかげでその時間を勉学に当てられまし。
ま、選ばれるなら努力も報われますし、それに越したことはございませんが、
何度も言っておりますように妃と優男王子には一ミリも興味がございませんので。
命令されれば検討いたしますが。
そんな様子の私をみて不貞腐れた皇太子は質問する
「じゃあ、どうするの?僕が他の人を選んだら。」
「さて、どうしましょうね。」
そういえば……考えたことがありませんでしたわ。
どうせ処刑されるのですもの。
この人生は前世の消化試合。
特に目標もございませんし…………
やっぱり大人しく死ぬのがお似合いかもしれない。
一度死んだから要領はわかっておりますし。
ただ、それを皇太子殿下にそのまま言うわけもいかず、
とりあえず会釈で誤魔化した。
妃候補に対して、そんなことを言われては困りますわ。
婚約が決定するまでは候補をたぶらかすくらいがちょうどいいのです。
でも、仮にお妃様のことを抜きにしても少し引っかかるセリフ、少し冷や汗をかく。
私は皇太子殿下に伺ってみることにしました。
「…まぁ、別に、確かにリリー様である必要はございませんけれど、
でも仲が宜しかったではありませんか。」
小説でも、リリーが皇太子殿下と仲がいいからローズは嫉妬したと告白していた。
と言うことは、いじめるよりも前…
いいえ、ヘタをするとアカデミーに入る前からリリー様と皇太子殿下は仲がよろしかったはず。
なのに
「まあ、候補者とは昔からの仲だから、世間話くらいするよ。」
なんでこんなに、リリー様に興味を持っているような発言がないのでしょう。
私は念のために聞いてみた。
「皇太子殿下、伺わせていただきたいのですが、
あなた、リリー様のに妃を決めているのではなくて?」
「まだ、誰にも決めてないよ」
まだ…誰にも決めていない…………?
馬鹿な!そんなことがあるわけが、なぜ!?
なぜリリー様に好意を抱いていないの!?
そこまで考えて、一つの可能性にたどり着いた。
そうだ。
小説では、リリー様は私にいじめられたことを皇太子殿下に相談していた描写があった。
愛が育まれたのはそこから…………ひたむきなリリー様に皇太子殿下が惹かれていくのですわ。
でも。
今のリリー様は皇太子殿下に泣きついてない!
なぜか痛めつけても
そうかだからか!!
この段階ではまだ愛が育まれていないのね!
なんと言うこと…………
今のままでは、皇太子様はリリー様を選ばない
「皇太子殿下!あなたまもなく18を迎えるのでしょう!?
心に決めている女性がいないでは困りますわ!!
さっさとリリー様に惚れてください」
「ローズ、君は自分も妃候補であることを忘れているのではないか?」
「私のことはどうでも構いませんわ、リリー様を幸せにしてあげてくださいまし」
「君がそんなに優しいなんて何か裏でもあるのかい?
それとも興味ないの?あんなに厳しいお妃様の教育受けて
もうちょっと僕に好意を持ってくれてもいいんじゃないの?」
「私、優男は興味ございませんの。
ただ、文句は完璧にやりこなした者のみ許される権利だと思っておりますので
いやいや受けた教育にすぎませんわ。」
それに私、前世は財閥の令嬢でしたの。
語学などの学問は、前世とは気と知識が違うのでまあまあ厳しかったですが、
礼儀・作法・教養・習い事等々は意外にも前世との違いはあまりなかったので、覚えるのに苦労はしませんでしたわ。
おかげでその時間を勉学に当てられまし。
ま、選ばれるなら努力も報われますし、それに越したことはございませんが、
何度も言っておりますように妃と優男王子には一ミリも興味がございませんので。
命令されれば検討いたしますが。
そんな様子の私をみて不貞腐れた皇太子は質問する
「じゃあ、どうするの?僕が他の人を選んだら。」
「さて、どうしましょうね。」
そういえば……考えたことがありませんでしたわ。
どうせ処刑されるのですもの。
この人生は前世の消化試合。
特に目標もございませんし…………
やっぱり大人しく死ぬのがお似合いかもしれない。
一度死んだから要領はわかっておりますし。
ただ、それを皇太子殿下にそのまま言うわけもいかず、
とりあえず会釈で誤魔化した。
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