ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀

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第20章 ダンジョン攻略依頼

おまけ この時点での登場人物等一覧表

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【同一パーティの皆さん】
● フミノ 15歳。
  小柄(身長146cm 体重38kg)。黒色長髪、前髪ぱっつん。普通にしていてもややジト目っぽい。瞳の色は黒に近い焦茶色。
  21世紀初頭の日本からこの世界に転移した。魔法の得意属性は空属性で、次いで土属性。ただし他の属性もレベル3以上(175話時点)。
  常時空属性の偵察魔法を2つ以上起動している。攻撃魔法は空属性の空即斬(空間を歪めて対象物を切断する魔法)。容量がほぼ無限に近いアイテムボックス持ち。
  この世界での趣味は読書と工作。日本での知識は教科書的な知識以外では読書とWebで入手したものが中心。内容的にはやや(かなり?)ヲタク寄り。
  この世界に転移した当初は神により、平均よりかなり上のステータスを与えられたが、歩かない生活が続いた事で体力関係がかなり落ちている。

● リディナ 15歳
  体形普通、身長やや高め(身長159cm体重53kg)。髪赤色に近い茶色で肩よりやや短め。瞳は髪よりやや濃い茶色。
  元はそこそこ大きな商家の娘。魔法の得意属性は風属性で現在はレベル6。攻撃魔法は風の刃ヴェントス・ファルルムテンペスタ等。
  学校時代は優等生だった模様。ただ知識の広さは学校で習った事にとどまらない。
  現在の趣味は料理(特技も兼ねる)。

● セレス  11歳
  年齢的には標準の身長と体形でフミノよりやや小柄かな程度(身長144cm 体重36kg)。髪栗毛色。髪リディナよりやや短め。
  元は農家の娘で盗賊に拉致監禁されているところをフミノに救われた。
  得意魔法は水属性で、攻撃魔法は水の衝撃アクアエ・イパルサム氷葬スペクタ・グラシィを使用。
  買い物上手で料理の腕もまあまあ。読んでいる本は動植物関係か水属性魔法関係、農業関係が多い。農業関係の本を読むのは『皆さんに比べるとこの分野しか私がわかる事はなかったですから。最初はそんな動機だったんですけれど、調べていくうちにだんだん面白くなって』との事。
       
【準主要人物】
● カレン 20代後半?
  身長やや高い(164cm)、体型やや細め(体重55kg)。髪銀色。目の色はやや緑がかった灰色。
  元は今の国王の次女つまり第二王女殿下。エールダリア教会の陰謀により『魔法が使えない』とされ王家から出された後、フェルマ伯爵家の養女扱いとなる。なおその後も色々あった結果、現在はスリワラ伯爵夫人。
  攻撃魔法無効スキルを持つ、免状持ちの剣士でもあるが、立場上その実力を発揮させる場面はほとんどない。

● ミメイ 年齢10代後半? 
  小柄だがフミノよりはやや大きい(身長149cm 体重42kg)。茶色でマッシュルームカット。瞳の色は淡褐色。基本的には灰色のフード付ローブ(錬金術師のアルケミストローブ)で顔を隠している。
  元は某貴族家の次女だったが、家が乗っ取りにあい、しばらくかなり悲惨な目に遭っていたらしい。その後カレンに保護される。地属性がレベル7以上という優秀な魔法使い。一応B級冒険者でもある。

【フェルマ伯爵家の皆さん】
● フェルマ伯爵
  50代中ほど。筋肉質で大柄。ミメイさんによると外見は『繁殖期の熊。私も未だに怖い』。
  ただし能力的には典型的かつ有能な文官タイプ。現代の国王は学生時代からの親友。フェルマ家は代々空属性の魔法持ちで、伯爵本人も空属性レベル8の魔法使い。
  物語には登場しない予定。
       
● メレナム
  フェルマ家の次男。官僚の道に進み第18章の時点では南方領土直轄局の課長だった。
  外見は母親似で優美な貴公子といった雰囲気らしい。能力的にはやはり典型的な文官タイプで、空属性レベル7持ち。
  学生時代のカレンの友人。スリワラ伯爵となりカレンと婚姻。

● アノルド
  フェルマ家の長男。国の政務関係で不在にする事が多いフェルマ伯に代わり、領内を統治している。出てくるのは名前だけで本人は登場しない。

● イオラ
  20代半ば。身長体型普通(158cm 52kg)
  フェルマ家の長女→次女(カレンが養女としていた期間)→長女
  フェルマ伯爵領森林組合長にして受付嬢。実は空属性レベル6の持ち主で、領内の事は概ね把握している。ただしそれを口外する事はほとんどない。

【その他の皆さん】
● ロレンツォ伯爵
  アレティウム(フミノが最初に行った街)の元領主。外見はフミノによると『偉そうで太ましい中年』。なお第174話の時点では、公報の伯爵家一覧に名前が掲載されていなかった模様。降爵されたか廃爵となったかは不明。

● ラベルゴ家
  リディナがアレティウムで仕えていた商家。経営的に大分傾いており、一か八かの賭けで魔物が出没する山間の街道を通った交易を実施。その際、魔狼に襲われて家主及び主要部下が死亡して解散となる。
       
● デゾルバ男爵
  アコチェーノの南側に位置する村の領主。土属性レベル4の魔法使い。村を土壁で囲い村と外を隔離し、村人を騙して規定以上の税金を収奪していた。
  なお村人が脱走した後、廃爵となり平民に。その後は不明。

● クロッカリ
  外見は『太目で脂ギッシュで中年なりかけの男』(フミノ談)。
  フルネームはドナテッロ・クロッカリ・ダ・ラ・エルドヴァ。エルドヴァ公爵家の三男。火属性レベル5と空属性レベル2の魔法使い。なお空属性の方はフミノらによって捕縛された後、何らかの方法により習得したもの。       

  実家の推薦で冒険者ギルド地方支部にギルドマスター補佐に就任するも素行の悪さで1ヶ月で退職。その後冒険者となったもののやはり素行の悪さで資格停止。

  盗賊となり団員最大50人程の盗賊団の頭となるがフミノによって盗賊団は壊滅。その後収容された鉱山を他の収容者や管理者を全滅させて脱走。王都郊外でフミノと戦い、死亡。

● ヴィラル司祭
  元エールダリア教会、現在はセドナ教会の司祭で開拓団の責任者。全ての基本5属性がレベル6以上というとんでもない魔法使い。フミノにゴーレムの製造方法を教える。

● タチアナ、ミルコ、アリサ
  16章で登場した母子。開拓村に行こうとしていた。

● イーリア、サアラ、ミリィ
  リディナの学生時代の友人。第147話で再会。 
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