異世界転移した……さてどうしよう。

桜アリス

文字の大きさ
11 / 16

スライム討伐!

しおりを挟む
私はビッグスライムより、強そうな魔物の気配がある方へと向かった。

たどり着いた場所は、森の中で少し開けた場所。

そこにいたのは、大量のスライムとビッグスライム。

少し奥の方には魔法を使ってくるウィザードスライムと、ビッグスライムの上位種ナイトスライムがいた。

もっと奥の方をみると、真ん中に1番大きなスライムがいる。

あれは……キングスライムだ。


どうやらここにはキングがいる群れが出来ていたみたいだ。

しかし、上位種が少ないのを見ると、できてそう経ってないみたいだ。

よし!これならいける!

手前の邪魔な雑魚(スライムとビッグスライム)と、ちょっとめんどくさいウィザードを先にたおそう!

そうなると、広範囲の魔法がいいな。

でも、火だと火事になっちゃうし、水だとスライムにあんまりきかないしなぁ。

かといって、風じゃ木とか吹き飛ばしそうだしなぁ~。

うーん。

あ!あれがあるじゃん♪
うん!あれなら被害も小さくて、スライムも倒しやすくなるね!

『絶対零度(アブソリュートゼロ)』

すると、どんどん目の前のスライム達が固まっていく。

私は凍ったスライム達の核を次々と壊していき、残るはキングスライムとジェネラルスライムだけだ。

とりあえず、ジェネラルからたおしちゃおっと♪

『ファイアーランス』
『アイスアロー』

2体いるジェネラルに向かって、別々の魔法をうつ。

1体はファイアーランスを1本は防いだが、私は5本出したので、ほかの4本が刺さり、燃えた。

もう1体は20本のアイスアローを防ぎきれず、核に突き刺さった。

あとはキングスライムだけだ。

私は大きくぽよんぽよんしている、キングスライムをみる。

キングスライムは、仲間を倒された怒りからか、それとも恐怖からか、またはそれ以外のなにかかは分からないけど、プルプルと震えている。

私が倒すために少し近づいていくと、いきなりスライムが液体を吐いてきた。

スライムの体内にある酸を弾のようにして、飛ばす攻撃である。

私はそれを避けようとしたが、酸弾は大きく避けきれなさそうなので、結界を張った。

「あっぶな~!
はぁ、結界を即座に張れるように、体が覚えててよかった~。」

私は次の攻撃をされる前に、アイスランスを3本作り、キングスライムの核めがけて放った。

すると、1本目は避けられ2本目は酸で防がれた。

3本目は当たったが、核まで届かなかった。

「あらら、やっぱりもうちょっと強めにしないとだめかー!」

私はさっきのよりも、魔力を込め威力を上げたアイスランスをとりあえず5本作りキングスライムへ。

キングスライムは1本を避けようとしたが、さっきのものより速いので避けきれず驚いたみたいだった。

核は外れたが、体に深々と刺さり周りを凍らかせた。

その一瞬の隙に、他のものをどんどん当て、最後に核へ突き刺さった。

「ふぅ~。終わりっと!
やっぱり久しぶりだから、体が鈍ってるな。
うぅーん。これはよう練習だね。」

私は反省をしながら、スライムの素材になる部分を取り、町へ帰った。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

猫なので、もう働きません。

具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。 やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!? しかもここは女性が極端に少ない世界。 イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。 「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。 これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。 ※表紙はAI画像です

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜

恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。 右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。 そんな乙女ゲームのようなお話。

処理中です...