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4 今回の経緯
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100年の国交断絶の間、人間のいくつかの国の間で小さな争いが起こった。獣人と人間が対立している間は共通の敵である獣人を倒すべく人間の国々は協力関係をとっていたが、獣人という敵を失えば話は変わってくる。
とはいえ、長い戦乱の世はあらゆる国を疲弊させた。獣人の国と接していた国はもちろんだが、そうでない国も多大な金を前線の援助のために投じ、更には人材での支援として兵も派遣していたため、ダメージの大小はあれど再び戦争を起こすだけの体力はどこの国にも残っていなかった。
何より、人間が一丸となって、どうしても協力しなければならないこともあった。
それが、結界の維持である。
国境に張られた結界は可視性のあるもので、その見た目は途方もなく高い塀である。国境に沿ってそれが一面に張られているのだ。記録によると結界は二重になっていて、人間、獣人それぞれが自国側の結界を保持することが前提とされていた。
当然、この結界を維持するためには多大な魔力を要する。当初は結界を張った張本人である稀代の魔術師と呼ばれたサイラス・グラディアが一人で維持していたが、彼一人に任せきりにしては、彼が死んだ後に誰も結界を維持することができない。
そうならないよう、あらゆる国々が優秀な魔術師を派遣することになった。
そうやって人間の国では100年ずっと結界を保ってきたが、それはきっと、獣人の国も同様だと考えられている。
ところが、時代が移り変わる中で人間にある変化が訪れた。
大きな魔力を持った人間が生まれにくくなったのだ。
誰しもが魔力を持って生まれてくる。けれど、その量は人それぞれ。
生活に必要な魔力はそう多くはなく、少量の魔力で使用できる魔道具も数多く普及していて、ほとんどの人はそれらのために必要な程度の魔力しか有していない。
多大な魔力を有する者が生まれると、どういった出自だろうと関係なく教育を施し、魔術師として魔術塔に在籍することになる。魔術塔の創設者はサイラスである。
魔術塔は、どこかの国に所属する機関ではなく、独立した権能が認められている。結界の維持は人間全体の課題であり、特定の国の思惑に左右されないためである。魔術塔自体は獣人の国と国境が接するユージーンが住まうグラディア王国内にあるが、グラディア王国がその内部に干渉することはできない。
サイラスは、その姓からもわかるとおりグラディア王国の王族の血筋だったが、彼は権力に興味がなく、自国に忖度することはなかった。
そして魔術塔の管理についてすべての権限は、魔術塔の管理者が有している。代々管理者自身が次代を指名することになっているが、管理者の判断にどこか特定の国の恣意が入らないよう、管理者は誓約を結ぶことになっている。
そうやって、公平な運営がなされてきた。
魔術師は数少ないために優遇され、人間を獣人から守護する栄誉ある職とされているため人気があり、特に貴族にとっては身内に魔術師がいるということは一種のステータスとなる。
魔力の多い者の子もまた魔力を多く持つことが多いことから、いつからか貴族は能力の高い魔術師と自身の子を縁付かせるようになり、現在の魔術師のほとんどは貴族出身である。
けれど数十年前から魔術師となれるだけの魔力量を持つ子がほとんど生まれなくなってきて、ここ十年ほどは一人も生まれていない。
今はまだいい。まだ若い魔術師がいる。けれど、この先も魔術師となれる者が生まれなければ?
特に焦ったのはグラディア王国である。なにせ、獣人の国と接しているのだ。もし結界が壊れて真っ先に被害を被るとすればグラディア王国である。かつての戦いでも激しい戦地となったのはグラディア王国の地である。
獣人には鳥人といって対空戦に強い種族がいるため、ゲリラ的にあらゆる国が戦地となったとされているが、一番打撃を受けたのはグラディア王国だった。
100年かけて築き上げた今の国を再び争いの地にしてはならない、そう考えたグラディア王国は未来の憂いを払う方法を模索した。
ところで、この結界の性質について、長年の研究であることがわかった。
サイラスは結界について多くを語らなかった。ただ、維持するための方法だけを伝えた。サイラスの作成した魔術式は複雑怪奇で、徹底的に分析を妨害する代物だった。
けれど、やはりその結界を研究する研究者は存在した。複雑な魔術式を解き明かすべく多くの研究者がああでもないこうでもないと研究を重ね、それこそ魔術塔の魔術師の協力も得て分析を重ねてきた。
結果、結界のある特徴が発覚した。
それは、結界を通る条件である。
高い塀に見える結界だが、実際そこに塀が存在しているわけではない。一定の条件で、結界を通り抜けることができると考えられた。
実際、鳥などの動物が結界を行き来するのを見たという目撃証言は多く存在した。
けれど、人間が通ろうと試みても阻まれたため、人間は通れないのだと考えられてきた。
それに、動物であっても、人間が育てた動物が通ることもできなかった。
人間が関わった生き物は通れない、長年そう考えられてきた。
しかし、それが覆る出来事が起こった。
結界周辺には万一のため兵が常駐しており、一般市民は近寄ることがなかった。獣人の国と接する場所は何かあっては危ないと、誰しもが認識していたためだ。
けれど、長年平和な時代が続けば、危機意識は薄れてくる。
ある時、冒険と称して、ペットと一緒に結界に近づいた子供たちがいた。しかし結界に近づいた子供たちに気付いた兵が大きな声を上げたことで驚いたペットの子犬がパニックになり結界に向かって走り出したのだ。
そして、なんと結界を通り抜けてしまった。
人間は通れない、人間が関わった動物も通れない、長年信じられてきた結界の条件が覆されたのだ。
解読困難な魔術式。けれど、この出来事でやる気を漲らせた研究者は何がなんでも解き明かしてやると積み重ねられてきた研究を総洗いして解読にあたった。
その甲斐あって、一部の術式が明らかになったのだ。
この結界は、人間側からは獣人に悪感情を持たないものだけが通ることができる。
人間が使役する生き物は、主人たる人間が獣人に悪感情を持たないときだけ通ることができる。
研究者は唸った。
これまで結界を通ろうとしてきた人間は、今よりずっと獣人への忌避感が強い時代に生きていた。みなが獣人との歴史について学んできた者だったし、身内には獣人へ直接の恨みを持つ者がいる世代だった。長年獣人は悪い者と考えられてきて、子供の頃親から叱られる時の決まり文句は、獣人に攫われるぞ、だった。
つまり、獣人に思うところがないと自負する人間すら、少なからず獣人への悪感情を抱いていたといえよう。
けれど、獣人への忌避感が薄れてきたことによって、親が子に獣人の話をわざわざすることも無くなってきた。この時の子犬の主人たる子供は就学前で獣人の話などほとんど聞いたことがなかったという。
時代が変わったことによって、術式が明らかになったのだ。
グラディア王国は、この結果に目をつけた。
獣人の国でも、同様に人間への忌避感が薄まっているのではないか、と。
かつての敵国ではあるが、共存していた時代もある。今、和平を結ぶことができるのではないか。
そこで、王国はあることを試みた。
獣人に悪感情のない者の育てた生き物に、書簡を括り付けて結界を通そうと。
人間がそうしているように、きっと獣人側も結界周辺には兵を配置しているだろうから、その書簡に気付くのではないかと。さすがに国境が接していた国の王印に気付くだろうと。
そして、その思惑通りになったのだ。
とはいえ、長い戦乱の世はあらゆる国を疲弊させた。獣人の国と接していた国はもちろんだが、そうでない国も多大な金を前線の援助のために投じ、更には人材での支援として兵も派遣していたため、ダメージの大小はあれど再び戦争を起こすだけの体力はどこの国にも残っていなかった。
何より、人間が一丸となって、どうしても協力しなければならないこともあった。
それが、結界の維持である。
国境に張られた結界は可視性のあるもので、その見た目は途方もなく高い塀である。国境に沿ってそれが一面に張られているのだ。記録によると結界は二重になっていて、人間、獣人それぞれが自国側の結界を保持することが前提とされていた。
当然、この結界を維持するためには多大な魔力を要する。当初は結界を張った張本人である稀代の魔術師と呼ばれたサイラス・グラディアが一人で維持していたが、彼一人に任せきりにしては、彼が死んだ後に誰も結界を維持することができない。
そうならないよう、あらゆる国々が優秀な魔術師を派遣することになった。
そうやって人間の国では100年ずっと結界を保ってきたが、それはきっと、獣人の国も同様だと考えられている。
ところが、時代が移り変わる中で人間にある変化が訪れた。
大きな魔力を持った人間が生まれにくくなったのだ。
誰しもが魔力を持って生まれてくる。けれど、その量は人それぞれ。
生活に必要な魔力はそう多くはなく、少量の魔力で使用できる魔道具も数多く普及していて、ほとんどの人はそれらのために必要な程度の魔力しか有していない。
多大な魔力を有する者が生まれると、どういった出自だろうと関係なく教育を施し、魔術師として魔術塔に在籍することになる。魔術塔の創設者はサイラスである。
魔術塔は、どこかの国に所属する機関ではなく、独立した権能が認められている。結界の維持は人間全体の課題であり、特定の国の思惑に左右されないためである。魔術塔自体は獣人の国と国境が接するユージーンが住まうグラディア王国内にあるが、グラディア王国がその内部に干渉することはできない。
サイラスは、その姓からもわかるとおりグラディア王国の王族の血筋だったが、彼は権力に興味がなく、自国に忖度することはなかった。
そして魔術塔の管理についてすべての権限は、魔術塔の管理者が有している。代々管理者自身が次代を指名することになっているが、管理者の判断にどこか特定の国の恣意が入らないよう、管理者は誓約を結ぶことになっている。
そうやって、公平な運営がなされてきた。
魔術師は数少ないために優遇され、人間を獣人から守護する栄誉ある職とされているため人気があり、特に貴族にとっては身内に魔術師がいるということは一種のステータスとなる。
魔力の多い者の子もまた魔力を多く持つことが多いことから、いつからか貴族は能力の高い魔術師と自身の子を縁付かせるようになり、現在の魔術師のほとんどは貴族出身である。
けれど数十年前から魔術師となれるだけの魔力量を持つ子がほとんど生まれなくなってきて、ここ十年ほどは一人も生まれていない。
今はまだいい。まだ若い魔術師がいる。けれど、この先も魔術師となれる者が生まれなければ?
特に焦ったのはグラディア王国である。なにせ、獣人の国と接しているのだ。もし結界が壊れて真っ先に被害を被るとすればグラディア王国である。かつての戦いでも激しい戦地となったのはグラディア王国の地である。
獣人には鳥人といって対空戦に強い種族がいるため、ゲリラ的にあらゆる国が戦地となったとされているが、一番打撃を受けたのはグラディア王国だった。
100年かけて築き上げた今の国を再び争いの地にしてはならない、そう考えたグラディア王国は未来の憂いを払う方法を模索した。
ところで、この結界の性質について、長年の研究であることがわかった。
サイラスは結界について多くを語らなかった。ただ、維持するための方法だけを伝えた。サイラスの作成した魔術式は複雑怪奇で、徹底的に分析を妨害する代物だった。
けれど、やはりその結界を研究する研究者は存在した。複雑な魔術式を解き明かすべく多くの研究者がああでもないこうでもないと研究を重ね、それこそ魔術塔の魔術師の協力も得て分析を重ねてきた。
結果、結界のある特徴が発覚した。
それは、結界を通る条件である。
高い塀に見える結界だが、実際そこに塀が存在しているわけではない。一定の条件で、結界を通り抜けることができると考えられた。
実際、鳥などの動物が結界を行き来するのを見たという目撃証言は多く存在した。
けれど、人間が通ろうと試みても阻まれたため、人間は通れないのだと考えられてきた。
それに、動物であっても、人間が育てた動物が通ることもできなかった。
人間が関わった生き物は通れない、長年そう考えられてきた。
しかし、それが覆る出来事が起こった。
結界周辺には万一のため兵が常駐しており、一般市民は近寄ることがなかった。獣人の国と接する場所は何かあっては危ないと、誰しもが認識していたためだ。
けれど、長年平和な時代が続けば、危機意識は薄れてくる。
ある時、冒険と称して、ペットと一緒に結界に近づいた子供たちがいた。しかし結界に近づいた子供たちに気付いた兵が大きな声を上げたことで驚いたペットの子犬がパニックになり結界に向かって走り出したのだ。
そして、なんと結界を通り抜けてしまった。
人間は通れない、人間が関わった動物も通れない、長年信じられてきた結界の条件が覆されたのだ。
解読困難な魔術式。けれど、この出来事でやる気を漲らせた研究者は何がなんでも解き明かしてやると積み重ねられてきた研究を総洗いして解読にあたった。
その甲斐あって、一部の術式が明らかになったのだ。
この結界は、人間側からは獣人に悪感情を持たないものだけが通ることができる。
人間が使役する生き物は、主人たる人間が獣人に悪感情を持たないときだけ通ることができる。
研究者は唸った。
これまで結界を通ろうとしてきた人間は、今よりずっと獣人への忌避感が強い時代に生きていた。みなが獣人との歴史について学んできた者だったし、身内には獣人へ直接の恨みを持つ者がいる世代だった。長年獣人は悪い者と考えられてきて、子供の頃親から叱られる時の決まり文句は、獣人に攫われるぞ、だった。
つまり、獣人に思うところがないと自負する人間すら、少なからず獣人への悪感情を抱いていたといえよう。
けれど、獣人への忌避感が薄れてきたことによって、親が子に獣人の話をわざわざすることも無くなってきた。この時の子犬の主人たる子供は就学前で獣人の話などほとんど聞いたことがなかったという。
時代が変わったことによって、術式が明らかになったのだ。
グラディア王国は、この結果に目をつけた。
獣人の国でも、同様に人間への忌避感が薄まっているのではないか、と。
かつての敵国ではあるが、共存していた時代もある。今、和平を結ぶことができるのではないか。
そこで、王国はあることを試みた。
獣人に悪感情のない者の育てた生き物に、書簡を括り付けて結界を通そうと。
人間がそうしているように、きっと獣人側も結界周辺には兵を配置しているだろうから、その書簡に気付くのではないかと。さすがに国境が接していた国の王印に気付くだろうと。
そして、その思惑通りになったのだ。
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