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過ぎいく夏
これじゃあ、ただのホラーだよ。
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酔っ払いに絡まれたから、早めに上がってもいいと店長に言われて、バイトはさっさと上がった。冬野さんが送ってくれると言ったけど、それはまだ人通りがあるからと断って、私は一人で帰宅している。
はじめは、さっきのことがあるから、気が立っているんだろうと思った。
でも、やっぱり気になる。
まだ花火帰りの人々はいる。
私の家と同じ方向に帰る人がいるのはおかしくない。
そう思うのに、誰かが後ろからついて来ているような気がするのだ。
足音だって聞こえないけど、なんとなく誰かがいるということだけはわかる。
振り返って姿を見ても、住宅街に入ったからか街灯しか明かりがなくて、暗くて身長や着ている服で男の人らしいということしかよくわからない。
私をつけているのか、それとも同じ方向に歩いているだけなのか?
住宅街だからこのあたりに住んでいる可能性もあるし、それより先の地域に住んでいる可能性もある。
不審者かどうか確かめる?
でも、どうやって?
何度か曲がってみて、確かめる?
不審者なら、私が曲がったらついてくるだろう。ただ、幼い頃からこのあたりに住んでいるとはいっても、すべての道を知っているわけじゃない。曲がる道を間違えたら、どんつきで逃げ場がなくなる可能性もある。
不審者なら、私が止まったら止まるだろう。
だけど不審者だったら、立ち止まったら危なくない?
立ち止まったところに寄って来られたら、走って家に逃げ込か、ここで撃退するか。
撃退しようにも、そんなものを持っていないし、逃げるしかないか。
不審者かどうか、わかったほうが安心するし、やってみないことはない。帰宅しようとしているなら、追い抜いていくだけだろうし。
駄目だったら、家まで走ればいいだけだ。
ここから家まで100メートルくらいだし、なんとかなるだろう。困ったら、叫べば近所の人も出てきてくれるだろうし。知ってる声が助けを呼んでいるのが聞こえて、無視なんてするはずない。
・
・
・
でも、足を止めるには勇気が必要だった。悩んでいる間に家までの距離は50メートルくらいになっていた。
不審者だとは考えたくないけど、顔だけは確かめておいたほうがいいかもしれない。
相手が家から二つ前の街灯の下に来た時に止まろう。そうしたら、街灯の明かりで顔が見えるはずだ。
離れている距離はわかるから、相手が目的の街灯の下に来たと思った時、意を決して私が足を止めると、相手も止まる。
勇気を振り絞って振り返ったら――
「夏川先輩?!」
見間違いかと思ったけど、確かに夏川先輩だった。
それもバイト中に見かけた服装をしているし、あれも見間違いじゃなかったんだろう。
「何やっているんですか?! 不審者かと思って、滅茶苦茶怖かったんですよ!」
責めるような口調になってしまったけど、怖い思いをさせられたんだから、私は悪くない。悪いのは、黙っていた夏川先輩だ。
怒っているのに、夏川先輩はどこ吹く風と涼しい表情だ。
「花火大会の後って、危ないだろう? これくらいはしないと彼氏とは言えないと思って、だからちょっと、送って行こうと思ったんだよ」
彼氏らしいことでも、声かけてやって欲しかった。
これじゃあ、ただのホラーだよ。
怖がらせて、寿命縮ませるだけだよ。
そっちを気遣ってよ。
呆れて溜め息しか出ない。
「送るなら、普通に送ってくださいよ。普通に。本当に怖かったんですからね!」
あんなにグルグル悩んだり、どうしようかと思ったのに、全部、夏川先輩が送って行こうと見守っていただけだなんて・・・悩んだ分と怖かった分の慰謝料が欲しい。
「ごめん、ごめん。気付かれなかったら、そのまま帰ろうと思っていたし、気付かれるとは思わなかったんだよ」
胡散臭い爽やかな笑顔で言われたから、謝っているように見えない。
なんでこの人は反省の色が見えないのよ?
「送ってくれるなら、はじめから言って下さいよ! ホント!」
「悪かったね」
なに言っても、のらりくらりしている人だから、これ以上言ってもなんにもならない。無駄な労力を消費するだけだから、私が諦めるほうが精神的に楽だ。
「まったく・・・。もしかして、コンビニの前で終わるの待っててくれたんですか?」
夏川先輩はこてんと首を傾げる。
「ん? それにも気付かれちゃった?」
やっぱり。花火が終わる前に見たのは夏川先輩だったんだ。
バイトがいつ終わるか教えていたら、あんな時間から待たせることなかったのに。
「バイトの後、送ってくれるって言ってくれてたら、そんなことしなくてよかったのに」
「言うつもりはなかったから、気にしなくていいよ」
また胡散臭い笑顔で言われたけど、今度は腹が立たない。
「待ってて疲れたでしょう? ウチに寄って行ってください。お茶ぐらいは出します」
今日も熱帯夜になりそうだし、ずっと待たせていたなら喉ぐらいは乾いているだろう。
「いいって。そんなの。これは俺(・)の自己満足だから」
笑顔で遠慮するけど、その表情は胡散臭くない。本当に気を遣ってもらう必要はないっていうことだろう。
「駄目ですよ。部活終わってから、いちいち来てくれたんでしょう? ちょっとは休んで行ってください」
私服ってことは、週末の土日みたいに一度、家で着替えてから来たんだろう。学校は休みでも登校する時は制服じゃないと駄目だし。
待っていたのが花火がはじまる前からじゃなくても、20時前にはあそこにいて、私のバイトが終わるのを一時間近く待っていたことになる。
「いいの? そんなことして?」
夏川先輩は真顔で聞いてきた。
「何がですか?」
「優しくなんかする必要ないのに」
「ほっといてください。これは私の自己満足です」
確かに今までにされてきたことから考えたら、優しくする必要はない。嫌だって言ってるのに、外堀を埋められて、彼女という名のセフレにされたし。
だけど、バイトが終わるまで一時間近く待ってくれていたのは本当だし、もしかしたら、今までバイトがある日はこんなふうに終わるのを待っていてくれて、送って行ってくれたのかもしれない。イベントの時は今日みたいに終わるまで何時間も待って。平日は終わる時間がいつも同じだから、バイトがあるときららと話している日はそれに合わせて来て。
そうじゃないかもしれないけど、今日だけは怖い思いをしたけどそうしてくれてよかった。
後をつけてきたのが、夏川先輩がじゃなかったらと思うと怖くてしょうがない。さっきまで思い描いていた嫌な想像が実現したかもしれない。
次は休日だけシフトに入れよう。部活やって疲れているのに隣駅まで来させて家まで帰るのを見守ってもらうのも悪いし。
「だから、俺(・)や春原に付け込まれるんだよ」
低く呟かれた言葉に驚いて手が滑って、開けようとしていた家の門の閂が音を立てた。
「ちょっと、黙っててください」
後ろを向いていたから、その時、夏川先輩がどんな表情をしたいたのか、私は知らない。
―――――――――――――――
夜道でつけられた恐怖で、酔っ払いに絡まれたことをすっかり忘れている実花ちゃん。
その時、夏川先輩は冬野さんと桜井先輩(夏川先輩のテニス部の先輩。今は大学2年)がいたので出てきませんでした。冬野さんが役に立たなかったり、桜井先輩が知り合いではなかったら出てきたでしょう。
はじめは、さっきのことがあるから、気が立っているんだろうと思った。
でも、やっぱり気になる。
まだ花火帰りの人々はいる。
私の家と同じ方向に帰る人がいるのはおかしくない。
そう思うのに、誰かが後ろからついて来ているような気がするのだ。
足音だって聞こえないけど、なんとなく誰かがいるということだけはわかる。
振り返って姿を見ても、住宅街に入ったからか街灯しか明かりがなくて、暗くて身長や着ている服で男の人らしいということしかよくわからない。
私をつけているのか、それとも同じ方向に歩いているだけなのか?
住宅街だからこのあたりに住んでいる可能性もあるし、それより先の地域に住んでいる可能性もある。
不審者かどうか確かめる?
でも、どうやって?
何度か曲がってみて、確かめる?
不審者なら、私が曲がったらついてくるだろう。ただ、幼い頃からこのあたりに住んでいるとはいっても、すべての道を知っているわけじゃない。曲がる道を間違えたら、どんつきで逃げ場がなくなる可能性もある。
不審者なら、私が止まったら止まるだろう。
だけど不審者だったら、立ち止まったら危なくない?
立ち止まったところに寄って来られたら、走って家に逃げ込か、ここで撃退するか。
撃退しようにも、そんなものを持っていないし、逃げるしかないか。
不審者かどうか、わかったほうが安心するし、やってみないことはない。帰宅しようとしているなら、追い抜いていくだけだろうし。
駄目だったら、家まで走ればいいだけだ。
ここから家まで100メートルくらいだし、なんとかなるだろう。困ったら、叫べば近所の人も出てきてくれるだろうし。知ってる声が助けを呼んでいるのが聞こえて、無視なんてするはずない。
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でも、足を止めるには勇気が必要だった。悩んでいる間に家までの距離は50メートルくらいになっていた。
不審者だとは考えたくないけど、顔だけは確かめておいたほうがいいかもしれない。
相手が家から二つ前の街灯の下に来た時に止まろう。そうしたら、街灯の明かりで顔が見えるはずだ。
離れている距離はわかるから、相手が目的の街灯の下に来たと思った時、意を決して私が足を止めると、相手も止まる。
勇気を振り絞って振り返ったら――
「夏川先輩?!」
見間違いかと思ったけど、確かに夏川先輩だった。
それもバイト中に見かけた服装をしているし、あれも見間違いじゃなかったんだろう。
「何やっているんですか?! 不審者かと思って、滅茶苦茶怖かったんですよ!」
責めるような口調になってしまったけど、怖い思いをさせられたんだから、私は悪くない。悪いのは、黙っていた夏川先輩だ。
怒っているのに、夏川先輩はどこ吹く風と涼しい表情だ。
「花火大会の後って、危ないだろう? これくらいはしないと彼氏とは言えないと思って、だからちょっと、送って行こうと思ったんだよ」
彼氏らしいことでも、声かけてやって欲しかった。
これじゃあ、ただのホラーだよ。
怖がらせて、寿命縮ませるだけだよ。
そっちを気遣ってよ。
呆れて溜め息しか出ない。
「送るなら、普通に送ってくださいよ。普通に。本当に怖かったんですからね!」
あんなにグルグル悩んだり、どうしようかと思ったのに、全部、夏川先輩が送って行こうと見守っていただけだなんて・・・悩んだ分と怖かった分の慰謝料が欲しい。
「ごめん、ごめん。気付かれなかったら、そのまま帰ろうと思っていたし、気付かれるとは思わなかったんだよ」
胡散臭い爽やかな笑顔で言われたから、謝っているように見えない。
なんでこの人は反省の色が見えないのよ?
「送ってくれるなら、はじめから言って下さいよ! ホント!」
「悪かったね」
なに言っても、のらりくらりしている人だから、これ以上言ってもなんにもならない。無駄な労力を消費するだけだから、私が諦めるほうが精神的に楽だ。
「まったく・・・。もしかして、コンビニの前で終わるの待っててくれたんですか?」
夏川先輩はこてんと首を傾げる。
「ん? それにも気付かれちゃった?」
やっぱり。花火が終わる前に見たのは夏川先輩だったんだ。
バイトがいつ終わるか教えていたら、あんな時間から待たせることなかったのに。
「バイトの後、送ってくれるって言ってくれてたら、そんなことしなくてよかったのに」
「言うつもりはなかったから、気にしなくていいよ」
また胡散臭い笑顔で言われたけど、今度は腹が立たない。
「待ってて疲れたでしょう? ウチに寄って行ってください。お茶ぐらいは出します」
今日も熱帯夜になりそうだし、ずっと待たせていたなら喉ぐらいは乾いているだろう。
「いいって。そんなの。これは俺(・)の自己満足だから」
笑顔で遠慮するけど、その表情は胡散臭くない。本当に気を遣ってもらう必要はないっていうことだろう。
「駄目ですよ。部活終わってから、いちいち来てくれたんでしょう? ちょっとは休んで行ってください」
私服ってことは、週末の土日みたいに一度、家で着替えてから来たんだろう。学校は休みでも登校する時は制服じゃないと駄目だし。
待っていたのが花火がはじまる前からじゃなくても、20時前にはあそこにいて、私のバイトが終わるのを一時間近く待っていたことになる。
「いいの? そんなことして?」
夏川先輩は真顔で聞いてきた。
「何がですか?」
「優しくなんかする必要ないのに」
「ほっといてください。これは私の自己満足です」
確かに今までにされてきたことから考えたら、優しくする必要はない。嫌だって言ってるのに、外堀を埋められて、彼女という名のセフレにされたし。
だけど、バイトが終わるまで一時間近く待ってくれていたのは本当だし、もしかしたら、今までバイトがある日はこんなふうに終わるのを待っていてくれて、送って行ってくれたのかもしれない。イベントの時は今日みたいに終わるまで何時間も待って。平日は終わる時間がいつも同じだから、バイトがあるときららと話している日はそれに合わせて来て。
そうじゃないかもしれないけど、今日だけは怖い思いをしたけどそうしてくれてよかった。
後をつけてきたのが、夏川先輩がじゃなかったらと思うと怖くてしょうがない。さっきまで思い描いていた嫌な想像が実現したかもしれない。
次は休日だけシフトに入れよう。部活やって疲れているのに隣駅まで来させて家まで帰るのを見守ってもらうのも悪いし。
「だから、俺(・)や春原に付け込まれるんだよ」
低く呟かれた言葉に驚いて手が滑って、開けようとしていた家の門の閂が音を立てた。
「ちょっと、黙っててください」
後ろを向いていたから、その時、夏川先輩がどんな表情をしたいたのか、私は知らない。
―――――――――――――――
夜道でつけられた恐怖で、酔っ払いに絡まれたことをすっかり忘れている実花ちゃん。
その時、夏川先輩は冬野さんと桜井先輩(夏川先輩のテニス部の先輩。今は大学2年)がいたので出てきませんでした。冬野さんが役に立たなかったり、桜井先輩が知り合いではなかったら出てきたでしょう。
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