王女様、それは酷すぎませんか?

希猫 ゆうみ

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33(イザベル)

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誰も助けてくれない。

ソフィア王女も最初は協力的な反応を見せたが、ニコラス王太子にハルトルシア王国の教会を巻き込んだ宮廷裁判を起こされた後、すっかり宮殿に閉じ籠ってしまって連絡が取れない。

足元が音をたて崩壊していく恐怖に夜も眠れない日々が続いていた。

夫はニコラス王太子率いる使者に逮捕される間際、咄嗟に私に言い残した。余計なことは喋るなと。夫も沈黙を貫くつもりだろう。
私たちがしてきたことはとても公言できない。

全ては私が悪いのだ。

夫のことは愛しているが若い男がとにかく好きで、目に入れば追ってしまうし、ロマンチックな関係を想像してしまうし、想像だけでは我慢ができなくなり手を出してしまう。
伯爵夫人の身分を利用すれば下級貴族や平民の男はすぐに私に靡いてくれた。満足させてくれた。もう夫では味わえなくなっていた熱い恋心は私を生き返らせ、若返らせてくれた。
夫はそれを許さなかった。

ある夏の日、夫は当時の私の恋人を半殺しにしてしまった。
私は泣いて詫びた。二人に詫びた。恋人は去り、夫は私に優しくなった。

私の恋人に暴力をふるう際の夫は、私が恋人と愛し合うのと同じくらい輝いて見えた。

モリン伯爵家の令嬢アイリスとは同じ男を度々取り合う内に意気投合していた。
深く愛し合い独占すると言う意味に於いてはもう夫がいる。恋人たちはあくまで愛玩用だった。その可愛い玩具をアイリスと二人で可愛がる遊びに私は嵌っていった。

夫に芽生えた残虐性を理由にアイリスとの交流を渋々控える決断を告げた時、私はソフィア王女の活動を知った。アイリスは既に淫乱の噂があったのでソフィア王女の目に留まっていたと考えられる。
こうして私たち夫婦はアイリスの紹介であの集会のメンバーになった。

夫が逮捕されただけでも肩身が狭いというのに、悍ましい遊びの首謀者であるソフィア王女まで沈黙してしまった。
私はどうなるのか。
どうしたらいいのか。

「……ああっ、誰か……!」

誰も助けてはくれない。
使用人たちも理由をつけ暇乞いをする者が現れ、すっかり寂しくなった。夫不在の今、これから賠償金や爵位剥奪など悪い想像は尽きないことから、私は最低限の人員を残し去るままにさせている。勿論、退職金など渡している場合ではない。

かつての恋人たちは当然ながら当てにならない。

ニコラス王太子は王妃の生まれ故郷であるクレーフェ聖公領まで味方につけ、ヒルデガルドを擁立してソフィア王女を告訴した。
現在、王家はソフィア王女の思い余った略奪愛を認め、ヒルデガルド及びビズマーク伯爵家に公的な謝罪をした上で賠償金を支払っている。

ヒルデガルドを囲み虐めたことを、ニコラス王太子は知っているのだろうか……だから夫を逮捕してしまったのだろうか。あの場にソフィア王女はいなかったが、集会の実態が知られているから起きた逮捕であるならばこれは静かな終わりの始まりに違いない。

「ああ……どうすればいいの……どうすれば……っ」

私は寝室に閉じ籠り震えて泣いている。

やがて私は耐えきれなくなりクローゼル侯爵令嬢ヘレネに手紙で相談した。年下であっても彼女は侯爵令嬢で、ソフィア王女の次に権力を持つ人物だった。
併し返事はなかった。

三通無視され居ても立っても居られなくなった私は直接クローゼル侯爵家を訪れたが、ソフィア王女から夫の逮捕が伝わっていたらしく、厳しい罵倒を以て門前払いされてしまった。

「あなたがそんなに節操のない方とは存じ上げませんでしたわ。汚らわしい。どの口でヒルデガルドを責め立てていらっしゃったのやら気が知れません。しかも内々の確実な情報によると、ダーマ伯爵は逮捕されたとか。あなた犯罪者の妻ではないですか。二度と顔を見せないで!」

私は無慈悲な言葉を浴びながら悟らざるを得なかった。
クローゼル侯爵令嬢は私と夫を切り捨て、逃げ切るつもりなのだと。

それはつまりソフィア王女も同じことだと思わずにはいられない。
逮捕された夫に全ての悪事を擦り付け、あくまで行き過ぎた略奪愛という罪だけを認めのうのうと暮らしていくつもりなのだ。

「……どうしよう……」

私は絶望のあまり、帰路の途中で何度が川に飛び込もうかと考えてしまった。
併し溺れるなど恐くて無理だ。苦しいに違いない。それに水死体は酷く醜い姿に変わってしまうと聞く。

もっと楽に、安全なところへ……

──羞恥に耐えかねて一人寂しく首を縊っているかもしれないわ

「……」

ヒルデガルドを嘲笑うアイリスの声が鮮烈に蘇り、私の心はすっと凪いだ。
そうだ、その手がある。
一瞬で終わりにできる。

全ての準備を整えて泥酔し、恐怖を和らげ、逝ってしまおう。

私は最期の晩餐にせめて新しい恋人を招こうと思い立ったが、最早華やかな場所へ出ていく勇気を失っており、絶望にかまけて泣き暮らしていたせいで急激に老けていた。

「……もう、充分よ」

私は自分に言い聞かせる。
理解ある夫に恵まれ、王女と親しく交流を持ち、たくさんの恋人と愛しあった。
いい人生だった。

心を決め、私は帰宅した。
最後に夫への遺書を────

「奥様、お客様がお待ちです」
「え?」

夫が幼い頃からダーマ伯爵家に仕えている執事が、今も私に仕えてくれている。
私への忠義ではなく高齢故に他に行く当てもないからだと此方も弁えているが、当主逮捕というこの状況で職務を全うしてくれるだけ有難い存在だった。

「ど、どなた……?」

声が震えた。
生殺しの日々がついに終わり、私も逮捕されるのかと恐れたのだ。

併し違った。

「モリン伯爵令嬢アイリス様と仰られています」
「……!」

私は弾かれたように歩き出した。
追って来る執事に乱暴に手袋、帽子、外套の順で叩きつけ応接室に駆け込む。

そこには私の年下の可愛い友人アイリスが待っていた。
その表情は決意に満ちている。

「アイリス……!」

長く待たせてしまったのか、アイリスの前にはお茶の準備が成されクッキーが散らかっている。食欲がなく、手遊びをしていたのだろう。

アイリスは無言で立ち上がった。
私たちは互いに駆け寄り抱擁を交わした後、硬く手を取り合い見つめあった。

「私たち、このままだと破滅してしまうわ」

アイリスが囁く。
その声は私のように弱り果ててはいなかった。

「どうしたらいの、アイリス。私、どうしたら……」
「考えがあるの」

私とアイリスは手を取り合ったままソファーに座る。
アイリスの存在は私を励ましてくれた。彼女が隣にいてくれるだけで、夫が逮捕されてから今日までの酷い緊張がほぐれていくようだった。

アイリスは言う。

「ヒルデガルドを利用するのよ」
「ヒルデガルド……?」

緊張はほぐれ、アイリスは確かに心強い存在だったが、その言葉には耳を疑うしかない。

「無理よ……あの子の潔白は王家が証明してしまったのよ……?」
「だからこそよ。イザベル、よく聞いて」

決意は固いようだった。
私は縋る気持ちで耳を傾ける。

「王国が認めた聖女がもし魔女だったら?」
「え……?」
「判決は覆るはず。王太子を誑かして操り、王女を陥れたのよ。理由は勿論、婚約者を奪われたから」
「何を言っているの……?」
「つまりこういうことよ」

アイリスがやや前のめりに座り直す。

「ヒルデガルドは実は魔女だった。ウィリスを王女に奪われて激怒し、ついに忌まわしい魔術を使った。自分を馬鹿にしたあの場にいた私たちを順番に追い詰めていく。勿論、逆恨みよ?魔女だもの。心は醜いの」
「……」
「だからウィリスの裏切りも許さない。パメラ夫人を操って残虐な拷問をさせたのよ」
「……どうしちゃったの、アイリス。さすがにそんな話、誰も信じてはくれないわ」

パメラ夫人とウィリスの件は最大の気掛りだった。
王家が王女の略奪愛を認めた今現在も、当のウィリスはパメラ夫人のもとで拷問の治療を受けているのである。とても外へ出せる体ではない。
デシュラー伯爵家は私たちの最大の弱点になり得た。だから私も、到底助けを求める気にはならなかったのだ。もっと言えば触りたくない問題だった。

「今の段階ではね。でも、犠牲者が出れば違う」
「え?」
「誰もが納得できる犠牲者が大勢出れば、皆、魔女の存在を信じたくなる」
「……アイリス?」

アイリスが挑戦的な笑顔を浮かべ、私の目を覗き込んだ。

「ライスト男爵の造船所を爆破するのよ」
「!?」

私はがつんと頭を殴られたかのような衝撃を感じた。
アイリスが畳みかける。

「思い出して。ジェーンったら馬鹿正直に卵を投げたのよ。彼女は元平民でヒルデガルドより唯一格下の存在。王女と婚約者の次に恨んでいるのはジェーンのはずなのよ」
「……だからって、あなた、そんなこと……」

恐ろしい。

「やるしかないの。実際、ダーマ伯爵は逮捕されてしまったし、肝心のソフィア殿下はやり込められてだんまり。ヘレネ様も無関係を決め込んでいらっしゃる。ウィリスが発見されたら私たち終わりよ?」

それは私も重々承知している。
だからこそ死を、安らかな解放に救いを求めたのだが……

「……」

先刻アイリスの声が蘇ったのは、死への誘いではなかったのかもしれない。
希望のファンファーレだったのかもしれない。

私の瞳の奥に闘志を見出したのか、アイリスが握っていた私の手を力強く振って激励する。

「そうよ!私たち、支え合って立ち向かわないと!」
「そうね……!」

そうだ。終わってなるものか。
あんな地味でつまらない小娘に人生を台無しにされるなんて耐えられない。そうだ!私は負けない!!

「ジェーン一人ならいざ知らず、造船所で働いている男たち全員が命を落せば民衆の同情と恐怖を煽れるわ。国王陛下も心を痛めるはず」
「そうよ!イザベル、そこで私たちが声を上げるの。これは魔女ヒルデガルドの仕業だと。全てを暴露するのよ。ヒルデガルドが忌まわしい魔女である証拠をたくさんでっちあげてね!」
「そうなれば陛下夫妻も王家さえ欺き王女を貶めた偽りの聖女を心の底から憎悪するはずだわ!火炙りよ!」
「ええ!ソフィア殿下もきっと感謝してくださる!」
「そうよ!殿下を御救いするのよ!」

無論、それは私たちが生き延びる為だった。
私たちを見棄てるような王女であっても、王女は王女。文字通り私たちの鎖であり、命綱でもある。

希望が見えた。
力が漲ってくる。

「……必要な犠牲よ……」

私は悪くない。
全て反抗したヒルデガルドが悪いのだ。
あと、貴族に卵を投げつけた無礼な平民娘のせい。

「アイリス……ありがとう……本当に、ありがとう」

ここで終わる必要はない。
絶対、私は、悪くない。
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