7 / 23
はじまりはじまり
食事と「道具」
しおりを挟む
冬の寒さが少しだけ厳しくなった、今日この頃。
私は普段と変わらぬ日々を送っています。
起床、朝食、十時のおやつ、昼食、昼寝、十五時のおやつ、夕食、就寝。
ちなみに私は昼間眠くないので、お昼寝はみんなの寝顔をほとんど拝見していますね。
その他やることといえば、言語の勉強と、あの子の遊びの付き合いと、時々散歩と日向ぼっこです。
誰かにとっては、羨ましい生活を送っているかもしれません。
今日も今日とて、園児ほどの子どもたちを大人が昼寝から起こし、十五時のおやつタイムです。
本日の午後のおやつは、かぼちゃの小判焼き的なものでした。匂いを嗅ぐと、ほんのりバターの香りがします。
割ってみて、私は少しだけ嫌になりました。
中に、とうもろこしの粒があったのです。個人的にとうもろこしの粒は、それ単体で食べた方がおいしい気がするんですよね。だから、ホワイトシチューにとうもろこしの粒が入ってると、イラっとします。だったらグリンピースでいいでしょうに。あくまで好みの問題なんですけどね。
しかし、我儘ばかり言ってはいられません。
どうしても食べられないものでない限り、食べますとも。これは、まだ食べられます。
食べてみると、かぼちゃに似た素材の味が口に広がりました。とうもろこしの小粒は、ぷちっとした触感で、ほんのり甘みがあります。
う~ん、「ザ・幼児食」って感じです。
私の右隣では、あの子が座っていました。じっと、おやつを見つめています。寝起きだからか、まだ瞳はとろんとしていました。
隣で私がもぐもぐと咀嚼する中、ようやくその子はおやつに手をかけます。私のように割ったはいいものの、半分こって感じの割り方じゃありません。縦三分の一と三分の二に割ったというところ。
直後、三分の二はその子の手から瞬時に消えました。
そうして、手元に残っている三分の一だけ、その子はゆっくりと食べ始めます。
さて、この子が先ほどおやつ三分の二を消したのは、魔法ではおそらくありません。
実は、この世界にも、ゲーム中の道具入れ・アイテムボックス的なものが存在しました。いわゆる、物を出し入れする某ポケット代わりのようなものです。
仮にそれを「道具」と称します。この世界の正式名称は、いずれ分かることでしょう。
「道具」の中に入れたいものに触れ、頭の中で入れと念じれば、先ほどの現象のようなことが起きるのです。
収納したものを取り出す際は、ステータス欄を使用します。
ステータス欄を生じさせ、ぽちぽちどうにかその「道具」に相当するメニュー欄を開示。その中に収納されている品のリストが出てきて、出したいものをタップすれば、また手元に現れるという仕組みとなっています。
この「道具」システム、実はかなり優秀。
だって、中に入れたものは、入れた瞬間のまま保存が可能なのです。「道具」に収納する際、温かいものは温かいまま、冷たいものも冷たいままになっています。
えっと、つまりですね。
食材や料理など、「道具」の中に入れた際の温度が変化することなく、腐敗せず、新鮮なまま保存可能となっているらしいのです。
この「道具」さえあれば、消費期限・賞味期限など、多分へったくれもないでしょう。
これらは、私がこの世界で生まれ変わって、初めてそういった現象を目撃した際から、ずっと検証してきたこと。その結果になります。
この子は寝起きで食欲があまりなかったから、おやつ三分の二は「道具」にしまったというわけです。
この行為は、孤児院で許されています。食事時間外にお腹空いたから、「道具」内にとっておいたおやつを食べるのもOK。
ただ、おやつはそうでも、三食で出される朝・昼・晩の食事は、その基準が曖昧です。
スープやサラダなどは、誰もそれをしていないので、おそらく「道具」内に入れるのはNGか憚られる行為。
一方、パンなどは「道具」内に入れる子がいて、実際食事時間外に「道具」から出して食べる子もいるので、多分OK。
正直、その線引きが私にはいまいち不明瞭。
推測するに、食べる際に食器が必要かどうかな気もしますけどね。
また、間食のおやつなど、絶対一人一個と支給されるものを他人に譲るのはご法度。
一回やらかして、言葉理解できずとも孤児院で働く大人に、めっちゃ説教くらいました。
だから、二度としません。
冷静になれば、理由も分かりますしね。平等じゃないって、差別意識つきますし。立場の強い子が弱い子のおやつ奪うなど、争いごとの種となりえるでしょうから。
ですので、どうしても食べられないおやつや料理などは、「食べない」とはっきり意思表示して貰いません。その態度を徹底しています。
どうやらこちらの世界は、前世のように「好き嫌いしちゃ駄目」と、ある種押しつけがましい風潮はあまりない様子。
一応、「食べないなら本当にもうあげないよ」や「食べないとお腹空くよ」的なポーズは、配膳組からあります。でも、本当にそれだけです。無理強いはしません。
嫌いなものでも食べなければペナルティを与えるといった、前世でも時代錯誤だったこともありません。某アニメでそのシーン見る度、「時代的にいい加減そのシーンの放送止めなよ」と子どもでも思ったもの。
というか極端すぎる話、食べ物にアレルギーがあった私からすれば、時代錯誤の考えで「好き嫌いせずなんでも食べろ」と強要する側って、最悪「死ね」と告げてるようなものなのですよ。アレルギーがきちんと認知されてなかった頃の、名残りなんでしょうけどね。実際、それで苦しんだ人がいることは事実。
「好き嫌い」はひとえに我儘とは限りません。
動植物の命を血肉としてるとか、栄養バランス・食育・食事の大切さを、理解してないわけでもありません。理解した上で、それでも諸事情で食べられないと、意思表示するしかない場合もあるのです。
真のトラウマの可能性も、無きにしも非ず。
また、自分や大多数の者が大好物なものを食べられない人を、絶対悪とするのは嫌いです。自分が嫌いな食べ物で同じことされたらって、考えて欲しいです。あなたが嫌いな食べ物に抱く不快さと、誰かが嫌いな食べ物に抱くそれは、全く違うものじゃないでしょうに。
それはさておき、この孤児院では「好き嫌いしないで食べよう」指導が緩やかで助かりました。
これもひとえに、この世界のおかげなのかもしれません。
だってこの世界は、前世の人類のような種族だけが存在するわけでは、なさそうですから。
私はじめ、孤児院で見かける者たちの髪・瞳の色は、多彩を極めます。前世では見かけなかった色を持っています。
子どもたち的にも、髪を染めてる感はありません。カラコンの説もないでしょう。天然の色ということですね。
身体的特徴として、耳がとがってたり、すごく丸かったりする子もいます。獣耳の子もいるのです。あとは尻尾ある子も!
これを鑑みるに、単一種族の世界ってわけでは、決してないと思うのです。
え~、だからですよ。
種族上とか、宗教上の理由から、食べられないものも、当然存在するのではないでしょうか?
だからこそ、「好き嫌いしないで食べよう」指導も、緩いのかなと思うわけでして。
あと、これは絶対に口に出せはしませんけど。
私はおやつを完食し、ちらと視線をとある方向に向けました。
山羊の角らしきものが頭部に生えてる子に、山羊肉料理を提供するなんてことを、想定したとします。
それはさすがに、ねえ?
その子自身を、山羊と完全に同一視する失礼さは、持ち合わせていないと思いたいんですけどね……。
個人的に「ひどすぎじゃない?」と、やはり心のどこかで、切に訴えたくなりそうです。
そこんところ、いつか真相を学ばねばならない課題となるでしょう。
私は普段と変わらぬ日々を送っています。
起床、朝食、十時のおやつ、昼食、昼寝、十五時のおやつ、夕食、就寝。
ちなみに私は昼間眠くないので、お昼寝はみんなの寝顔をほとんど拝見していますね。
その他やることといえば、言語の勉強と、あの子の遊びの付き合いと、時々散歩と日向ぼっこです。
誰かにとっては、羨ましい生活を送っているかもしれません。
今日も今日とて、園児ほどの子どもたちを大人が昼寝から起こし、十五時のおやつタイムです。
本日の午後のおやつは、かぼちゃの小判焼き的なものでした。匂いを嗅ぐと、ほんのりバターの香りがします。
割ってみて、私は少しだけ嫌になりました。
中に、とうもろこしの粒があったのです。個人的にとうもろこしの粒は、それ単体で食べた方がおいしい気がするんですよね。だから、ホワイトシチューにとうもろこしの粒が入ってると、イラっとします。だったらグリンピースでいいでしょうに。あくまで好みの問題なんですけどね。
しかし、我儘ばかり言ってはいられません。
どうしても食べられないものでない限り、食べますとも。これは、まだ食べられます。
食べてみると、かぼちゃに似た素材の味が口に広がりました。とうもろこしの小粒は、ぷちっとした触感で、ほんのり甘みがあります。
う~ん、「ザ・幼児食」って感じです。
私の右隣では、あの子が座っていました。じっと、おやつを見つめています。寝起きだからか、まだ瞳はとろんとしていました。
隣で私がもぐもぐと咀嚼する中、ようやくその子はおやつに手をかけます。私のように割ったはいいものの、半分こって感じの割り方じゃありません。縦三分の一と三分の二に割ったというところ。
直後、三分の二はその子の手から瞬時に消えました。
そうして、手元に残っている三分の一だけ、その子はゆっくりと食べ始めます。
さて、この子が先ほどおやつ三分の二を消したのは、魔法ではおそらくありません。
実は、この世界にも、ゲーム中の道具入れ・アイテムボックス的なものが存在しました。いわゆる、物を出し入れする某ポケット代わりのようなものです。
仮にそれを「道具」と称します。この世界の正式名称は、いずれ分かることでしょう。
「道具」の中に入れたいものに触れ、頭の中で入れと念じれば、先ほどの現象のようなことが起きるのです。
収納したものを取り出す際は、ステータス欄を使用します。
ステータス欄を生じさせ、ぽちぽちどうにかその「道具」に相当するメニュー欄を開示。その中に収納されている品のリストが出てきて、出したいものをタップすれば、また手元に現れるという仕組みとなっています。
この「道具」システム、実はかなり優秀。
だって、中に入れたものは、入れた瞬間のまま保存が可能なのです。「道具」に収納する際、温かいものは温かいまま、冷たいものも冷たいままになっています。
えっと、つまりですね。
食材や料理など、「道具」の中に入れた際の温度が変化することなく、腐敗せず、新鮮なまま保存可能となっているらしいのです。
この「道具」さえあれば、消費期限・賞味期限など、多分へったくれもないでしょう。
これらは、私がこの世界で生まれ変わって、初めてそういった現象を目撃した際から、ずっと検証してきたこと。その結果になります。
この子は寝起きで食欲があまりなかったから、おやつ三分の二は「道具」にしまったというわけです。
この行為は、孤児院で許されています。食事時間外にお腹空いたから、「道具」内にとっておいたおやつを食べるのもOK。
ただ、おやつはそうでも、三食で出される朝・昼・晩の食事は、その基準が曖昧です。
スープやサラダなどは、誰もそれをしていないので、おそらく「道具」内に入れるのはNGか憚られる行為。
一方、パンなどは「道具」内に入れる子がいて、実際食事時間外に「道具」から出して食べる子もいるので、多分OK。
正直、その線引きが私にはいまいち不明瞭。
推測するに、食べる際に食器が必要かどうかな気もしますけどね。
また、間食のおやつなど、絶対一人一個と支給されるものを他人に譲るのはご法度。
一回やらかして、言葉理解できずとも孤児院で働く大人に、めっちゃ説教くらいました。
だから、二度としません。
冷静になれば、理由も分かりますしね。平等じゃないって、差別意識つきますし。立場の強い子が弱い子のおやつ奪うなど、争いごとの種となりえるでしょうから。
ですので、どうしても食べられないおやつや料理などは、「食べない」とはっきり意思表示して貰いません。その態度を徹底しています。
どうやらこちらの世界は、前世のように「好き嫌いしちゃ駄目」と、ある種押しつけがましい風潮はあまりない様子。
一応、「食べないなら本当にもうあげないよ」や「食べないとお腹空くよ」的なポーズは、配膳組からあります。でも、本当にそれだけです。無理強いはしません。
嫌いなものでも食べなければペナルティを与えるといった、前世でも時代錯誤だったこともありません。某アニメでそのシーン見る度、「時代的にいい加減そのシーンの放送止めなよ」と子どもでも思ったもの。
というか極端すぎる話、食べ物にアレルギーがあった私からすれば、時代錯誤の考えで「好き嫌いせずなんでも食べろ」と強要する側って、最悪「死ね」と告げてるようなものなのですよ。アレルギーがきちんと認知されてなかった頃の、名残りなんでしょうけどね。実際、それで苦しんだ人がいることは事実。
「好き嫌い」はひとえに我儘とは限りません。
動植物の命を血肉としてるとか、栄養バランス・食育・食事の大切さを、理解してないわけでもありません。理解した上で、それでも諸事情で食べられないと、意思表示するしかない場合もあるのです。
真のトラウマの可能性も、無きにしも非ず。
また、自分や大多数の者が大好物なものを食べられない人を、絶対悪とするのは嫌いです。自分が嫌いな食べ物で同じことされたらって、考えて欲しいです。あなたが嫌いな食べ物に抱く不快さと、誰かが嫌いな食べ物に抱くそれは、全く違うものじゃないでしょうに。
それはさておき、この孤児院では「好き嫌いしないで食べよう」指導が緩やかで助かりました。
これもひとえに、この世界のおかげなのかもしれません。
だってこの世界は、前世の人類のような種族だけが存在するわけでは、なさそうですから。
私はじめ、孤児院で見かける者たちの髪・瞳の色は、多彩を極めます。前世では見かけなかった色を持っています。
子どもたち的にも、髪を染めてる感はありません。カラコンの説もないでしょう。天然の色ということですね。
身体的特徴として、耳がとがってたり、すごく丸かったりする子もいます。獣耳の子もいるのです。あとは尻尾ある子も!
これを鑑みるに、単一種族の世界ってわけでは、決してないと思うのです。
え~、だからですよ。
種族上とか、宗教上の理由から、食べられないものも、当然存在するのではないでしょうか?
だからこそ、「好き嫌いしないで食べよう」指導も、緩いのかなと思うわけでして。
あと、これは絶対に口に出せはしませんけど。
私はおやつを完食し、ちらと視線をとある方向に向けました。
山羊の角らしきものが頭部に生えてる子に、山羊肉料理を提供するなんてことを、想定したとします。
それはさすがに、ねえ?
その子自身を、山羊と完全に同一視する失礼さは、持ち合わせていないと思いたいんですけどね……。
個人的に「ひどすぎじゃない?」と、やはり心のどこかで、切に訴えたくなりそうです。
そこんところ、いつか真相を学ばねばならない課題となるでしょう。
2
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転生!? だけどお気楽に暮らします。
辰巳 蓮
ファンタジー
「転生して好きに暮らしてください。ただ、不便なところをちょっとだけ、改善していってください」
とゆうことで、多少の便宜を図ってもらった「ナッキート」が転生したのは、剣と魔法の世界でした。
すいません。年表書いてたら分かりにくいところがあったので、ちょっと加えたところがあります。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる