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水を飲み干しスマホを受け取れば、ディスプレイには彼の言う通り「東條」と表示されていた。
ベッドヘッドにコップを置き許可を取ることもなく電話に出れば、東條は落ち着いた声音で話しだす。
他の男はどうでもいいくせに、東條の電話には応じるのかよ。と言いた気な視線を痛い程背中に感じる。
『あ、今忙しかったかな?』
「いや、問題ない」
『ありがとう。実は明日から海外出張になってしまって、当分会えそうに無いんだ。来週には帰れると思うんだけど...』
「そうなのか...気を付けてね」
『うん。帰ってきたらすぐに連絡するから、その時は一緒にご飯でも食べに行こう』
「ああ、そうだ...んっ...」
『鏡夜?』
馬鹿野郎...。
黒田が再びアナルに自身を擦り付けるせいで、言葉が詰まってしまった。
彼を睨むも、涼しい顔でアナルを割り開き、遠慮することもなく亀頭をずぷりと挿入する。
「は...っ、ぁ...!」
『鏡夜、大丈夫!?』
「う、ん...ごめ...今朝から体調が悪くて...。メッセージで連絡貰ってもいいかな...っ」
ゆっくり腰を揺らし、俺の反応を見て楽しんでいる黒田は、ペロリと唇を舐める。
ゾクリ
『それはもちろん...!ごめんね、ゆっくり休んで』
「あ゛っ、は...ぁ、東條さ、ほんと、ごめ...んんっ...」
「鏡夜、凄い締まってるよ...電話しながらだと興奮すんの?」
『?...隣に誰か』
通話終了のボタンを押し、彼の身体を押し返す。
「んっ、あ...ばかっ、...」
「聞かれたり見られたりするの、すき...?今度学校のみんなに見てもらおうよ。あの碓氷先生が変態だって分かったら...マワされちゃうかもしれないね」
「っ...!」
いつも叱っている生徒や、小言を言ってくる教員が俺の身体を抑え込んでありとあらゆる箇所に肉棒を擦り付ける。
口を塞がれ後ろを塞がれ、肉棒を握らされるだけでなく、脇や乳首を使って勝手に扱く。
何度イっても、嫌だ、やめてと口にしても代わりの肉棒が後ろに...
「っは、想像して感じるなんて、どうしようもないくらいヘンタイだな...お前」
「ひぁ、あ゛...ぁっ♡」
「、く...っ」
言葉で責められ身体を弓なりに仰け反らせた俺は、何度目か分からない空イきで達した。
「鏡夜は本当に身体が綺麗だね」
「...」
広々とした浴槽でも、男二人が入ると流石に少し窮屈か。
彼の胸板を背もたれ代わりにして、グラスに入った水を飲んだ。
「キメが細かくて、掌に吸い付く...ケアとかしてるの?」
「ボディクリーム、塗ってる。高いやつ」
「へぇ、そうなんだ...マメだね」
そう言うこいつだって、男の割にかなり綺麗な身体してんじゃねぇか。
どうせケアしてないんだろ...?
脚とかスベスベだし...ムカつく。
「黒田先生って、結構嫉妬しやすい...?」
「んー...?どうかな」
「さっきのは、明らかに嫉妬...だったろ...」
自分で言うのが恥ずかしい。
「はは、そうだね。でも気になってる子が他の男のとこに行ったら、ムカつくでしょ」
揺れる水面に視線を落とし、まあ...確かにそうか、と心の中で納得していると彼が続け様に口を開く。
「ね、オレのお願い、1つ叶えてくれる?」
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