97 / 312
97*
しおりを挟む「お尻なら、中に出してもいい...?」
ゾクゾクッ
「んっ、やぁ...♡そこ、お尻じゃ...なくて、おま〇こだから...挿入れるのも、中出しもしちゃ...だ...め...っ♡」
せめてオナホから抜いてからでないと、挿入を許すことは出来ない。
はぁはぁ、と小さな吐息が溢れる口で必死に否定し、オナホから自身を抜こう腰を引いた瞬間。
「へぇ...」
薄暗い中で、彼が不敵な笑みを浮かべたことが分かり息を飲んだ。
「鏡夜のここはお尻じゃなくて、おま〇こなんだ?...じゃあ、オレと子作りしよっか...」
「!、め...っだめ、やだ、ぁ...やッ♡」
どちゅっ
「きゃぅん゛っ♡」
ずるりと引き抜かれた指の代わりに、間髪入れずに挿入された黒田自身は、まるで杭のように深々と突き刺さる。
あまりの熱さと質量に犬のような鳴き声と、精子を漏らした。
「ぉ゛っ、...あ...♡」
「っ、まだ挿入れたばっかりなんだから飛んじゃだめだよ」
緩やかな腰の動きに、手放しそうになった意識を引き戻される。
久しぶりだからか、いつもより快楽を感じやすい。
彼が腰を揺らす度に、より深くまでオナホの中に挿入り込んでしまうことに、恐怖心を感じつつ恍惚とした。
吐き出した精子を中でかき混ぜながら、後ろも奥まで突かれて...
「あっ、んん゛...っ♡両方、ッ...は、...♡」
もう何も考えられないーーー。
自身に吸い付くオナホに自ら腰を押し付けていると、彼は背後から項に噛み付いてくる。
「ひぅ゛...っ!」
今朝噛まれた箇所と同じ場所に、くっきりとした歯型が残ると、彼はそれを舐め上げた。
「ふ...あぁ...っ♡」
じんじんとする痛みさえも、今では甘い快楽へと変わってゆく。
どこもかしこも気持ち良すぎて、脳が蕩けてしまいそうだ。
「ん...、響さんと、こう言うことしてないよね?」
「んっ、んっ♡、してな...っ♡せんせ、だけ...♡」
優しい腰のグラインドにあわせ、一生懸命言葉を紡ぎながら淫らに腰を揺らす姿を、黒田は目を細めて見つめた。
「...、っは...かわいいな...」
かわいい、と言う単語にアナルを締め付けると、背後で苦しそうな声が漏れる。
「っ、ぅ...そうやって今までも男を誘惑していたんだと思うと、ムカつく...」
「あぅ...んっ♡違、ゆ....っわく、してな...♡」
ずる、と熱い肉棒がギリギリまで引き抜かれれば、張り出たカリに引っ掛かった内壁は捲れあがり、赤く色付いていることがわかる。
あと少しで抜けてしまいそうで、奥を寂しげに疼かせていると、彼が背後から抱き締め耳に唇を寄せた。
「じゃあ、誓ってくれる...?」
「、な....に」
甘い声が耳を伝って脳内に響く。
敏感な耳が微かに震え、気持ちよさに身体をくっ、と仰け反らせると、彼が首筋に舌を這わせた。
「はっ...ぁ♡」
「...オレ専用のおま〇こになるって、誓って?」
「っ...!」
露骨なセリフに身体が熱くなる。
「オレ以外とセックスしないって、オレ専用にして、って...言ってごらん」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
839
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる