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2 王都追放
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追放処分は本当に身一つ。
銅貨一枚、パンも水もない状態で王都の城門から放り出された。
突き飛ばされて、地面に手をつき呆けた。だが、それは一瞬だ。数秒後、背後で赤子の泣く声が響いた。振り返ればおくるみに包まれた赤子が地面に転がっていた。
(まさか、赤ん坊を投げた?)
赤子を拾い上げた瞬間、その軽さと命の重みにサバイバル訓練を思い出し、俺の体は脊髄反射で行動していた。
「お願いします!! この子だけでも孤児院に入れてくださいっ!!」
左手に赤子を抱き、右手で帰ろうとする騎士のマントをつかんで叫んだ。
騎士は掴まれたマントを軽く振り払い、訴えを退けようとしたが想像以上の力強い握りに驚いた。
「お願いします! この子は乳飲み子です。こんな、何もない状態で追放されてはこの子が一番に死んでしまう。恩赦なんでしょう? 15歳目前の俺が生かされてるのに、罪から最も遠い乳飲み子が死ぬなんておかしいっ! お願いします! この子だけでいいんですっ!」
「本当に、その子だけでいいのか?」
「え? ・・・ええ、はい・・・」
「王都の孤児院は12歳までの子どもなら受け付けている。そっちの子ども2人はどうするんだ?」
俺が振り返ると、小学校低学年くらいの男の子が二人、手を取り合って怯えていた。
引き取って貰えるならありがたい。抱えるお荷物は少ない方が良いに越したことはない。と、俺の脳は合理的な判断を下したが「この子達もお願いします」という言葉を俺の口は紡がなかった。
前世は直感よりも情報のほうが大事な世界だった。
学生という身分が終わったらどんな社会が待ち受けているか、会社はどんな人材を求めているか、どこに自分を雇ってくれる会社があるのか、そういった情報は十分に公開されていて誰かが教えてくれるわけではなく、自分で探しに行かなければならなかった。
どんな法律があって、どんな福祉が整備されていて、それを受けるにはどういう条件があるかなども、誰も教えてくれない。それで損害を受けても、知らないほうが悪いのだと『情弱』の一言で片付けられた。
でも、この世界は違う。
前世よりも自然災害が少ないが、魔物という自然災害が常に生活と生命を脅かしてくる。危険と隣り合わせの世界では、五感をフル活動させて理屈よりも直感を信じて「生き残る」選択を瞬時に掴み取らねばならない。
俺は脳の判断よりも、直感的に動かなかった口を信じて「赤子だけお願いします」と答えた。視界の端で男の子たちが愕然とショックを受けているのが見えた。
「だが、その訴えは聞き入れられない。乳飲み子であろうとくだされた刑は王都からの永久追放だ。」
「くっ・・・」
騎士が「手を離せ」と言わんばかりにマントを引っ張るが、諦められない俺は握り込んだ拳を緩めることが出来なかった。
頭上で小さな舌打ちが聞こえたあと、掴んでいたマントがバサッと地面に落ち、加えて、綺麗な皮でできたコインケースが投げられた。
「私からの恩情だ。ここから道沿いに歩き、2つ目の分かれ道を西に行くと良い。そこが一番近い集落だ。」
今度こそ騎士は城門内へ帰っていった。俺は騎士の背中に「ありがとうございます!!」と土下座で頭をさげ感謝したら、すぐさま立ち上がった。
まだ午前だが、教えてもらった集落までの距離がどれくらいかも解らないため、日が明るい内に距離を稼がなければ、と思ったのだ。
「さあ、立って。歩けるな? お前たち、名前は?」
「ダミアン・・・」
「僕は兄のステファンです。」
「兄弟か。よし、ダミアンは俺と手を繋いで、お兄ちゃんは頑張れるな?」
「は、はい。」
歩き出そうとしたら女のキンキン声が響き渡った。
「こんなの何かの間違いよッ!」
髪は乱れ、綺麗なドレスはヨレヨレで、裾はドロドロに汚れた、いかにも落ちぶれた貴族のお嬢様って感じの女の子が地面に座り込んだままの姿勢で虚勢を張っていた。
「お父様もお母様も悪いことなんて、何もしてないわッ! どうして何もしていないのに処刑されなければならないのッ! こんなの間違ってるわッ!」
娘の言い分がおかしいわけではないが、傲慢そうな物言いは貴族の特徴そのものだった。
永久追放処分される俺たちを見に来ていた見物人たち、というか野次馬たちの視線が、同情的だったものから厳しい冷ややかなものに変わっていく。
手を握っていた弟の方が処刑という言葉をきっかけにグズグズと泣き始めてしまった。兄の方も顔色が悪くなり目に涙を溜めている。
「知らん。そんなのは今の俺達には関係ない。今、俺達に必要なのは水と食料だ。特に水は早急に手に入れないと、赤子が死んでしまう。お前の癇癪に付き合ってる時間はないんだ。黙ってついて来い。」
同じ、追放された仲間と思って諭してやったのに娘は反抗した。
「私、行かないわ。」
「はぁ?」
「ハンナが・・・侍女のハンナが来てくれるはずよ。」
「そうか。お前、王都に住んでたのか?」
実家が王都ならこの場に留まるのも正解だ。身一つで追放された俺たちが頼る先は人の縁しか残っていないのだから。
「・・・お、お父様とお兄様が、住んでいらしたわ。」
「じゃあ、侍女のハンナはどこにいるんだよ?」
「ハンナは私の侍女よッ! 私のいるところに来るのよッ!」
意味不明の発言に思わず口がぽかんと開く。傲慢そうな娘だったのではなく、まさしく傲慢な貴族の娘だった。心情を理解してやろうと思った俺の親切を返せ、と腹の底で怒りに火がつきそうになった。感情を爆発させるにはエネルギーがもったいないので舌打ちのみにとどめて、苛立ちをだけをぶつけた。
「馬鹿か? 俺たちが牢に収容されて何日経ったと思ってる? お家取り潰しの上、家財没収だぞ? 侍女も使用人もみんな解雇されてるに決まってるだろ。ハンナはお前に忠誠でも誓ってたのか? 領地から王都まで駆けつけて、何週間もでてくるのを待っていてくれるような情に厚い人なのか?」
あいてを侮蔑する言葉なんか要らない。娘にはただの現実を突きつけた。真実や正論を言うと人は怒るものだ。案の定、娘は顔を真っ赤にして、言い返せない怒りを溜め込んでプルプルと震えている。
「・・・・・・私にはフィリップス様がいらっしゃるわ! フィリップス様が迎えに来てくれるはずよ!」
「フィリップス様? だれだ?」
そして、言うに事欠いて、出したのは男の名前。呆れ返るわ。これがまだ使用人の名前だったら良いのに『様』付けで呼ぶ相手が、こんな所に現れる訳がない。
「私の婚約者、フィンラルツ公爵家の次男、フィリップス様よ。」
「貴族かよ。俺たちは平民落ちした罪人だぞ? 貴族同士の婚約なんてとっくに破棄されてるよ。」
「そんな事無いッ! フィリップス様は私のことを愛してるものッ!」
娘は思考すること、現状を理解することを放棄した。地面にへたり込んだまま癇癪を起こした子どものように「フィリップス様は来るものっ!」と、布地だけはたくさんあるスカートをボスボスと叩く。その姿を見て、俺は娘を切り捨てる事にした。
「はぁ。もう付き合ってられん。勝手にしろ。」
俺は本格的にうずくまって泣き始めてしまった弟のダミアンの手を掴んで無理矢理立たせ、引きずるように歩き出す。兄の方のステファンが涙を止めようとしゃくりあげながらもトボトボとついて来たのを確認したあと、二度と振り返らなかった。
***
銅貨一枚、パンも水もない状態で王都の城門から放り出された。
突き飛ばされて、地面に手をつき呆けた。だが、それは一瞬だ。数秒後、背後で赤子の泣く声が響いた。振り返ればおくるみに包まれた赤子が地面に転がっていた。
(まさか、赤ん坊を投げた?)
赤子を拾い上げた瞬間、その軽さと命の重みにサバイバル訓練を思い出し、俺の体は脊髄反射で行動していた。
「お願いします!! この子だけでも孤児院に入れてくださいっ!!」
左手に赤子を抱き、右手で帰ろうとする騎士のマントをつかんで叫んだ。
騎士は掴まれたマントを軽く振り払い、訴えを退けようとしたが想像以上の力強い握りに驚いた。
「お願いします! この子は乳飲み子です。こんな、何もない状態で追放されてはこの子が一番に死んでしまう。恩赦なんでしょう? 15歳目前の俺が生かされてるのに、罪から最も遠い乳飲み子が死ぬなんておかしいっ! お願いします! この子だけでいいんですっ!」
「本当に、その子だけでいいのか?」
「え? ・・・ええ、はい・・・」
「王都の孤児院は12歳までの子どもなら受け付けている。そっちの子ども2人はどうするんだ?」
俺が振り返ると、小学校低学年くらいの男の子が二人、手を取り合って怯えていた。
引き取って貰えるならありがたい。抱えるお荷物は少ない方が良いに越したことはない。と、俺の脳は合理的な判断を下したが「この子達もお願いします」という言葉を俺の口は紡がなかった。
前世は直感よりも情報のほうが大事な世界だった。
学生という身分が終わったらどんな社会が待ち受けているか、会社はどんな人材を求めているか、どこに自分を雇ってくれる会社があるのか、そういった情報は十分に公開されていて誰かが教えてくれるわけではなく、自分で探しに行かなければならなかった。
どんな法律があって、どんな福祉が整備されていて、それを受けるにはどういう条件があるかなども、誰も教えてくれない。それで損害を受けても、知らないほうが悪いのだと『情弱』の一言で片付けられた。
でも、この世界は違う。
前世よりも自然災害が少ないが、魔物という自然災害が常に生活と生命を脅かしてくる。危険と隣り合わせの世界では、五感をフル活動させて理屈よりも直感を信じて「生き残る」選択を瞬時に掴み取らねばならない。
俺は脳の判断よりも、直感的に動かなかった口を信じて「赤子だけお願いします」と答えた。視界の端で男の子たちが愕然とショックを受けているのが見えた。
「だが、その訴えは聞き入れられない。乳飲み子であろうとくだされた刑は王都からの永久追放だ。」
「くっ・・・」
騎士が「手を離せ」と言わんばかりにマントを引っ張るが、諦められない俺は握り込んだ拳を緩めることが出来なかった。
頭上で小さな舌打ちが聞こえたあと、掴んでいたマントがバサッと地面に落ち、加えて、綺麗な皮でできたコインケースが投げられた。
「私からの恩情だ。ここから道沿いに歩き、2つ目の分かれ道を西に行くと良い。そこが一番近い集落だ。」
今度こそ騎士は城門内へ帰っていった。俺は騎士の背中に「ありがとうございます!!」と土下座で頭をさげ感謝したら、すぐさま立ち上がった。
まだ午前だが、教えてもらった集落までの距離がどれくらいかも解らないため、日が明るい内に距離を稼がなければ、と思ったのだ。
「さあ、立って。歩けるな? お前たち、名前は?」
「ダミアン・・・」
「僕は兄のステファンです。」
「兄弟か。よし、ダミアンは俺と手を繋いで、お兄ちゃんは頑張れるな?」
「は、はい。」
歩き出そうとしたら女のキンキン声が響き渡った。
「こんなの何かの間違いよッ!」
髪は乱れ、綺麗なドレスはヨレヨレで、裾はドロドロに汚れた、いかにも落ちぶれた貴族のお嬢様って感じの女の子が地面に座り込んだままの姿勢で虚勢を張っていた。
「お父様もお母様も悪いことなんて、何もしてないわッ! どうして何もしていないのに処刑されなければならないのッ! こんなの間違ってるわッ!」
娘の言い分がおかしいわけではないが、傲慢そうな物言いは貴族の特徴そのものだった。
永久追放処分される俺たちを見に来ていた見物人たち、というか野次馬たちの視線が、同情的だったものから厳しい冷ややかなものに変わっていく。
手を握っていた弟の方が処刑という言葉をきっかけにグズグズと泣き始めてしまった。兄の方も顔色が悪くなり目に涙を溜めている。
「知らん。そんなのは今の俺達には関係ない。今、俺達に必要なのは水と食料だ。特に水は早急に手に入れないと、赤子が死んでしまう。お前の癇癪に付き合ってる時間はないんだ。黙ってついて来い。」
同じ、追放された仲間と思って諭してやったのに娘は反抗した。
「私、行かないわ。」
「はぁ?」
「ハンナが・・・侍女のハンナが来てくれるはずよ。」
「そうか。お前、王都に住んでたのか?」
実家が王都ならこの場に留まるのも正解だ。身一つで追放された俺たちが頼る先は人の縁しか残っていないのだから。
「・・・お、お父様とお兄様が、住んでいらしたわ。」
「じゃあ、侍女のハンナはどこにいるんだよ?」
「ハンナは私の侍女よッ! 私のいるところに来るのよッ!」
意味不明の発言に思わず口がぽかんと開く。傲慢そうな娘だったのではなく、まさしく傲慢な貴族の娘だった。心情を理解してやろうと思った俺の親切を返せ、と腹の底で怒りに火がつきそうになった。感情を爆発させるにはエネルギーがもったいないので舌打ちのみにとどめて、苛立ちをだけをぶつけた。
「馬鹿か? 俺たちが牢に収容されて何日経ったと思ってる? お家取り潰しの上、家財没収だぞ? 侍女も使用人もみんな解雇されてるに決まってるだろ。ハンナはお前に忠誠でも誓ってたのか? 領地から王都まで駆けつけて、何週間もでてくるのを待っていてくれるような情に厚い人なのか?」
あいてを侮蔑する言葉なんか要らない。娘にはただの現実を突きつけた。真実や正論を言うと人は怒るものだ。案の定、娘は顔を真っ赤にして、言い返せない怒りを溜め込んでプルプルと震えている。
「・・・・・・私にはフィリップス様がいらっしゃるわ! フィリップス様が迎えに来てくれるはずよ!」
「フィリップス様? だれだ?」
そして、言うに事欠いて、出したのは男の名前。呆れ返るわ。これがまだ使用人の名前だったら良いのに『様』付けで呼ぶ相手が、こんな所に現れる訳がない。
「私の婚約者、フィンラルツ公爵家の次男、フィリップス様よ。」
「貴族かよ。俺たちは平民落ちした罪人だぞ? 貴族同士の婚約なんてとっくに破棄されてるよ。」
「そんな事無いッ! フィリップス様は私のことを愛してるものッ!」
娘は思考すること、現状を理解することを放棄した。地面にへたり込んだまま癇癪を起こした子どものように「フィリップス様は来るものっ!」と、布地だけはたくさんあるスカートをボスボスと叩く。その姿を見て、俺は娘を切り捨てる事にした。
「はぁ。もう付き合ってられん。勝手にしろ。」
俺は本格的にうずくまって泣き始めてしまった弟のダミアンの手を掴んで無理矢理立たせ、引きずるように歩き出す。兄の方のステファンが涙を止めようとしゃくりあげながらもトボトボとついて来たのを確認したあと、二度と振り返らなかった。
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