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優しい世界
しおりを挟む胸を締め付けるような
終わりのないような この痛みを
ほんのすこし 愛おしく思えるのは
何故だろう
それはきっと
あなたも背負っているものだから
あなたが一緒に背負ってくれているから
抱えているものは違っても
痛みには変わりないのだから
そしてそれは 時と共に流れ行き
いずれ喜びに 変わることを
未来へ 繋がっていることを
あなたが 教えてくれたから
だからもう怖がらなくていいんだ
むなしくてしかたなかった
この空っぽの心すら
愛おしく思えるのは 何故だろう
それは 満たされるために有ることを
全てがそこに有ることを 知ったから
だからもうむなしさに怯えなくていいんだ
この目に映る世界の広さ 深さ 優しさ
それに比べて じぶんのあまりのちっぽけさ
無知で無力で 無気力で
生きていることすら恥ずかしく思えた
それでも 存在を許されている この不思議
頭の理解ではとても追い付かなくて
怒りも焦りも罪悪感も通り越して
もう
ありがとう って
笑うしかなくなったんだ
どうしてこんな私に 世界はそんなに優しいのですか
どうすれば大きすぎる優しさに応えることが出来ますか
どうすれば夢は叶いますか
.........
誰か助けて 怒らないで 一人にしないで
おいていかないで
怖いよ 怖いよと真っ暗な部屋で泣いている
あれは私だろうかそれともあなただろうか
ゆっくりでいいよ 出来なくてもいい
分からなくていいよ
大丈夫だよ 教えてあげるから
手を引いてあげるから 一緒に行こう
どこからかそんな声がした
おそるおそる 踏み出した1歩が
優しく背中を押して
いつしか光のなかを歩きだしていた
心に差し込む一筋の光は
暗闇だからこそ見える 心許ない細い糸
それは束なり 輪郭を表し
いつしか 迷うことの無い道になる
もう無理だよって叫びたくなる時
ひとつ大きく息をして
どうしたいの どうすればいいの と
こころのなかに問いかけてみて
そして耳を澄ませて 待っていて
そうすれば分かるから
わたしはひとりじゃない
あなたはひとりじゃない
導く手は いつもそこにある
とても信じられないけど
本当だったら良いのにって思うこと
あなたのなかにも あるでしょう
それはもうそこにあって
あなたが受け取ってくれることを待ってる
きれいごとだって笑ってもいいよ
あなたの分もわたしが信じてる
だからほら 騙されたと思って
手をのばしてみてよ
願いが叶う 優しい世界
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