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ゆっこ

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夜が願う朝を

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あなたはいま 
どんな夜を過ごしていますか 

どんな思いで 
今日を振り返っていますか


思いどおりにいかなくて 
なんにも成せなくて
うちひしがれる 夜もあるでしょう

 
そうなりたくて そうありたくて
がんばって がんばって  がんばっても
そうなりたい自分のままで 
そうありたい自分を越えられない


偽善者のようだと  
いつまで続ければいいのと
崩れそうになる思いをかき消して
また明日がんばろうと誓う
そんな夜もあるでしょう


まるで

抜け出そうともがく度   
深みに落ちていく小鳥のよう 


もういいの
もういいの  

あなたはもうじゅうぶんがんばった

 
羽は傷つき  折れそうで
それでも一途に  不器用に

空へ飛びたいと願っていた 
空へ飛ぼうと抗っていた

そんな自分が いつもいたでしょう


それは  
恥じることではなく誇るべきこと

その思いは  その翼は 
何より強く美しい 

 
たとえ力を無くしていても 
休めば再び飛び立てる

いつか目指した大空を 
心はちゃんと覚えてる


必要なのは それを信じる勇気だけ 



どんな一日でも 
あなたがここにいることが 
精一杯生きた証


今日のわたし よくがんばった
偉かった ありがとう

って  胸を張って言えばいい

 

目を覚ますたび 
生まれ変われる 魔法をかける

今日の心配も明日への期待も  
全て預けて目を閉じる

あとは頼むね よろしくね 

それくらい世界は簡単でいい

 
自分の中の自分は思ったよりもすごいんだ

 

絞り出すように紡いできた その言葉
繋ぎ止めるように作られた その笑顔

いつか自然と溢れだしてきますように

 

こぼれたなみだを 掬い集めて
空に放ったその想い 

忘れかけていた捜し物を連れて
ただいま って
当たり前のように
ココロのもとへ
帰ってきますように

 
尽きることのない泉のように
いつも喜びが共にありますように


安心の中で
羽根を休めて寛げますように



おやすみなさい
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