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たいせつなもの
しおりを挟む無意味に流れていく
空白の意味を教えてほしかった
捕まえても 捕まえても すり抜けていく
大切なもの
行き場を失った 両手がむなしく 空を 掻く
意味のあることで 満たされない時間なら
美しいもので埋まらない隙間なら
いっそ真っ黒に塗りつぶしてやりたかった
役に立つこと
くだらないこと
面白いこと
つまらないこと
価値観のふるいにかけて
残ったものだけに意味をつけた
そういうものだと思ってた
そうじゃないの?
違ったの?
そもそもその価値観は 絶対なんだろうか
泣きながら笑っているのか、
笑いながら泣いているのか
怒っているのか悲しんでいるのか
やりたいのか
やらねばならぬのか
自分のためなのか
誰かのためなのか
真実なのか偽善なのか
わからない
根底に流れていた
一つだけ確かな感情
「もう どうでも良い」
でも
その奥の奥でつぶされながら
消えることのない微かな声
どうでもよくなんかない。
どうしたらいいか分からないだけ
ホントはどうでもよくなんかない。
無意味に流れていく空白を
愛することができたら
意味のあることで満たされない隙間を
許すことが出来たら
世界は 違って見えるんだろうか。
雲の切れ間から
少しずつ
光が差すように
明るくなっていくんだろうか。
綺麗事だと笑われても
信じていたい
意味の無いことなんて無い
大切なものは
いつも心の中にある
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