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第4話 俺俺俺俺俺!!!
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「俺が寝ている間にもこんなに増えてたのか。これは凄い...」
今の状況を一言で表すなら、「ブワッ」だ。表現は酷いかもしれないがほんとにそんな感じなのだ。
俺に語彙力がないのは見逃してほしい。
目の前には推定一万はくだらないであろう「俺」がそこにいる。
この光景を作り出したのが俺だと考えると、さながら敵国へと進行するための兵の整列を行っている最高指揮官になったような気分だ。
「パパパッパパラッパパラッパパパ
パーン、デーン、デーン!!」
大空へと突き抜けるようなラッパの音、骨の髄まで響くような重低音の銅鑼、そしてそこへ最高指揮官からの叱咤激励が飛ぶ。
「よくぞ集まってくれた同志諸君!我々は敵国ブラックカンパニーを討ち滅ぼすべくここに立ち上がった!
皆の中には戦時中、命を落としてしまうことあるかもしれない。しかし!しかし!死ぬのを恐れるな!我々は我々の愛国、アキラーン帝国の栄光をこの手につかむ為に死地へと赴くのだ!
それは決して無駄死になどでない!我々皆全てが英雄なのだ!
我々の国に誇りを持て!剣を掲げよ!敵国を討ち滅ぼせー!!!」
「「「「おぉーーー!」」」」
って今のはちょっと誇大妄想すぎたな。実際はとてもじゃないがそんな風には見えない。
まずウイルスの見た目だ。白くて丸い。まるで白玉みたいだ。モチモチしてそうで可愛らしい。そして戦場にこれから行くんだ!というような覇気は全く感じられない。まぁ戦場になんて行かないけども。
さらには剣を掲げよなんて言ったけど、まず剣を持てる腕なんて生えてない。まあ結論からいうととても軍隊には全く見えない。
むしろ自分で言うのもあれだけど、とても可愛らしい。可愛い小動物がたくさん集まってくっついている感じ。これは癒し系だ。癒し系。
第三者から見たら、
「あそこに白玉みたいなのがいっぱいあるよ。なんだか可愛いねぇ」
こんな感じに言われてしまうかもしれない。
まぁいきすぎた妄想はこれ位にしておこう。
それにしてもこんだけ集まったわけだがどうしよう。集めてみたけどこの後のことを考えてなかった。
とりあえずはあいつらを呼んで状況を確認してみればいいだろう。
「アキ、キラ、ラキ!こっちこーい!」
「ハイ」
「ホイ」
「ホア」
同胞の間をすり抜けて3体がこちらへ向かってくる。相変わらずキラとラキは変な返事だ。
「よし、アキ、キラ、ラキ。これはお前らが増やしたのか?」
「ハイ!」
「ホイ!」
「ホア!」
やはりこいつらの働きによってここまで増やされたらしい。
この短時間で一万近くのウイルスたちを増殖させたと考えると増殖力はかなりのものだろう。
いや体から免疫系のヤツらも出てきてるはずだから同胞たちは何体か殺されてると考えれば実際に生まれた数はもっといると考えたほうがいいだろうか。こいつらはその中で生き残った奴らということになるだろう。
全体を見回してみると、数もさることながら、通常の丸い形と変わり、手みたいなものが生えたり、形が四角くなっている奴がいる。
どういうことなのか一応聞いてみるか。
「お前ら、あの変な形をしてる奴らは何なんだ?」
「「「トツゼン!カタチ!カワッタ!」」」
うむ、やっぱりバカだこいつら。
まぁ考えられる理由として増殖している最中に遺伝子の変化が起きて形が変わってしまったのだろう。人間でも同じように遺伝子に何らかの異常が起きて普通とは変わってしまうこともあるし、そうじゃないかと思う。
いわゆる突然変異だ。
まぁこれくらいの考察しかできない。
この考察はとりあえずは置いておくとして、変異体について詳しく知っておく必要がありそうだ。
「アキ、キラ、ラキ。この中で普通とは違う奴らをここに連れてきてくれ」
「ハイ!」
「ホイ!」
「ホア!」
あいつらちゃんと連れてこれるかな...
おい言ってるそばから間違えてやがる。ラキそいつじゃないぞ。その隣だ隣。おお、そいつだそいつ。口には出してないけど心の声がなんとか届いのか?アキとキラは大丈夫そうだ。
それにしても変異体は意外と少ない。三体だけか。まぁそれだけ突然変異は起こりにくいってことだろう。
「アキ、キラ、ラキよくやった。それでは今連れてこられたお前達に質問だ!とりあえず右から順番に質問を開始する。まずお前に生えてる腕みたいなのはなんだ?なにか出来るのか?」
「ヨウ!」
そう言うと腕を左右に振り出した。
どうやら腕は自分の意思で動かせるらしい。もう少し詳しい情報が欲しい。
「よし、じゃあこっちに来て詳しく見せてくれ。」
「ヨウ!ヨウ!」
それにしても「ヨウ!」しか言えんのかこいつは...あいつらより更にバカっぽいじゃないか。まあいいか。
近くで見るとほんとに腕みたいだな。パッと見、前世の某アニメで見たイシ〇ブテにそっくりだ。ほんとにパッと見だよ?ちょっとゴツゴツ感が足りないくらいか?
そんなことより触った感触とか、どんな構造か確かめてみるか。
「うっうぉ!?腕に俺の体がまとわりついてる!!一体どういうこと!?
クソ、クソッ 体が離れない...
体の制御が…利かない!?」
必死に自分の体を制御しようと格闘している間ににも体全体を覆うまでに自分の体が伸びている。
どうやら止めることは出来ないらしい。もう潔く諦めよう。
時間にして三十秒くらいだろうか。
体が元の形に戻り始めるとようやく制御を取り戻すことが出来た。
それと同時に腕の生えたウイルスの姿は跡形もなく消えてた。
急に起きた出来事に唖然としているなか、
「「「アキラ!ウデ!ハエタ!」」」
突然のアキ達の大声で我に返ると確かに今までは付いて無かったはずの二本の腕らしきものが生えているではないか。
ブンブン。
クニュクニュ。
グルグル振り回したり、クネクネしてみたところ今までずっとこの腕はついていたんじゃないかっていくらいよく馴染んでる。人間の様な指はなく、先は丸い形状たが特に気にはならない。
ってちがーう!どうしてこうなった...
体があいつに触れた瞬間、体の制御が急に利かなくなったんだよな?
それで体の制御が出来るようになった時にはもうあいつの姿は無かったんだよな?
そんで気づいた時にはあいつに付いてたはずの腕が俺に付いてた?
oh Jesus...
まさか俺は同胞を体に取り込み、あまつさえあいつの腕を自分のモノにしちまったってことか?て言うことは俺は同胞を殺しちまったってことか?いやいやいやいや殺してないよ。殺してない...
あいつは俺の中で生き続けてるんだよ。そうじゃなきゃ腕なんて生えてくるわけないよね!?そうだよな?みんな?
「あのー。そのー。あいつ消えちゃった(テヘペロ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
えー、何その無言。怖い。
みんな仲間殺しちゃったから怒ってんの?それともなんとも思ってないの?人間みたいに表情なんてないから全くわかんないんですけどぉ!?
「「「・・・・・・キエタ!キエタ!」」」
その間を置いてから喋り始めるの辞めてもらえます?心臓に悪いじゃないか。てか消えた消えた言いながら飛び跳ねてるところを見ると絶対何も考えてないわこれ。
こいつらがバカで良かった。
そしてひとつ思った。
俺がオリジナルで生みの親なんだから特に何があっても責められるわけなくね?初めてこいつらと会ったときも俺の言うことを聞いてたし、よくよく考えたら何も問題ないじゃないか 、と。
そんなことより、この生えた腕どうすんねん。
今の状況を一言で表すなら、「ブワッ」だ。表現は酷いかもしれないがほんとにそんな感じなのだ。
俺に語彙力がないのは見逃してほしい。
目の前には推定一万はくだらないであろう「俺」がそこにいる。
この光景を作り出したのが俺だと考えると、さながら敵国へと進行するための兵の整列を行っている最高指揮官になったような気分だ。
「パパパッパパラッパパラッパパパ
パーン、デーン、デーン!!」
大空へと突き抜けるようなラッパの音、骨の髄まで響くような重低音の銅鑼、そしてそこへ最高指揮官からの叱咤激励が飛ぶ。
「よくぞ集まってくれた同志諸君!我々は敵国ブラックカンパニーを討ち滅ぼすべくここに立ち上がった!
皆の中には戦時中、命を落としてしまうことあるかもしれない。しかし!しかし!死ぬのを恐れるな!我々は我々の愛国、アキラーン帝国の栄光をこの手につかむ為に死地へと赴くのだ!
それは決して無駄死になどでない!我々皆全てが英雄なのだ!
我々の国に誇りを持て!剣を掲げよ!敵国を討ち滅ぼせー!!!」
「「「「おぉーーー!」」」」
って今のはちょっと誇大妄想すぎたな。実際はとてもじゃないがそんな風には見えない。
まずウイルスの見た目だ。白くて丸い。まるで白玉みたいだ。モチモチしてそうで可愛らしい。そして戦場にこれから行くんだ!というような覇気は全く感じられない。まぁ戦場になんて行かないけども。
さらには剣を掲げよなんて言ったけど、まず剣を持てる腕なんて生えてない。まあ結論からいうととても軍隊には全く見えない。
むしろ自分で言うのもあれだけど、とても可愛らしい。可愛い小動物がたくさん集まってくっついている感じ。これは癒し系だ。癒し系。
第三者から見たら、
「あそこに白玉みたいなのがいっぱいあるよ。なんだか可愛いねぇ」
こんな感じに言われてしまうかもしれない。
まぁいきすぎた妄想はこれ位にしておこう。
それにしてもこんだけ集まったわけだがどうしよう。集めてみたけどこの後のことを考えてなかった。
とりあえずはあいつらを呼んで状況を確認してみればいいだろう。
「アキ、キラ、ラキ!こっちこーい!」
「ハイ」
「ホイ」
「ホア」
同胞の間をすり抜けて3体がこちらへ向かってくる。相変わらずキラとラキは変な返事だ。
「よし、アキ、キラ、ラキ。これはお前らが増やしたのか?」
「ハイ!」
「ホイ!」
「ホア!」
やはりこいつらの働きによってここまで増やされたらしい。
この短時間で一万近くのウイルスたちを増殖させたと考えると増殖力はかなりのものだろう。
いや体から免疫系のヤツらも出てきてるはずだから同胞たちは何体か殺されてると考えれば実際に生まれた数はもっといると考えたほうがいいだろうか。こいつらはその中で生き残った奴らということになるだろう。
全体を見回してみると、数もさることながら、通常の丸い形と変わり、手みたいなものが生えたり、形が四角くなっている奴がいる。
どういうことなのか一応聞いてみるか。
「お前ら、あの変な形をしてる奴らは何なんだ?」
「「「トツゼン!カタチ!カワッタ!」」」
うむ、やっぱりバカだこいつら。
まぁ考えられる理由として増殖している最中に遺伝子の変化が起きて形が変わってしまったのだろう。人間でも同じように遺伝子に何らかの異常が起きて普通とは変わってしまうこともあるし、そうじゃないかと思う。
いわゆる突然変異だ。
まぁこれくらいの考察しかできない。
この考察はとりあえずは置いておくとして、変異体について詳しく知っておく必要がありそうだ。
「アキ、キラ、ラキ。この中で普通とは違う奴らをここに連れてきてくれ」
「ハイ!」
「ホイ!」
「ホア!」
あいつらちゃんと連れてこれるかな...
おい言ってるそばから間違えてやがる。ラキそいつじゃないぞ。その隣だ隣。おお、そいつだそいつ。口には出してないけど心の声がなんとか届いのか?アキとキラは大丈夫そうだ。
それにしても変異体は意外と少ない。三体だけか。まぁそれだけ突然変異は起こりにくいってことだろう。
「アキ、キラ、ラキよくやった。それでは今連れてこられたお前達に質問だ!とりあえず右から順番に質問を開始する。まずお前に生えてる腕みたいなのはなんだ?なにか出来るのか?」
「ヨウ!」
そう言うと腕を左右に振り出した。
どうやら腕は自分の意思で動かせるらしい。もう少し詳しい情報が欲しい。
「よし、じゃあこっちに来て詳しく見せてくれ。」
「ヨウ!ヨウ!」
それにしても「ヨウ!」しか言えんのかこいつは...あいつらより更にバカっぽいじゃないか。まあいいか。
近くで見るとほんとに腕みたいだな。パッと見、前世の某アニメで見たイシ〇ブテにそっくりだ。ほんとにパッと見だよ?ちょっとゴツゴツ感が足りないくらいか?
そんなことより触った感触とか、どんな構造か確かめてみるか。
「うっうぉ!?腕に俺の体がまとわりついてる!!一体どういうこと!?
クソ、クソッ 体が離れない...
体の制御が…利かない!?」
必死に自分の体を制御しようと格闘している間ににも体全体を覆うまでに自分の体が伸びている。
どうやら止めることは出来ないらしい。もう潔く諦めよう。
時間にして三十秒くらいだろうか。
体が元の形に戻り始めるとようやく制御を取り戻すことが出来た。
それと同時に腕の生えたウイルスの姿は跡形もなく消えてた。
急に起きた出来事に唖然としているなか、
「「「アキラ!ウデ!ハエタ!」」」
突然のアキ達の大声で我に返ると確かに今までは付いて無かったはずの二本の腕らしきものが生えているではないか。
ブンブン。
クニュクニュ。
グルグル振り回したり、クネクネしてみたところ今までずっとこの腕はついていたんじゃないかっていくらいよく馴染んでる。人間の様な指はなく、先は丸い形状たが特に気にはならない。
ってちがーう!どうしてこうなった...
体があいつに触れた瞬間、体の制御が急に利かなくなったんだよな?
それで体の制御が出来るようになった時にはもうあいつの姿は無かったんだよな?
そんで気づいた時にはあいつに付いてたはずの腕が俺に付いてた?
oh Jesus...
まさか俺は同胞を体に取り込み、あまつさえあいつの腕を自分のモノにしちまったってことか?て言うことは俺は同胞を殺しちまったってことか?いやいやいやいや殺してないよ。殺してない...
あいつは俺の中で生き続けてるんだよ。そうじゃなきゃ腕なんて生えてくるわけないよね!?そうだよな?みんな?
「あのー。そのー。あいつ消えちゃった(テヘペロ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
えー、何その無言。怖い。
みんな仲間殺しちゃったから怒ってんの?それともなんとも思ってないの?人間みたいに表情なんてないから全くわかんないんですけどぉ!?
「「「・・・・・・キエタ!キエタ!」」」
その間を置いてから喋り始めるの辞めてもらえます?心臓に悪いじゃないか。てか消えた消えた言いながら飛び跳ねてるところを見ると絶対何も考えてないわこれ。
こいつらがバカで良かった。
そしてひとつ思った。
俺がオリジナルで生みの親なんだから特に何があっても責められるわけなくね?初めてこいつらと会ったときも俺の言うことを聞いてたし、よくよく考えたら何も問題ないじゃないか 、と。
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