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第5話 進化?
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腕が生えた。
同胞を殺し...もとい取り込んだこと自体は特にみんなから反感も無いみたいだし、むしろ腕が生えたことによって体の利便性が上がった気がするし、自分が進化しているみたいで何だか楽しい。よってこれからもどんどん取り込んでいこうと思う。
ただ問題として今回みたいに勝手に取り込んでしまうとそこら辺にいる同胞たちを触れた瞬間に誰彼構わずに取り込んでしまいそうで怖い。
これって自分で制御できるようになるんだろうか。本当に誰彼構わず取り込むんだったらむやみやたらに同胞たちには触れない...
まあそこら辺はこれから実験していけばいいだろう。まだまだストックはあるのさグフフ。
さて、あと変異体は二体いるわけだが、申し訳ないがこいつらもおれの糧となってもらおう。
こいつらもまた特徴的だ?
一体は四角い形をしている。
もう一体は...外見は特に変わった様子はない。まさか間違えて普通のやつを連れてきたのではなかろうな。こいつらの事だから有り得なくもない。
「おい。そこにいる奴を連れてきたのは誰だ」
「ホイ!」
「キラか。こいつの見た目は何ら他の奴と変わらないが普通のやつとは違うのか?」
「チガウ!チガウ!」
違うのか。外見以外に何か違うところがあるのだろうか。
「普通のやつとはどこが違うんだ?」
「・・・・・・・・・」
反応なし、か。
分からないってことか?
どこが違うか分からないのに普通のやつと違うのはわかるっていうのもおかしな話だ。
「アキ、ラキ。お前らもこいつは普通のやつとは違うと感じるか?」
「「ワカンナイ」」
ズコーー
分かんないんかい。
ラキはともかく一番まともそうなアキも分からないのか。やっぱりキラの勘違いなんだろうか。それとも、「キラには隠された能力があり、それはウイルスが変異体かどうか見分けることが出来る力だったのである」なーんてことはたぶんないな。
とりあえず、変異体かどうかは分からんが取り込んでおくとしよう。
ついでに実験をすることも忘れない。試行錯誤は大切だからな。
まずはさっき生えた腕で触ってみるか。腕なら制御が利くかもしれないしな。
ツンツン
反応はない。
ツンツン
「よぅんッ」
お前の反応はいらん!
なんて声出してんだよ。俺がセクハラしてるみたいじゃないか。前世で俺の尻を舐めまわすように見つめてきたり、通りすがりに尻を触ってきたりする上司の菊池さんとは違うんだぞまったく。
そんなことは置いておいて、とりあえずは腕が勝手に動くことは無さそうだ。
他にも試してみた感じ、腕を使って持ち上げたり、バシバシ叩いたりしてもなんの変化も無かった。結論から言うと腕ならば同胞たちに触れても問題ない。
次は体だ。俺の本体ともいえる体で触った場合、さっきみたいに勝手に取り込んでしまう可能性がある。
まず、さっきの二の舞にならないようにイメージしてみようと思う。イメージは大切だ。イメージすることで実際に体を制御することが出来るかもしれないからだ。
「勝手に取り込まない。体は俺の物。触っても平気」
こんな感じでいいだろう。
そしてなんといっても一番大切なのは気合だ。もし体が勝手に動いてもそれをしっかりと制御する意志! そして腰に力を入れて気合で踏ん張る。それに尽きる。腰なんてないんですけどね。
なにはともあれ準備は万端だ。
「取り込まない。取り込まない。制御は上手くいく。気合だ気合!!!」
体に力をこめ、自分の体を制御するイメージを湧かす。
体がどんどん熱を帯びる。シナプスが体中を駆け巡り、思考速度が早くなるのを感じる。今の状態を例えるならゾーンに入ったような感覚だ。
そして自分がゾーンの最高到達点を迎えたイメージをして俺はそいつに触れた。
ぴとっ
肌が触れ合った瞬間そこには今までにない感覚がはし、走ることはなかった。
努力も虚しくさっきと同じように体の制御を失うと同胞を取り込み始めた。体の制御が戻った頃には姿形も残らぬままそいつは消えていた。
今回もダメだったらしい。イメージや気合でなんとかなる説は全く当てにならないことが判明した。
もう体で触れた場合は制御が効かなくなると考えた方がいいなこれ。
それよりなんで自分の体なのに自分で制御できないんだよ。
まさか俺の中で押さえつけてる暴食の化身が餌を求めて暴れだしてる、とかいう厨二でもあるまいし。自分で自分を制御できないというのはもどかしい。
話が脱線し始めたが本題に戻そう。
とりあえず、奴を取り込んではみたものの体にはなんの変化もないみたいだ。
やはりキラの勘違いか、表面化されてないだけで実際は何か変わっているのかもしれない。
まぁわからん。
とりあえずどんどん次に行こう。
最後の変異体は四角い形だ。
もう制御は諦めて普通に取り込むことにした。
取り込んだ後は思った通り、四角い形になった。今の見た目は四角い体に手がちょこんと生えていて妖怪の塗壁みたいで少しシュールな感じだ。まぁ見た目なんてあまり気にしないからいいけども。
それでこいつを取り込んだ感じ、四角くなった以外に他は特に変わったことは無さそうだ。
一通り取り込み終わったわけだが、一言物申したい。
「使えねー」
最初の方は進化だのなんだのとワクワクしていたが、こいつらいくらなんでも使えなさすぎだろ。
腕が生えたのはまだ便利な部分があるからいいとしよう。それを差し引いても他のやつは1匹は何に使えるかもわからないし、もう1匹は形が四角になっただけとか誰得だよ。
次はもっとまともな変異体を寄越してほしい。まともな変異体っていうのも変だけど、とにかく使えるヤツが来て欲しい。
そういえばまだ試してなかったことがあったな。
こいつらは同胞を取り込むことが出来るんだろうか。おれは触れれば勝手に取り込んじゃうけどこいつら同士が接触しても取り込む様子は見た感じなかった気がする。
三バカ'sで試してみるか。
「アキ、キラ、ラキ。お前らはこいつらを取り込むことは出来るか?」
腕で同胞たちを指差した。
「「「トリコメル!」」」
えっ。なに。取り込めんの?
でもお前ら普通に同胞たちと触れ合ってたじゃん。
まさか自分の意思で取り込んだり取り込まなかったりできるとか言わないよな。親玉の俺ですら自分で制御できてないんだぞ。出来るわけないじゃんか。
「じゃ、じゃあやってみろ」
適当に連れてきた同胞たちを三バカ'sは体の中に取り込み始めた。
しばらくして俺の時と同じように取り込んだ同胞は消滅していた。
うん。どうやらできるみたいです。
いやいやいや。お前らが制御出来て俺が出来ないとかありえないだろ。
まさかこいつら以外もできるとか言わないよな。
「お、おい。こいつらもこういう風に取り込むことは出来るのか?」
総勢一万ものウイルスを指差して聞いてみた。
「「「デキル!」」」
うそーん。
できるのー。
まさか制御できないのは俺だけ?
ショックを隠しきれないんですけど。
きっといつかは俺もできるようになるはずだからもういいや。
今日はふて寝だふて寝。
はぁ〜疲れた。
体力的には疲れないが精神的に疲れた。
今日だけで色々なことが起こりすぎた。
この世界に来て約5日ぐらい。もちろん体感でだ。もっと長いかもしれないし、もっと短いかもしれない。
今のところ振り返ってみて、最初の4日は何もなさすぎて大丈夫かよとも思ったが今日は色々なことが起きすぎた。
同胞たちも増やすことが出来たし、自分も進化?することが出来た。若干他のやつに劣ってる気がしなくもないがひとまずウイルスライフは上手くいっているということでいいだろう。 当面の目的としてはこの世界に人里があるなら行ってみたい。あとはこの体の仕組みや取り込んだ変異体の能力を解明していきたい。ここらへんを優先してやっていこうと思う。
そういえば、いつの間にか体の破れてた部分が治ってる。変異体を取り込んだ時にでも修復されたのだろうか。そこも次に破れ始めたら変異体と通常体を取り込んでみて実験するとしよう。
ここで一旦これまで分かったことをまとめておこうと思う。
・温度や触覚は感じることは出来ないが、目や音は聞こえる。ただし声は出ない。
・何も飲まず食わずで生きていける?
・同胞たちとはテレパシー的な感じで会話ができる。詳しいことは分からない。天界が融通を利かせたんだろうか。
・もし敵対勢力が出て来た時、対抗できる武器は相手の体内に侵入 し、味方を増殖しつつ細胞を破壊することのみ。
敵を倒しつつ、増殖。と一石二鳥な武器である。
名付けてセル・デモリッション。
略してセルデモだ。
・同胞に体の部分で触れると勝手に取り込んでしまう。ただ手で触れるのは問題なし。仲間達は自由に取り込み可。
・同胞を取り込んだら傷が癒えた?
分かったことはこれくらいだろうか。
ひとまず整理し終わったところで今日はここら辺にしておこう。
風に飛ばされないように地面の砂と砂の間で寝るように同胞たちに伝えると意識をシャットアウトして眠りについた。
同胞を殺し...もとい取り込んだこと自体は特にみんなから反感も無いみたいだし、むしろ腕が生えたことによって体の利便性が上がった気がするし、自分が進化しているみたいで何だか楽しい。よってこれからもどんどん取り込んでいこうと思う。
ただ問題として今回みたいに勝手に取り込んでしまうとそこら辺にいる同胞たちを触れた瞬間に誰彼構わずに取り込んでしまいそうで怖い。
これって自分で制御できるようになるんだろうか。本当に誰彼構わず取り込むんだったらむやみやたらに同胞たちには触れない...
まあそこら辺はこれから実験していけばいいだろう。まだまだストックはあるのさグフフ。
さて、あと変異体は二体いるわけだが、申し訳ないがこいつらもおれの糧となってもらおう。
こいつらもまた特徴的だ?
一体は四角い形をしている。
もう一体は...外見は特に変わった様子はない。まさか間違えて普通のやつを連れてきたのではなかろうな。こいつらの事だから有り得なくもない。
「おい。そこにいる奴を連れてきたのは誰だ」
「ホイ!」
「キラか。こいつの見た目は何ら他の奴と変わらないが普通のやつとは違うのか?」
「チガウ!チガウ!」
違うのか。外見以外に何か違うところがあるのだろうか。
「普通のやつとはどこが違うんだ?」
「・・・・・・・・・」
反応なし、か。
分からないってことか?
どこが違うか分からないのに普通のやつと違うのはわかるっていうのもおかしな話だ。
「アキ、ラキ。お前らもこいつは普通のやつとは違うと感じるか?」
「「ワカンナイ」」
ズコーー
分かんないんかい。
ラキはともかく一番まともそうなアキも分からないのか。やっぱりキラの勘違いなんだろうか。それとも、「キラには隠された能力があり、それはウイルスが変異体かどうか見分けることが出来る力だったのである」なーんてことはたぶんないな。
とりあえず、変異体かどうかは分からんが取り込んでおくとしよう。
ついでに実験をすることも忘れない。試行錯誤は大切だからな。
まずはさっき生えた腕で触ってみるか。腕なら制御が利くかもしれないしな。
ツンツン
反応はない。
ツンツン
「よぅんッ」
お前の反応はいらん!
なんて声出してんだよ。俺がセクハラしてるみたいじゃないか。前世で俺の尻を舐めまわすように見つめてきたり、通りすがりに尻を触ってきたりする上司の菊池さんとは違うんだぞまったく。
そんなことは置いておいて、とりあえずは腕が勝手に動くことは無さそうだ。
他にも試してみた感じ、腕を使って持ち上げたり、バシバシ叩いたりしてもなんの変化も無かった。結論から言うと腕ならば同胞たちに触れても問題ない。
次は体だ。俺の本体ともいえる体で触った場合、さっきみたいに勝手に取り込んでしまう可能性がある。
まず、さっきの二の舞にならないようにイメージしてみようと思う。イメージは大切だ。イメージすることで実際に体を制御することが出来るかもしれないからだ。
「勝手に取り込まない。体は俺の物。触っても平気」
こんな感じでいいだろう。
そしてなんといっても一番大切なのは気合だ。もし体が勝手に動いてもそれをしっかりと制御する意志! そして腰に力を入れて気合で踏ん張る。それに尽きる。腰なんてないんですけどね。
なにはともあれ準備は万端だ。
「取り込まない。取り込まない。制御は上手くいく。気合だ気合!!!」
体に力をこめ、自分の体を制御するイメージを湧かす。
体がどんどん熱を帯びる。シナプスが体中を駆け巡り、思考速度が早くなるのを感じる。今の状態を例えるならゾーンに入ったような感覚だ。
そして自分がゾーンの最高到達点を迎えたイメージをして俺はそいつに触れた。
ぴとっ
肌が触れ合った瞬間そこには今までにない感覚がはし、走ることはなかった。
努力も虚しくさっきと同じように体の制御を失うと同胞を取り込み始めた。体の制御が戻った頃には姿形も残らぬままそいつは消えていた。
今回もダメだったらしい。イメージや気合でなんとかなる説は全く当てにならないことが判明した。
もう体で触れた場合は制御が効かなくなると考えた方がいいなこれ。
それよりなんで自分の体なのに自分で制御できないんだよ。
まさか俺の中で押さえつけてる暴食の化身が餌を求めて暴れだしてる、とかいう厨二でもあるまいし。自分で自分を制御できないというのはもどかしい。
話が脱線し始めたが本題に戻そう。
とりあえず、奴を取り込んではみたものの体にはなんの変化もないみたいだ。
やはりキラの勘違いか、表面化されてないだけで実際は何か変わっているのかもしれない。
まぁわからん。
とりあえずどんどん次に行こう。
最後の変異体は四角い形だ。
もう制御は諦めて普通に取り込むことにした。
取り込んだ後は思った通り、四角い形になった。今の見た目は四角い体に手がちょこんと生えていて妖怪の塗壁みたいで少しシュールな感じだ。まぁ見た目なんてあまり気にしないからいいけども。
それでこいつを取り込んだ感じ、四角くなった以外に他は特に変わったことは無さそうだ。
一通り取り込み終わったわけだが、一言物申したい。
「使えねー」
最初の方は進化だのなんだのとワクワクしていたが、こいつらいくらなんでも使えなさすぎだろ。
腕が生えたのはまだ便利な部分があるからいいとしよう。それを差し引いても他のやつは1匹は何に使えるかもわからないし、もう1匹は形が四角になっただけとか誰得だよ。
次はもっとまともな変異体を寄越してほしい。まともな変異体っていうのも変だけど、とにかく使えるヤツが来て欲しい。
そういえばまだ試してなかったことがあったな。
こいつらは同胞を取り込むことが出来るんだろうか。おれは触れれば勝手に取り込んじゃうけどこいつら同士が接触しても取り込む様子は見た感じなかった気がする。
三バカ'sで試してみるか。
「アキ、キラ、ラキ。お前らはこいつらを取り込むことは出来るか?」
腕で同胞たちを指差した。
「「「トリコメル!」」」
えっ。なに。取り込めんの?
でもお前ら普通に同胞たちと触れ合ってたじゃん。
まさか自分の意思で取り込んだり取り込まなかったりできるとか言わないよな。親玉の俺ですら自分で制御できてないんだぞ。出来るわけないじゃんか。
「じゃ、じゃあやってみろ」
適当に連れてきた同胞たちを三バカ'sは体の中に取り込み始めた。
しばらくして俺の時と同じように取り込んだ同胞は消滅していた。
うん。どうやらできるみたいです。
いやいやいや。お前らが制御出来て俺が出来ないとかありえないだろ。
まさかこいつら以外もできるとか言わないよな。
「お、おい。こいつらもこういう風に取り込むことは出来るのか?」
総勢一万ものウイルスを指差して聞いてみた。
「「「デキル!」」」
うそーん。
できるのー。
まさか制御できないのは俺だけ?
ショックを隠しきれないんですけど。
きっといつかは俺もできるようになるはずだからもういいや。
今日はふて寝だふて寝。
はぁ〜疲れた。
体力的には疲れないが精神的に疲れた。
今日だけで色々なことが起こりすぎた。
この世界に来て約5日ぐらい。もちろん体感でだ。もっと長いかもしれないし、もっと短いかもしれない。
今のところ振り返ってみて、最初の4日は何もなさすぎて大丈夫かよとも思ったが今日は色々なことが起きすぎた。
同胞たちも増やすことが出来たし、自分も進化?することが出来た。若干他のやつに劣ってる気がしなくもないがひとまずウイルスライフは上手くいっているということでいいだろう。 当面の目的としてはこの世界に人里があるなら行ってみたい。あとはこの体の仕組みや取り込んだ変異体の能力を解明していきたい。ここらへんを優先してやっていこうと思う。
そういえば、いつの間にか体の破れてた部分が治ってる。変異体を取り込んだ時にでも修復されたのだろうか。そこも次に破れ始めたら変異体と通常体を取り込んでみて実験するとしよう。
ここで一旦これまで分かったことをまとめておこうと思う。
・温度や触覚は感じることは出来ないが、目や音は聞こえる。ただし声は出ない。
・何も飲まず食わずで生きていける?
・同胞たちとはテレパシー的な感じで会話ができる。詳しいことは分からない。天界が融通を利かせたんだろうか。
・もし敵対勢力が出て来た時、対抗できる武器は相手の体内に侵入 し、味方を増殖しつつ細胞を破壊することのみ。
敵を倒しつつ、増殖。と一石二鳥な武器である。
名付けてセル・デモリッション。
略してセルデモだ。
・同胞に体の部分で触れると勝手に取り込んでしまう。ただ手で触れるのは問題なし。仲間達は自由に取り込み可。
・同胞を取り込んだら傷が癒えた?
分かったことはこれくらいだろうか。
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