使用人の我儘

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卒業祝(R15

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「朝香が中学卒業だなんて、なんだか変な感じがするな……」
「俺が3年に進級した時も、同じようなことを言っていましたよ、秋尋様」
「そうだったか?」

 俺は今日、中学を卒業する。
 この3年間、色々……本当に、色々なことがあった。初めての友人たちとの出会い。そして秋尋様とあんなことやこんなこと。
 入学した時はもちろん、去年の今頃も、秋尋様と恋人同士になれるなんて夢にも思わなかったな。夢や妄想でなら何度も見てたけど。

「卒業祝いは何がいい?」
「秋尋様がいいです!」
「それは……。別に、卒業祝いでなくても、いつも……やってるだろう」

 それが今や、恥ずかしそうにこう返事をしてくれるまでに。感慨深い。そして幸せ。

「いつもよりもっとと言うのはやめてくれ。今でもギリギリだ。お前の体力についていけない」
「俺も貴方にそんな無理をさせるつもりはありません」

 疑いの眼で見られた。どの口が言うんだという想いもあるかもしれない。確かにちょっと……。ほんのちょっとだけ、行き過ぎてしまうこともある。だって可愛すぎるんだもの、秋尋様。
 ようやく心置きなく触れるようになって、俺の欲望はとどまるところを知らない。

「では……。秋尋様が疲れなさそうなことで、あまり引かれないようなこと……」
「僕から離れたらどうだ」
「秋尋様から離れるなんてとんでもない! ずっとお傍にいます!!」
「距離的な意味じゃなくてだな」

 そう言われても、俺には秋尋様以外に欲しいものなんてないのだけれど……。

「添い寝……」
「そ、それも……してる……」
「ギューッてしてもらえたら」
「それだって、してるだろう……。って、お前、僕に言わせたいだけだな!?」
「そんなつもりはなかったのですが、確かにとてもいいです。すでにお祝いしてもらえた気分です」

 秋尋様に引かれないような……いや、多少引かれるようなことであっても、最近はしてくれちゃうしな。あとは、結婚してくださいとか、卒業祝いで頼むには重すぎるものが多くて、中々……。

「……あ、そうだ! 秋尋様がしているところが見たいです」
「ん。何をだ?」
「マスターベージョンを」
「……本当に? 本当に引かれないように考えた結果がそれなのか? お前の想像の中の僕は一体ナニをさせられてるんだ?」

 現実で致すには、申し訳なくなるようなことがたくさんだ。
 まあ俺は秋尋様の苦しそうな顔では抜けないので、妄想でもそんなに酷いことはしてない。多少、変態的なだけで。

「それはちょっと、申し上げかねます。まあ秋尋様がどうしてもと仰るなら」
「いい。言わなくていい」

 恥ずかしがる秋尋様も可愛い。もう俄然、ひとりでしてるところが見たくなってきた。

「秋尋様が俺に性教育をしてくださった時から、一度は見てみたいと思っていたのです」
「今考えると、とんでもないことをされていたんだな、僕は。お前、あの時から下心があっただろう」
「う。そ、それは……。申し訳ありません……」

 この変態が。というような視線で睨まれて、興奮してしまった。

「まあ。それはもう時効にするとしてもだ。一度しかない卒業祝いなんだぞ。その……、本当にそれでいいのか?」
「それがいいです!」

 さすがにこういう時でもなければ、見せてはくれなさそうだし。

「わかった」

 やったー! 卒業式とか、もうどうでもよくなってきた。
 今からこのまま、ベッドへ座ってしているところを見せてほしい。

「お前な……。今日は卒業式だろう。少しは悲しそうな顔をしていろよ」
「喜びが顔に出ていましたか?」
「出すぎだ」

 初めてマトモに通えた学校は楽しかった。お昼ごはんも素晴らしかった。友と呼べる存在もできた。想像したよりも、ずっと充実した毎日を過ごすことができた。
 明日から、俺が3年通った校舎へ行くことはなくなるし、友人と顔を合わすこともない。当然、寂しさはある。

 でもそれ以上に、秋尋様の正式なボディーガード兼使用人となれることが嬉しくてしかたない。その上、最高とも言える卒業祝いまでいただける。それは笑顔にもなる。

「正直、とても気持ち悪い顔をしているから、式までにキリッとさせておいたほうがいいぞ」

 真顔で言われて、俺は顔を引き締めた。
 ……だめだもう、3秒で緩みそう。




 秋尋様以外のことに心を動かされるなんて、絶対にないと思ってた。自分の卒業式で泣きそうになるなんてことは、絶対に。

「か、景山くん……っ。君、放っておいたら確実に僕らに連絡してこなくなるだろうから言っておくけど、近衛先輩とのノロケでいいからたまにはラインしてよね」
「どんな内容だって受けとめてやるからな!」

 ワンワン泣く金井くんと広川くん。平坂くんはいつものように、相変わらず涼し気な顔をしている。

「それにしても、金井くんも広川くんも今生の別れのように泣いてるけれど……。景山くん、秋尋様を迎えに毎日高校へは来るんだろ?」
「あ。うん。だから、みんなに会える機会もまだしばらくは普通にあると思うけど」
「そんなのわかってるよ! それでも、同じクラスでワイワイしたりできないのが悲しいんだよ。2人ともドライすぎる……」
「でもよ、オレが2年の時に、クラス離れた時はここまで悲しんでくれなかったよな……」
「あ」

 まあこう、卒業式の雰囲気に流されてるところはあるよなー……とは。
 でもこれからも頻繁に会えるってわかってても、やっぱりちょっと、寂しいな。ワーワー泣くほどじゃないけどさ。

「まったく、みんな薄情すぎるぜ。景山なんか、一緒に暮らしてる近衛先輩が卒業しただけで泣いてたってのに」
「そういえばそうだったね……。登下校も毎日変わらず一緒なのにね……」

 それは全然話が違う。秋尋様と2人きりの休み時間がなくなるとか、この世の終わりレベルで大変なので、俺が号泣するのは当然のことだ。

「ダメだ景山のやつ、それは世界の常識でしょ? みたいな顔してやがる」
「歪みないよねえ……」

 それを考えると、エスカレーター制の学校で来年度からも一緒な人たちがこうして周りで泣いているのも、わかる気がした。いつもはどうでもよさそうな校長先生の話も、みんな神妙な様子で聴いていたし、式が終わった今はきちんとしたカメラで写真を撮りあったりしている。中にはもちろん、俺のように道が別れてしまう人間もいるだろう。

「ねえねえ、平坂くんたち、一緒に写真を撮らせてもらえないかな!?」

 俺たちの会話が途切れるのを見計らっていたのか、クラスメイトがわっと駆け寄ってきた。大半が平坂くん目当てだと思うけど、俺たちもボタンをねだられ、思い出を語り合ったりなんかもして、それなりにクラスメイトとしての交流ができていたんだなあと驚いた。……和やかに話されることの大半、忘れていた出来事ばかりだったけれども。俺の記憶領域は、秋尋様以外のことをなかなか留めてはおけないらしい。
 むしろ、秋尋様からの卒業祝いが待っているのにニヤケずに卒業式を終えられただけ偉いと思う。

 お別れ会への誘いも断って、俺はそそくさと高等部へと向かった。




 いつものように秋尋様が校舎から出てくるのを待っていると、出てきてすぐ呆れた顔をされた。

「こんな日くらい、少しは僕を待たせてもよかったんだぞ」
「俺が一秒でも早く、貴方に会いたかったので」

 そう告げると、俺が秋尋様を何が何でも優先することに慣れてきたらしく、少し照れたように、そうか。とだけ返された。
 前までならまた過保護だのなんだの言って、機嫌を悪くされていたところだ。愛がしっかり伝わっているみたいで、とても嬉しい。

「そんなに……。み、見たかったのか……?」

 いや、間違ってはいない。間違ってはいないんだけども。
 というかそんな恥ずかしそうな顔でそんなこと言われたら、外だというのに勃ってしまうじゃないですかぁ……。

「否定はしませんが、俺はご褒美がなくたって犬みたいに貴方の元へ走っていきますよ。ご主人様が、大好きですから」
「恥ずかしいヤツ……」

 まあ。今からとびきり恥ずかしいコトするのは、貴方のほうなんですけどね。
 心の中でコッソリそう考えて、さあ帰りましょうかと紳士的に秋尋様のカバンを預かった。

「なら、その大好きなご主人様が、恥ずかしいからやっぱりやめておくと言ったらどうするんだ?」
「……諦めますよ」
「……そんな、心底諦めきれなさそうな顔で……」
「だって、すっっっごい、楽しみにしてたんです」

 思わず口の端から血が出そうなくらい噛みしめてしまった。
 そんな俺の唇を、秋尋様が美しい指先でやんわりとほどく。

「なら、そのまま楽しみにしておけ」

 心臓がキュウッてする。今度は鼻から血が出そうです、秋尋様。
 もう一刻も早く屋敷へ帰りたい。俺の股間が大惨事になる前に。




 まだ陽も高いうちから、秋尋様といやらしいことをする。
 今日の場合、正確には秋尋様『が』かな。

 俺の前で着替えるのなんていつものことなのに、恥ずかしそうに制服を脱ぐ姿はたまらないものがある。このあたりからもう、プレイみたいな感じだ。

「シャツは着たままでも構わないか?」
「乳首はいじってくれないんでしょうか」
「ひ、必要ない、そんなの」
「でも最近は結構、ソコだけで感じて……」
「しない。いいから黙って見ていろ」

 俺はコクコクと頷いた。できれば秋尋様の全身をあますことなく眺めたいと思っていたけれど、シャツ一枚だけというのも、想像以上にえっちな感じだ。少し長めのシャツなので影になって見えそうで見えないチラリズム。そこから真っ白なすらりとした足が伸びる。はあ……爪先から舐め尽くしたい。いや、ダメだ。今日は見ているだけなんだから。
 でも……。秋尋様がシテるところはとっても見たいけど、手を出せないのは、ある意味生殺しの拷問かも……。

「まだ脱いだだけで何もしていないのに、どうしてお前のソコはもうそんなになってるんだ……」
「シャツだけの秋尋様が、あまりに素晴らしいもので」
「馬鹿」

 甘く睨みながら馬鹿って言われるのたまんないな。

「俺のこと、想像しながらシテくださいね」
「その必要はないだろう。目の前にいるのに」

 それって、俺でシテくれるってこと?

 はぁ~。可愛い。もう本当、飛びつきたい。
 興奮はもう最高潮。なのに……秋尋様はベッドの横でモジモジとシャツの裾を押さえながら立っているだけで、いつまで経っても始まらない。生殺しに加えて焦らしプレイまで……。なんと高度な。

「あの、秋尋様……?」
「座ったら……丸見えになる」
「何を今更。見せてくださらないと。むしろよく見えるように足を広げてほしいのですが」
「へ、変態か、お前は」

 俺そんなに変なこと言ってるかな。
 まあ声や表情だけで下にはシーツとかいうのも、それはそれでやらしいから、秋尋様が嫌なら強要するつもりはないけど。せっかくなら見たい。
 俺が黙ったままジーッと見ていると、秋尋様はハァと小さく溜息をついて、ベッドに座った。シャツの裾がまくれて今まで見えなかった部分がさらけ出される。
 思わずベッドに乗り上げて身を屈めると、秋尋様に額を押された。

「いくらなんでも寄り過ぎだ」
「だって……。見たいです。もっと、近くで」

 俺としては、これでも遠慮している。本当はもっと飛沫がかかりそうなくらいの位置にいたいし、いっそかけてほしい。
 上擦る声に煽られたのか、秋尋様の足がピクリと震え、じんわりと汗ばんだ。くわえこみたいのを我慢しながら上目遣いで秋尋様を見た。

「……してください、秋尋様」

 熱のこもった声で囁く。
 早く。早く見たい。その綺麗な指先で扱きあげるところが。
 俺の指先を思い出して、俺がいつもするみたいに、して。

「っ……。あ、あまり、じっくり……見るなよ?」

 見るに決まってる。網膜に焼きつける勢い。むしろムービーに撮っておきたい。
 秋尋様はたどたどしい動きでゆっくりとそこを擦り始めた。

「……うう……。思ったよりずっと恥ずかしいな。お前はよく、平気な顔でこんなことができる……」

 まあそれは、秋尋様に見られながら自慰をするとか、最高に興奮しますし……。オカズが目の前にありますし……。

「あっ。よかったら俺も脱ぎましょうか?」
「よせ。萎える」

 酷すぎない? 恋人の裸を見て萎えるってどうなのそれ。男の我が身が憎い。
 裸どころか俺を見たくないとでも言うのか、ギュッと目をつぶってしまった。さっきは俺を見ながらしてくれるって言ったのに。なんだったんだ、あの会話は。
 悲しいのに目の前の光景がいやらしすぎて興奮が上回る。
 ひとりでするのは苦手だと言っていたけれど、本当に動きがぎこちない。俺がやってあげたくなる。
 それでも徐々に息が乱れていき、くちゅくちゅと水音がし始め、シャツにも染みが滲んできた。このシャツ、卒業祝いのオマケとして俺にくださらないかな……。

「朝香……」
「はい」

 呼ばれた名前に返事をすると、秋尋様は目をパッチリと見開いて頬を染め、扱いているほうとは逆の手で口元を覆った。

「僕は……お前の指、しか……知らない、から……」
「はい。最高に幸せです。興奮します。もっと俺を見ながら擦ってください」
「うん……」

 いつも、ああ、って返事をする秋尋様が、こういう時だけうんって言う。少し幼い感じで、とても愛らしい。
 そのまま続けていた秋尋様だけど、手つきは相変わらずぎこちなく、射精までいくのが難しいようだった。

「なあ。もう……。終わりじゃダメか?」
「もう少し……。指で先端のあたり、掠めるように擦って、強く押さえてを繰り返してみてください。できれば、その。お尻に指なんて入れてもらえると嬉しいかも」
「えっ。さ、さすがに、それは」
「上手くイケないの、お尻で快感を拾うのに慣れてるせいもあると思うので」
「そうなのか!? ……いや、そうかもしれない。ど、どうしてくれるんだ。こんな……。お前のでしか、イケなくなったら……」
「秋尋様……」

 むしろ、そうならないかなって気持ちを込めながら貴方に触れていた。俺としかできなくなってしまえばいい。

「では試しに、乳首を抓りながらしてみては?」
「……触ると、今度は下が上手く動かせない」

 不器用なの可愛すぎでしょ。あと、シャツの下から手を突っ込んで乳首を弄ってるの、やらしすぎて無理。さっきは必要ないって言ってたのに、イケなくて身体が焦れてきてるんだな……。
 足の開き方もさっきより大胆になってきているし、ソコも丸見えになっている。お尻の穴がひくついているのもたまに見える。舌を入れてほぐしてあげたい。たまんない。

「あの。もう、卒業祝い、充分いただきました。ありがとうございます」
「ど、同情か?」

 終わりじゃダメかって今さっき秋尋様が言ったばかりなのに、俺から提言した場合はコレ。素直じゃない。だがそこがいい。
 こういう時にどうすればいいのか、今の俺はもう知っている。

「俺が我慢できなくなりましたので」
「そうか。ならしかたないな。許す」
「目の前で散々オアズケされましたから、少しやりすぎてしまっても許してくださいね」
「……ん。僕も……ひとりでするより、お前とがいい」

 デレもしっかりいただきました。ごちそうさまです。

 やっぱりお前の指のが気持ちいいな、とか。早く挿れてくれ、とか。もっと動いてとか。この日は普段は言わないようなことたくさん言ってくれて、俺も焦らされまくったから興奮して、本当に最高に気持ちよかったし幸せだった。

 でも……。ひとりでするのを見るのもいいけど、やっぱり初めから貴方に触れるほうがいいなって思った。
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