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「それぞれができることを手分けして、準備をしました」
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「今日はみなさん、よろしくお願いします~~(ж>▽<)y ☆
この合わせ撮影会が待ち遠しくて、昨夜は遠足の前日症候群で寝不足の桃李ですけど、めいっぱい頑張らせてもらいまっす(((o≧▽≦)o」
まだ暑さが残る9月中旬の連休初日。
夏休み中に企画が持ち上がっていた、『リア恋plus』合わせ撮影会の日だ。
待ち合わせの私鉄の駅に集まったのは、四人。
桃李さんと恋子さん、優花さん… コスプレネームソリンさん。そしてわたし。
カメラマンとして協力してくれることになったヨシキさんに、ここで拾ってもらい、ロケ場所の大学まで、クルマで移動する。
ヨシキさんのクルマだけでは全員乗れないので、ヨシキさんの相方の大竹さんと、高瀬みく役の佐倉栞里さんとは別移動で、大学で合流する予定になっている。
この企画が実現するまで、桃李さんの活躍にはめざましいものがあった。
『みんな同じ学校の生徒設定だろ。合わせで撮影するんだったら、制服の生地やデザインは統一できるといいな』
と、時間がないなかでの、ヨシキさんの無茶な提案に、
『任せてください☆ 桃李、今は夏休み中で、時間はたっぷりあるので、みなさんの衣装をお作りいたしますっヾ(*´∀`*)ノ』
と、真っ先に手を挙げてくれた。
しかも、衣装製作のかたわら、公式ガイドブックを参考に、撮影シチュエーションの設定を絵コンテつきで描いて、みんなに提案したり、ロケ場所をリストアップして、撮影の許可をもらったり、現地にロケハンに行って、撮影ポイントをチェックしたりと、いったいいつ寝ているのかと疑問に思うくらい、積極的に動いてくれたのだ。
もちろん、桃李さんだけにすべてを任せていたわけではない。
他のメンバーも今日の撮影のために、それぞれができることを手分けして、準備を進めていった。
学校の行事や文化祭では味わえない、充実感と高揚感。
だれかから命じられたり、義務で仕方なくやるわけでなく、自分たちの『萌え』を実現するために、それぞれが率先して意見を出し合い、自発的に動く楽しさ。
『まるで映画でも撮ってるみたいで、準備しながらも気分がウキウキしてきます!!』
と、コスプレをはじめたばかりの頃、桃李さんが嬉々として話してくれたことあったが、こういうことだったのかと、実感できる。
目的地に着くまでのしばらくの時間、クルマのなかは興奮を隠せない女の子たちの弾んだ声で、終始賑やかだった。
待ち合わせ場所の大学の正門前で、大竹さんと佐倉栞里さんと合流。
栞里さんは以前、イベントで桃李さんが『高瀬ミク』役としてスカウトした、小柄で華奢な中学2年生(若い!)の美少女だ。
準備や衣装合わせの際に何度か顔を合わせたことがあったが、どちらかというと無口でおとなしく、控えめだけど礼儀正しい子だった。
たまに見せる笑顔がとても可憐で清楚なイメージで、高瀬みく役がよく似合う。
あとで聞いたのだけど、大竹さんとは恋人同士ということだった。
(作者註:詳しい経緯は『恋とかできるわけがない』を読んでください!)
つづく
「今日はみなさん、よろしくお願いします~~(ж>▽<)y ☆
この合わせ撮影会が待ち遠しくて、昨夜は遠足の前日症候群で寝不足の桃李ですけど、めいっぱい頑張らせてもらいまっす(((o≧▽≦)o」
まだ暑さが残る9月中旬の連休初日。
夏休み中に企画が持ち上がっていた、『リア恋plus』合わせ撮影会の日だ。
待ち合わせの私鉄の駅に集まったのは、四人。
桃李さんと恋子さん、優花さん… コスプレネームソリンさん。そしてわたし。
カメラマンとして協力してくれることになったヨシキさんに、ここで拾ってもらい、ロケ場所の大学まで、クルマで移動する。
ヨシキさんのクルマだけでは全員乗れないので、ヨシキさんの相方の大竹さんと、高瀬みく役の佐倉栞里さんとは別移動で、大学で合流する予定になっている。
この企画が実現するまで、桃李さんの活躍にはめざましいものがあった。
『みんな同じ学校の生徒設定だろ。合わせで撮影するんだったら、制服の生地やデザインは統一できるといいな』
と、時間がないなかでの、ヨシキさんの無茶な提案に、
『任せてください☆ 桃李、今は夏休み中で、時間はたっぷりあるので、みなさんの衣装をお作りいたしますっヾ(*´∀`*)ノ』
と、真っ先に手を挙げてくれた。
しかも、衣装製作のかたわら、公式ガイドブックを参考に、撮影シチュエーションの設定を絵コンテつきで描いて、みんなに提案したり、ロケ場所をリストアップして、撮影の許可をもらったり、現地にロケハンに行って、撮影ポイントをチェックしたりと、いったいいつ寝ているのかと疑問に思うくらい、積極的に動いてくれたのだ。
もちろん、桃李さんだけにすべてを任せていたわけではない。
他のメンバーも今日の撮影のために、それぞれができることを手分けして、準備を進めていった。
学校の行事や文化祭では味わえない、充実感と高揚感。
だれかから命じられたり、義務で仕方なくやるわけでなく、自分たちの『萌え』を実現するために、それぞれが率先して意見を出し合い、自発的に動く楽しさ。
『まるで映画でも撮ってるみたいで、準備しながらも気分がウキウキしてきます!!』
と、コスプレをはじめたばかりの頃、桃李さんが嬉々として話してくれたことあったが、こういうことだったのかと、実感できる。
目的地に着くまでのしばらくの時間、クルマのなかは興奮を隠せない女の子たちの弾んだ声で、終始賑やかだった。
待ち合わせ場所の大学の正門前で、大竹さんと佐倉栞里さんと合流。
栞里さんは以前、イベントで桃李さんが『高瀬ミク』役としてスカウトした、小柄で華奢な中学2年生(若い!)の美少女だ。
準備や衣装合わせの際に何度か顔を合わせたことがあったが、どちらかというと無口でおとなしく、控えめだけど礼儀正しい子だった。
たまに見せる笑顔がとても可憐で清楚なイメージで、高瀬みく役がよく似合う。
あとで聞いたのだけど、大竹さんとは恋人同士ということだった。
(作者註:詳しい経緯は『恋とかできるわけがない』を読んでください!)
つづく
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