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3巻
3-1
カチカチッと、俺――九重鶫のマウスをクリックする音がリビングに響く。
急ぎの仕事が入ってきたわけではなく、単なる暇潰しだ。
VRMMO【REAL&MAKE】、通称R&Mの交流掲示板を流し読みするも、あまり面白そうなスレッドはなかった。
「んー、『突撃隣の国』『早馬したら国境付近で瞬殺された件』『料理の価格を決め隊』『獣人大好き』『ケモナーさんいらっしゃい』『レイドボス見学ツアー』……良く分からんものばっかりだな」
料理の価格に関するスレッドなら……と覗いてみたのだが、そこでは謎のデッドヒートが繰り広げられていた。新規の書き込みが大量に流れ、読むのも追い付かない。
見なかったことにして、俺はそっとスレッドを閉じた。
そんなことより、ペットである羊の魔物、メイのスキルで良く分からない物があったんだっけ。今のうちに調べておくか。
10分かかって、ようやく魔物のスキル一覧が記載されたページにたどり着く。魔物の名前であいうえお順に整理されてるから、ひ、ひ、ひ、ひ……ひつ、じ。よし、見つかった。
【羊魔物専用スキル】
怒涛の羊祭り:消費MP30
どこからか大量の羊魔物を呼び寄せ、敵へと突進させる。そしてそのまま去って行く。もふもふ。
〈感想欄〉
「ダメージはレベルの1・25倍×3回で固定。とあるゲームで言う万能属性。非常に使い勝手が良く、便利なスキル」
「突進する羊魔物の群れに、むしろ自分が突進したいでござるの巻」
「味方なら便利なスキルだけど、敵に乱発されるとウザいスキル」
へぇ、意外と消費がMP少ないな。今のメイのステータスでは1回しか使えないけど、MP補給係の俺がいるから問題ない。
ダメージは、メイのレベルが今13だから、1・25倍して端数切り捨ての16。
それが3回なので、計48……広範囲に攻撃できる手段として覚えておこう。
おぉ、もうすることがなくなった。
他には……と思案するが思いつかず、パソコンの電源を落とした俺は立ち上がり、キッチンへ向かう。ゼリーでも作って食後に出そう。はは、肥えろ肥えろ。
双子の妹達――雲雀と鶲は部活で良く動くから、ちょうど良いだろう。
食後のオレンジゼリーを食べ終わり、妹達の宿題も終わったのでゲームタイム。
ゲームのお陰で宿題を自発的にやってくれるため、お兄ちゃんとしてはありがたい気持ちで一杯だ。うるさく言わなくて済むからな。
俺達はいつも通りヘッドセットを被り、ゲーム開始のボタンを押した。
◆ ◆ ◆
暗転から数秒後、途端に視界に広がる知恵の街エーチの噴水広場。
一応毎回ヒタキが時間を考えて、朝の5~6時くらい(ゲーム内時間)にログインするようにしている。とはいえ、間違えて夜にログインしたとしても、一心不乱に生産するから構わん。
ヒバリが思い切り背伸びをし、俺とヒタキに問い掛けてくる。
「さぁて、なにしよっか? ミィちゃんいないから慎重にレベル上げする?」
「ん、どうしよ?」
「なにをするにも、まずはリグとメイを出さないと」
意外にも案がないのか、ヒタキは首を傾げ、俺を見上げてきた。
「ミィ」というのは双子の幼馴染、飯田美紗ちゃんのプレイヤー名である。
そんな彼女達の頭を苦笑しながら撫で、俺はウィンドウを開きリグとメイを活動状態にした。戦う場面でなくても、いて欲しいからね。
フードにリグ、膝の上にメイを座らせ、噴水広場のベンチで妹達と話し合う。
「そう言えば、ダンジョンの街まで行くのに1週間も掛かるんだって~。広大な世界が、時間制限のある中学生に牙を剥き始めた!」
「ん、調べてある。馬を買うにしてもべらぼうに高い。私達には商人の護衛クエスト、一番良い」
「あー、露店の人も言ってたな。移動するなら、学校がなくて時間の取れる土日か?」
双子の話を聞きつつ、俺はそう尋ねた。ちなみに、元気いっぱいの口調なのがヒバリで、やや感情の薄い話し方をするのがヒタキだ。
ゲームの馬は基本、捕まえた野生の馬を売っているらしく、捕獲するのが危険なので必然的に高くなる。繁殖させているところもあるが、それでも1頭25万M以上する。
手が出る価格ではないので、やはり護衛ついでに、商人の馬車に乗せてもらうのが一番だ。
世話やらなにやらもできないしな。ギルドルームやハウスには、買った馬を世話してくれる機能があるみたいだが、こちらも金銭的に現実的ではないから諦めよう。
「うん、そうだねぇ。ゲーム内で1週間……リアルの時間で3時間以上か。むむ、時間が頭の痛い問題になってくるよね~」
「ヒバリちゃん、仕方ない。でも逆に考えるんだ。土日にしか移動できないけど、レベル上げ、アイテム補充など、様々な面で我々は準備万端になれると」
「な、なるほどー!」
「準備を怠る者に下されるのは、敗北という名の鉄槌。戦いにおいて、我々は敵より体格が小さく、ツグ兄はドジっ子属性を素で見せてくれる」
「おい」
「だから、準備を万全にせねばならない。要約すると、これは我々に課せられた、神が与えし準備期間なのだ。それを我々は踏まえねばならない。分かったかね?」
「了解であります!」
当然のように突っ込みがスルーされたので、意味の分からない双子劇場は放っておき、俺はメイのふわふわ毛並みを堪能する。
しばらくすると、双子劇場を終えた2人が同じタイミングでベンチから立ち上がり、俺の方へ向き直った。そしてヒタキが口を開く。
「ふふ。ヒバリちゃんの【リトル・サンクチュアリ】もあるし、図書館の幽霊クエスト受けようか?」
「えっ!?」
最近掲示板で騒がれている、ここエーチの図書館地下に棲み着いた幽霊退治に行きたいらしい。
しかしヒバリが思い切り目を見開き、石のように硬直した。
ゾンビ物は好きでも幽霊物は苦手なのだ。理由は簡単で、幽霊は倒せないから……らしい。
でも、ヒバリはホラー映画を良く見る。怖いもの見たさというやつか。
「退治」と言っても、実際に幽霊の姿を見た人物はおらず、いつもポルターガイストのような現象で追い出されるとのこと。
地下には大した物が置かれていないので、図書館側も、誰かが退治してくれたら良いな、くらいの意識でクエストを出しているそうだ。なのでクエスト失敗による罰金もなかった。
無理そうなら、申し訳ないけどクエストを破棄すれば良いし、気楽に考えよう。
ヒタキが固まったままのヒバリに声を掛ける。
「幽霊でも、今のヒバリちゃんならイチコロ」
「ま、まぁ、倒せるから良いよ。リアルならお断りだけど、ゲームだもんね……ゲームなら倒せないわけがない!」
『ヒバリの光魔法一覧』
レベル1【メディ】(小回復)…………消費MP10
レベル5【ポイゾナ】(毒回復)…………消費MP8
レベル9【ライト】(補助)…………消費MP5
レベル16【レイ】(攻撃)…………消費MP20
レベル24【光の加護】(付与)…………消費MP12
レベル32【光矢】(攻撃)…………消費MP28
【光の加護】は、武器に光属性を10分間与えられる魔法で、【光矢】は光属性の攻撃魔法で死霊系魔物に効果抜群。光魔法の威力をアップさせる【リトル・サンクチュアリ】もあるし、これなら大丈夫だというヒタキの言い分も分かる。倒せるなら良いか、とヒバリも了承した。
メイと俺も立ち上がると、皆でギルドに向かった。クエストボードの一番分かりやすい場所に目当ての紙が貼ってあり、それを剥がして受付に持っていく。
『未確認ですが、このクエストは死霊系の魔物が相手だと思われます。あの……』
「私が光魔法を使えるので、大丈夫だと思います」
『あ、失礼致しました。こちらが図書館地下へ行く際に図書館側に提示する、ギルド印の入った羊皮紙です。有効期間はクエスト達成までとなっております。退治とはいかなくとも、なんらかの情報を手に入れた場合にも、報酬を支払わせていただきます』
死霊系に有効な武器を持っていない俺達に戸惑う受付の人だったが、ヒバリの一言に深々と頭を下げてクエストの話になった。
ギルドの印鑑が押された羊皮紙を渡された俺は、無くさないようすぐにインベントリへしまう。
【図書館の地下に潜む幽霊の討伐、調査】
【依頼者】図書館館長
図書館の地下に死霊系魔物が棲み着いた様子。地下が使えないのは不便なので、討伐して欲しい。難しければ正体を調査して欲しい。
【条件】無し。
【ランク】?
【報酬】第2類図書 魔術書の閲覧許可証。
『このクエストは受注人数に制限がありませんので、他の冒険者も同時に受けています。地下で会ったとしても、いざこざを起こさないよう注意してください。それではお気を付けて』
俺達の他に、現在8組のPTがこのクエストを受けているらしい。
受付の人に見送られながらギルドを出て、その足で俺達は図書館へ向かった。
◆ ◆ ◆
遠目にも厳かな造りに見えていたけど、近くで見るとそれが肌で感じられる。
攻略掲示板の人達が言うには「アイルランドのトリニティカレッジを模しているよう」とのこと。俺には「木造3階建ての豪華な図書館だな」くらいしか、感想は言えないが。
正面入り口を潜れば、図書館だから当たり前だが本、本、本ばかり。いくつ本棚があるのか数えられないほど。
本棚が等間隔に並べられたホールの中央には幅の広い通路があり、その真ん中に長椅子が置かれ、座って本を読むことができるようだ。天井からは大きめの石(光魔法【ライト】が込められた魔石)が吊るされ、幻想的な雰囲気を醸し出している。
入り口のそばには受付カウンターがあり、司書やそれに準ずる人が忙しなく働いていた。
1階は自由に閲覧が可能なようで、結構賑わっていると思う。
カウンター奥には上下階への階段があり、武装した警備兵がいた。
2階から上は許可がないと駄目そうだ。地下も魔物が出るなら、別の意味で駄目だろう。
どこか厳粛な空気に気後れしたのか、ヒバリが情けない声を出した。
「わぁ、ちょっと場違いな気がするよぉ」
「別に1階は誰でも利用できるんだし、本を大事に扱えば構わんだろ」
「ん。それに、私達は地下を探索する。場違いじゃない。安心して」
「うー……」
市の図書館と比べると……うん、敷居の高さは言わずもがな。しかし、いくら広い入り口だからと言って、いつまでも占拠しているわけにはいかない。
「ほら、行くぞ。置いてっちゃうからな」
「そ、それは嫌~!」
俺はインベントリから羊皮紙を取り出し、皆を連れてカウンターへ向かった。
忙しそうな人ばかりで、カウンターの隅には、書類をものすごい勢いで確認する司書がいた。
悩んでいると、一心不乱に書類をめくっていたその司書が俺に気付き、にこやかに対応してくれてホッと一息。
『おはようございます。どのような本をお探しですか?』
「いえ、俺達はギルドでクエストを受けた冒険者なんですけど。あ、これがギルド印です」
『はい、印の確認ができました。お手数ですが、下り階段の警備兵にも羊皮紙を見せてください。それと、調査の終了が深夜になりましても、司書1人と警備兵数人が常駐しておりますので、図書館に閉じ込められることはありません。では、お気を付けて』
「ありがとうございます」
羊皮紙を確認してもらってから、ちょっとした注意を聞いた。窓がないから地下は薄暗く、出入り口はあの階段のみだとか。
対応してくれた司書に皆で頭を下げて、階段前に立っている警備兵の元へ向かう。
警備兵は手慣れた感じで、羊皮紙を見せるとささっと通してくれた。
まだ目が慣れていないので、手すりを使いながら薄暗い階段をゆっくり下りていく。下まで着くと、全員いるのがどうにか確認できる程度の明るさしかなかった。
「壁には照明用の魔石があるけど、やっぱ暗いねぇ。えー……【ライト】かもん!」
ヒバリが光魔法を使うと、宙に魔法陣が浮かび、眩い光を放つ野球ボール大の球体が現れた。その球体――【ライト】はヒバリの頭上にふよふよと浮かんでいる。
「うぉっ、目がぁぁあああああ!」
「でもこれなら、ある程度はカバー。怖いのは光源のない真っ暗闇からの奇襲。気を付ける」
ヒバリが目を押さえて、乙女らしからぬ声を上げた。ヒタキは遠くから【ライト】を見つめ、色々考えているようだ。
はぐれる心配がなくなったので、俺はメイの手を離し、戦闘になった時のために、寝ているであろうリグを呼ぶ。
「メイ、手離すよ。リグ、調査……探査か? をするから出て来てくれるか?」
「めぇ!」
「シュシュ、シュ~ッ!」
呼んだ途端もぞもぞとフードが動き、元気良くリグが飛び出してくる。メイは俺のコートの裾を掴んどくらしい。可愛い行動するなぁ。
リグを両腕で受け止めた俺は、いまだ1人コントをしているヒバリと考え込んでいるヒタキに目を向けた。
「ご、ごほんっ。さてと、調べに行きますか!」
「ん、調べる」
俺の視線に気付いたヒバリが、不自然に咳払いしてから明るく提案する。それにヒタキがコクリと頷いた。
ずっとここにいても仕方ないし、どうせなら依頼をしっかり解決したい。そう思いながら、大人5人が余裕で横に並べる広さの通路を行く。曲がりくねっているので、来た道を忘れないか心配だ。
扉を開け部屋をいくつも調べているが、これといった手掛かりはない。幽霊騒ぎで掃除をしていないのか、埃がものすごいことになっている。
でも今の俺達には、この埃がありがたかったりする。積もった埃に浮かぶ足跡を見れば、調査済みかそうでないかの判別ができるからな。
足跡に注意しながら進むと、扉を発見。誰も入った形跡のない、まっさらな扉だ。
ヒタキがノブに手を掛け、ゆっくりとひねる。すると扉は簡単に開いた。
「ん、鍵開けしなくても良かった。GM(ゲームマスター)、目星振りたいです」
「むむ、ファンブル(大失敗)かな? 残念、なにもないね~」
「……お前達がなにを言ってるのか分からんが、この部屋にはなにもないんだな?」
「ん、【気配察知】に掛からない。なにもない」
「前途多難だな~」
中には壊れかけの本棚があり、虫食いの激しい本が積まれている。埃の量から、人が久しく来ていないことだけは分かった。
倉庫として使用されているようだが、特に変わった点は見られない。まあ、俺達がすぐなにかを見付けられるわけないよな……。
――カタ。
「ん?」
「ん? ツグ兄ぃどーしたの?」
なにかある、なにかある……と、ずっと緊張してきたんだ。疲れてるヒバリが気付かなくても仕方ない。
ヒタキの【気配察知】にも引っ掛からないみたいだから、魔物の線は薄いか? いや、上位の魔物は気配を消すことができる、とも聞いたっけ。
――カタ、カタ、カタ、カタカタカタカタカタカタ。
「あー……やっぱ。本棚とか動いてるよな」
「ん、揺れてるだけ?」
「ポ、ポポポポポポ、ポルターガイスト!?」
ちゃんと見なければ分からないレベルで本棚が小刻みに振動し、微かに音を立てている。
ただ、どれだけ待とうと本棚が振動するだけで、汚れた本が飛来したりすることはなかった。
でもヒバリの反応から察するに、心霊現象が嫌いな人はこれでも怖いだろう。お化け屋敷でいうビックリポイントか?
俺はヒタキと顔を見合わせ頷き合い、この部屋に見切りを付けて、扉のノブに手を掛けた。だが、グッと力を込めても回らない。
「……あー」
「ツグ兄ぃ?」
「ツグ兄?」
「シュ?」
「めぇ?」
リグやメイが可愛らしく首を傾げる中、確かな沈黙のあとに告げる。
「………開かない」
「「ナ、ナンダッテー!!」」
やはり双子だな、と再確認できるシンクロ率で驚かれた。ただしそれは台詞だけで、ヒタキは展開が読めていたのか、いつも通り無表情だったけど。
なにもないのに閉じ込められたのか、なにかあるから閉じ込められたのか……考えていても答えは見つからないので、俺はノブから手を離した。
部屋の広さはざっと見て16畳。本棚や虫食い本がたくさんあるから、それよりも狭く感じる。
俺達は部屋の真ん中で円陣を組んで話し合う。
「んー、困った困った。どこかに仕掛けがあるのかね」
「こういう時、もっと地下室がある。そこに死体があったり、怪しい儀式してたり」
「うぅ~……扉が開かなくなると、敵の襲撃フラグ立つよね。あと、疑心暗鬼とか?」
「推測。壁とか、仕掛けあるかも。トントントン、なんの音?」
「わわ、『あぶくたった』だね。懐かしい」
「じゃあ、壁を調べれば良いのか。一応、地面も調べるか。一応ね」
ヒタキの提案に従って、早速俺達は行動を開始した。【ライト】を部屋の真ん中に置き、それぞれが調べる。
部屋の壁は木造で地面は石。1階は床も木で出来ていたから、石を使っているのは地下だけだね。
映画とかだと、綺麗に並んだ石の1つが、なにかのスイッチだったりするよなぁ。俺よりゲームを良くやる双子の方が詳しそうだけど。
俺は片腕でリグを抱き、コートの裾を掴むメイと一緒に、双子とは違う場所を調べる。
木の壁を叩き、石の地面を踏み、意外と低い天井を触る。壊れた本棚や虫に食われた本もチェックしていく。
「……ポルターガイストが穏やかなうちに、外に出たいよぉ」
「ん、頑張って探す」
ヒバリがポツリと呟き、ヒタキがそれを軽く慰めた。微かに揺れる本棚に恐る恐る手を伸ばすヒバリの表情が、かなり面白かったとだけ言っておこう。
目ぼしいところを全て調べ終わると、再び部屋の真ん中に集まり、俺が口を開く。
「んー、手詰まりか?」
「だよね~。こんだけ探したのに無いとか……」
「ドアは内開き、外開き、スライド式でもない。上に持ち上げるのでもないし、下げるのも違う」
ヒタキが言うように、もう一度扉を調べるとノブの問題じゃなかった。
3人の中でもっとも攻撃力の高いヒバリが、扉を壊すつもりで渾身の一撃を食らわせても、ビクともしないのだ。
一方、「嫌なことでもあった?」と聞きたくなるくらい激しい攻撃を放ったヒバリが、剣をしまいながら振り返り、のんびりした口調で聞いてくる。
「そう言えば、他の冒険者もクエスト受けてるみたいだけどさ、誰もいなかったよね~?」
感想
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