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こちらはシェルター村です。
逮捕……されるんですか?
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「ああ……。終わった」
「なによ。ユーマをたった五匹倒したくらいでそのため息?精霊使いとして、ちゃんとしないと」
「そのユーマを一匹も倒していないのはどこの誰かなー」
クエストが終わり、また村への下り坂をエイルに続いて俺、その後にダウトというような感じでおりている。正直クエスト終わりの下り坂はキツい。しかも、敵を一人で五匹も倒したとなるとさらに。
「あー。どこにでも瞬間移動できるドアが欲しい……言うなればどこでもド……」
「ちょっと!その名前はやめなさいよ!とにかく、早く帰って呑みましょ!」
「お前が一番働いてないのに一番呑む気がしている」
*
長い長い階段を降りて、やっとのこと村に帰って来た。すると、急にエイルがはしゃぎだし、「今日はパーティーよ!」なんて言い出すものだから今日稼いだ賞金を全部使うことだけはやめさせた。
なんのためにクエストに行ったんだ。後から後悔しても遅いから。それでもエイルは呑み屋の皆からの呑んで呑んで!コールにおされ、結局賞金を半分近く使ってしまっていた。
「ナオヤー。私ぃ、みんなからモテモテなんだけどぉ……こまっちゃーう。えへへー」
相当酒がまわっているようでエイルはカップを片手にフラフラと歩いていた。
「お前は皆からモテてるんじゃなくて、煽られてるだけだ。調子乗んなよ」
「なによー。ナオヤったら自分がモテないからってヤキモチぃ?」
「誰がお前なんかにヤキモチやくか!!おい、酒も程々にしとけ。そんなんで後で歩けないとか言っても知らねえからな」
「歩けるわよー。ほーらこの通り!って……キャッ!!」
エイルは誰かとぶつかりそのまま後ろに倒れ尻餅をついた。エイルの顔にはうっすら戸惑いが見られる。
「いたたた……。ちょっと!!どこみて歩いてんの!?レディに対してのマナーってもんがあるでしょ!?」
「これはすまなかった」
エイルとぶつかったスーツ姿の男はエイルに一言声をかけると、そのまま見向きもせず呑み屋の全員の耳に聞こえる声で叫んだ。
「大和尚也とエイル・プリセツカヤはいるか?」
あ、エイルってプリセツカヤって言うんだ……。初耳。
「はいはーい。私ですっ!って、あなたさっきぶつかった人じゃない!謝りなさいよ!!」
「すまなかったと言っている。お前がエイル・プリセツカヤか」
「そのフルネームあんまり呼ばないで。私その名前好きじゃないのよ。呼ぶならエイルと呼びなさい。」
エイルが急に不機嫌になる。フルネームのどこが嫌なんだか。見当もつかない。でもスーツのお兄さんが俺たちに何の用事があって来たのかそれも見当がつかなかった。
「単刀直入に言う。大和尚也、エイル・プリセツカヤに逮捕状が出ている。直ちに犯罪対策本部に来てもらうぞ」
……は?逮捕状?
「ちょっ……ちょっと待って!私たちはなにもしてないわ!あなたたちが言う犯罪の類なんて触れたことすらないのに!」
「匿名で連絡が入った。召喚獣を二匹所持している男がいる。そうして、その仲間が二匹所持することを男に命令した。……と。詳しいことは本部で聞く。まずはついてくるのが先だ」
「あなたの言ってることほとんど間違ってるわ!二匹所持していたのは「鍛冶屋の馬鹿力」のマスター、リフィル・ジ・エースが勝手に作り出したからよ。それに、私は二匹所持するように命令なんてしてないわ。二匹所持するのは法律として禁じられてるから上に持って行った。匿名がどうとか知らないけど、嘘も大概にしなさいよ!」
「鍛冶屋のマスターが嘘をつくか?リフィル・ジ・エースは鍛冶屋のマスターにしてこの村一の情報屋だぞ」
「情報屋……?」
エイルは目をぱちくりと動かした。まだ話は続くようだ。皆いつの間にか呑むのをやめているし、エイルなんて酒がまわっていないみたいだ。
「情報屋は嘘はつかない。どんな理由であれエイル・プリセツカヤと大和尚也と言う名前が情報屋の口から出たと言うことは何らかの犯罪があるとほぼ確定づけられるだろう。違うか?」
「ええ、違うわ。大体一回捕まってる情報屋の情報を信じ込む方がおかしいと思わないの?」
「大和尚也とエイル・プリセツカヤが精霊を二匹所持していようとしていまいとおかしいかどうかを証明するためには一度犯罪対策本部に来てもらう必要がある。そんなに本部に行きたくないのは何か理由があるのか?本当に二匹所持していたから、本当はここをすぐに立ち去りたいのではないか?」
エイルは次の言葉を探していた。……おいおい。言葉を探してる風だったら、完璧犯罪を認めたようなもんだろ。
早く言い訳を……。
その瞬間、扉が開き黒服の顔の見えない男が入って来た。
「おい。大和尚也はまだか」
「リフィルさん……!すみません。待たせてしまって。直ちに本部へ向かいます」
スーツの男はマスターに向かい一礼し、それからすぐにこっちを向いた。
「リフィルさんが来られた。もう迷うな。時間がない。話は本部で聞く。大和尚也、エイル・プリセツカヤ。本部へ行くぞ」
「待て。話は大和尚也だけでいい。その話も俺が聞く。早く大和尚也を連れてこい。……ごめんねぇ。エイルちゃん。ちょっとナオヤ君借りてくねぇ」
「ちょっとじゃないでしょ!何考えてんの!?」
「何考えてるかは本部に行けば分かるさ。本部に行くぅ?」
「エイル……。来るな。お前まで逮捕されたら!ちょっ!おい!まだ話の途中だぞ!」
エイルに話している途中で、マスターに担がれマスターの肩に軽々と乗せられた。
「続きは本部で聞くよ……。たっぷりとね」
*
「どうしてあんな嘘をついたんですか!?」
「嘘?なんのことかなぁ?」
本部へ着いてからずっとこの会話が続いている。
いい加減にどうして情報屋の面前で二匹所持してるなんて嘘ついたのか、話してくれてもいいのに。
「仮にも僕は情報屋だ。そんな口聞いてると、逮捕だけじゃ済まないよ?もしかしたら死刑かも……。あー!怖い怖い」
「マスターが嘘つかなければこんなことにならなかったのに……」
そう呟くとマスターはいきなり机をドンッと叩いた。
怖いんだけど。するとマスターは思い切り睨んできた。
「言葉を慎めとさっき警告したろ?もう言葉が乱れている。全く、ダメな子だね。君ってやつは」
俺も睨み返して対抗したいところだが、あまりの迫力に座っているのに膝が笑って動かない。
なんて目つきだ。ここまで震えてるの生まれて初めてかも。
「さてさて。情報屋がなぜ君を売ったのか。知りたい?」
コクコクと首を縦に振った。すると、またマスターは思い切り机を叩いた。……もうそれ怖いからやめてほしいんだけど。
「エイルちゃんが上に報告するって言ってたよね?エイルちゃんが言う上って結構おっかない人ばっかりでさぁ。怒られたくないんだよね。だから情報屋の建前を使って説教を免れたってわけ。これが逮捕の経緯だよ。質問は?」
「え、結局マスターが怒られたくなかったから俺が逮捕されてるっていう感じですか?」
「まあ、まとめたらそんなとこだよね。上は怖いから」
「俺ってこのままいつまで牢屋生活なんですか?」
「うーん……。ざっと二年くらいかなぁ」
*
「……」
もうやだ。家に帰りたい……。いつの間にかダウトもいないし。本当の一人だよ。
「おい。大和尚也。手紙だ。置いておくぞ」
「あーはい。ありがとうございます……」
手紙が置かれていた場所へ行き、手に取るとその差出人はエイルだった。
「エイル……!」
手紙の中身を急いで見る自分がいた。大丈夫かなエイル……。他で捕まってないといいけど。例えばお酒呑みすぎ罪とか。無いか。そんなもん。
『拝啓 ナオヤ様
今日、○月△日の夜中脱出するわよ。
牢屋のほうへ忍び込めるように練習もしてあるわ。とりあえず荷物(無いと思うけど)と心の準備をしておきなさい。あと、脱出したらシェルター村を離れるわ。今のうちに手紙を書きたい人に書いておくこと。以上
敬具 エイル』
……は?
「はぁぁぁああああああ!!?」
「大和尚也!!声が大きい!」
「あ、はい!すみません」
今日脱出って……。気が重すぎる……。
*
どうも。お久しぶりです。野上葵衣です。
脱出ゲーム好きですが、未だにゴールまでたどり着けたことがありません。
「なによ。ユーマをたった五匹倒したくらいでそのため息?精霊使いとして、ちゃんとしないと」
「そのユーマを一匹も倒していないのはどこの誰かなー」
クエストが終わり、また村への下り坂をエイルに続いて俺、その後にダウトというような感じでおりている。正直クエスト終わりの下り坂はキツい。しかも、敵を一人で五匹も倒したとなるとさらに。
「あー。どこにでも瞬間移動できるドアが欲しい……言うなればどこでもド……」
「ちょっと!その名前はやめなさいよ!とにかく、早く帰って呑みましょ!」
「お前が一番働いてないのに一番呑む気がしている」
*
長い長い階段を降りて、やっとのこと村に帰って来た。すると、急にエイルがはしゃぎだし、「今日はパーティーよ!」なんて言い出すものだから今日稼いだ賞金を全部使うことだけはやめさせた。
なんのためにクエストに行ったんだ。後から後悔しても遅いから。それでもエイルは呑み屋の皆からの呑んで呑んで!コールにおされ、結局賞金を半分近く使ってしまっていた。
「ナオヤー。私ぃ、みんなからモテモテなんだけどぉ……こまっちゃーう。えへへー」
相当酒がまわっているようでエイルはカップを片手にフラフラと歩いていた。
「お前は皆からモテてるんじゃなくて、煽られてるだけだ。調子乗んなよ」
「なによー。ナオヤったら自分がモテないからってヤキモチぃ?」
「誰がお前なんかにヤキモチやくか!!おい、酒も程々にしとけ。そんなんで後で歩けないとか言っても知らねえからな」
「歩けるわよー。ほーらこの通り!って……キャッ!!」
エイルは誰かとぶつかりそのまま後ろに倒れ尻餅をついた。エイルの顔にはうっすら戸惑いが見られる。
「いたたた……。ちょっと!!どこみて歩いてんの!?レディに対してのマナーってもんがあるでしょ!?」
「これはすまなかった」
エイルとぶつかったスーツ姿の男はエイルに一言声をかけると、そのまま見向きもせず呑み屋の全員の耳に聞こえる声で叫んだ。
「大和尚也とエイル・プリセツカヤはいるか?」
あ、エイルってプリセツカヤって言うんだ……。初耳。
「はいはーい。私ですっ!って、あなたさっきぶつかった人じゃない!謝りなさいよ!!」
「すまなかったと言っている。お前がエイル・プリセツカヤか」
「そのフルネームあんまり呼ばないで。私その名前好きじゃないのよ。呼ぶならエイルと呼びなさい。」
エイルが急に不機嫌になる。フルネームのどこが嫌なんだか。見当もつかない。でもスーツのお兄さんが俺たちに何の用事があって来たのかそれも見当がつかなかった。
「単刀直入に言う。大和尚也、エイル・プリセツカヤに逮捕状が出ている。直ちに犯罪対策本部に来てもらうぞ」
……は?逮捕状?
「ちょっ……ちょっと待って!私たちはなにもしてないわ!あなたたちが言う犯罪の類なんて触れたことすらないのに!」
「匿名で連絡が入った。召喚獣を二匹所持している男がいる。そうして、その仲間が二匹所持することを男に命令した。……と。詳しいことは本部で聞く。まずはついてくるのが先だ」
「あなたの言ってることほとんど間違ってるわ!二匹所持していたのは「鍛冶屋の馬鹿力」のマスター、リフィル・ジ・エースが勝手に作り出したからよ。それに、私は二匹所持するように命令なんてしてないわ。二匹所持するのは法律として禁じられてるから上に持って行った。匿名がどうとか知らないけど、嘘も大概にしなさいよ!」
「鍛冶屋のマスターが嘘をつくか?リフィル・ジ・エースは鍛冶屋のマスターにしてこの村一の情報屋だぞ」
「情報屋……?」
エイルは目をぱちくりと動かした。まだ話は続くようだ。皆いつの間にか呑むのをやめているし、エイルなんて酒がまわっていないみたいだ。
「情報屋は嘘はつかない。どんな理由であれエイル・プリセツカヤと大和尚也と言う名前が情報屋の口から出たと言うことは何らかの犯罪があるとほぼ確定づけられるだろう。違うか?」
「ええ、違うわ。大体一回捕まってる情報屋の情報を信じ込む方がおかしいと思わないの?」
「大和尚也とエイル・プリセツカヤが精霊を二匹所持していようとしていまいとおかしいかどうかを証明するためには一度犯罪対策本部に来てもらう必要がある。そんなに本部に行きたくないのは何か理由があるのか?本当に二匹所持していたから、本当はここをすぐに立ち去りたいのではないか?」
エイルは次の言葉を探していた。……おいおい。言葉を探してる風だったら、完璧犯罪を認めたようなもんだろ。
早く言い訳を……。
その瞬間、扉が開き黒服の顔の見えない男が入って来た。
「おい。大和尚也はまだか」
「リフィルさん……!すみません。待たせてしまって。直ちに本部へ向かいます」
スーツの男はマスターに向かい一礼し、それからすぐにこっちを向いた。
「リフィルさんが来られた。もう迷うな。時間がない。話は本部で聞く。大和尚也、エイル・プリセツカヤ。本部へ行くぞ」
「待て。話は大和尚也だけでいい。その話も俺が聞く。早く大和尚也を連れてこい。……ごめんねぇ。エイルちゃん。ちょっとナオヤ君借りてくねぇ」
「ちょっとじゃないでしょ!何考えてんの!?」
「何考えてるかは本部に行けば分かるさ。本部に行くぅ?」
「エイル……。来るな。お前まで逮捕されたら!ちょっ!おい!まだ話の途中だぞ!」
エイルに話している途中で、マスターに担がれマスターの肩に軽々と乗せられた。
「続きは本部で聞くよ……。たっぷりとね」
*
「どうしてあんな嘘をついたんですか!?」
「嘘?なんのことかなぁ?」
本部へ着いてからずっとこの会話が続いている。
いい加減にどうして情報屋の面前で二匹所持してるなんて嘘ついたのか、話してくれてもいいのに。
「仮にも僕は情報屋だ。そんな口聞いてると、逮捕だけじゃ済まないよ?もしかしたら死刑かも……。あー!怖い怖い」
「マスターが嘘つかなければこんなことにならなかったのに……」
そう呟くとマスターはいきなり机をドンッと叩いた。
怖いんだけど。するとマスターは思い切り睨んできた。
「言葉を慎めとさっき警告したろ?もう言葉が乱れている。全く、ダメな子だね。君ってやつは」
俺も睨み返して対抗したいところだが、あまりの迫力に座っているのに膝が笑って動かない。
なんて目つきだ。ここまで震えてるの生まれて初めてかも。
「さてさて。情報屋がなぜ君を売ったのか。知りたい?」
コクコクと首を縦に振った。すると、またマスターは思い切り机を叩いた。……もうそれ怖いからやめてほしいんだけど。
「エイルちゃんが上に報告するって言ってたよね?エイルちゃんが言う上って結構おっかない人ばっかりでさぁ。怒られたくないんだよね。だから情報屋の建前を使って説教を免れたってわけ。これが逮捕の経緯だよ。質問は?」
「え、結局マスターが怒られたくなかったから俺が逮捕されてるっていう感じですか?」
「まあ、まとめたらそんなとこだよね。上は怖いから」
「俺ってこのままいつまで牢屋生活なんですか?」
「うーん……。ざっと二年くらいかなぁ」
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「……」
もうやだ。家に帰りたい……。いつの間にかダウトもいないし。本当の一人だよ。
「おい。大和尚也。手紙だ。置いておくぞ」
「あーはい。ありがとうございます……」
手紙が置かれていた場所へ行き、手に取るとその差出人はエイルだった。
「エイル……!」
手紙の中身を急いで見る自分がいた。大丈夫かなエイル……。他で捕まってないといいけど。例えばお酒呑みすぎ罪とか。無いか。そんなもん。
『拝啓 ナオヤ様
今日、○月△日の夜中脱出するわよ。
牢屋のほうへ忍び込めるように練習もしてあるわ。とりあえず荷物(無いと思うけど)と心の準備をしておきなさい。あと、脱出したらシェルター村を離れるわ。今のうちに手紙を書きたい人に書いておくこと。以上
敬具 エイル』
……は?
「はぁぁぁああああああ!!?」
「大和尚也!!声が大きい!」
「あ、はい!すみません」
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