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お出かけ1
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『今日は家まで迎えに行くね!』
お昼頃、そういうメールが碧兎君から届いていた。
柊さんが作ってくれたご飯を食べてから、家の外にでて碧兎君を待つ。
「蓮都君!」
明るい声のするほうを振り返ると、手をブンブン振って満面の笑みの碧兎君がいた。すこし小走りでこっちに向かってきてくれて、思わず笑みがこぼれる。碧兎君は自分と同じ男なのに、女子のようなかわいらしさを持っていた。今日だってもこもこのポンチョを羽織っていて、そのかわいらしい容姿にとてもよく似合っている。
今日は雪が降るほどではないが、息が少し白くなるほどの寒い空気で、行く前に柊さんに手袋やマフラーなどたくさん持たされ、ふわふわしたその暖かに少しほおが緩んでしまう。そのすべてが新品で、わざわざ買ったのかと尋ねると、『余っていただけだよ』と言い訳感満載の言葉をついた。、、ほんとはゴミ箱にマフラーのタグが捨ててあるのを見てしまったのだが。
「碧兎君!久しぶり!」
今日は念願の碧兎君とお出かけの日だ。ちなみにメールでどこに行こうかっていう提案をしたときに、『僕に任せて!』ということだったので行くところはまだ知らない状態。
「そういえば、蓮都君って今いくつなの?」
もともと低身長な僕より小柄な碧兎君は、自然に上目遣いになりながらそう尋ねた。
「19歳だよ、大学二年生。」
僕の専門大学は三年制と少し珍しく、来年のの3月ぐらいから就活が始まるのだろう。
「そうなの!?僕と一緒じゃん!じゃあお互い呼び捨てにしない?」
そう言って碧兎君はぱっと花が咲いたような笑顔を見せる。失礼かもしれないが、碧兎君はとてもじゃないが成人済みの容姿には見えなかった。正直、中学生といわれても納得できる。反射的にびっくりした顔をしてしまった、、かもしれない。
「あ!その顔!疑ってるでしょ!!」
「ふっふふ、、!い、いや、疑ってないよ!」
「笑ってるよね!」
ぷーっと起こっている顔が少し面白くてつい笑いが漏れてしまった。
「あ、そういえば。今日はどこに行くの?」
「僕のことを笑った蓮都には教えてあげません!早くいこ!」
手を引かれ、街並みをずんずんと抜けていった。
―――――
「ほら!ここだよ!」
さっきまでの不機嫌さは消え失せ、にこにこでそう言った碧兎が指さすお店は、以前に『プリンがおいしい』と言っていたケーキ屋と併設されているカフェだった。
周りにお店が少ない通りで、ポツンと営業中、という看板が立っていた。外装は白色の壁と薄水色の屋根で、とてもかわいらしい。
柊さんの家に一時的に住み始めてしばらくたっていたのに、話していたお店が思ったより近くにあったことに驚いた。今思えば僕の活動範囲はお店のIvyと二階の柊さんのお家だけだったような気がする...。
「最近ケーキバイキングやってるんだ!一緒に食べようと思って!」
「、、ここ、予約券ないと入れないんじゃ?」
待ってましたという風に碧兎は鼻を鳴らし、かばんからごそごそと何か探している。
「ほら、これ!まえね、直哉と喧嘩したときに、お詫びっていって買ってきてくれたんだ!」
そう言って手に持っているのはケーキバイキングの予約券。
「さ、行こ行こ!」
颯爽とお店に入ろうとする碧兎に追いつくように、急いでお店に入った。
お昼頃、そういうメールが碧兎君から届いていた。
柊さんが作ってくれたご飯を食べてから、家の外にでて碧兎君を待つ。
「蓮都君!」
明るい声のするほうを振り返ると、手をブンブン振って満面の笑みの碧兎君がいた。すこし小走りでこっちに向かってきてくれて、思わず笑みがこぼれる。碧兎君は自分と同じ男なのに、女子のようなかわいらしさを持っていた。今日だってもこもこのポンチョを羽織っていて、そのかわいらしい容姿にとてもよく似合っている。
今日は雪が降るほどではないが、息が少し白くなるほどの寒い空気で、行く前に柊さんに手袋やマフラーなどたくさん持たされ、ふわふわしたその暖かに少しほおが緩んでしまう。そのすべてが新品で、わざわざ買ったのかと尋ねると、『余っていただけだよ』と言い訳感満載の言葉をついた。、、ほんとはゴミ箱にマフラーのタグが捨ててあるのを見てしまったのだが。
「碧兎君!久しぶり!」
今日は念願の碧兎君とお出かけの日だ。ちなみにメールでどこに行こうかっていう提案をしたときに、『僕に任せて!』ということだったので行くところはまだ知らない状態。
「そういえば、蓮都君って今いくつなの?」
もともと低身長な僕より小柄な碧兎君は、自然に上目遣いになりながらそう尋ねた。
「19歳だよ、大学二年生。」
僕の専門大学は三年制と少し珍しく、来年のの3月ぐらいから就活が始まるのだろう。
「そうなの!?僕と一緒じゃん!じゃあお互い呼び捨てにしない?」
そう言って碧兎君はぱっと花が咲いたような笑顔を見せる。失礼かもしれないが、碧兎君はとてもじゃないが成人済みの容姿には見えなかった。正直、中学生といわれても納得できる。反射的にびっくりした顔をしてしまった、、かもしれない。
「あ!その顔!疑ってるでしょ!!」
「ふっふふ、、!い、いや、疑ってないよ!」
「笑ってるよね!」
ぷーっと起こっている顔が少し面白くてつい笑いが漏れてしまった。
「あ、そういえば。今日はどこに行くの?」
「僕のことを笑った蓮都には教えてあげません!早くいこ!」
手を引かれ、街並みをずんずんと抜けていった。
―――――
「ほら!ここだよ!」
さっきまでの不機嫌さは消え失せ、にこにこでそう言った碧兎が指さすお店は、以前に『プリンがおいしい』と言っていたケーキ屋と併設されているカフェだった。
周りにお店が少ない通りで、ポツンと営業中、という看板が立っていた。外装は白色の壁と薄水色の屋根で、とてもかわいらしい。
柊さんの家に一時的に住み始めてしばらくたっていたのに、話していたお店が思ったより近くにあったことに驚いた。今思えば僕の活動範囲はお店のIvyと二階の柊さんのお家だけだったような気がする...。
「最近ケーキバイキングやってるんだ!一緒に食べようと思って!」
「、、ここ、予約券ないと入れないんじゃ?」
待ってましたという風に碧兎は鼻を鳴らし、かばんからごそごそと何か探している。
「ほら、これ!まえね、直哉と喧嘩したときに、お詫びっていって買ってきてくれたんだ!」
そう言って手に持っているのはケーキバイキングの予約券。
「さ、行こ行こ!」
颯爽とお店に入ろうとする碧兎に追いつくように、急いでお店に入った。
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