わがまま放題の悪役令息はイケメンの王に溺愛される

水ノ瀬 あおい

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★リボンを着けて

8

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「く、ぅっ……うぐっ……」

 飲み込んでいくともちろん中の圧迫感は増す。
 喰い破られてしまうような、入れてはいけない場所までいってしまうんではないかという恐怖。
 だが、確実にイイところも擦れていてヤバい。
 もうリューラを受け入れ慣れている俺の身体は求めていたモノが戻ってきたような気もしてその剛直をキュウキュウと締め付けていた。

「っ……」

 リューラが堪らえるようにしたのも珍しく目にしてドキッとする。
 そして、それが嬉しく感じた俺はそのまま腰を揺らしてしまった。

「ンっ、あっ!!」

 自ら動いているのに制御できない快感。
 リボンも揺れて、ヤバいのに止まれなくて……またすぐに思考を飛ばしてしまう。
 イってしまいそうなのにイイとこばかりを当ててしまった。

「っ……えろ……」

 リューラの呟きも届かないまま腰を押さえつけられて下からも突かれた俺は強い快感に思いっきり仰け反る。

「アァっ!!あ……もっ……リューっ!!」

 わからないままグッと顎を突き出すと、リューラは更に勢いをつけて穿ってきた。
 止められないまま欲を解き放ってすぐにドクンとリューラも熱を弾けさせるのを感じる。
 ガクガクと痙攣を繰り返しながら熱く注がれるモノを感じて俺はくてんとリューラの腕の中で脱力した。

「はぁ……ヤバ……」

 息を乱したリューラの呟きを聞きながら俺の意識は薄れていく。
 まだ首にリボンも巻いて、白濁にも塗れて、胎内にリューラも居るまま俺の意識はプツリと途切れてしまった。
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