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茨城幕府
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龍之介は嵐山城に入った。
帰りを待っていた歩美。
「留守居ご苦労!…すまぬが織田家は滅亡した。」
「はい、わかっておりました。こうなることを
しかし、私は三上龍之介正圀の妻、織田家の事は良いのです。
ただ、願わくば私にお種をください。
次男に織田家の家名を継がせたく願います。」
「承知した!今夜から励もうではないか」
「ありがとうございます❤」
「ただ、一つ報告があってな、我命を狙う側室のくの一の春を
迎えた。」
「変わった方を側室に迎えたのですね(笑)物好きですね。」
「強い女子が好きだからな(笑)」
「それは私の事も含めてですかね?」
「見事な戦いぶりと聞いたぞ!」
「あの特別な銃があったからこそですわ」
「これからも、正室として一家を束ねてくれよ」
「はい、勿論に御座います。」
「あと、春は私を殺るつもりだが他には手だししないよう約束してある、
他の側室と同様に扱うように」
「わかっております」
「御主人様、側室はいったい何人になさるおつもりですか?」
「う!……」
「あまり増やすと毎晩大変ですからね」
「わかっておる、わかっておる」
「さて、その話はここまでじゃ、取り敢えず茨城に帰り幕府を開く」
「水戸にですか?」
「いや、水戸は巨大な町には不向き!筑波山の麓に幕府を開くつもりだ!
利根川や鬼怒川もある、利用すれば水に困らず水運にも使える」
「なるほど」
「幕府の守り神に筑波山神社も良い。
さらに、隣の下野と上野・武蔵を茨城国に編入する。
我が直轄地を分かりやすくする。」
「御主人様、日本のほとんどが幕府直轄地ですが」
「そうだな(笑)茨城国を巨大にしたいのじゃ」
「茨城に思い入れが強いのですね」
「だな…」
「茨城、常陸はもともと過ごしやすい気候なので
好きだから良いのですがね(笑)」
「では、明日茨城国に行くから準備をするように」
「はい、わかっております」
夜、龍之介は約束通り次男を作るために励んだのだった。
帰りを待っていた歩美。
「留守居ご苦労!…すまぬが織田家は滅亡した。」
「はい、わかっておりました。こうなることを
しかし、私は三上龍之介正圀の妻、織田家の事は良いのです。
ただ、願わくば私にお種をください。
次男に織田家の家名を継がせたく願います。」
「承知した!今夜から励もうではないか」
「ありがとうございます❤」
「ただ、一つ報告があってな、我命を狙う側室のくの一の春を
迎えた。」
「変わった方を側室に迎えたのですね(笑)物好きですね。」
「強い女子が好きだからな(笑)」
「それは私の事も含めてですかね?」
「見事な戦いぶりと聞いたぞ!」
「あの特別な銃があったからこそですわ」
「これからも、正室として一家を束ねてくれよ」
「はい、勿論に御座います。」
「あと、春は私を殺るつもりだが他には手だししないよう約束してある、
他の側室と同様に扱うように」
「わかっております」
「御主人様、側室はいったい何人になさるおつもりですか?」
「う!……」
「あまり増やすと毎晩大変ですからね」
「わかっておる、わかっておる」
「さて、その話はここまでじゃ、取り敢えず茨城に帰り幕府を開く」
「水戸にですか?」
「いや、水戸は巨大な町には不向き!筑波山の麓に幕府を開くつもりだ!
利根川や鬼怒川もある、利用すれば水に困らず水運にも使える」
「なるほど」
「幕府の守り神に筑波山神社も良い。
さらに、隣の下野と上野・武蔵を茨城国に編入する。
我が直轄地を分かりやすくする。」
「御主人様、日本のほとんどが幕府直轄地ですが」
「そうだな(笑)茨城国を巨大にしたいのじゃ」
「茨城に思い入れが強いのですね」
「だな…」
「茨城、常陸はもともと過ごしやすい気候なので
好きだから良いのですがね(笑)」
「では、明日茨城国に行くから準備をするように」
「はい、わかっております」
夜、龍之介は約束通り次男を作るために励んだのだった。
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