105 / 221
情報屋ナディラ
しおりを挟む
ミディとパミラは、大盛りのスペシャル魔獣カレーを食べ終えて満足そうです。
依頼後で、腹ペコの冒険者達もひとしきり食べて飲んで騒いで…
疲れたのか、ギルドの貸室に引き上げていったので食堂に静けさが戻ってきました。
パミラは…
ナディラからもらったドーナツをパクついてます…
パミラは、沢山食べるんです!
今から大きくなるんだからね?
ミディは、野草茶をおかわりして何やら地図をのぞき込んでますよ。
さぁ。
ナディラの手も空いた事だし…
ダンジョンの事聞いちゃう?
「ねぇ。ナディラ!
ここら辺のダンジョンに詳しい冒険者知ってたら教えて欲しいなぁ」
「ミディさん、それは食堂の女将としての私から聞きたい?
情報屋としての私の詳しい情報が欲しい?どっちかな?」
「出来れば詳しい方で!
情報料は払うから宜しく!」
ミディがそう告げると…
「毎度有り!
そうね。お祈りダンジョンの情報をくれたら、ダンジョンに詳しい冒険者を紹介するよ。
ドロップする物や、魔獣の種類を教えてくれるかい?」
ミディは、サーチくんの中に自動入力されたお祈りダンジョンの内部図と魔獣の分布、ドロップ品が記されたモノを写してナディラに渡した。
「それは何だい?」
「これ?うちのお祖父様の発明品で、探索機能がついてる便利グッズだよ。
ダンジョンに入った時に起動させると、魔獣のいる場所や宝箱の場所を教えてくれるの。
勿論、ダンジョン以外でも使えるよ!
1回入ったダンジョンとか、魔の森とか…登録しておけば次に入る時に情報が上書きされるから詳しい内部図とか、構造とか、魔獣とか…色々わかるようになってるんだよ。
これは、私の名前で登録してるから私しか使えなくなってるの。」
サーチくんを手に取ってみて便利さに驚いているナディラにミディは詳しく説明した。
「ミディさんのお祖父様っていうと…ディオン様だね!
流石ディオン様だ…
これを使えばギルドランクが低い冒険者でもダンジョンに入れるね!
これはノティス商会で買えるのかい?」
「多分…私に使わせてみて良ければ商品化するんじゃないかな?
試作品をこのギルドにレンタルしてもらおうか?
私以外にもモニターは必要だよね?
ちょっと聞いてみるよ」
ミディはお祖父様に手紙を書いてレターバードを飛ばした。
ナディラは、レターバードも初めて見るらしく興味津々なようだ。
「詳しく教えてくれて有難う。
じゃあ、ダンジョンに詳しい冒険者を紹介するかね。
アルノーは知ってるかい?」
「「知らない!」」
「ジルの兄貴分みたいな男さ。私からより、ジルから紹介してもらう方がいいよ!」
「「有難う!ナディラごちそうさま、またね!」」
ミディとパミラは、ジルにアルノーさんを紹介してもらうべく
ジルを探しに行く事にしたよ。
えっと…
ジルって今ジュビアにいるの?
ナディラさんからお土産にもらった焼きまんじゅうを食べながら、ジルを探しに行く?
続きはまた明日!
依頼後で、腹ペコの冒険者達もひとしきり食べて飲んで騒いで…
疲れたのか、ギルドの貸室に引き上げていったので食堂に静けさが戻ってきました。
パミラは…
ナディラからもらったドーナツをパクついてます…
パミラは、沢山食べるんです!
今から大きくなるんだからね?
ミディは、野草茶をおかわりして何やら地図をのぞき込んでますよ。
さぁ。
ナディラの手も空いた事だし…
ダンジョンの事聞いちゃう?
「ねぇ。ナディラ!
ここら辺のダンジョンに詳しい冒険者知ってたら教えて欲しいなぁ」
「ミディさん、それは食堂の女将としての私から聞きたい?
情報屋としての私の詳しい情報が欲しい?どっちかな?」
「出来れば詳しい方で!
情報料は払うから宜しく!」
ミディがそう告げると…
「毎度有り!
そうね。お祈りダンジョンの情報をくれたら、ダンジョンに詳しい冒険者を紹介するよ。
ドロップする物や、魔獣の種類を教えてくれるかい?」
ミディは、サーチくんの中に自動入力されたお祈りダンジョンの内部図と魔獣の分布、ドロップ品が記されたモノを写してナディラに渡した。
「それは何だい?」
「これ?うちのお祖父様の発明品で、探索機能がついてる便利グッズだよ。
ダンジョンに入った時に起動させると、魔獣のいる場所や宝箱の場所を教えてくれるの。
勿論、ダンジョン以外でも使えるよ!
1回入ったダンジョンとか、魔の森とか…登録しておけば次に入る時に情報が上書きされるから詳しい内部図とか、構造とか、魔獣とか…色々わかるようになってるんだよ。
これは、私の名前で登録してるから私しか使えなくなってるの。」
サーチくんを手に取ってみて便利さに驚いているナディラにミディは詳しく説明した。
「ミディさんのお祖父様っていうと…ディオン様だね!
流石ディオン様だ…
これを使えばギルドランクが低い冒険者でもダンジョンに入れるね!
これはノティス商会で買えるのかい?」
「多分…私に使わせてみて良ければ商品化するんじゃないかな?
試作品をこのギルドにレンタルしてもらおうか?
私以外にもモニターは必要だよね?
ちょっと聞いてみるよ」
ミディはお祖父様に手紙を書いてレターバードを飛ばした。
ナディラは、レターバードも初めて見るらしく興味津々なようだ。
「詳しく教えてくれて有難う。
じゃあ、ダンジョンに詳しい冒険者を紹介するかね。
アルノーは知ってるかい?」
「「知らない!」」
「ジルの兄貴分みたいな男さ。私からより、ジルから紹介してもらう方がいいよ!」
「「有難う!ナディラごちそうさま、またね!」」
ミディとパミラは、ジルにアルノーさんを紹介してもらうべく
ジルを探しに行く事にしたよ。
えっと…
ジルって今ジュビアにいるの?
ナディラさんからお土産にもらった焼きまんじゅうを食べながら、ジルを探しに行く?
続きはまた明日!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
684
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる