私の居場所

空宇海

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カメラを持っていろんなところに行こうかな。

「楓じゃあね」

「うん」

兄さんは帰った。

兄さんは何を思ってこのカメラを持ってきたの?

父さんと兄さんの気持ちがわからない。

「楓ちゃんのお兄さん?」

「はい、そうです」

霧野さんはふーん、と言ってライバルとも言って何も言わなくなった。
なんのライバル?


いつもより早めに閉めた。

荷物を持って家の方に行ったら

「うわっ!…え!弥生さん?」

「楓ちゃん!」

急に抱きついてきた。

どうしたの?

「とりあえず中に入って?」

家の中に入りお茶を出した。

急に来てどうしたのだろう

「弥生さん、父さんに言って来たの?」

「えぇ。カメラは受け取ってくれたのね?」

「うん」

小さい頃の楽しかった思い出がつまってる。

もう、無理だけどね。

「これ楓ちゃんが撮ってた写真だって。和さんからね」

アルバムになって残ってた。

あの頃は私が撮った写真で笑顔でたくさんだったけ?

私の撮ってくる写真が楽しみって言ってた。

「……ここ」

「楓ちゃんね、ここに来たことあるのよ。新くんと宏樹くんと仲良しで遊びに言ってはカメラでよく撮っては和さんと楽しく話してたよ」

霧野さんと宮野さんは昔からの?

思い出すことが出来ない。

「……楓ちゃん」

「どうして忘れてたのかな?ここに来たとき懐かしい感じがしてたのに…」

「……小さい頃の記憶って自分が忘れてても残ってるって言うからね。きっと思い出すわ」

そう、だといいな。

きっと思い出す。

何か…約束?したよくな?


弥生さんは帰ると言ってたけど止めた。

こんな時間に帰すなんて出来ない。

私が怒られる。




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